代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

2017年観劇時に最大にあせった事件 月組バウ・アルカディアで拾い上げたもの

皆さま、こんにちは。お正月三が日最後の夜、いかがお過ごしですか?私は母と二人きりのお正月休暇も終わり、実家まで届けて再び帰ってきました。写真には写っていませんが、細かな雪が舞っていてとても寒かったです。

f:id:miyakogu:20180103213335j:plain

「ドミトリー、ここは寒いわ・・」とつぶやいてみましたが、ドミトリーは現れませんでした。残念!(^^) かわりに中学生娘からLINEで「白い」「愛」のロシア語が送られてきました、ありがとう・・・。

 

さて、一昨年の12月、宙組さん全国ツアー千秋楽の遠征帰り、鹿児島でまさかの宙組さんと遭遇したmiyakogu母娘。記事を覚えていただいている方もおられるかと存じます。実は帰りの飛行機に加えて、ホテルも一緒だったのでした。ホテルのエレベータで生徒さんに遭遇し慌てていたところ、空港でまさか飛行機も同じ?!と気づいた時の驚きと言ったら。

どういうわけか、私はそういう奇遇に時々見舞われます。なぜか12月が多いのも特徴。せっせと走っていたからかしら?師でもないのに。

そして、昨年2017年12月にmiyakoguが遭遇したのは、月組さんバウ公演「アルカディア」のフィナーレにおける出来事でした。

主演の暁千星さんが道端で拾われるという設定のこの演目。帰り道にありちゃんが落ちておられたら拾うわ!と楽しみに観劇した2回めのことです。フィナーレで豪快に回転された主演の暁千星さんから、あるものがぽとっと落ち、それは偶然にも私の足元に・・。

隣に座っていた中学生娘は放物線の軌跡を確認したようですが、あれ?と思った次の瞬間、キラキラと輝く物体が私の足元に・・。正確には、お隣のおじ様と私の足元のちょうど中間から、やや私寄りにそのキラキラは輝いていて。

めちゃくちゃ焦るmiyakogu!フィナーレで本来、ありちゃんの耳元を飾っているはずのキラキラのイヤーカフでした。その時のmiyakoguの1分間くらいの葛藤を以下、お届けします!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

イヤーカフを呆然と見つめるmiyakogu、お隣のおじ様も気づいて見ておられます。

ありちゃんも何となくこちらを見て、「あそこに落ちてる」と確認されたっぽい。ありちゃん、おじ様、私。何となく微妙な三人の間。

これからデュエダンもあるのに、どうしたら?!大事なものでしょうに!(゚ロ゚;)

しかもキラキラはどう見ても若干、miyakoguの領土内にあります! ←領土じゃないんで、miyakoguさん。カーペットなんで。落ち着いて。

あーー、もう!暗転、暗転はないの?!(゚ロ゚;) ←フィナーレなんで、ありません

拾い上げて、舞台に今すぐ届けたい! ←ものすごくご迷惑なんで、miyakoguさん?

拾い上げて「届けます」とメモとともに舞台上のありちゃんにお見せするとか?! ←舞台上の皆さまの集中を妨げてはまずいし、どなたかの笑いのツボに入ってはお邪魔もいいところ

あーー、そうだ、ハンカチ!ハンカチの上に載せて、大事に持って「大丈夫です、このばあやが後ほど、お届けします」と念を送るとか?!あーー!ハンカチ、さっきお手洗いで手を拭いてもうたわ、この大事なキラキラを載せるわけにはいかないわ!(゚ロ゚;)

ティッシュ?!でも、仮に低い姿勢でも今、拾いに行くわけにはいかないし。

ど、どうしたら?!がんばれ、miyakogu!(miyakogu心の葛藤)

(この間、およそ30秒くらいです)

 

ええいっ、何とかしてお役に立たなくては!

暁千星さんのお役に立つということは、ひいては月組、ひいては珠城りょうさんのお役に立つということでもあります。ここはばあやとして、がんばるしかないわ! ←瞬時にありちゃんのばあやの変身

一番、お邪魔にならなそうなのは、終演後、静かに拾って、そもそもそれほど多くの方が気づいたわけでもないでしょうし、慌てず騒がず静かーーに客席係のおねえさんに渡すことではないかという結論にたどりつきました。

そこからは、必死でにこにこと「大丈夫です。私miyakogu、このお席に座っているということは生粋のヅカファン。大事なものだとちゃんと理解しておりますゆえ、ご安心めされぃ!あなた様のばあやとなり、必ずやお手元にお返しいたします!」とひたすら”念”を送ることにしました。←ものすごい解決策ですが、それしかなかったのですよ、本当に!(゚ロ゚;)

後で中学生娘に聞くと、幕が降りる時に「何となく頼みますよ、という念が自分に来た気がする」とのことでしたが、終演後、さささと拾い上げ、バウホールのおねえさんにお届け。ふぅぅ。

その際、とっさに聞かれたのが「どなたにも当たりませんでしたか?」とのこと。あ、そうか、劇場側としてはそこを気にされるのか。それは全く問題なかった旨お伝えして、私もほっと一息です。とにかく、午後の公演までにちゃんとお手元に戻るようにするには、おねえさんにお届けするのが一番だっただろうと思います。ほっ。

年末、ばたばたと忙しくしていましたので、千秋楽映像を見そびれていましたが、先日、スカステで月組クロニクルを拝見した時、「あ、そういえば!」と思い、フィナーレを踊るありちゃんの耳元に注目。画質がもう一つでしたが、確かにキラキラと輝くモノがそこにはあり、ばあやは安堵したのでございまする・・・・。※千秋楽映像にはありませんでした、残念

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ということが、実は12月にあったのでした。人生には上り坂、下り坂、”まさか”の3つの坂があると言いますが、ヅカライフでの”まさか”でした。「持ってますよね」と言っていただくことがありますが、一体何を持っているのか?は謎(^^)。できれば、友会SS神席当選とかをお待ちしております!

どうやら、12月に起こるらしいmiyakoguの”まさか”。今年は何が起こるやら、少し楽しみにお待ちしておきます。ただし、”まさか”ですので、その瞬間はめちゃくちゃ焦っているのでした(^^)

働き女子とヅカファンの皆さま、今年もよろしくお願いいたします(^^) 介護話もね

皆さま、明けましておめでとうございます。

旧年中はお世話になり、ありがとうございます。昨年は私が「朝夏まなとさんの扉」を開いてしまい、ばんばんっ!と熱い記事を書きなぐったおかげで、お初のコメントをいただくことが増え、新しい出会いに感謝でした。

今年はいよいよ宙組・真風涼帆さんの大劇場お披露目。また異なる角度から熱い記事を書きなぐることになりそうです!

それにしても真風さんのお披露目は何種類あるの?という勢い。地上波、タカスペ、WSS、大劇場。宙組全員が揃う大劇場でのお披露目こそ、拝見したいもの。あの手この手でチケット確保中です(^^)

また、珠城りょうさん率いる月組さんの次公演「カンパニー」とショー「BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-」も楽しみにお待ちしております。「カンパニー」の原作は瑞々しい小説で、映像がさっと頭に思い浮かぶ描写が素敵。ショーもこれまでにないタイプのものとのこと。動き出す恋心にどぎまぎする珠ちゃん、悪いヤツの珠ちゃん、いずれも楽しみですね!としさん、わかばさん始めご卒業の方も多い公演、見届けなくては。

今週末の三連休ラストは「ポーの一族」を観劇予定。漫画原作は今回、アラフィフで初めて読んだため、ぴんときませんでした。吸血鬼もの特有の不滅の命、永遠の孤独にロマンを感じるセンサーは、どうやら私にはないようです(^^)。私は萩尾先生の作品では「11人いる!」が好きなのですね。

しかし、「るろうに剣心」も原作を一切知らないまま観劇、娘と二人で「蒼紫?!」となりましたので、原作者ご自身太鼓判と聞く明日海りおさんと柚香光さんをはじめ、花組の皆さまの漫画再現度を楽しみにお待ちしております!

中学生娘からは「ヴァンパネラに興味がないっ?!ロマンとか感じないの?」と呆れられています。うーん。思春期の君とは違うのだよ、おばちゃんはね。あはは。

 

さて。ただ今、私は自宅に実家母と二人のお正月休暇中。私と交替で帰省予定だった弟一家がインフルエンザに倒れ、頼りの姉は孫に夢中なため、私が一緒に過ごすことに。

盟友の中学生娘(母娘というより、もはや”盟友”)は元旦以降、父方の実家に移動してしまい、高齢の母と二人きりというのは初めてのお正月です。

娘がいないと一気に高齢化する我が家。何となく空気もグレーっぽくなっている感じがします。むーすーめー、カムバーーック!!

もちろん、娘がいない、旦那はんもいない、母はすぐにうたた寝となると、私も好き放題。ウィーンフィルの中継をのんびり観たり、雪組さんのBS放送を観たりと、自分のペースでゆったりまったりできるのも事実です。

 

ただ、それにしても・・・・。高齢の方って、寝まくるのね?!

少し心配して、高齢の義母と同居している姉にLINEしたところ、「そんなもんよ、冬眠のようなもん」とのありがたいご宣託をいただきました(^^)。かつて同居していた祖母もそうだったような気がします。

母は以前は、遠方でもカルチャーセンターに通っていましたが、以前より足腰が弱り外出が減って外からの刺激も減っている様子。宝塚に連れて行きたいとも思うのですが、隣でいびきをかいて寝てしまったら、周囲のファンの皆さまにものすごく恨まれそうです(^^)。

 

私の周囲にはワーキングマザーが何人かいて、その苦労は私も実感を持って理解でき、参観にPTAと私自身が会社を抜けることもあり、十分ではないにせよ、「こういう一言があれば」ということをサポートできていたかもしれません。

一方、介護の必要がある方も複数名いて、在宅でお仕事という話や、病院に連れていきたいのでお休みという話も、比較的切り出しやすい雰囲気はあったかもしれませんが、真に気持ちや事情を汲んでいなかったかも、とふと気づきました。

みんな、いろいろな事情を持ちつつ、生きているのですものね。

ふぅむ・・。まったりとした不思議な今年のお正月、そんなことを考えるひとときです。

宝塚大劇場に駆けつける多くの女性客。その方々の背景にも様々な風景が広がっているのだろうなぁ。その人たちに愛と勇気と感動を与えてくれる宝塚。やはり、Forever宝塚ですね(^^)。

ということで、今年も観劇を入れつつ、お仕事と家族に向き合う所存。楽しいひと時もあれば、時にどんよりもし時にうきうきもするだろうこの一年、共に元気に過ごせますように!

 

というか。むーすーめー、カムバーーック!家がグレーになっていってるよー。思春期のきらめきが必要だわ。

と書いていたら、母が目を覚ましました。お風呂でシャンプーを手伝ってまいりましたよ。たまには親孝行しないとね!(^^)

お疲れ年末モードのところ、朝夏まなとさんマイ・フェア・レディの全国ツアーで元気が!


梅田芸術劇場での観劇しました。まぁ様ーー!(T-T)、よがっだーー!という感想はこちらです。よろしければどうぞ!

http://mothercoenote.hatenablog.com/entry/2018/10/28/233038

皆さま、こんにちは。年末、お元気ですか?

私は遅まきながら年賀状の準備中・・。あれ?今年の年賀状をじっくり見たのは、もしかして今が初めてかも?と気づきました。

我ながら情けないですわぁーー。

おまけに、実家の相続書類の関係で印鑑証明も取りにいかないといけないのですが、姉も弟も準備済みで、平日に時間がある人、または平日に時間がある人がついている人はいいなぁと、少しばかりやっかみ中です。

こちらも情けないですわぁーー。普段はあまりそんなこと、思わないのにね(^_^)。

明日は自宅を大掃除(らしきことをしてみるという趣旨)、年末は実家大掃除(こちらはまじで大変)。毎年、元旦に私の実家から旦那はん実家に大移動しているのですが、さすがに今年はパスかなぁ・・。ちょっとお疲れモードの年末です。

いろいろ、情けないですわぁーー。なんだかかっこ悪くて、いやですね(^_^)

 

さて、そんな弱り気味のところに・・!

朝夏まなとさんのマイ・フェア・レディ。中学生娘と東京遠征のつもりでしたが、なんと、福岡(久留米)、広島、大阪、愛知、大分を回られるとのこと!(≧▽≦)

笑いが止まりませんわーー、わはははーーー。

ご出身の佐賀がないのは残念ながら、見事な九州推し2ヵ所で、素敵すぎます!これは久留米の公演は佐賀から応援の皆さまが来られるのではないかな?素敵です。

http://www.tohostage.com/myfairlady/ 

私が朝夏まなとさんの演技について注目したきっかけは、「風と共に去りぬ」のスカーレットでした。私自身は朝夏さんスカーレットを観ていないのに、です。

古典芸能をプロのレベルで嗜まれるとても知的でご活躍のあるおじ様が、しみじみと「朝夏のスカーレットが良かった!」とおっしゃったことがとても印象に残り、それ以来、あの方がそうおっしゃるなら、と関心を持ちました。

うちの旦那はんもいつもまぁ様の演技を褒めていて、お誘いした男性陣もそう。朝夏まなとさんは、素晴らしい形で男役さんを全うされた素敵なハンサム・ウーマンだと思いますが、同時に、異性もひきつける爽やかでいて、たおやかな魅力がおありになるのではないかと、拝見しています。

 

私達もチケットを確保できたら梅田で観劇したいと思います。梅芸会員の先行抽選を見逃さないようにしないと!東京はチケット難すぎますしね。

それと、正直申し上げて東京におられると思うと、何となくやっぱり少し遠くに感じます。ご活躍が期待できるのはとても嬉しいことですが、遠くの方になっていかれるのかなぁ・・。首都圏の方はまぁ様が近くにおられるかと思うと、嬉しいですよね、きっと。

そう考えると、大劇場の半径おそらく1キロ圏内に数多くのスタイルのいい綺麗な方がおられるまち・宝塚って、奇跡です(^^)

では、重い腰を上げて印鑑証明、取りにいってきます・・。

タカラヅカスペシャル2017 感想 パリ推しのレビュー90周年、ほんわかトップさん達でした (^^)

皆さま、こんばんは。本日は冬休みに突入している中学生娘と一緒に「タカラヅカスペシャル2017 ジュテーム・レビュー ーモン・パリ誕生90周年」のライブ中継を見てまいりましたので、感想をお届けするのであります! (^^)

f:id:miyakogu:20171222223403j:plain

かぼちゃ、煮ながらね。冬至やん?風邪予防にね。

いや、おばちゃんな、朝夏まなとさん退団後のロスの上に、土日仕事が続いて大変だったわけ。実際問題、この20日間ほどずっとお仕事で。でも、今振り返ったらその間に、バウ2回、梅芸で4Stars、ビリー・エリオットのDVD、そして本日ライブ中継と結局一杯観てましたわ!案外な、てへっ。

さて、そんな超久しぶりの宝塚。真風さんの劇場でのトップお披露目、珠ちゃんが最下級生トップさんと、私が好きなお二人が一つの画面で見られるという、私の人生最大のチャンスなのです。そりゃ、見にいくでしょ?感想も書くでしょう?!ってなもんですよ!

 

1.真風さんと珠城さんが同時に!

ばんっ!(注 立ち上がるmiyakogu)

皆さま、見てくれはった?一番新米トップのはずなのに、真風さんの堂々ぶりを?トップさん4人揃って腰をぐるっとされた時にだだ漏れたお色気を?あの長身脚長イケメンを?!

そして、見てくれはった?真風さんより先にトップになって月組公演ではベテラン風味をすっかり醸し出しているのに、いきなり最下級生さんで、他の方々にいじられまくるかわいらしい珠城りょうちゃんを?サラリーマンやります!とぐいぐい推してくるわ、パリに行ったことがないのをいじられて、一生懸命、「通りから通りを散歩したくなるんですよね」とか話に入ろうとするりょうりょう。かわい過ぎる!

おばちゃんな、珠ちゃんってほんとはそういう立場でのびのびしてても良い時期に、ものすごい勢いでトップにならはったんやなぁとじーんときましたわ、ほんとに(感涙)。

 

2.ふれあいコーナーのシシィ

まぁ様のようなちゃらっとしたキャラがおられない今年のタカスペ。用意された台本を読みながらも、さすがにラスト公演、少し慣れてこられてアドリブも入ったのでしょうか?

トップさん4人の客席とのふれあいコーナーで、本日は望海風斗さんがトートを、お客様から選ばれたお一人がシシィをされての「死ねばいい!」の決め台詞、のぞさんが見事に決めてドヤ顔です。そこからの皆さんのトークがとっても楽しかったです。

エリザベートで演じるなら何がいい?という話の流れで、珠ちゃんが私はシシィをとなって、他のトップさんに無言の否定をされる中(おもな理由はおそらく肩幅と胸板)、真風さんも「シシィを、遠近法で」とか言い出すし (^^)。

遠近法で演じるシシィって、何ですの?真風さんは・・。確かにひときわ背が高いんだなと改めて本日思いました。

そこから、望海さんもシシィがいいと言い出されて、シシィが3人に。明日海りおさんがまとめてトートでお相手役かな?と思ったら、みりおさんが私はゾフィー!と言いだされて、3人もシシィがいたら大変ですよとなり (^^)。

あー、本当だ、みりおさんがゾフィーされて真風シシィに珠城シシィ、うわ、こりゃ大変だわと思っていたら、みりおさんが気にされていたのは「朝から3人起こすんでしょ?4時40分頃から一人ずつ起こさないといけないから、それだと私は3時台に起きないと」(間違ってたらごめんね)と言い出されて、そこ?!と盛大に心の中でつっこみました。おもしろいね、みりおさんは。

それから、望海さんの白雪号について、みりおさんが「いいなぁと思って、私も昨晩、考えたんですよ」からの「何も思いつきませんでした」も。すごいなぁ、みりおさんは。

 

3.印象に残った場面

・2幕冒頭、轟悠さんの「夢の花すみれ」

足の長い人来たーー!と思ったら轟さんでした。確か、私とあまり違わない年代でいらっしゃるはず。うつむかれた場面の美しい横顔のラインが、すっきりとまぶし過ぎる!

 

・明日海りおさんの「愛の旅立ち」

本日のタカスペで一番素晴らしいなと思った歌唱は、そのみりおさんが2幕ほぼラストで歌われた「愛の旅立ち」(ザ・レビューⅢ)でした。さすがに轟さん以外では最長トップさんの貫禄でした。「アデュー・マルセイユ」も含めて、声量も歌声も素晴らしかったです。

 

・1幕ラストの「デュエット」での真風さんの「Home」

「ファントム」より「Home」をちゃぴさんと一緒に歌われた真風さん。真風さんは半拍ほど歌が遅れることがおありになるかな?とこれまで拝見してきたのですが、そこを克服されたように思えた今回の歌唱でした。これはウエスト・サイド・ストーリーも期待大ですよーー。

 

・1幕ラストの「デュエット」での望海さんの「あなたがいるから」

「仮面のロマネスク」より「あなたがいるから」を仙名彩世さんと一緒に歌われた望海さん。このお二人はぐぐぐっとアダルティに物語にひきこんでくる歌唱でした。さすがの歌上手さんです。

 

・1幕月組コーナー冒頭の珠城さんの「長崎しぐれ坂」

博多座ぶりに聞きましたが、声の厚みがあり明瞭でした。珠城りょうさんの年下大型犬が急に大人の男に大変身。歌や演技に入ると、すっと雰囲気が変わるりょうちゃんですね。ご本人も後は刀くらいとおっしゃっていたと思うのですが、ぜひ日本ものを見たいですね。

 

以下はトップさん以外で記憶に残った方々を順不同で。私が宙組を一番多く観ているので宙組さんが多目な点、ご容赦くださいね。

 

・トップ娘役さん達

4人ともそれぞれ異なる魅力のある方ですが、何と言ってもお歌が全員、お上手。ちゃぴさんはキュートに、仙名彩世さんはしっとりと、真彩希帆さんは澄んだ歌声、まどかちゃんは愛らしく。

星風まどかさんは低い声も迫力があり、可愛らしい時は可愛らしく。さすがに宙組生え抜き初のトップ就任です。

 

・華形ひかるさん

みつるさんが出てこられると、「兄貴!」と言いたくなる何かをお持ちですよね。“いなせ”ですよね、あの方はどこか。お芝居、好きです。

 

・沙央くらまさん

星条海斗さんも、みつるさんもそうなんですが、1幕「シャンパーニュ」の場面、ハチマキも衣装の着こなしも、悠然と着こなしてますが何か?という余裕を感じます。ハチマキが似合うように髪型を整えてこられるところがさすが。宙組「シェイクスピア」でのお芝居、本当に好きでした。

 

・柚香光さん

力の抜けた洒脱なダンス、さりげない色気を映像に映る瞬間的に出してこられる方だなと拝見。昨年度の公演のうち、残念ながらDVDが出ないものの中では、おそらく最も映像化が待望される「はいからさんが通る」、素敵でした。

 

・芹香斗亜さんと鳳月杏さん

ああ、なんか、足の長いイケメンがいる!と私のイケメン脚長センサーが反応したのはこのお二人でした。え、キキちゃん?あら、キキちゃん?ああ、ちなつさんね、そりゃそうだ、という感じです。私はこれまで、それほどキキちゃんに注目していたわけではなかったのですが、これは宙組新体制も楽しみになってきました。

 

・月城かなとさんと愛月ひかるさん

黒目が大きなイケメンが、今、映像に映った!と思うと、決まって月城かなとさんでした。そして、色白のイケメンがいる!と思うと愛ちゃん。

 

・和希そらさんと蒼羽りくさん

私が宙組ファンというのがもちろん大きな要素ですが、和希そらさんはFNSもそうでしたが、何気に映りこまれますよね?そして、映りこんだときに目を惹くというのはどういうことなのだろう?といつも思います。気になるあの子ポジ。おそらく、ダンスの切れの差がそうさせるのかなと思います。

蒼羽りくさんもそうなのですが、私は彼女の暖かみのある演技と笑顔が好きなんですね。「相続人の肖像」も「王妃の館」も、「シェイクスピア」でウィルに「また何か書いたのか」と呆れずに友人として声をかける演技も好きでした。ちらっと映るりくさんの笑顔は癒し!

 

・遥羽ららさんと彩みちるさん

髪型やしぐさでかわいい!と目を惹いたのがららちゃんでした。

彩みちるさんは、全体のしぐさや雰囲気が可愛らしい方。「ひかりふる路」でのカミーユの妻の役は印象に残りました。

 

いろいろ書きましたが、全体を通しての印象は、実は次の2点に尽きました。

・真風さんがおっきい!

・楽曲で一番耳に残ったのは、実は雪組さんの「スーパー・ボイジャー♪♪」。帰り道、シャンソンもパリも何のその、口ずさんで帰りました。これは、野口先生の勝利かな? (^^)

(番外)彩風咲奈さんの「マトカ~」のインパクトはすごい。梅芸で娘は3回、私は1回観たのですが、何となくもう一回観たい演目かもしれません。恐るべし、マトカです。(注 公演名はマトカではなく「キャプテン・ネモ」です。しかし「マトカ」の方が記憶に残りますよね・・)

 

いやぁ、タカスペって本当にいいですね。

今日まで、おれは・・、仕事をしてきて・・、良かった・・(涙)となりました。思い残すことはございません!(注 年内後9日限定ね。あ、年賀状はこれから)

では、風邪予防にかぼちゃを食べて寝ますわね。実は明日午前もまだお仕事です。

がんばれ、私。タカスペでかなーーり、栄養補給できました。ありがとう、宝塚歌劇団の皆さま。

月組バウ・アルカディア 中学生娘感想 がちで観た方がいい!むき出しの心が伝わるダンス

皆さま、本日、うちの中学生娘が早速、月組バウ公演「アルカディア」を観劇し、感激して帰ってまいりました。その感想をお届けします。

 

いや、これほんま、がちで観た方がいいって!

ありちゃん、まじでやばいって!

と先ほどから連呼しております。

 

中学生娘いわく・・

ありちゃんのむき出しの心が傷を抱えて震えているのが伝わってくるダンス

その震えがこちらに伝わることで、こちらの心が震え出すような、

そういうダンス!だったとのこと。

 

むき出しの心が震えているダンスが美しくて、このまま観ていたいような、

でも、ありちゃんミネットの心の傷を観ていられないから、このダンスを止めないといけない!と思わせるような、

そういうダンス!だったとのこと。ただ上手いとか、そういうことではないのです。

 

二人でスーパーで買物をしながら、わぁわぁと語りまくるmiyakogu母娘。(注 スーパーで語るのを正直、はばかれる内容)

白雪さち花姐さんを後ろからハグ、踊り始める瞬間については、中学生娘いわく

自分の肉体が美しくて魅力的なことを知っている目、それを利用するための目つきに瞬間的に変わるねん

でも、自分自身が求められているわけではなくて、自分の美しくて若い肉体だけに価値があるから、その哀しさがあるねん、とのこと。

ああーー、だから、自分の居場所を探しているんやね!と二人で意見が一致しました。

この場面は、まじで中学生の自分が観ていていいのか?!と焦ったそうです。確かになぁ。というか、あんた、いくつ?!ちょっと、育て上げ過ぎたかしら・・?

ここが往年のフランス映画のようですね、確かに。年上の美貌の人生に疲れたお金持ちの女性に美しい肉体を持った少年→青年の時期の男性が近づこうとする・・。

 

というわけで、私達母娘はもう一度、週末に二人揃って観ることにしました。

一人ではこの暁千星さんに立ち向かえないと判断、ありちゃんの色気と心の震えが伝わるダンス、二人で立ち向かうことにします!

月組バウ・アルカディア 感想3 若き不完全さの持つ魅力

皆さま、こんばんは。本日14時半の月組バウホール公演「アルカディア」観劇の感想3です。

 

4.とても良かったオープニング

ストーリーテラーの風間柚乃さんにスポットライトがあたり物語が始まってすぐの場面。お話の舞台になる「Arkadia」のアルファベットが高さをもって配置されたところに登場人物が立ち歌いこれから始まる物語にぞくぞくっと素敵な予感がしました。

期待大なところに、コケティッシュに美園さくらさんが見事に歌い、盛り上がります。美しく踊るありちゃん。お見事、お見事!これはすごいことになりそう!と期待いたしました。

 

5.2幕であらら・・?でしたが、若さで突破

1幕が終わり、これはすごいぞと期待した2幕途中から、あらら・・?

いたしかたない事情のあった育児放棄かな?と思わせる内容、幼いありちゃんミネットの家出、母親と息子の確執、実の父との邂逅、知らなかった妹との出会い。

個々のエピソードはわーー、これは感動どころに?!と思わせる芽があちこちにあり、期待が高まり、皆さまの場面場面の演技もお見事で、うわ、これはどうなるの?名作か!と思わせておいて、まさかの時間切れでした。

いや、意気込みも伏線も良かったと思います、樫畑先生。ありちゃんのあのダンスが観られただけでもう素晴らしい公演でした。本当に。私、多分、もう一回何とかチケットをと考えておりますし、期末テストが終わり時間に余裕がある娘のためにも「観た方がいい。とにかくありちゃんのダンスがすごいから」と先ほど、チケットお譲りお願いのご連絡をしたところです(定価以下のみのサイトでね!)。

それくらい、ダンス好きの方には自信を持ってお勧めいたします。

ただ、美園さんダリアがクラブ・アルカディアを去る場面のショーが息切れだったかな・・。あそこ、期待したんですよ、私。

月組さん「Puck」へのオマージュのような場面設定、輝く月のオブジェを持って踊る妖精達。完璧でした、舞台設定は。途中の歌も良かったのになぁ、ちょっぴり残念なりですね。でも、それも良しかなと思わせるものがあった舞台だったと思います。若さのパワーかな。

あら・・?と思っている観客を受け止めてくれるのが風間柚乃さんの探偵。「少々、釈然としない思いを・・」と語る風間さん。ほんまにやで!と心で突っ込む観客。

そしてラスト、楽屋口でまさかの出待ちをする暁千星さんの姿、出会えた若い二人に「うんうん、良かったね、あんたら!幸せになるんやで、離れたらあかんで!」と涙ぐむおばちゃんです。

若いってええわーー!すべてちゃらよ、すべて。

もうね、ええねん、少々の疑問も不満もふっとばす力。若いってすごいわ!おばちゃん、なんか納得したわ。日当たりのいい部屋で拾ってきたありちゃんと一緒に住み、いろいろなことが動き出すドリーム!働き女子の夢よ、これ!😆

 

6.暁千星さんの不完全さの魅力

暁千星さんはバレエを長らくされて、ダンスがもともと素晴らしいレベルにある方ですよね。今公演、素晴らしいダンスを見せてくださいました。正確でエレガントなダンスに、新たにこの年代ならではの鮮烈な色気にダイナミックさも加わり、歌唱力もぐんぐん伸びておられる過程におられると拝見しました。

月組さんを頻繁に観るようになった最初の頃、お若い故にセリフが甘いかなぁと観ておりましたが、今公演、そこは気にならなくなってきました。

ダンス以外で一番驚いたのは、ありちゃんの歌唱での感情表現です。バウホールの大きさだからということもあるとは思いますが、細く静かに歌いながらも切ない感情を乗せて客席に届ける歌唱。素晴らしいお力をつけてこられていると、本当に期待いたします。ブラボーですよ、ありちゃん。

このように変わっていかれる姿を見せてくださることこそ、やはり宝塚を観る喜びなのでしょう。「完全でないからこそ見える魅力」があるのだと、改めて思いました。

今、暁さんは完璧な男役を目指して、日々、いろいろな挑戦をされていると思います。ダンス、歌、スタイル、容姿、髪型。これから完成への追求がさらに楽しみな方です。

ただ、何か突出した魅力をお持ちの方が、一方で何か欠落している部分をお持ちの時、観る人は一層、その欠落ゆえにその人を愛するものだと私は思います。ありちゃんは理想の男役を目指す過程の真っ只中におられる方ですが、人はなぜか不完全さを愛するものだと、知っておいていただければと思いました。

暁千星さん。今のあなたは、あなたのままで十分に美しく、力がある。その不完全さはむしろ魅力です。ありちゃんは、ありのままで美しい。(注 これが言いたかったのでは?miyakoguさん)

その上で、どうぞ、これからも成長を見せてくださいね。

 暁千星さんのエレガントでダイナミックな美しいダンス。皆さまも、もしチケットがあればぜひどうぞ、ご観劇ください。

月組バウ・アルカディア 感想2 お芝居上手のさすがの上級生さんと気になる下級生さん

皆さま、こんばんは。本日14時半の月組バウホール公演「アルカディア」観劇の感想2です。

3.月組の皆さんはお芝居が好きなんだろうなぁ

・美園さくらさん

コケティッシュで、粋で、軽やかでした。もっと重くなる話かと思いましたが、彼女は軽やかに夢を追ってパリに行くのですね。さすが、ありちゃんより少し年上ですが、本当に若い設定です!夢が一番大切な時期なのですね。ただ、最後はハッピーエンドで、この場面、再会するありちゃんは年相応の明るさなのです。

暁さん演じるミネット(子猫ちゃんの意味)は、さくらさん演じるダリアのもとで、傷を癒し自分の居場所を見つけられたのだとほっこりするラストでした。彼を年相応に戻す力があったダリアをちゃんと演じておられたと思います。

声が澄んで美しく、お歌も綺麗に。金髪のかつら(かな?)がよくお似合いでした。All for Oneでマザリネットのお一人を演じておられていた時も、表情豊かで注目していました😊。

 

・光月るうさん

茶色ゴールド系というのかな、少し光るスーツがとってもお似合いで、ダンディで男の色気や欲が見える演技でした。さすが上手い。クラブ「アルカディア」に出資するお金持ちの事業主です。いろいろ鍵を握る人物。

 

・夏月都さん、白雪さち花さん

お二人が出てこられると、ぐっと「芝居感」が高まります。お二人は本当にすごいなぁ。さち花姐さんの両サイドのスリットの入ったワンピースの美脚、がん見です。

夏月さんはもと高級娼婦のお役。気位の高さ、落ちてなお生きるのに必死だった女の強さと弱さ、亡くなった夫(ありちゃん演じるミネットの父親のはずなのですが・・)との昔の恋を想像させる演技でした。

 

・貴澄隼人さん

クラブ「アルカディア」の頼りない支配人。コインを入れるような小さなバケツ?を頭にかぶってセンターで踊るシーン、最高に楽しかった!こういう役をさらりとできる方が複数名おられるのが月組の強さかな、と思いました。

 

・晴音アキさん

「アルカディア」の元ダンサーで衣装係りですが、裏でとりしきるしっかり者です。セリフが明晰で、ちゃきちゃきしていて、優しい個性が伝わってきました。とっても良かった。

 

・輝生かなでさん

樫畑亜依子先生脚本・演出のこのお芝居は、ところどころ、正塚先生の脚本の流れを思わせる部分がありました。そこを担っておられたのが輝生さん。ありちゃんとのお二人の場面での感情表現は、こちらにぐっと伝わってくるものがありました。

ありちゃん演じるミネットが、幼馴染のダリアの部屋にころがりこんで、嫉妬と心配とでいらいらしているアルカディアのダンサー役です。幼馴染のダリアを大切に思っていていつも心配している役。

若者らしく、その焦りやいらいらが伝わりすぎるくらいわかりやすい演技でした。明晰といえますが、もう一つ、二つ含みがある演技を今後、期待したいと思います。

フィナーレで真ん中で踊る姿に、少しずつ龍真咲さんと珠城りょうさん両方の雰囲気を感じました。楽しみな方だと思います。

 

・風間柚乃さん

ストーリーテラーで探偵?どういう役だろうと思ったのですが、幕開け、一人で語り出される場面から、ぐっと観客をお芝居の世界に引き込みます。

そして、ラストも「え、あれ、これでお芝居が、ええ?」と思っているところを再度、ぐっと終わらせる力(ちょっと強引にね)がある語りでした。上手い。All for One初日すぐはどういう演技か探っておられたような印象があったのですが、さすが、2ヶ月にわたり本公演で重要な役をされてきただけのことはありました。フィナーレのおらおらはもちろん健在❗

 

・結愛かれんさん

輝生かなでさんを一途に好きなアルカディアのダンサーのお役。自分の感情に正直な等身大の若い女の子。正塚先生のお芝居に似ているなと思った役の一つです。

 

・清華蘭さん

ありちゃんの10歳の妹役です(ただ、ありちゃんはその存在を知りませんでした)。兄を訪ねて三千里、ありを訪ねて三千里(注 不正確ですがうまいこと言えたわ!とご満悦なmiyakoguさんなので放っておいてあげてください・・)。

おばちゃん、泣いたで、あんたの演技に!!良かったで。

 

・蘭尚樹さん、礼華はるさん、瑠皇りあさん

蘭尚樹さんはアルカディアでウエイターとして働いていますがダンサーにもなりたいナルシス役。練習を繰り返すミネットありちゃんを認めていきます。その人の良さが、すっと出ていた演技でした。

礼華はるさんは探偵に憧れ、いつしか、アルカディアのウエイターから風間さんの部下の見習い探偵に。最初、ウエイターの衣装がとってもお似合いで目を惹きます。風間さんに若者らしくつっこみつつぼけるような役を軽妙に。正統派の雰囲気ですが、こういうお役もできるとは驚きました。

瑠皇りあさんは、花束をクラブの華であるダリアに差し出す場面でダリアに選んでもらえる客や花屋さんとして随所で目立ちます。金髪がとてもよくお似合いの美形さん。パンフレットのスチール写真も綺麗で、セルフプロデュース力の高い方ではないかと推察します。

(感想3に続きます)

mothercoenote.hatenablog.com

月組バウ・アルカディア 感想1 美しくエレガントな色気 暁千星さんにブラボー!

皆さま、こんばんは。本日14時半の月組バウホール公演「アルカディア」を観劇してまいりましたので、その感想をお届けします。

 

1.生気を取り戻したヅカファン

ブログでもこれまでその予感を書いてきましたし、twitterにも書きましたが、私miyakogu、宙組前トップスター・朝夏まなとさんの宝塚歌劇団ご卒業後、宝塚を観る気もブログを更新する意欲も喪失していたわけです(T-T)。

ま、ヅカファンとしては、ここ2週間ほど気を失っていたわけですね・・。

まさかそこまでになると予測していなかった当時、たまたま取っていたバウのチケット。はっきり言って、「もうええわ・・」と、どなたかにお譲りしようかとさえ思いました。

ただ。私は珠城りょうさんを観たくて月組さんを一杯観るようになって気づいていたのです。月組下級生さんの充実ぶり、お芝居上手な面々、長身のイケメンさん達の存在に。あ、お芝居が好きなんだろうなぁ、この子達は、と思わせる何かを感じました。若者が充実している「若充」(わかじゅう、miyakogu造語)ともいえる月組さん。

中でも、博多座で発見した風間柚乃さん。ショーでのおらおらを拝見していて、思わず小さくぷっと吹き出したほどの驚きの気合。顔に気合が出まくっている風間さん。はっきり申し上げると真風さんに似ておられる風間さん。ああ、名前もややこしい・・。

 

おばちゃんな、「ヅカの傷は、ヅカで癒す!」と決めたわけ。

そして本日、見事に暁千星さんの美しくエレガントでいて、色気があるダンスにあわわわわーーー!となって帰ってきましたので、そこを書くわ!

生気を取り戻したアラフィフ・ヅカファン、再び書くわ!私にやる気をありがとう、ありちゃん。 

↑ しかし、よく考えてみるとmiyakoguさん、この間、生気は失っていたけれど正気は取り戻したともいえますが、いいのです?

いいの!!!(注 朝夏まなとさんがご消息不明なため、やけくそ気味でチケットをいろいろ取った様子・・)

 

2.正確でいて美しくエレガントな暁さんのダンス

いや、ほんとにびっくりしました!ありちゃんの色気に!

笑ってしまうほど足が長く、小顔であるため、一層、頭身バランスがわけわからんことになっている暁千星さん。この抜群のスタイルのありちゃんが、黒のシャツでサスペンダーして、踊りまくるわけです、1幕。補正が薄いのだと思うのですが、その美しい骨格が一層くっきりと。

美園さくらさんが「Cry Me a River」を見事に美しい発音で(特にvの発音)歌われたのもお見事で驚きましたが、ありちゃん。もんのすごかった!

ダンスが美しい人は、手が空中に一瞬残って見え、その分、動きが大きく見えるのかな?と思うのですが、ありちゃんは回転の軸がぶれず、手足の形を保ったまま綺麗に回転し、差し伸べた指先までが美しく。何よりも、身体そのものが美しいのですね!

切れがあるのはもちろんなのですが、エレガントな印象をより強く持ちました。いくつかの場面で、腰をぐっと使う動きがおありになったのですが、「あわわーーー!!」とアラフィフの口を抑えさせるだけの色気がばんっ!とその瞬間、出るのです。

エレガントでいて、美しい20代前半の若者にしか出せないような鮮烈な色気といいますか・・😆。驚きました。あの人、All for Oneでは、力持ちポルトスでかわいい顔して、観客をだましてはったのね! ←いや、役なんで落ち着いて、miyakoguさん。

 

2幕、お金持ちの美人奥様である白雪さち花さん演じるロズモンドを後ろから誘惑するかのようにハグし、絡みながら踊るありちゃん・・。

実はこの公演、1幕でありちゃんの素晴らしいダンスを一杯拝見して、バレエを習っている中学生娘に観せなくては!と決意したのですが、この場面で「あわわわーーー、18禁ですか?!中学生は観られないですか?!」となりました😆

ありちゃんの目つきがまた!💓生きるためにはそういう手も使ってきたのだろうと思わせる色気、いろいろなところで拾われてきた男子の少し崩れた色気が見事に出ておられまして。

あっぶなかったわ!おばちゃんな、お二人以外は暗くなった舞台の後ろにソファとかあったらどうしよう?!と、舞台を凝視したで(期待な、期待)。

ふぅぅ。途中で何とかなったので、中学生娘にも観せたいと思います。

とにかくね。暁千星さん、あの人を観て!!チケットがもし出てくることがあったら、ダンス好きな人はぜひ。

途中、あ、柚希さん?!あ、朝夏さん?!という印象を持つ場面がいくつかありました。

ただ、力強く観る側の心を沸き立たせるようだった柚希さんのダンス、夢や憧れを体現するようだった朝夏さんのダンスとも少し違う、ありちゃんのダンス”でした。正確でいてエレガントな色気があるダンスだと私は思います。これこそ、暁千星さんの新たな個性になっていくような気がします。

(その2に続く)

mothercoenote.hatenablog.com

宙組・神々の土地/クラシカルビジュー 千秋楽ライブビューイング感想 翼ある人がくれた美しい時間

皆さま、こんばんは(涙)。本日、宙組・朝夏まなとさんの退団公演である「神々の土地/クラシカルビジュー」千秋楽 ライブビューイングを観てきましたので、その感想をお届けします!涙とともに・・(T-T)

こちらは阪急百貨店の入り口の装飾です。この公演が始まったのはお盆だったのに、本日は雪がちらつきそうな日曜日、寒いけれどまぁ様らしく晴れ渡った千秋楽でした。

f:id:miyakogu:20171119212537j:plain

 

1.宙組の進化を感じたお芝居

本日、大劇場以来、久しぶりにご覧になった関西ファンも多いと思われます。私は2週間前に東京で観劇していますが、それでもなお宙組の皆さまのお芝居に進化を感じました。ご一緒していた関西ファンはお芝居直後、宙組さんのお芝居の熱量にとても驚かれていました。

何と申し上げたらいいのか。運命のどうしようもないある一点に向かって、それぞれの人生が集結していくことが伝わるお芝居になっていたと思います。

宝塚大劇場では、その一点に向かって、主役である朝夏まなとさんがお芝居を先導し突き進んでいる印象がありました。しかし、本日の千秋楽では、それぞれの方がそれぞれの立場で”生きる”ことにより、運命が綾なす様、ロマノフがどうしようもなく滅亡する様が観てとれたのです。

 

これまで、この作品では私は不思議と泣けませんでした。しかし、朝夏さんドミトリーが汽車から飛び降り、イリナに最後の別れを告げるために訪ねてくる場面において。「なぜ、ここに」と問う伶美うららさんイリナの「ここに」の声が震えていて、目に涙が光っているのが見えて・・。泣けました。その涙は、この場面に至る少しずつの変化がもたらしたものだと私は思います。

 

たとえば、冒頭の雪原の場面。朝夏さんドミトリーが言う「僕はあなたと踊るのが好きだったのに」というセリフには、ドミトリーはイリナに”触れたくて”踊るのが好きだったのではないかと思わせる清冽な官能を感じました。ドミトリーが歌う「束の間触れたぬくもり」とは、リアルにはダンスの時にこそ近づく身体のことではないかと私は思います。うーん、キスしようとしたドミトリー、避けたイリナ。もしかすると一度だけ、何かあったのかとすら思えてきました(〃∇〃)

また、イリナも。オリガとの結婚を打診されていることをドミトリーが打ち明ける場面や、ドミトリーがオリガの腕を取って舞踏会から退出するのを見送る場面など、各場面で伶美うららさんイリナが、ドミトリーへの想いに自分でも気づいていることが感じられる戸惑いが、より感じられるようになっていました。

それらの少しずつの変化が、最後の場面での「なぜ、ここに」の涙へとつながっているように思います。

真風さんフェリックスも。舞踏会で踊る二人を観ている時の嫉妬、ドミトリーを皇女オリガと結婚させたくない気持ちが、少しずつ強く出ていたように思います。

開始間もないシーンで、アリーナと婚約されたそうねとイリナに尋ねられたフェリックスが返す「(あなたがなびかないでの)やけを起こしました」もです。

イリナもフェリックスも、言葉とはうらはらにそれが嘘だと知っているような演技。フェリックスはイリナではなくドミトリーにこそ固執していると、お互いが知っているかのような演技になっていると私は思いました。

皇女オリガを演じる星風まどかさんの演技も。彼女はただきゃんきゃんとセリフを言っているのではないと私は思います。聡明な少女ゆえに、ロマノフの滅亡に向かって運命が進もうとしているのを鋭敏に感じ取り、皇帝一家の中でたった一人、その運命を変えようと必死な少女なのだという悲壮感が伝わりました。

「私達が助かるかもしれない最後の船」が出ていってしまったことを決定的に感じた後、彼女は母・アレクサンドラ皇后を守り抱きかかえ、時代の波のように見える民衆の中を、流れに逆らって舞台の奥へと消えていきます。

主要なお役の方の演技も進化し、東京遠征で私が感じたように民衆側のお芝居も進化している。そのことによって舞台は2週間前と比べてもなお、進化していたのです。お見事でした、宙組の皆さま!

 

2.ショー

黒燕尾のまぁ様がずっとにこやかだったのが、とても印象的でした。

そのほのかに白く輝くようなほほえみを観ていて、「ああ、まぁ様はご自分の目指されていた黒燕尾の完成を確信されたのだ」と、とても嬉しく思いました。

わざと足音を入れる場面以外、一切、足音を立てず、雲の上を滑るように踊られる黒燕尾の優美な動き。

目元はきりりと力強く、動きはあくまで優美に。男性的な美と、どこか女性性を感じさせる優雅で優美な黒燕尾。これこそ、宝塚の男役にしかない「宝塚にしかない唯一無二の美しい世界」だったと思います。まぁ様、あなたがご挨拶でおっしゃったとおりに。

 

3.サヨナラショー

圧巻でした、「ソーラン宙組」の熱。まぁ様、あなたが率いた宙組はここまで見事に来たのですね。私もとても嬉しく拝見いたしました。

そして、北白川先生らしい動きと声で軽やかに歌った後、暗転した一瞬を経て、一気にトート閣下の目元に。その鮮やかな切り替えに、大劇場でみた前楽の時も驚きましたが本日も改めて。見事なショーでした。ショーについては、大劇場で書き尽くしたとおりです。

 

4.ご挨拶

まぁ様に、ここまではっきりとすっぱりと爽やかに「やり切りました!」「思い残すことはありません!」と言われてしまったら、我々ファンも拍手をして送り出すしかないのです(涙)。そのようにおっしゃられる境地にまで、まぁ様がたどりつかれたことを、喜びたいと思います。

何度めかの幕が開き、袖に向かって「ゆりか」と真風さんを呼び出されたまぁ様。ぎこちない動きで出てくる真風さん。

「今日まで支えてもらって、ありがとう」とおっしゃるまぁ様に、「そんな、私の方こそ感謝しか、○△×・・」と、もごもご言葉に詰まる真風さん。

ばんっ!(立ち上がるmiyakogu)

ゆりかさんときたら、最初、「まぁ様!」とただ呼びかけられたのです!高めの声で。真風さんもまぁ様の一ファンですかっての?!(知ってます、仲間意識しかない!)

あなた!男性にしか見えない見事な黒燕尾姿なのに、すっかり素ですよ、素(^^)。とってもかわいいゆりかさんでした。

「まどか」と星風まどかさんも呼び出し、これからの宙組をお願いしますと明るくさわやかなまぁ様・・。

正直、まぁ様が去られた後、私も中学生娘も、宝塚も宙組もそれほど観劇するだろうか?と疑問に思っていました。ただ、今日の見事な引継ぎぶり、これは観ないわけにはいかないです(^^)。

後ね、まぁ様の後ろに何気に映りこむ風馬翔さんの気合の入ったダンスとお顔を観ていたら、やっぱり宙組かなと不思議と思いました(^^)。ありがとう、かけるさん。

 

5.翼に乗せてくれたまぁ様

まぁ様の黒燕尾は空の上で踊っておられるようで、私にはこの人の「翼」に乗せてもらって、まぁ様が見ている美しい夢を共に見せてくださっているように思えたのです。

美しい大きな白い鳥にまぁ様が乗っていて、観客も大勢乗せてくださって、新しいファンが「乗せてもらってもいいのかな?」と迷っていると、「あ、乗って乗って」とにっこりしてくださるような、そんな錯覚があるのです。

まぁ様がとびっきり楽しそうに、時に真剣に集中して見ている夢と風景を、一緒に見させてもらっているような感覚。観劇している時間、「この人と今、ここで確かに共に生きている!」と感じさせてくださる稀有なトップさんでいらしゃると私は思います。

真風さんが「グラフ」の対談で語っておられたように、「まぁ様」と訳もなく呼びかけたくなるような、そして「どした?」と聞いてくださるような錯覚。

退団後、どこかで偶然、会ったとして「あの、あの、ファンでした」と言えば、にっこりと「あ、知ってるよ」と言ってくださりそうな錯覚。

 

なぜそう思うのだろう?

それは、まぁ様が私達ファンに美しい時間を分けてくれていたからだと思うのです。

千秋楽のご挨拶でおっしゃった「唯一無二のこの美しい世界が、永遠に続きますように」という言葉どおり、黒燕尾という宝塚の象徴を追求することによって、私達にその世界を見せようとしてくださった。ご自身が見たかった風景、そして私達にも見せてくれようとされた美しい夢。

 

twitterでも書いたのですが、私は気づいてしまったのです、宝塚で何を観たいのかに。

もし、真にミュージカルを観たいなら私は、男性歌手も出ていて、歌手は歌手、ダンサーはダンサーと特化している海外作品等の外部作品を観ると思います。若い頃、一時期ですが住んでいたロンドンで、繰り返し私が観たのはそういう作品でした。(ただし、宝塚歌劇団が日本発オリジナルの素晴らしいミュージカル作品を生み出す可能性は相当高いと、生田先生には期待しております)

 

私は宝塚では、宝塚でしか観られない美しい世界が観たいのです。

美しい人の美しい物語、美しい人の美しいダンス、美しい人の美しい声。

その物語にダンスに声に、泣き笑い、心を震わせる美しい時間。その時間が私の人生の中にあって欲しいと願うのです。

その「美しい時間」を、朝夏まなとさんは高い技術とともに、ふんだんに私達に贈ってくださった。

その時間に感謝を込めて。朝夏まなとさん、ありがとうございました。本当に。

あなたの夢の完成を共に見られて、幸せでした。

宙組・神々の土地/クラシカルビジュー 東京感想3 黒燕尾に捧ぐ 朝夏まなとさんが見た夢、見せてくれた夢

皆さま、こんばんは。1週間後には宙組の朝夏まなとさんがご卒業となってきた今日、先週末に東京宝塚劇場で観劇した宙組「神々の土地/クラシカルビジュー」東京感想3をラストに書きたいと思います(T-T)。

こちらは大阪の万博公園内にある水族館とアートを融合させた「生きているミュージアム 二フレル」の中の展示の一部、大きな球体と床の映像の組み合わせがユニークな展示空間です。宙組にちなんでお送りします。

f:id:miyakogu:20171111232126j:plain

 

1.サヨナラ特別番組でのまぁ様の涙

タカラヅカ・スカイステージで朝夏まなとさんのサヨナラ特別番組「Exciting! “A”(エース)」をご覧になった方も多いと思います。

まぁ様の舞台を振り返りつつ、宙組の皆さまから送られるまぁ様への愛に満ちたコメントが微笑ましく、まぁ様の成長の軌跡を穏やかに拝見していました。

しかし・・。番組終盤、宝塚でのお稽古最後、サヨナラショーお稽古のラストを終えたまぁ様の目の下には涙の跡が。つい先ほどまで、満面の笑みだったのに。

最後の礼をされた直後、何かを抑えようとするかのように肩で大きく息をされたそばから、大粒の涙が一つ。「あ!」と思う間もなく、左目からも右目からも大粒の涙が落ち、少女が泣きじゃくるように両手を揃えて目を押さえてしまわれたのです・・。

あれほど明るいお茶会をされていたのに。あれほど素敵に爽快な明るいサヨナラショーをされていたのに。最後にこのようなお姿を見せられるとは・・。

反則ですよ、まぁ様!!(T-T)

私達ファンの心に忘れられない傷跡を残して卒業されるなんて(T-T)。

その姿はきゃしゃな少女のようで、その時初めて、まぁ様の心の中に今も息づく”あすかさん”に気づいたのです。佐賀の全国ツアーで初めて宝塚を観劇され、宝塚を目指されたと聞く朝夏まなとさんの原点を拝見したようでした。

 

2.観客に夢を一緒に見せる黒燕尾

朝夏まなとさんの退団公演におけるショーのラストの黒燕尾。東京で2回観た内の1回は、初めて2階席から観劇しました。

光の筋の中に登場するまぁ様、まぁ様の足元に照らし出された宇宙の星の数々のような照明。空の雲の上を滑るかのようななめらかな動きのまぁ様は強い光を放つ星のようで。その星の周りを白いドレスの娘役さんが花びらのように囲む場面を観ていたときのことです。

「これは何の夢だろう?」

そう思いました。

 

私は「夢のように」美しいとは思わなかった。直感的に「これは誰かが見ている美しい夢だ」と思ったのです。

「誰かが今まさに見ている夢」を自分も同時に見ているかのような錯覚。そのような感覚を覚えたのは初めてでした。

私には、宝塚歌劇団に入られる前の”あすかさん”が、憧れをその大きな瞳一杯にたたえて見られた夢のように思えたのです。同時に、それはまぁ君時代の朝夏まなとさんが見た夢でもあり、朝夏まなとさんが自身の集大成として追求した夢なのだと。その夢を今まさに共時性を持って見ていると。

 

黒燕尾で一人で登場したまぁ様は、周りの風景を好奇心を持って探るように見回されます。上手の一番端で両腕と上半身を白鳥のようにそらせた後、舞台を斜めに下手奥に走っていかれ、そこでダン!と初めて大きな足音を立て振り返り、きりっとした強いまなざしを見せられます。

私にはそれは、宝塚を夢見て憧れを持って走り出した少女が宝塚の男役・朝夏まなとに変わった瞬間のように見えました。

娘役さんが花びらのようにまぁ様を取り囲み、舞台からはけられる中、美しい背中を見せて大階段に立つまぁ様。その背中には、少女が時を経て実現してみせた”夢の矜持”を感じました。

 

今まさに共にこの時を生き、この夢を一緒に見ていると観客に思わせるほどの強い力。私はそこに、少女が憧れを持って見た夢の強さと、千秋楽まで進化して自身の完成形を実現してみせるという男役・朝夏まなとさんの「強い意思」を感じたのです。

 

太陽のように明るく、暖かく、おおらかなまぁ様。

彼女の中にあるとても強い意思。

大粒の涙を流す少女の繊細さ。

まぁ様の中にはどれもが並存してあるのだと私は思います明るさも、強い意志も、繊細さも。

 

少女がまぁ君になり、まぁ様になる過程では、舞台上での失敗も後悔も間違いもいろいろあっただろうと思います。妙齢の女性として、プライベートで何かおありになったこともあるでしょう。

その全てをひっくるめて踏まえて、千秋楽まで進化してみせるという強い意思が私達に見せてくれた夢。一人の人間としての美しい強さがそこにはありました。

 

3.本当は書きたくなかった記事

本当は、この記事を書くのが私は嫌でした。

なぜなら、これは男役・朝夏まなとさんを劇場で拝見した最後の感想記事になってしまうからです。

宝塚ファンは次の公演が何かをわくわくどきどきと待ち、チケットを一生懸命取り、どのような舞台だろうと胸をときめかせて観劇日を待ちます。あの人にようやく会えるという喜びとときめきを胸に。

でも、私が宝塚歌劇団男役としての朝夏まなとさんの舞台を、劇場で観ることはもうない・・。

そのことに気づくのが嫌でした(T-T)。

 

というかさぁ・・。ばんっ!(注 ついに立ち上がるmiyakogu)

皆さま、好きなスターさんの退団って、どうやって乗り越えてきたのよ??!!

どーすんのよ、これ?! 後1週間しかないねんで?!

まぁ様の伸びてきた髪の襟足のカールとか、ウィンクできゃぁとか、また、まぁまかでいちゃこらして!とか、さすが娘役はべらし先輩やわ!とか、グラフでなぜ珠ちゃんのナイアガラの下からお顔出してはるの?とか、歌劇で毎号、なぜみりおさんを甘やかしてるの?とか・・。

そういうの、一切、無くなるんでしょ?!どーすんのよ、これ?!(錯乱中)

誰か、教えて!!(注 miyaokgu心の叫び)

 

タオル持参で、ライブビューイングに臨みたいと思います・・・。明日は超久しぶりにようやく大劇場観劇にて雪組さんを観劇してまいりますので、もう寝ます!(T-T) (注 最後にはふて寝)