代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

週刊ダイヤモンド「タカラヅカ」特集 続き 「御殿とお祭り」

「週刊ダイヤモンド」のタカラヅカ特集。Part1「こうして舞台は進化する 偉大なるマンネリと実験精神」では演出家の小柳菜穂子先生がおおいに語っておられます。
(以下、出典:「週刊ダイヤモンド 第103巻25号」より)

 

1.御殿とお祭り

「ルパン3世」の宝塚上演にあたって、小柳先生の頭にまず浮かんだのは「劇団演出家の先人が口にしてきた「御殿とお祭り」というフレーズだ」とのこと。

ほぅ。なるほど!!miyakoguは膝をぱしっと打ったのです。そうか、宝塚は「御殿とお祭り」なのだと。

かねがね、海外ミュージカルと宝塚の違いをどうとらえたらいいのか、miyakoguはずっと考えてきました。また書きたいと思いますが、私がミュージカルと本格的に出会ったのは舞台芸術の本場、ロンドン。そこで観たミュージカルと宝塚歌劇団の魅力は明らかに違うのです。
それぞれに異なる魅力があり(私が歌劇団の「歌」をそれほど重視していないのはそのためです)、その差は何なのか、ショウなのか、容姿の端麗な若き女性の一所懸命な魅力なのか、ずっと考えてきました。何かここにしかない魅力を感じとったのです。

宝塚は「御殿とお祭り」なのか?!それならよくわかります。お祭りならではの決まり事がある一方で、変わらないものと変わるもの、チャレンジがあり、きらびやかでゴージャスで、リズミカルで、心が躍って、泣いて、そうして帰り道に歌を口ずさみ、スキップしたくなる何か。竜宮城で乙姫様に出会ったようなものですね。

 

2.宝塚人材育成の外部応用の難しさ

「これがタカラジェンヌの生き様です」という特集ページ(ここが花組生6名のインタビュー記事です)、ここのページだけ、すみれ色なのですよ!ありがとう、週刊ダイヤモンドさん。お気遣いに感謝いたしますよ!ここで語っておられる内容はいずれも仕事人として参考になることばかり。

小林公一さんがインタビューで宝塚のシステムは一般企業に参考になることも多いですが、これを外部向けに研修や講演をやろうとは思いませんか?と聞かれたのに対して、「ないですね」と一言ばっさり。

いいですねぇ。関西の経営者層の方々はこういう方が結構多いのです。はっきりばっさり、核心に迫ります。

というのは、「生徒たちは、宝塚歌劇の舞台に立ちたい、そこでこうなりたいという目標がある。・・彼女たちだから有効なんです。」とのこと。花組生徒さんへのインタビュー記事を拝読すると、若くて美しい女性達の必死の闘いぶりが浮かび上がりますが、もともとのモチベーションが一般企業とは相当異なるため、人材育成システムが他には活かせない、そういうことと理解いたしました。

大変ユニークな組織としての宝塚に迫っているお話だと思います。 

 

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