代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

月組・長崎しぐれ坂 男爵は博多座で待っている 片手に十手を持って(^^)

※5/10に博多座観劇しました。お芝居感想から、よろしければどうぞ!


皆さま、こんばんは。お元気ですか?東京では昨夜、珠城りょうさんのお茶会。皆さまの悲鳴めいた感想がTLに流れてくる本日です。

生「テキーラ!」ですって?!素敵すぎるわ、りょうちゃん(^^)。ふぅぅぅん・・。←羨ましいらしい、すごく。

 

皆さま、次の博多座はもうチケットをお取りになられましたか?私はですね!うふふ。

少し前に九州のある方が来社され、「かくかくしかじかで困っているんだよねぇ。これ、miyakoguさんに研修の講師に来てほしいくらい。」とおっしゃっていただいたことがありました。確かに私が得意なことです。

 

ほぅぅぅっ。

私が宝塚ファンになって以来、この方には毎年、宝塚歌劇団スターカレンダーを頂戴しております。今日こそ、その日! ご恩に報いなくては!!(=遠征の素晴らしい口実が今、ここに!)

 

きらーーーん。

「私、5月に  ”確実に” 福岡に 行く用事があります。博多座観劇です。その時でよろしければ!」と軽い気持ちで申し上げていたところ、まさかのすぐのご依頼。

「休演日はこことここですので、ここでお話して」と申し上げたところ、ととんとん拍子で日程が決まり、私の博多座遠征はあっさりと整ってしまいました。博多の夜のおいしいお店ご案内付です。うれしす!

 

「そう・・彼、博多座で待ってるって言ったのよ!」 (c)Sophieさん、2017

 ↑ ですね? ゾフィーさん?(^^)

片手に十手を持って、青天でね。

男爵はドイツからオランダ、そして長崎へと流れていかれるのです(予定)。それにしても、青天のお似合いになること。時代劇役者のりょうさんです。

 

先日来、まぁ様退団発表のショックのあまり、「メランコリック・ジゴロ」を繰り返し観るmiyakogu。ただ今もリビングで上映中です。

はぁっ・・。これ、後3回くらい観たかったなぁ、劇場で・・。まぁ様、こんなに素敵だった?!もっとちゃんと書いておくべきだったのでは?!と慌てて過去記事を読み返してみたら、わぁわぁと書きまくってました・・。←ばか・・。

 

皆さま、”博多座には行けても、過去には行けない”のです。

(「Zucca×Zuca」はるな檸檬氏 より)

さぁ、皆さまも博多座へぜひどうぞ!爽やかな5月、あの方は十手を持って博多座で待っていらっしゃいますわ。

あ、星組さん「スカーレット・ピンパーネル」は今週末、日曜11時公演を観劇してまいります。また感想をお届けしますね!

働き女子の皆さまへ #女子にも言わせて ではなく、#おばちゃん、言うとくわな!(^^) の本日でした

皆さま、こんばんは。お元気ですか?

宝塚ファンには怒涛の1週間でしたね・・。みりおんちゃんの退団公演の大劇場千秋楽、雪組さんの組替え発表、まぁ様こと朝夏まなとさんの退団発表、朝夏まなとさんのディナーショー発表に退団記者会見、雪組さんトップ発表に、星組さんのお披露目公演初日。濃い1週間でした。

 

さて、今週も相変わらず忙しかったわけですが、本日、あるシンポジウムのパネルディスカッションでお話しする予定があったため、その準備も加わってばたばたです。

まぁ様の退団発表ショックのあまり、夜に「メランコリック・ジゴロ」のDVDを4回くらい観ながらお仕事しましたよ! ←DVDを観たかっただけでは、miyakoguさん?

 

3月8日の国際女性デーに合わせて「#女子にも言わせて」というハッシュタグが良きにつけ悪きにつけ話題になっていましたね。ふぅむ。そうか・・。「言わせて」って、遠慮しながらおずおずと、でも思い切って言うから、聞いてください!という感じですね。いや、普通に発言するでしょ?

今だに、そんなものなのかしら??それとも、ただ単にタイトルを設定された方に、少しばかりセンスがおありにならなかったのかしら??

それとも、世の“おばちゃん働き女子”に喧嘩をお売りになりたかったのかしら?あら、いやですわね、おほほ(^^)。

 

いや、ほれ、おばちゃんの場合はさぁ、もう「#おばちゃん、言うとくわな!」という感じですやん? ←冒頭に「ええか?!」をつけると迫力50%増し!

まったく遠慮も何もないというか・・。単に専門家の一人として言うのみ。女子も何も関係ありませんわ。おほほほ。

ただーし。それだと他のおっちゃんパネリストとたいした変わりなく、ちっとも面白くありません。登壇者は他は男性のみ、聴衆の大半も男性。違う視点も入れときませんとね!ダイバーシティですやんか? ←英語と関西弁まじりで、何か変ですよ、miyakoguさん。

というわけで、「本日は仕事の顔と、娘を持つ母親の顔、2つの側面からお話します」とばしっとね。おばちゃん、言うといたわ!!おほほ。

東日本大震災発生から6年の本日、シンポの途中で黙祷もございました・・。

 

思い出すのは、最初に入った金融機関での新人の頃のことです。

男女雇用機会均等法の2期生であった私達の期の女性陣は、「摩擦を避けるために2年間は制服を着るように」と言われ、「なるほどな」と思ったmiyakogu。いそいそと制服を着て勤務しておりました。根が体育会系なので指示にはすぐに従います。組織に入ったわけですからね。

お姉さん達が帰宅後の時間帯にお客様が来られることもあり、そういう場合はお茶汲みも。田舎の法事で鍛えられており、もっと大人数のお茶の運び係やってましたから、余裕です。おほほ。何でも役に立つものですね(^^)。

 

ある日、私が担当するお客様が少し遅い時間にご来店。制服姿のまま、応接でお話していると、スーツの1期下の男性後輩が、お茶を運んできてくれました。ぎこちなく、一所懸命ににこにこと。

ええ子でしょう? 自慢の後輩です。

彼は後にその金融機関を辞め、海外の大学院に留学、帰国後に創業し、現在ではかなりの規模に成長した会社の会長となっています。器が違うんです、そういう人は。

 

お茶汲みをしておいて良かったと思います。なぜだと思います?

あのね、今、お茶を出していただく側になってみて、その時に「ありがとうございます」ってちゃんと言える人間になれたからです。では、なぜ、そうなれたと思います?

素敵な経営者の方は皆、そうだったのです。

素敵な方は偉そうにされず、かといって謙遜することもなく、ゆったりと構えて、ちゃんとお茶を出す側の人間を見て、「ありがとうね」とおっしゃってくださいました。「女の子」にもきちんと接してくださった方々。少し嬉しくなったことをよく覚えています。でも、反対の場合は・・?

お客様が帰られた後、噂話に花が咲くお茶汲み場での人物品評。皆さまも覚えがおありになると思います。

 

「嫌な目にあった人間は人に嫌なことはしない」。朝夏まなとさんもそう、おっしゃってましたもの。「メランコリック・ジゴロで」、うんうん・・。

まぁ様ーーーー!!!(注 発作)

ただいま、リビングでは「HOT EYES!!」を上演中。旦那はんが「もう、ええやろ?!」と呆れてますが、全く良くない!「王妃の館」DVDが出る4月20日まで、ずっと観続けますから!

「#人生に必要なことは全て宝塚で学んだ」の方が良さそうです、我々には(^^)。既にありそうなハッシュタグですね(^^)。

朝夏まなとさんも退団されてしまうんですね・・(涙)

皆さま、こんにちは。お元気?じゃないですよね・・(涙)。

スマホに友人からメールが来たのが16:30過ぎ。慌てて公式サイトを確認すると、そこには「朝夏まなと 退団会見のお知らせ」の文字が・・・。

kageki.hankyu.co.jp

 

「うわっ、もうっ、あーー、いやっ!!」

目にはうっすら涙・・。周りの子達も「あ、また何か宝塚で?」という反応です。そのとおーーり!なんだけどね・・。そうなんだけど・・。

 

真風さんの組替えで観劇するようになった宙組さんには、栗色のくりくり長髪が似合う手足の長いトップスターさんがいて、美しく伸びる高音の歌声があって、目の動きが繊細に感情を物語る演技があって、ショーには観客を乗せて楽しませる明るさと技があって。。

書いてるだけで、涙が出てきました・・。

 

宝塚新米ファンのmiyakogu。退団発表でここまで泣けたのは初めてです。まぁまかが好きなのですが、いつの間にか、まぁ様自身が好きになっていったのですね。

とびっきり明るくて、「グラフの雫」ではいつも他のスターさんを抱きしめていて、珠城りょうさんのナイアガラから顔を出したり、多分、劇団で一杯、後輩に慕われておられて。

女性で人の上に立つポジションにおられる方として、とても参考になるモデルでいらっしゃると拝見しています。

A Motion・・。イニシャル入りのタイトルは危険と皆さま、うすうす思っておられたと思います。前楽の歌唱、本当にお見事でした。驚くほどです。コンサートも素晴らしいものになるはずです。

 

「王家に捧ぐ歌」「王妃の館」と、残念ながら平日は多数ご用意の日がありました。普段、週末しか観劇しない私ですが、一度だけ「王家に捧ぐ歌」を平日、2階席で観劇したことがあります。割と赤い席。

でも、朝夏まなとさんは観劇するごとに、次のステップへと確実に進んでおられて、力が入りすぎるわけでもなく、どんな状況でもその日のベストを尽くして、また翌日、前に明るく進んでいかれて、驚くべき舞台を創り上げられる・・。その姿が好きでした。

鹿児島遠征時に空港でお見かけしたまぁ様は、実はとてももの静かでいらっしゃいました。まぁ様の周りにあった静謐な空間。とても内省的な面もお持ちなのだろうと思います。そうでなければ、あのような繊細は演技は出てこないはず。

 

東京宝塚劇場でのご観劇を、皆さま、どうぞお楽しみください(涙)。

まぁ様コンサートを観る、ディナーショーも行く、バウも観る!とりあえず宙組を応援する!

続々と宝塚仲間からメールが舞い込んできます。まさか既に記事をアップしているとは思われなかったようです・・。

こんな時すら、仕事が早い自分がいやっ!(T-T)

宙組・王妃の館/VIVA!FESTA! 前楽感想 実咲凜音さんと宙組に捧ぐ 心の声だだ漏れで熱く語るわ!(〃∇〃)

皆さま、こんばんは。お元気ですか?

宙組さん「王妃の館/VIVA!FESTA!」、無事に千秋楽を終えられたようで何よりです。実咲凜音さん、ありがとう!東京でのご公演を無事に終えられますよう、お祈り申し上げます。雪組さんのご退団者の発表で打ちひしがれる娘ですが、ひとまず宙組さんの記事を書きたいと思います。

日曜日15時公演は、私がある”ささやかな欲”を持って観劇に臨んだ前楽でした。このブログで泣き言を申し上げていたところ、心優しい皆さんが、「まぁまか肩組みはここですから、ここから注視を」とご助言を下さり、無事にそのささやかな欲はかなえられました。

が・・・。

宙組さんはねぇ!!それ以上の萌えをね!!いろいろとウィンクやら、握手やらでどーーーーん!!と投下してくださったわけですよ、ええ!!(涙)。ありがどーーー。

というわけで、本日はもう「miyakogu 心の声だだ漏れ感想」で行くから!!(〃∇〃) こういうのはね、狙って書けるものじゃないんで!! ←びっくりマーク多用してますよ?落ち着いて、miyakoguさん?

 

1.実咲凜音さんの華やかでキュートな笑顔

みりおんちゃんの笑顔に見とれました!

私はそもそも宝塚が新米ファンな上に、宙組さんはよく存じ上げないまま、真風さんの組替えとともに宙組を見始めた浅いファンに過ぎません。

「王家に捧ぐ歌」の頃からお読みいただいている方は、もしかしたらお気づきかもしれませんが、私はみりおんちゃんの声がもともとはあまり好きではありませんでした。

アイーダで力が入っておられるんだろうなあと理解しつつ、力がこもっていて、きぃんとなりかねない歌。うーーん・・、と正直思いました。今さらそんなことを申し上げることをどうぞお許しください。

しかしながら!

全国ツアーの「メランコリック・ジゴロ」のフェリシアでみりおんちゃんが発した「おにいちゃん」の破壊力。

おおおーーー!!!「おにいちゃん」が似合いすぎるやんか?と驚き、家族を失った(と思い込んでいる)寂しさがストレートに伝わってくるうつむきがちな演技でした。

ラスト、まぁ様が「お前が好きだ」と赤面一直線セリフをおっしゃった後、「ふへぇ?」とみりおんちゃんが言うあの場面が、めちゃくちゃ好きだったのです。

すぐにぎゅっと抱きつくフェリシアからは、一杯一杯で今日まで一人で生きてきたんだなと感じさせるものがあり、「あんだぁ、良がっだなぁーー」とおばちゃんな、涙したで。ほら、大阪のおばちゃんて、こういう話に弱いやろ?

そして「シェイクスピア」のアンの、年上お姉さんでありながらの可愛らしさ!可愛い衣装を次から次へと着こなすみりおんちゃんを拝見して、娘役さんってすごいわと素直に感動いたしました。博多座の「王家に捧ぐ歌」再演で、あれ?何だろう、この変化は?と思いました。

「エリザベート」のシシィで見せ聞かせてくださったお転婆な少女時代の澄んだ歌声、皇妃になってからの深い孤独。集大成の見事さだったと聞く「双頭の鷲」を経て、このほっこりとした、涙も爆笑もあるコメディです。

この、暖かいけれど軽快な作品で退団されるって、ほんとにいいのかしら?と思う面もありました。でも、前楽の「王妃の館」を拝見して・・。

みりおんちゃんの

恥らうような
心の底から笑うような
大輪の花のような
あでやかな
屈託のない年齢相応の華やかな笑顔   
を拝見して、「よかったなぁ」と心底思えました。

私には、みりおんちゃんがこれまで抱えてきたいろいろなものから、この作品によって解放されたように見えたのです。早期の抜擢、宝塚のトップ娘役として「らしさ」を要求されること。それはお若い女性には、時に重荷な面もあっただろうと想像します。肩に力が入って当然だと私は思います。

朝夏まなとさんの北白川右京先生が照れながら「取材をしたいんだ」というのを、驚きながら喜びに満ちて、自分も少し照れながら聞く玲子さんのみりおんちゃん。

ピュアな心の扉を開けて何か言いたそうな北白川先生の後を、嬉しそうに銀橋でついていくみりおんちゃん。まぁ様がごしごしと拭いて出した手を見て、二人で見詰め合った後、はじけるような笑顔で手を取るお二人。

なんて素敵な ビッグ・スマイル!

冒頭の登場場面でしゃかりきに舞台に出てくる姿とは違う、柔らかな光に包まれたかのようなスマイルでした。その柔らかさは歌声にも反映されています。

 

2.男前すぎるわ、朝夏まなとさん

そのみりおんちゃんのビッグ・スマイルは、宙組の太陽・朝夏まなとさんによってもたらされたのだろうと、素直に思いました。もちろん、美意識の強い凰稀かなめさんのもとで鍛えられ、その愛の上に注がれたまぁ様の太陽のような愛。

堅かった「実」は、まぁ様の太陽のもとで見事に「咲」いたのだなぁと、なんて今のお姿にぴったりな芸名でいらっしゃったのだろうと、そう思いました。

デュエダンの時、大階段にまぁ様がみりおんちゃんを迎えに行かれた後、みりおんちゃんが楽しそうに前に一人で出ていって踊っておられるのを、見守っておられる時のまぁ様が、私は一番好きです。

 

ばん!!!(ついに机から立ち上がるmiyakogu)

あの人はさぁ、何なん?!なぜ、あんなにきりりと優しい静かな眼差しで、すべてのものから君を守ってあげるという強さを伴う暖かさを出せるのでしょうか?立っておられるだけなのに説得力ありすぎです!

女性がもちうる精神の男前度において、今、日本一!のまぁ様です。(注 miyakogu調べ)

後ね、お歌が抜群に安定しています。劇場の天井まで伸びていくまぁ様の声。空っぽの時はそのように、恥ずかしい場面ではそのように、一歩踏み出す場面はそのように。

朝夏まなとさんのセリフと歌唱の声のコントロールは、今、成熟を迎えられたと思います。朝夏まなとさんの歌の印象が花組さん時代のまま、止っておられる方もおられるかもしれないのですが、今のまぁ様の歌による感情表現をぜひ劇場でお聞きください。

 

3.まぁまかの肩組み

ちゃんと見られました!お教えくださった皆さま、本当にありがとうございまじだーー(T-T)。

その精神の男前度・日本一の朝夏まなとさんを、少しだけ中性的に見せるのが真風涼帆さんの長半被・赤ハチマキ姿です。うん。「真風さんにソーラン」。これは「鬼に金棒」のヅカバージョンってことでいいですか?!

 

4.ごめんやけど、3連発萌え!!

さぁ、いくわよーーーー! ほんま、ごめんやけど。

実は昨日は娘と一緒に観劇予定でした。ところが、インフルエンザによる学級閉鎖が発生。本来なら終わっているはずの期末テストの真っ只中の週末になってしまい、娘は泣く泣く断念し、長年のヅカファンと一緒に観劇しました。

帰宅後、黙っていようと自粛していたのですが、「あ、それからなぁ。ぐふふふ」とついつい話してしまい、娘に「良かったですねぇ!!」と激怒されるmiyakoguです。あはは、ごめんっってば!

 

留依蒔世さんと手つなぎ!

本日は下手通路側のお席。お芝居でも足をとめられ、ジェンヌさんと目が合いがちな(と思い込みがちな)お席です。

ショー冒頭、前方にセンター分けの色気の目線の方が見えます。あ、星月さんだ!とロックオンしていたら、そのまま通路に客席降りです。星月梨旺さん、留依蒔世さん。わははぁっーー!と浮かれまくってハイタッチの手を出すmiyakogu。

ぺちぺちぺち。ぺち、え、あれ?あれれ? あぐぅわぁーーーー!!

留依蒔世さんが片手を握ったまま、足を止めてこちらの目を覗き込みながら歌い始められました。少しの間でしたが、手はそのままです。

「あわわーーー。わた、わた、私はですね、あな、あなた様のし、しん、新人公演の感想を絶賛で書きましたので、お、お許しをーー!あ、バウWSもです!悪口なんて書いてませんので!!」

ということを瞬時に何とかお伝えしようとするmiyakogu。

テレパシーで。

↑ いや、落ち着いて。miyakoguさん。どんなテレパシーやねん、それ・・。

 

星月梨旺さんに被弾!

ふぅ。ライフが危なかったわぁ。落ち着かねば、アラフィフだもの。と思ったのも束の間・・。

客席降りから返ってこられ、舞台袖に立たれた星月さん。「かっこいいなぁ、あの縮れた髪のセンター分けが超絶色っぽい美形さんやわぁ」と見とれてました。

皆さん、前方センター付近を向いておられるタイムです。一人だけ違う方向を見ていると、分かるのでしょうか?曲の最後にばっちこーーーん!!星月様からのウィンクが!(この際、勘違いでもいい!)

「ひぃぃぃぃ。あの、わた、私はですね、あなた様のはかた、博多座公演でのエチオピアの歌手の感想、絶賛で書きましたので!次のバウ公演、行かせていただきます!」

ふぅ。バウ公演観劇も決まってしもうたやんか。6月、たいへんやんか。

 

まさかの澄輝さやとさんに被弾!

ふぅ。落ち着かねば。もうすぐ、「まぁまか どっこいしょっ」タイムです。今日こそ肩組を見届けるで!

あ、その前に「Be Mine」やわ。星月さんもやけど、春瀬さんもイケメーーン。

うーーん、でもやっぱり、澄輝さやとさんが斜め下に視線を落とされた時の横顔の美しさはぶっちりぎりやなぁ。今、歌劇団で一番お美しい横顔なんとちゃうかしら?

ということを、あっきーさんの横顔のラインに見とれつつ、テレパシーで伝えようと念をってましたらね・・。←miyakoguさん、それ、どんなテレパシー?ぼーっと見てたんですね、要するに?

 

銀橋を渡ってきたロイヤルあっきーさんが、にやっとされた次の瞬間に・・・。

どぉぉーーーんん!!!
(注 miyakogu心象風景の爆発音)

まさかの指差しウィンクを放っていかれました・・・(の線上にいたため、角度的に前線付近で被弾)。残るは灰です。

「ひぃぃぃぃ!」、びくっと瞬間的にのけぞるmiyakogu。2センチくらいは座席にのめりこんだはず。

お芝居の最後の方でも、皆さまがご報告されているとおり、「まーこちゃん♡」に対して「クーレヨン♡」とあっきーさんが返された瞬間も、「ひょへぇーー」という奇声を小さく上げてしまったmiyakogu。ただ、他の皆さまも一緒で叫びと拍手が起こったため目立ちませんでした。ふぅぅ。

 

最後にね、もうさんざん伝わっていると思いますが、蒼羽りくちゃんはすごいよ。カンカンの場面でまこちゃんが踊り子さん達に取り囲まれているのを、「こぉらぁーーー!」と野太い声で牛のように追い払っておられます。爆笑するから!

 

爆笑して、涙して、みりおんちゃんの笑顔でこちらまで嬉しくなって、まぁ様の男前に感動して、そのまぁ様を少し中性的に見せる真風さんのソーランにびびってで盛り上がって。

ぜひ、東京でご観劇ください。

ほんっま、楽しかった!!

おかげで、昨夜、観劇の後だというのに、深夜まで怒涛の勢いでお仕事いたしました。ありがとう、宙組の皆さま!心地良く萌え疲れました(〃∇〃) 。

そうか!サヨナラショーは千秋楽のみですね(^^)

※検索でこの記事が出るようですが、朝夏まなとさん前楽の素晴らし過ぎるサヨナラショーの感想はこちらです(^^) Googleさん、気がついてくれないかなあ・・
http://mothercoenote.hatenablog.com/entry/2017/09/24/215931

皆さま、こんにちは。

宝塚に向かう電車の中で気がつきました。
みりおんちゃんのサヨナラショーは、千秋楽のみなんですね。娘役さん単独の時はそうなのかな?

いずれにしても前楽。みりおんちゃんのキュートな笑顔、宙組さんの熱演を拝見してきます。

歌劇団さんHPより
※1 3月6日(月)13時の部終了後、引き続いて実咲凜音サヨナラショーを行います。
*当日B席とお立見は当日券として販売します。当日券の発売枚数など詳細は公演日の前日にご案内いたします。

前楽の感想はこちらです。よろしければどうぞ!
mothercoenote.hatenablog.com

宙組・王妃の館/VIVA!FESTA! 感想 爆笑と涙の熱演 明日海りおさんもご観劇(^^)

※検索でこちらが出てしまうようです。千秋楽感想はこちらです。よろしければどうぞ!

mothercoenote.hatenablog.com

 

皆さま、こんにちは。春めく本日の宝塚。千秋楽を月曜日に控えた本日土曜日11時公演を観劇して来ました。その感想をお届けします。

こちらは花の道に咲いていたスミレ(パンジーかな?)。故・春日野八千代さん邸のお庭から移植されたとのことです。

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1.ノリノリの熱演です

いやー、爆発してました。熱演宙組さんです。素晴らしかった!3週間ぶりに拝見しましたが、盛り上がっています。

明日海りおさん、仙名彩世さんの花組トップコンビさんもご観劇で、アドリブもノリノリ(^^)。前方席で奏乃はるとさんもお二人とご一緒に、他に雪組の方々もおられたようですね。

幕間、みりおさんがジャケットを着ようとされているのを後ろからそっとお手伝いされる仙名さん。良くできたお嫁さんのようです。すごいわあ。

本日のお芝居はノリノリ、泣かせるところはぐぐっと。ショーはあっついあっつい。
東京でお待ちの皆さま、どうぞお楽しみに。抜群に仕上がっています。

私、最初の頃、佳品と書きましたが「秀作」です。すごいわ、宙組さん!(〃∇〃)気のせいか、オーケストラまでノリノリのように感じた本日の11時公演でした。

 

朝夏まなとさん

物語の天使が降りてキターの場面、さらにくねくねと。シャトー・ドゥ・ラレーヌに向かう場面でのイライラは大げさな貧乏ゆすりで。

傑作だったのはルイを呼び出したい場面です。両腕を揃え手のひらをぐっと開いて放ったのは「エキサイター!」(^^)。客席から拍手でした。朝夏さんとみりおんさんの思い出の作品でもありますよね。

最高だったのは、ウルトラマンのように手のひらをぐっと上げて走って行かれる場面。
漫画のような動きを取ってみせるまぁ様。もともと、スタイルがほぼ漫画のようなものでいらっしゃいますので、しっくりきます。

人生を振り返る歌と笑いを取る場面。メリハリが一層くっきりの朝夏さんです。ショーでは、デュエダンで優しくきりりと、みりおんさんを守り包み込むかのような朝夏まなとさん。本当に素敵です。左右に大きく広げられるロングアームに包まれるみりおんさん。至福のデュエダン。素晴らしいです。

 

実咲凜音さん

とっても素敵でした!初日あけて間もない時期に観劇した時よりぐぐぐっと玲子さんらしさが伝わります。

玲子さんのみりおんさんは一生懸命、しゃかりきに仕事をして来て、ウキウキしたり怒ったり感動したり、人間として根はキュートなのが伝わって来ました(^^)。北白川さんと玲子さんの近づいていく心。玲子さんとの会話が北白川の物語を始めさせていくのだと、舞台から伝わるみりおんさんの本日の演技です。

本日、前方下手のmiyakogu。周辺にはおそらくみりおんさんファン。お芝居冒頭から涙をふきながらご観劇の方もおられました。

ショーのソーラン節の娘役さんの場面。センターでしなやかに踊られるみりおんさんを拝見して「ああ、大輪の艶やかな花を咲かせられたんだなあ」と、新米ファンながらも感慨深いものがありました。

硬い蕾のような時期もおそらくおありになったと思うのです。やや硬質な歌声でいらっしゃったかと思うのですが、等身大の一生懸命でキュートな玲子さんは、柔らかさが加わり、みりおんさんご自身の魅力が感じられるかのようなお役だと思います(^^)。

 

真風涼帆さん

真風さんのルイは、根底にある王の哀しみがぐっと出ておられ、ロン毛の似合うビジュアルが引き立ちます。まぁ様とみりおんさんと歌われる場面がありますが、伸びやかに気持ち良さそうに歌っておられます。松風さんとはほんとにいいコンビ!まかちゃんについては、かっこいい!とかわいい!しか言葉が出てきませんわ(^^)。

 

蒼羽りくさん

爆発してます、最高でした❗(〃∇〃)。勢いあるわぁ。ノリノリやわぁ。すごいわ。クレヨンはピュアで素敵な女子だということが伝わってきます。ハートがあったかい。笑いを取られるところは爆笑なんですが、私はりくちゃんの暖かみが感じられる演技が好きなのです。必見よ!(^^)

 

一樹千尋さんの「笑え」でほろほろ来るmiyakogu。専科の一樹さんと上級生さんの4人での場面は迫力があります。

愛月ひかるさんの金沢はベガスのホテルの総支配人に丹野夫妻(りんきらさんと彩花さん)を口説いた後で、「まだ、ベガス行ったことないんやけどな」と、客席の笑いを誘います。

澄輝さやとさんの近藤も美形なのに、おもしろいわぁ。お堅い人が、りくちゃんクレヨンにどんどん惹かれていくのが、何となく伝わるんですよね。最後は「結婚しよう」って言ってはりましたよね?!あなた?!

桜木みなとさんの戸川の寝癖は一層くっきり(^^)。”情けな芸”を極めてはりますねぇ。本日のアドリブは明日海さんにちなんでか、「バスティーユ広場でオスカルとアンドレごっこしましょう」と。他の日でもおっしゃってたかな?(^^)

純矢ちとせさん和希そらさんコンビ、特にせーこさんの酔っ払い演技が爆発しています。おもしろいわぁ、あのお二人。酔っ払い場面では額にスカーフを巻いておられます。

 

2.お芝居のリズム

一番変わったように感じたのは、お芝居のリズムです。

初日開けてすぐに観劇した時にも、とても楽しいし、ほっこりもするし、あったかくていいお芝居だなと思ったのですが、原作を読んでいたためか、少し物足りないような感じもありました。

しかし、本日の観劇で驚かされたお芝居のリズム。テンポ良く、ぽんぽんと軽やかなキャッチボールのように、場面場面でやり取りがあります。

とてもいいリズム感があるため、お芝居もすすすっとめりはりをつけながら進んでいきます。これは宙組さんのお力と、やはり田渕先生の脚本のお力だと私は思います。

「主人公のいない物語」を書いてきた(=生きてきた)かのように感じている北白川、「エトランゼ」のようだと感じていた玲子さん。その二人をルイ14世と出会わせ、「描きたかった物語」として3人がつながれていくかのように思えました。素晴らしい翻案でした。

「誰かのために笑えたら、自分のために笑えたら」と歌う3人。岩波先生と下田夫妻のやりとりに自分たち自身もからみながら、影響を受けて変わっていく・・。じーんときました。

 

3.まぁまかを見逃しました・・

皆さま・・。がっくし・・。(机につっぷすmiyakogu)

本日のお席は実は貴重な下手。私は本日こそ!ソーラン節のまぁまか肩組みを観る予定だったのですよ(泣)。←まだ劇場では一度も見られていない・・。

朝からテンション高く、やる気満々で劇場を訪れたmiyakogu。「今日こそ、その日」ですよ!

しかし・・。あまりのお芝居の楽しさとショウの盛り上がりで、すべて忘れてたんですよ!(泣)幕間に飲んでもいたけど! ←原因はそこでは?miyakoguさん?

「ビーバ ビバビバ フェスタ」と口ずさみながらの帰り道、「あ”」と気がつきました・・。

皆さま、どこくらいから注視しておけば、まぁまか肩組みが見られるの?!話題の「まかざんまい」はどのあたりで待機しておられるの?下手で合ってます?

本日、なぜ私はまたもや見逃したのでしょうか?にっこにこの風馬翔さんがちょうど前方におられて、ついつい見つめ合ってしまったからでしょうか?!

↑ 風馬のかけちゃん、ソーランの決めポーズ、歌舞伎の見得のようでした。かっこよかったです。

まぁまか場面、どう注意していたら見られるのか、お分かりになる方は明日観劇のmiyakoguに教えてやってください・・。。

明日は幸運にも前楽を拝見予定です。

※勘違いしていました。娘役さんのサヨナラショーは千秋楽だけなのですね。明日、ご観劇の方、どうぞお楽しみに。

娘を持つ母である皆さまと、父を亡くした娘である皆さまへ お雛様と仏様

皆さま、こんばんは。お元気ですか?本日はテスト勉強中の中学生娘につきあって、おうちにお篭りのmiyakoguです。いやー、久しぶりに拭き掃除したわぁーー。←ここのところ、ほぼ、旦那はんがやってましたので。わはは(^^)。

 

1.女性人形師さんのほっこりお雛様

ふぅ。ようやくお雛様も出せて、やれやれです。毎年、あたふたと出してあたふたと片付けています。皆さまはいかがですか?(^^)

こちらが我が家のこぢんまりとしたお雛様。飾る手間もささっとね。えへへ。

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娘の初節句の時、実家よりお祝いが届き、どうしようかなと人形店に選びに行ったのですが、すっとしたお顔立ちのお雛様が多く、どうみてもにこちゃんマークのような顔のうちの娘には似合わないなぁと思っていたところ・・。

お?!ほっこりとまぁるいお顔立ちのお雛様を見つけて、即決です。女性人形師さんによる優しいお顔立ちのお雛様です。

娘も、このシンプルでかわいらしいお雛様が気に入っているそう(^^)。良かった、良かった。

 

2.彫ってもらった仏様

父は3月に初節句のお祝いに我が家に来て、このお雛様を見て、そして、その年の7月に亡くなりました。父から私の娘への思い出のお雛様です(涙)。

実は、お雛様の隣におられるのがこちらの木彫りの仏様。普段は真ん中におられます。

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グラスを見て「あ!」と思われたそこのあなた(=宝塚ファンの方)。そう、こちらにお供えしております切子の酒杯こそ、私がずっと父のために探していた青紫のもの。宝塚歌劇団からこのお正月に発売された宙組さんカラー。お正月に買いましたとも!

 

私は古いまちで育ちましたので、実家にはお仏壇がどーーん。「日曜学校」と称して、当時、子ども達がお寺に集められ、毎週、お経をあげるという仏教が生活に身近な地域でした。そういう幼少期を過ごしていますとね、やっぱり、何か父を弔うものが、自分のところにも欲しかったのです。

ある日のこと、たまたまテレビで高山の旅番組が放映されていて、高山の仏師の方のアトリエが紹介されていました。早速、検索して発見。お問合せフォームから、「かくかくしかじかで、父のために私が手元に置ける小さな仏様が欲しいのです。」とおそるおそる連絡してみたところ、ご返信いただき、彫っていただけることに。嬉しかったなぁ。

そして届いた木彫りの仏様です。

娘の中学受験の際には毎晩、お線香をあげてお参りです。ちなみに掛けられている数珠のようなものは、当時、小学生だった娘が手作りでつくったもの。そして、前に置いてある象2匹のお線香立ては私が仕事で行ったラオスで見つけて買ってきたもの。加えて宝塚の酒杯と結構なカオスぶりではありますね(^^)。すいません、仏様。

 

そして、実はここのコーナーはこうなっているのです。どーん。

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ある作家さんによる陶板の干支。家族3人分の干支ですね。お父さんの龍がユーモラスでちょっと羨ましい巳年のmiyakoguです(^^)。

 

皆さまは、もうとっくにお雛様を出されました?

あのね、miyakogu、子どものころ、「嫁き遅れるから」と言われて毎年律儀に3月3日にせっせと仕舞ってました。30代後半でなんとか結婚できたのは、実家お雛様のお力かもしれませんね(^^)。

宝塚音楽学校文化祭を初観劇 103期生さんの舞台の感想をお届け(^^)

皆さま、こんにちは。宝塚音楽学校第103期生さんの文化祭を本日12時公演にて観劇してまいりました。その感想をお届けいたします。

4月22日(土)11時公演のショー感想はこちらです。ラインダンスについて書いておりますので、よろしければどうぞ!

mothercoenote.hatenablog.com

お芝居感想はこちらです。よろしければどうぞ!

mothercoenote.hatenablog.com

 

さぁ、いくわよーー!!

って、あれ?miyakoguさん?今、超絶忙しいんじゃなかったでしたっけ?と思われたそこのあなた!

私もそう思う・・。2月の一番忙しいこの時期に、なぜこれほど劇場に通っているのか、本人にも意味不明ではございますが、その活力こそ、明日への希望、生きる力なのでございます。これこそが、miyakoguに定められた活動にございますれば・・(注 「星逢一夜」で鈴虫が晴興に言うセリフの雰囲気でお願いします)。

席に着こうと通路を進むと目の前には尚すみれ先生と思われる方、近くの列に植田紳爾先生、幕間には第1部、第3部を構成・演出された三木章雄先生をお見かけしました(^^)。初日第1回目の公演、やはり関係者の皆さまが多くご観劇のご様子です。

こちらが予科生の104期生さんがてきぱきと販売してくださったパンフレットです。

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 ※以下、公演を観なくても購入可能なパンフレットに掲載されているため、宝塚歌劇団の公表情報と判断して、お名前を出させていただいております。

1.第1部は日本舞踊、予科生さんコーラス、ヴォーカル

幕開けは「清く正しく美しく」の日本舞踏で始まります。芹澤佳夏さんという娘役さんが美しい声で朗々とソロを。

103期さんは娘役さんが成績上位のようで、2日間4回公演のご挨拶はすべて娘役さんです。芹澤さんも26日16時公演のご挨拶の方。真ん中で踊られるのも娘役さんの方が随所で目立ちました。

 

予科生さんのコーラスをはさんで、クラシック・ヴォーカル、宝塚のテーマソングを歌われるポピュラー・ボーカルへと続きます。

ここで、ソロで歌われた男役さんが美和優理花さんと、奥切愛美さん。美和さんは背が高くスマートな方で、ふりふりの白いブラウスにすっと綺麗に伸びた長い脚で初々しく。

その次の奥切愛美さんが「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」です。この歌唱が本日の注目その1さんです。

奥切さんはパンフレットにピアノを弾いておられる横顔の写真があるのですが、鼻が高く、まつげが長く、憂いを少し秘めたような美しい横顔。なんというか、出てくるだけで会場に「あ」と思わせるようなお力がある方のように私は思いました。もう一曲、「丘の上のジョニー」もソロで歌われます。入学式の映像でも、「あ、誰、この人?!」と記憶に残った横顔の方でした。

また、背が高く、すらっとしていて、9頭身?!と会場を驚かせたのが大川真奈さん。この方も本日の注目その2さんでソロがあり、第2部の演劇では主役です。

「ハロー・タカラヅカ」では4人が出てこられますが、ここで勝間爽さん、川添紗世さん、雑賀ミウさん、長崎里保さんの美形の方々が。あ、みんな、美形か・・。

川添紗世さんは音楽学校生さん募集のポスターで最前列センターにおられた方かと思います。美形!今回はあまり前に出てこられるほどではなかったのですが、目力が強く、何か爽やかな色気がおありになるようにお見受けいたしましたよ。

長崎さんは、中学生娘がパンフレットの写真で「この人!」と注目。第2部の演劇ではB組で主役の人物の「影」を演じられる方です。

男役さんの永野ひなさん、娘役さんでは小川あき野さん、田中琴之さんがソロがおありになりました。

 

2.第2部は正塚先生の演劇

若い俳優達がお稽古場から劇の世界に迷い込んだかのようなストーリーです。

本日の注目その2さんの大川真奈さんが主役のロベール、その影を白石彩果さん、ヒロインを本日ご挨拶をされた山本彩加さん。

山本さんは明確なセリフ、通る澄んだ声、第3部のバレエでも思いましたが可憐なヒロインらしさと女性の強さも感じられる方。うん、これはもう将来、ご活躍されそうですね。何でもできそうで、可愛らしくてって完璧ですやん。

役者がお稽古している設定ですので、服は現代ぽくですが、王国の姫・リディアは西田侑蘭さん。(正確には「価」の人偏抜きの字です)

やんちゃそうな王女でありくすくすと笑いと取っておられました。舞台度胸のある方だと拝見しておりましたところ、第3部のダンス・コンサートで踊りまくり!!めちゃ上手!ジブシー女Sです。(詳しくは後で)

うん、ここはさすがに下級生さんだけではなかなかお芝居にはなりません。ちょこっとばかり寝そうになりました(^^)。ごめんね。

ただ、9頭身の大川さんと可憐な山本さんが抱き合うシーンは、めちゃくちゃ絵になってます!!お二人ともセリフも明快、立っているだけで華があり、美って素晴らしいですね。

ジェラールであってるかなぁ、主役・ロベールの父役だと思うのですが、今本すずさんのセリフがお上手だと私は思いました。落ち着いたたたずまい、物語を生み出すセリフを語れる方ではないかと思います。ダンスでも生き生きと踊っておられます。

私達は本日12時公演のA組しか拝見していませんが、16時公演B組の主役は広田有希乃さん。パンフレットのお写真では優しげで品のある雰囲気。佐賀のご出身と拝見して、「将来有望!」とそれだけで確信するmiyakogu&中学生娘です(^^)。

 

3.第3部はダンス・コンサート

ここはさすがにお若い皆様ならではのエネルギーが炸裂しています。モダン・バレエ、ジャズダンス、タップダンス、ヒップホップと次から次へ。全員の方が次々とご登場されて、目移りいたしました。

抜群のバレエで驚かせてくださったのが、ジプシー男Sを踊られた鈴木舞子さんと、ジプシー娘Sの西田侑蘭さんのお二人。

鈴木舞子さんの男性バレエダンサーかのような、ものすごいジャンプ。見とれるとともに驚きでした。すごいわ。西田さんは美しい回転。いやはや、このお二人には驚かされました。やはり、バレエを長年されていた方が宝塚歌劇団を目指されることが多いでしょうしね。お見事でした。

ダンスの場面で、一際目を惹かれたのが樋口令奈さんの笑顔。とってもキュートです!「タソみたいなかわいい笑顔の子がいたやん、ちょっと小柄な」と娘に言うと、「あーー、いたいた!」とすぐにわかってくれましたよ(^^)。

 

初めて観劇した宝塚音楽学校文化祭でした。

少し退屈するかな?と観る前は思いましたが、さすがに美しくお若い皆様が踊り歌うだけあって、2回の休憩をはさんでの2時間45分がそれほど長く感じませんでした。楽しかった!

こうやって次のスターさんが生まれていくんですねぇ。しみじみ。

成績上位の方が必ずしもトップさんになられるわけでもないのが、宝塚のおもしろいところでもあります。その人なりにぐんと伸びる時期がそれぞれにおありになるだろうと、これからのご活躍を楽しみにさせていただきます。

初舞台、今からとても楽しみにお待ち申し上げますね(^^)。

真風さん、巴里祭って?!まぁ様コンサートには出られないのか・・。

皆さま、こんにちは。喜びつつも打ちひしがれているmiyakogu@今日も新幹線です。

真風涼帆さんはなんと「宝塚巴里祭2017」にご出演だったのですね・・。シャトー・ド・ラレーヌに住み着いて、そのままパリ祭という訳ですね(^^)。

ニュースを拝見し、真風さんのためにはお喜び申し上げるとともに、まぁ様のコンサート「A Motsion(エース・モーション)には出演されないのか・・、と結構打ちひしがれておりますよ!!(もろもろ複雑に、喜びと残念さで涙出そう)。

見たかったなぁ、まぁまかの並びでの煽りまくるであろうコンサート。

でも、真風さんにとっては、ご自分が主役のディナーショー形式は初めてですもの。これはお喜び申し上げたいと思います。真風さんは柚希さんのもとでコンサートにディナーショーもと、結構な経験を着実に踏んでおられて、善きことかな、です(^^)。巴里祭も楽しみにお待ち申し上げます。

 

しかし、これチケット、取れるのかしら??うーーん。関西人脈にフルにお頼り申し上げるしかない、遂にその日が来たのかしら?がんばるしかないわ!(^^)

 

ということで、皆様、真風さんは巴里祭です。ニュースはこちら!

kageki.hankyu.co.jp

宙組・王妃の館 新人公演感想 歌上手さん勢ぞろいの新公、留依蒔世さんの見事な主演です

皆さま、こんにちは。宙組さん「王妃の館」新人公演を観劇してまいりましたので、感想をお届けしますよ!

さぁーー、いくわよーー!!

って、あれ?miyakoguさん、ただいま超絶忙しいんじゃなかったっけ? ええとまぁ、何つーの、別口ですよ、別口(「バレンシアの熱い花」でドンファン・カルデロが言うセリフでお願いします)

何のために日曜働いてるって、すべてこのためですんで(^^)。 

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1.留依蒔世さんの北白川右京

ええ声でした。歌上手さんの留依さん。本領発揮です。お見事、お見事!

最初、少し緊張されているかなと思ったのですが、「きたきたきたーー!」の場面で爆笑を取られてからはぐんと乗っていかれて、歌われるたびに劇場を掌握している自信をもたれたのではないでしょうか?

感心いたしましたのが、感情表現でした。北白川右京が、自分自身ではのぞきこみたくなかった心の淵をのぞきこむかのような歌。「空っぽの心」と歌い始めるところ、まぁ様はぐっと世界を創ってこられますが、瑠依さんの歌唱も見事で驚かされました。

彼女の声は耳にとても心地良い低音で、高音が伸びやかなまぁ様とは少し違う魅力をお持ちです。

今回の新人公演で、さすがに一番、自分らしい役を創ってこられたと拝見しました。本役さんに学びつつ、留依さんの北白川でした。お見事、お見事!

最後のご挨拶も立派でしたが、少し声が震えておられた場面も。初主演、無事に終えられて、おめでとうございました。

 

2.瑠風輝さん

さすがに新人公演主演を務めてこられただけのことはあります。最初から一番思い切った演技を出されてきて、本日、一番の笑いをかっさらっていかれたのではないでしょうか?(^^)

北白川に最後に「ずれてる」と指摘を受けて、「にぃちゃん、最後までありがとうな~」と去っていく場面、思わず客席から拍手です。

というか、瑠風さんが出てこられると、観客席がそれだけでくすくすし始めるのですね。笑いは瑠風さんが持っていかれましたヨ!(^^)

 

3.遥羽ららさん

かわいいなぁ。外国製のお人形さんみたいなお顔立ちです。声がお綺麗なんですよね。彼女は。抜群に歌上手ではないかもしれないのですが、すっとこちらの心に届く歌唱。私はとても好きです。

本役の実咲さんは、文字通り「シャカリキ・ツアー・ガイド」として、肩に力が入っていて、同時に少し頼りなげなところもあるのですが、遥羽ららさんは窮するあまりこんなツアーを考えてしまったんだろうなぁという頼りなさがありました。ツアー会社の社長にしてはちょっとかわい過ぎたかな。ふふふ。

でもなぁ、アラフィフのおばちゃんががしがし商売してても、話にならへんしなぁ・・。おばちゃん、演技指導で何か役に立つかしら? ←話が腹黒くなりそうなので、自粛してください、miyakoguさん?

 

4.歌上手さん勢揃いです

ええわ、宙組さん下級生さん!!歌上手な方、勢ぞろいです。

 

・鷹翔千空さんのルイ、水香依千さんのムノン

鷹翔さんはルイ14世です。なかなか気品がある王らしい佇まいに加えて、歌が始まるとぐっと存在感が増します。ルイ14世が持っている哀しさや孤独が立っておられるだけで伝わってくるような鷹翔さん。これはもう彼女の資質なのかな。

ただし、本役の真風さんの間が絶品なんですねぇ。新公を観て改めて思いました。真風さんって、出てくるだけで面白いんですよ。あの人。何なんだろう?

ムノンは水香依千さん。水香さんも飄々となかなかお上手でいい味を出しておられます。

ただ、こちらも本役の松風さんが上手すぎて、これはどうしようもないですね。ルイと北白川が踊っているところに急にムノンが出てくる場面がありますが、あそこのムノンの「ちょこちょこ、ずん!」という感じの出方が、松風さんは絶品です。

コメディって難しいわぁ。

 

・穂稀せりさんの岩波先生

お上手でした。よく通る声で、この難しい役をこなしておられて、天晴れです。いい声なんですね、穂稀さんは。

 

・秋奈るいさんと天瀬はつひさんの下田夫妻

秋奈るいさんは若さは隠しきれないものの、なかなかしっとりと。天瀬はつひさんがめちゃくちゃ演技がお上手で驚きました!本日の「この人、誰だろう?」さんその1です。表情も声も素敵です。これから注目いたしますね。

 

・小春乃さよさんの早見リツ子

瑠風さんに続く「笑いをとってましたさん」その2です。酔っ払い演技はなかなか。

北白川先生が「きたきたきたーーー!!」となる場面、片方の手をまっすぐ下にもう片方をまっすぐ頭の上に持っていかれたのですが、「早見君、ペンと紙を」と言われて、上下それぞれに渡されて、客席も爆笑です。ここは本日のアイスブレイク・ポイントだったのではないかと。楽しかった(^^)。

 

・優希しおんさんの近藤、愛海ひかるさんのクレヨン

優希さんはいかにも警官らしい風情。本役のあっきーさんが「いや、あなた、そんな警官おったら、交番連日人だかりよ?」という美形さんなので、無骨そうな役作りにされたのかな?クレヨンさんとの小芝居にいろいろ工夫が感じられ、好感大ですね。

愛海ひかるさんのクレヨンは、可愛い女子でした(^^)。美脚に美貌で、ちょっと美しく可愛らしすぎたかなぁ。最後のキス場面は、脚をがしっと開いて、「んぅーーーっぱ」という感じでニューハーフさんぽさがようやく出ていて良かったですよ。

お二人の小芝居や、愛海ひかるさんの身振り等、がんばって工夫をされているのが、とてもよく伝わりました(^^)。

ただ、これはなぁ。本役のあっきーさんとりくちゃんがものすごいカップルぶりを発揮しておられるので、なかなか及びません。特にりくちゃんのクレヨンは、このお芝居の結構な鍵。笑いは、金沢のかつらと、このカップルにかかっているのですよね。

りくちゃんがノリノリだからなぁ。りくさんはもっとくねくねしていて、がしっと脚を開いていて、声が急に低くドスが効くんですよね。下級生さんには難しいかもですが、がんばれ!

 

・潤奈すばるさんと雪乃かさりさんの丹野夫妻

潤奈すばるさんはめっちゃイケメン!かっこよかったです。この夫妻は、なかなか良いアクセントになっていました。カバンを盗み出そうとして見つかって、でも抵抗しようとする潤奈さんのパントマイムのような動きが、とても楽しかった。

 

・星風まどかさんのディアナ

さすがに存在感がありますねぇ。彼女の大人の女性としての声が私は好きなんですよ。少女っぽい容姿でいらっしゃるのに不思議なんですが。

鷹翔さんとのカップルは、愛らしい一対のお人形さんのようで、本役さんのゴージャスカップルとはまた違った魅力がありました。

 

・華妃まいあさんのミチル

ええ子なんやろうなぁというのがすっと伝わってくるミチルさんです。原作のミチルはなかなかの苦労人なんですが、華妃まいあさんのミチルは金沢のことが好きでついてきた可愛らしさを感じました。もう少し、はじけても良かったかなぁ。原作は少しお下品で派手派手なんですね。

 

・希峰かなたさんの戸川、真名瀬みらさんのピエール

お二人とも可愛かったし、お上手でした。ずんちゃんの戸川がはまっているだけに難しかったと思いますが、顔芸で希峰さんらしさを出されていたと思います。真名瀬さんのピエールが、すっとしてかっこよかった!金髪がよくお似合いです。

 

・朝比奈蒼さんのデュラン

鹿児島の飛行機での出会いから注目している朝比奈さんです。デュランとして、ホテル従業員の真ん中に立っておられて、生き生きとした表情。おおーーー。セリフも明確で、通る声をされていて、おおおーーーー!です。本役の美月さんが色っぽい支配人ですが、朝比奈さんは人の良さそうな元気の良さそうな支配人でした。

 

・本日最大の「この人、誰だろう?」さんその2だった若翔りつさん

カンカンの歌手の若翔りつさんが、本日最大の「この人、誰だろう?」さんでした。はつらつとした歌声、声量があり、姿勢が良く、出てこられたときにぴかっと光っておられました。カンカンの場を盛り上げておられます。ふぅむ、99期生さんなのか。身長174センチか、なるほど。おばちゃん、覚えるわな!

 

というわけで、皆さま、歌がお上手やわ!! 感心、感心。

ただし。コメディは難しいですね、やっぱり。痛感しました。

まぁ様と真風さんの絶妙の間、みりおんさんのしゃかりきツアーガイド、純矢ちとせさんの軽みのあるオールドミス演技、あっきーさんとりくさんの絶妙なカップル感。これらと比べるのは酷ですね。

実は脚本で途中、「ん?ちょっと間が持ちにくいかな?」という場面があるのですが、そこをぐぐぐっと持っていくまぁ様のお力はさすがです。

そういう結論となった新人公演でした。皆さま、お疲れ様。東京ではさらにがんばって、くっきりと個性を出されますように。おばちゃんな、書き上げたから、もう寝るわね!!