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代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

働き女子の皆様へ ピーチ・アビエーションCEO 井上様ご講演より「何よりも大切なのはパッション」

働き女子の皆様、お仕事お疲れ様です。

さて、本日は経済産業省近畿経済産業局主催の「女性起業家応援プロジェクト」(LED関西)キックオフセミナーにご縁があって参加してきました。

LED関西の取組みについてはこちらをご覧下さい。ビジネスプラン・コンテンストがこれから開催されます。関心のある方は、ぜひご応募くださいませ。 バックアップもいろいろ得られますし、ファイナリストになった皆様は仲間ができて楽しそうです。

www.ledkansai.jp

ここで本日、ご講演されたピーチ・アビエーション株式会社 代表取締役CEO 井上慎一様のお話が大変おもしろく、とても印象に残りました。ピーチ・アビエーション株式会社様はご存知のように、2011年に設立された日本発の本格的LCC

宝塚観劇にあたってご利用の方も多いかもしれません。なんといっても関空ー成田間が3,690円~です。確か、twitter等でも大劇場にLCCで行こうかお悩みのものを見かけたことがあります。

以前、関空会社の経営陣の方から「LCCはイノベーションなんですよ。安いというだけなんじゃない、朝ふらりと北海道に思い立って日帰りで行ける。旅のスタイルを変えたイノベーションです」とお教えいただいたことがあります。

確かに! それを裏付ける、なるほど!の本日のお話でした。

井上様のインタビュー記事はかなり世に出ているので、またご覧いただくとして、本日、miyakoguが深く心に刻んだポイントのみ著作権に抵触しないように少しだけ引用したいと思います。

(以下、口述の内容については井上慎一氏講演、女性起業家応援プロジェクト「LED関西キックオフセミナー「Make you fly」」平成27年8月31日より)

※こちらも更新しております。よろしければどうぞ!

働き女子の皆様へ 関西経営者のお言葉を実践 「おついたち」とラスト1ミニッツのコスト意識 - 代取マザー、時々おとめ

 

1.コンセプトは「空飛ぶ電車」

なるほど! 電車なんですね、電車。納得がいきました。安い飛行機ではなく、たまたま空を飛ぶ電車。定刻どおりに出発し、乗り遅れは待たず。ただ、安くするためにターミナルは簡素に。そういう発想ですね。

ユニクロは確か、服の「部品」として構想されたと読んだことがあります。今、確認してみたら、株式会社 ファーストリテイリング様の「2011アニュアルレポート」にこういう一節がありました。

「我々がめざすユニクロの服とは、「服装における完成された部品であり、着る人の価値観からつくられた服、世界中のあらゆる人のための服」です。」

(出典:柳井正氏トップメッセージ「2011アニュアルレポート」株式会社ファーストリテイリング)

服を部品としてとらえ、飛行機を電車として発想する。そのようにとらえ直すことで、提示する方法も、提示する価値も全く違ってくる。共通しているのはお仕着せで与えるのではなく、「使うのはあなただ」という価値を提供したことではないかと思います。

すなわち、視点を消費者側に移し「主役は私だ」という意欲を引き出す発想、自由なコミットメントを呼び起こすといってもいい、逆転の発想かと思います。

 

2.「人のせいにするな」「一人称に語らないやつにイノベーションは起こせない」

なるほど!!とにかく、自分のこととして自分の頭で考えろと。そういうことですね。

最初の「人のせいにするな」は世界最大のLCCであるライアン・エアーの創業者であるパトリック・マーフィー氏から井上氏に投げかけらたお言葉であり、そして、二つ目の言葉は一橋大学イノベーション研究センター 教授である米倉誠一郎先生からのお言葉だそうです。

やっと取れたアポイントで「日本は規制が厳しく」と井上氏がマーフィー氏に持ちかけたところ、では、「その当局にお前は交渉しに行ったのか、空港に実際に働きかけたのか?」と即座に尋ねられたとのこと。確かに・・。

いや、わかってはいるんです、でも言ってしまいがちなんです! すいませんでした!

そして、「失われた10年」と言う言葉を使った時に、即座に米倉先生に怒られたとおっしゃったのが後者。確かに・・。

私も「失われた10年」という言葉は好きではありません。だって、本当にそれって失われていたのかな?と思うのです。株や不動産価値は失われたかもしれませんが、その10年の中でもご飯を食べてきたし、旅行にだって行ってるし、笑っているし、特許だって一杯出ているし、上場した会社だってあるし、と思うわけです。

そうは思っていても、このような「都合の良い言葉」があると、あたかも被害者かまるで評論家のように言ってしまいがちなのも、よくわかります。使ってしまいがちなんです、すいませんでした!!皆が当事者なんですよね、本来は。少なくとも社会に出ていた人間は、当事者なのです。

で、当事者として語れないやつには、イノベーションなんて起こせないぞと。そのように怒られはったそうです。

でも、井上CEOのすごいところは、1時間しかないという面会時間を夜までに伸ばしてもらい、面談を断られた相手を今ではメンターにしてしまい、とその不思議な魅力でしょうか? とても素直な感動をもって相手の言葉をお受け止めになる才能がおありになる方だと拝察いたしました。

 

3.そして何よりも「パッション」が大切

何よりも大切なのは「パッション」だと。そういうことでした。もう少し早くお知り合いになっていたら、「パッショネイト宝塚」にお誘いできたかもしれません。

いやぁ、ほんとにおもしろかったです。久しぶりにとても一杯メモを取った講演でした。井上様、主催者の皆様、ありがとうございました。

 

4.改めて考える、出産後の10年間

そして、後続のご講演を聴きヒントを得る中、私がせっせと作成したメモがこちら。

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 ©miyakogu、2015

1:独身時代のお仕事邁進時代

2:出産後の育休時代(1からは大変化ですね)

3:復帰後の数年間(保育園から学童時代)

4:現在、多分、このあたり(徐々に自分に使える時間が増えています)

 

実は、miyakoguは出産後のキャリアを振り返って、「あれは、失われた10年だったのだろうか?」と最近、ずっと考えていたのです。そして、たどり着いた結論が、「失った10年ではなかった」ということ。「選んだ10年」だったといえます。「失われた」と言うと、何だか被害者意識一杯ですね、確かに。

では、それはどういうことなのでしょう?

その点については次の記事で。8月に月間5万アクセスを越えた当ブログの100個目の記念記事として書いてみたいと思います。もう寝ないと明日、起きられませんからね! 明日は学校行事のためにお弁当がいるのです(涙)。

私は立派なロールモデルではなく、「そんなことで、ええのん?」モデルを提示できればと、そう願っております(^o^)。「タイプA」(競争意識の強い、待つのが苦手な人生にアグレシッブな性格傾向)だって変われるのですよ。おっほん!