代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

祝・めらめら激怒娘が父親にリベンジ! 塾夏期講習を乗り越えて

皆様、こんにちは。思い起こせば夏休みのはじめ、うちの小学高学年娘はお父さんに激怒しておりました。

そう、初めて受けた結構大規模な公開テストの志望校判定にて「もひとつ」の成績を得た結果、「あら? もう受験はおやめになったら?」的な発言をお父さんにされた娘。

下記の絵を「miyakogu娘が本気出したらどうなるか、おとうに見せつけたれ!」という決意表明とともに、当時、勉強予定表に書き込んでおりました。めっちゃ、怒ってましたねぇ。

宝塚ファンの皆様、後ろのぎざぎざは羽根じゃないですよ、炎です。やる気の炎

miyakogu娘 著作「激怒する娘」 (本人同意を得て掲載)f:id:miyakogu:20150724064519j:plain

 

その後、やってきた塾夏期講習。週4回もの通塾、また塾がない日は自習室でのまさかの自主勉強を経て、8月ラストに受けた同じテストにて、おとうを堂々、見返したのです。

まさかの志望校判定、3ラーーーンクアップ!!合格圏内に持ち込みました。宝塚大劇場に少しでも近づきたいという「我欲」に「小さな希望の灯火」(小林一三先生ドラマより)。その力は、さすがにとても強く、呆れるほどでもあります。

宝塚の下級生さんに会いに行くと声をかけてもらい、「○○さんにいい成績を報告したい!」という気持ちが強まる娘。下級生さんはほんとにありがたいですよねぇ、いろいろお話してくださって。もちろん、その方がとてもお優しいフレンドリーな方なんだろうとは思います。

塾に行き、お休みの日は入り待ち→観劇の日々塾がお休みの曜日には毎週観劇してましたね、思えば。

まぁ、本来は「親も一緒の戦いです」と言われるお受験。私どもの姿勢はまったくもって「なっておりません」ので、宝塚歌劇のチケットで済むなら何とかいたしましょう。

ただ、解説や疑問点に答える体制はまぁまぁ充実。国語・社会は私が、理科はお父さんが担当しています。同時に、「いや、そもそも、この設問の聞き方がおかしい」だの、「この貿易統計は古すぎる」だの、文句も多い両親がややうっとおしそうではあります・・。

後はあくまで適当ではありますが、栄養バランスと睡眠確保のサポート。結局、それくらいしかできませんからね、共働き夫婦は。

私達の子どもに産まれたメリットがほんの少しあるとすれば、いろいろな方にお会いできる機会がちょっぴり多いということくらいでしょうか?私の人脈から、パーティに参加したり、科学館の館長先生を家族で訪問させていただいたり、ノーベル賞受賞者の講演にお父さんの人脈で参加させてもらったり。まぁ、ほんの少しのメリットですね。

娘にしてみたら、参観で自慢できるような若くて可愛くて素敵な家庭的なママが、良かったかもしれませんしね! ただ、自分の我欲に素直で(それ故小太り)、あまり家にいなくて(それ故うるさく言われず)、宝塚の萌えを共有できるお母さんのことが、幸いにして一番いいみたいではあります。

娘よ、いずれにしても後は何とか自力でがんばってちょうだい。お母さんは、宝塚のチケット確保とリビングで一緒にお仕事するくらいなら、できるから! 試験会場では、結局、自分の力しかないから!

 

それにしても、塾の夏休みの自習室、効果大でした。なぜって??

なぜなら、そこには宝塚歌劇団の月刊誌「歌劇」も、同じく「グラフ」も組本も、DVDもスカイステージも、何もないからです!!

以前の「歌劇」、なぜ何回も読んでしまうんでしょうね?そして、結構隅々まで読んだつもりでもまた新たな発見があったりして。冒頭ポートは別として活字満載のスタイルを貫く「歌劇」、恐るべしです。