代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

週刊ダイヤモンドで「101年めのタカラヅカ」ベールに包まれた継続する力が特集!

こんばんは。今日、何気なく駅の売店でお水を買おうとしたところ、目に飛び込んできた「タカラヅカ」の文字。だいたい、こういうのは競馬関係との混同と決まっているのです。でも、確かに真ん中に、大階段に座る明日海りおさんのお姿が?!

即、買いのmiyakoguです。ありがとう、ダイヤモンドさん!

 

1.ダイヤモンドでの特集内容

経済誌である「週刊ダイヤモンド」、タイトルはこうです。

「101年めのタカラヅカ」
ベールに包まれた「継続する力」
タカラヅカの知られざる変革力と人材育成力

その他、小見出しがさらに表紙にいろいろ。ほぅ。ちなみに特集2は「9兆円が動く!半導体世界再編」です。ほぅ。並びが面白い。

間に広告もはさみますが、堂々P30から79まで、宝塚特集。びっくりです。購読層は宝塚に馴染みのない方が多いでしょうから、ファンがよくご存知のことも多いのですが、インタビューが充実しています。

取り上げられているのは以下の方々。それにしても花組さん、お若いですね。(掲載順に)

小柳先生、有村先生、植田先生、舞台美術の大橋先生、音楽の吉田優子先生
芹香 斗亜さん、柚香 光さん
高翔 みずきさん、紫峰 七海さん
明日海 りおさん、花乃まりあさん

また、トップ5人と轟さんのご紹介が見開きであるのですが、ちぎちゃんのところに「熱血タイプ」とあったがのツボでした(笑)。

 

2.常に語られる小池先生

(以下、出典:「週刊ダイヤモンド 第103巻25号」より)

先生方のインタビューが面白く、「無難な仕事はつまらない」という有村先生がかっこいいです。

笑えるのが、舞台の大橋先生が語る小池先生「また小池修一郎か」(自宅に大量のファックス)、「小池って人はね、出演者とスタッフにはめちゃくちゃ厳しい。でもね、お客さまに対してはサービス精神の塊。だからこっちも何とかしようと思っちゃう」。

また音楽の吉田優子先生からは、「朝に受け取って(ファックス)、その日の昼には仕上げて持っていくとかね、ホントにもう」。

と登場していない小池先生がおおいに語られています。宝塚の本田宗一郎さんのような方ですね・・。

 

カプコン、キティも脱帽という記事も。
カプコンさんに蘭寿さんたちが開発陣に取材に来られた話、サンリオ・ピューロランドでのショウでは「小池のやり方は半端じゃなく厳しかった」と再び小池先生がご登場。素晴らしい創作魂です。

 

3.小林元理事長のインタビュー

最後に小林公一さんのインタビューがあります。

「・・女性だけが演じる。この基本は絶対に変えません」
東京に本拠地を移す可能性は?に対して「まったくありません」

ほぅ。非常にはっきりと言い切っておられ、清清しい限りです。本拠地が宝塚にあるというのは、非常に大きな意味があると思っているので、とてもありがたいです。夢の聖地ですよね。

 

編集後記に本音が出ています。

「編集長が「タカラヅカ」をやりたいと言いだしたのは昨年のこと。正直、眉をひそめました」

「特異なエンターテイメント集団として、面白おかしく取り上げることはできるでしょう。でも、ただの興味本位に終わらず、読者が得るもののある特集を作れるのか心配でした。」

ええっと、「キワ物」って思ってはったってことですよね?ありていに言うと?

やっぱりなぁ。そうかぁ。東京のメディアの皆様の受け止め方と、関西の経済界における(特に阪神間)での宝塚のポジションはかなり異なっているのだろうと思います。詳しくはいずれまた・・。

でも、取り上げてくれてありがとう!さすがに経済誌。経営上の数字やミュージカル市場の数字などがわかって、面白かったですヨ。皆様もご関心あればご一読を。あ、こちらも回し者ではございませんので、ご安心を!(笑)

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