代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

働き女子の皆様へ 関西経営者のお言葉 大阪上品女性社長編 「ABC」と「おついたち」

暑い日本で働く女子の皆様。お元気ですか?今日は心なしか、電車がすいてましたよね?ただ今、娘と旦那はんが会社付近に来るのを待っている時間。今朝は娘の塾夏期講習の缶詰特訓で、おそらく娘は弱っているはずです。おいしいご飯を食べさせねば!

 

1.上品な女性社長さん

本日は以前に海外視察でご一緒した、ある上品な女性社長さんからいただいたお言葉をお伝えしたいと思います。

その方は、ある事情から嫁ぎ先の企業の後継者となった方。ご自身、関西を代表する女子大学の大学院をご卒業、息子さんは関西№1の中高を卒業されたという大変頭のいいご家系の、とても上品でお綺麗な方です。しかもばりばりのメーカーさん。

その方が、「私はね、何もわからなかったのよ。でもちゃんと皆さんがやってくださってたから。ただ、一つだけね、馬鹿の一つ覚えのようにずっと言っていることがあるの」と上品におっとりと教えてくださったのが、以下の言葉です。

「ABC」。すなわち、「当たり前のことを、馬鹿にせず、ちゃんとやる」です。

このお言葉は、経営者の方々の間でいつの間にか流布している言葉でもあるようで、miyakoguもある本でお目にかかりました。でも、ずっと朝礼でこのお言葉を言い続けておられる方はそうおられないではないでしょうか。上品で頭がよく、人当たりもすばらしい女性社長さんにあやかりたいものです。

 

2.「おついたち」の秘密

この方からお伺いしたもう一つ、非常に印象的だったこと。それは・・。

関西のさる高級住宅街にお住まいのその方は、毎月1日の朝、必ず「おついたち」として氏子である地元の神社にお参りになるそうです。すると・・。

そのエリアには、多くの富裕層が住んでおられるのですが、毎月1日朝は神社の周りにずらっと送迎のお車が並ぶそう。皆様、やはり同じように1日の朝、氏神様にお参りになっておられるとのことです。

なるほど!お金持ちの皆様の習慣は違いますね!

miyakoguの実家近くには、非常に歴史の古い神社があり、今でも1日には灯明をともす当番が回ってくるのです。おのずとお参りもいたしますよね。

この付近の氏神様はどなたなのか、確か、夏祭りの太鼓が回っていたはず。よそから流入した都会暮らしだと、こういうとき、ほんとに当てになりません。その方に教えていただいてすぐ、少し離れた神社にお参りに行ってみましたが、どうも違うような・・。ただ、その神社にmiyakoguは一度、ある仕事の企画書を通すためにお参りしたことがあります。その時は見事に通りました。

思うに、神仏にお頼りする境地に達するには、その前に人事を尽くしてできることはやっていると思うのです。才能と運、両方そろわないとなかなか、事は動きません。その運を少しでも呼び込む、それが「おついたち」の精神なのかもしれません。

miyakogu、改めて反省。せっかく教えていただいたのに、そういえば、その後2ヶ月しか続いていませんでした。てへっ。次の周年に向けて必ずお参りしたいと存じます。

ええと、その前に会社のあるこのあたりの氏神様を特定せねば!都会って、ほんとこういう時、困るわ・・。

 

3.強みのある会社の共通点

miyakogu、中堅中小から外資系大手企業さんまで、様々な企業さんを訪問させていただくことがあるのですが、何らかの分野で強みを発揮しておられる中堅中小企業さんの特徴として、いくつかの共通点があります。

・入ってすぐに、皆さんが挨拶を大きな声でしてくださる

・よく言われますが、トイレが綺麗(掃除の分担を顔写真入りで貼っておられる会社もあります)

・そして、関西特有かもしれませんが、出していただくお茶がおいしい

おそらく、お客様を大事に、かつお茶一つ入れるのにも工夫があるのではないかと思います。一つの小さな工夫・改善を会社隅々まで心がけておられる、そんなイメージです。また、おそらく利益率が高いので、そうできるというのもあります。ある有名な発明社長さんからはその会社特製お煎餅まで頂戴したことがあります。

働き女子の皆様、このお盆休みはいかがお過ごしですか?ご先祖様のお墓参りや神社のお参りも、この機会に良いかもしれませんね。

miyakoguもいろんな欲を込めてお参りしたいと存じます。宝塚の1列目どセンター当選とか、お願いしてもだめかしら?