日本の暑い夏、働き女子の皆様、お元気ですか?もうお休みの方も多いかな?
さる筋からお伺いするに、雪組さんは「ルパン3世」に続き、今作も観客数が十分の見込みのご様子。宝塚で大劇場を埋められるかどうかは、ビジネス上、非常に重要な分かれ目と推察します。上田久美子先生、齋藤吉正先生、雪組の皆様、本当に暑い中、お疲れ様です。当事者として責任を取るお立場というのは、何であれ、大変なことですものね。
さて、今夜からは旦那はんの実家へ帰省。義母からは「あの人はうちに息抜きに来てるんでしょ。いいわよぉ、もう、わかってるから」と受け入れられている稀有な嫁姑関係です。(今、変換したら「旦那藩」と出ました。旦那の領地みたいでおもしろいですね)
その前に少しだけ、ラ・エスメラルダを思い出して感想を追記したいと思います。
※ラ・エスメラルダに関する前の記事はこちら。前の記事で取り上げた方以外についての追記です。
※お越しいただき、ありがとうございます。勢いのあまり、「星逢一夜」について、結局19個もの記事を書いていました。そのまとめがこちらです。よろしければご覧下さい(^-^)。
1.素敵な上級生さんたち
「歌劇」座談会での齋藤先生の取り上げぶりから、楽しみにしていた蓮城まことさん。ターバンからしけがはらりとのぞいていて、こちらのテンションもあがります。銀橋をわたりながら、にこっとしたり、見つめたり、指差したり、ウィンクしたり・・。なんというか、「かっこかわいい」ですよね、蓮城さんは。
そして、早霧せいなさんが場面によってはぴっちりのオールバック。私はあまり拝見したことがなく、前髪があったり逆立っているちぎちゃんが好きで、オールバックで見慣れないていないと、どきどきします。ま、何してても美形だから、いいんですが。
ええと、お歌はお芝居の方が、いい、かなぁ・・・。はい、好きです、晴興様!もう、ショウも裃で出てほしいくらい。あれほど髷が美しく似合う方って、今の日本でどれほどいるんですかね??美しさで、上位間違いなしです。
そして、劇場に歌声を響かせる香綾しずるさん。パルムの僧院での美中年ぶりに加えて、今回は老武士ぶり。お見事でした。あ、なぜかショウの感想のはずが、ついつい星逢一夜の感想になっていってます。まぁ、いいか。
ただ、夢乃聖夏さんがおられたらなぁと、少し思ってしまいました。もう少しだけ、ショウで違う色彩を放つ方がおられると、ありがたいかな??
2.うっとりするような香り
ショウが始まってすぐのことです。素敵な香りに気づき、え?私、今日、そんなに香水つけていなかったはず? え、お隣のおじ様が幕間にまさかつけてこられた?? と不思議に思ったmiyakoguですが・・。
そう、香りは舞台からでした。今までにお気づきになった方も多いと存じますが、前方席で時々起こる現象です。
以前、月組さん「花詩集」を観劇した時も、幕開きでふわぁ~~っと香りが漂ってきたため、100周年でついに宝塚も嗅覚まで乗り出したか?!と感心したのですが、それは舞台からでした。皆さんの香水の固まりですよね。
ご存知の方もおられると思いますが、随分以前に、フロリダのディズニー・ワールドに行ったとき、エプコットのショウの最後でネズミ達が逃げ出したという設定で、足元をすり抜ける感触に、観客席一同、「うわわわーー」となったことがあります。そうか、ディズニーは触覚まで来たか!と感心したのですが、あれ、多分、空気の固まりを送ってるんでしょうね。または、座席の下に何かしこんであるか。
たまたま舞台に近い前方の端席だったので、皆様の香水の香りもキャッチ。嬉しい驚きでした。
3.かわいい下級生さん
舞台に近い前方の端席は、センターこそ遠いですが、銀橋を渡ってこられるとき、まっすぐに見つめられたり、端で展開されているお芝居がよく見えたり、ショウの下級生さんがよく見えたり、別の楽しみがあります。お芝居で斜めに向いてセリフを言われるとき、案外、よく見える位置ですよね。
星逢一夜で源太が泉を覗き込み、にっこり笑ってから晴興に向き合い、嫁にもらってやってくれ、と頼むのがわかったのも端席だったから。(「ル・サンク」掲載の脚本では涙をふいてあげて、とありました)
さて、今回、ショウで注目していた下級生さんは、新人公演で注目した99期生の陽向春輝さん。男役のフィナーレ群舞に入っておられます。新人公演の演技を拝見し、この方は何かお持ちの方では?と注目して観劇しました。
そしたら、まぁ!
陽向春輝さんはスカステの雪組さん「なるほど!すみれパーク」にも出ておられて、とっても明るいお名前のとおり、小柄だけれど元気のいいはっちゃけた方だなぁと観ていたのですが・・。なんといっても、ニックネームが「ひなた」はともかく、「たわし」・・。
燕尾でめっちゃ、きざってはりました!
そのきざりが一生懸命で、年下の男子ぽく、初燕尾かな?と思うのですが(間違っていたら、すいません!)、ばっちこーんとウィンクも確かされていて、何だかこっちが「わぁ」と楽しく微笑ましくなって応援したくなるような、そういう感じの方とお見受けしました。
とても、おもしろそうな個性的な方そうです。どんな風に成長されるのか、成績のいい方ですし、今後に注目したいと思います。
ふぅ。では皆様、アデュー! miyakogu、旦那藩に行って参るでござるよ。