読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

宙組全ツ・メランコリック・ジゴロ/シトラスの風Ⅲ まじめに感想1 爆笑・スタイリッシュ・ハートフルのお芝居と宙組エナジー!

皆様、梅田芸術劇場での宙組さん「メランコリック・ジゴロ -あぶない相続人ー」と「ロマンチックレビュー シトラスの風Ⅲ」を観劇してきました。その感想を暑苦しく書きます!!まずは全体の感想とお芝居から。

 

1.もしもチケットが取れるなら、今すぐGo!

はっきり言いましょう! これ、神公演だと思います。(贔屓目もちろん2割増しくらいありますが、本気でそう言いたい!)

新米ファンのmiyakoguがこのような厚かましいことを申し上げて恐縮ですが、もしもまだ、チケットが取れる劇場がお近くに、または少し遠方でもあるのなら、絶対にご観劇された方がいいです! 今すぐチケットをお取りください(^o^)/。

美しい長身の1、2、3と歌上手のトップコンビ。爆笑と優しさに満ちたスタイリッシュなお芝居、迫力のある明日へのエナジー。「どうです?これが宝塚歌劇なんですよ!」と全国で初めてご覧になる方に、お勧めできるバランスの取れた素晴らしい公演でした。「お芝居はいいんだけど、ショウがちょっとね」などといった注釈は一切なしでお勧めできる公演です。

 

2.温かみのあるかっこよさ、それ反則なまぁ様のダニエル

この宙組を牽引されている朝夏まなとさん。本当に素晴らしく、かっこよく、そして、噂どおりちゃらかったです。(ちゃらさはショウで炸裂!!)

まずお芝居では、いい加減で調子のいいジゴロなんだけれど、根底にある優しい心根がしみじみと伝わってきます。「王家に捧ぐ歌」の時も思いましたが、まぁ様の高音部のよく伸びる声と一音一音に心を込めた歌唱。私はとても好きな声と歌い方です。歌唱にドラマが見えるというか。

「ダニエルのテーマ」というメインテーマの曲があるのですが、まぁ様が歌われるとその歌詞の中にあるおそらくはダニエルの故郷の村への望郷の思い、そして今生きているまちで深夜にふと感じるような切なさ、それがその大きな瞳に映し出されるように思います。まぁ様は、私はそういう方だと「王家に捧ぐ歌」まで存じ上げなかったので、主演2作品を観劇して素晴らしい演者であると大変感心いたしました。

物語のキーを握るフェリシアの父であるノルベール(凛城きらさんが素敵なお芝居をされています)への優しさが、結末で実は生きてくるのです。

ストーリーはぼやかしますが、まぁ様は何も知らずに、浮浪者でカフェにやってくるノルベールにいつも優しく、そのことが結果的にまぁ様演じるダニエルと、実咲凜音さん演じるフェリシアの間をつなぐことになります。

そして、何と言っても宙組はスタイリッシュです。

まぁ様と真風さんのスーツ。ジゴロですね!と感心したくなるような色気のある着こなし、まっすぐな長い手足、美しい姿勢。まぁ、よくこの二人を1、2として揃えましたよね、宙組さん。まぁ様お一人でももちろん眼福なのに、二人。美しすぎました。

宙組さんは「宝塚を観た!」という楽しい感慨を、今、一番もたらしてくれる組になっておられるのではないでしょうか?そして、空気が明るい!

美しい方で陰の色気、しっとりとしたお芝居が強みの方にも、もちろんmiyakoguは注目してきました。

しかしここまで、爽やかに明るく、あっけらかんとした楽しさをもたらしてくれるトップさんは初めて拝見したような気がします。じっとりとした日本の梅雨のような湿度が一切ない、まさに「シトラスの風」のようなまぁ様が組全体にその素敵な影響を及ぼしておられるように思いました。幕間にも「まぁ様がかっこいい」という声があちこちで。素晴らしかったです。

 

2.爆笑を誘う真風さんと愛月さん

miyakoguはもともと真風さんのファンであり、まぁ様のトップのあり方に非常に感心してまぁ様と宙組のファンになったわけですが、今回のお芝居の爆笑係は真風さんと愛月さんのようです。

真風さん、パンフレットの正塚先生のご挨拶にもありますが、非常にお上手になられましたよね。歌もお芝居も、軽妙なコミカルさも。

真風さんが真剣にスタンを演じれば演じるほど、笑える。そのようなスタンの人物像を描かれたのは、さすがに正塚先生です。正塚先生のお芝居は映像も含めて拝見してきましたが、思うのはストーリーの骨格がしっかりしていること。最後まで破綻がないように拝見しています。一本大きな筋があるんですね、多分。

その中で、お金儲けの話になると目の色も態度もころっと変えてすぐにやってくるスタン。スタイリッシュなイケメンであり、俗物であり、危機からは逃げ出す。でも最後にはダニエルを助けに来てくれます。なんというおいしいお役!

そこを非常にうまく演じておられる真風さん。こちらまで嬉しくなってしまいました。何といってもまぁ様と二人の友情の相性の良さ。スーツが似合う二人が並び立つお姿には、ほんまにくらくら来ますね。

そして、寿さん演じる怪しい人物、フォンダリの息子・バロットを演じておられる愛月さん。単細胞でおばかで、暴力的そうなのに口ほどになくて、美人妻のルシル・伶美うららさんのことが大好きで可愛らしい・・。そう、可愛らしいんです、愛月さんは、イケメンでうざいお役なのに。TOP HATのベディーニさんもそうでしたが、そういうお役も出来る方なんですねぇ。王道の主役スターかと思ってましたが、役の幅を大いに広げておられる時期なんでしょうね。素敵でした。

 

3.温かみのあるスタイリッシュさ

変な言い回しですが、宙組の皆さんはスタイリッシュなんですが、温かみを感じさせるかっこよさです。学年で誰か一人くらいいるじゃないですか?女子に優しく、爽やかで、でも男どおしの友情に篤くて男どおしでもじゃれているような子。背が高く足も速いんだけど、さりげない。そういう人が、一杯集まっているような宙組さん。それって最高じゃないんですかね、女子的には! おばちゃん、何かだんだん切れてきたわ。素晴らしすぎて!!

落ち着きたいと思います。

だいたいね、朝夏様、真風さんの二人がいる上に、オバカさんなのに無駄に美形で妻が大好きなところが愛おしくなる愛月ひかるさん、まぁ様のパトロンを奪っていくテニス選手ジゴロの星月梨旺さんや、素敵なカフェオーナーの風馬翔さん、イケメン刑事の澄輝さやとさん、そしてショウでは踊りまくっている寿組長。新たなイケメンが登場するたびに「どんだけ、イケメンがおんねん!」と突っ込みたくなります。

私はどうして、これまで、この宙組さんにごろごろいる長身美形にあまり気づいていなかったのでしょうか? まぁ、星組と雪組を観るのに忙しくてあまり観劇していなかったからなんですが・・。真風さんの異動とともに、こうもあっさり宙組ファンに移り変わるとは、自分で自分に驚くほどです。あ、もちろん、雪組さんは引き続き優れた御芝居の組、新生・星組さんは驚異の歌上手組として、楽しみに観劇いたしますよ!

 

4.実咲凜音さん演じるフェリシアのけなげさと娘役上級生さんの上手さ

実咲凜音さんのフェリシア、けなげで愛らしかったです!

おにいちゃんが見つかった(これはスタンが思いつき、ダニエルが一緒に実施している嘘なのですが)と分かってお仕事を休み、会いに来る。その率直な行動力の背景に、お母さんが亡くなった後、「一人ぼっちだった」という寂しさがあります。実はダニエルも一人ぼっちで、二人が寂しさから通じ合い、お互いを必要と思う変化が、感じられます。

「ずっと愚図って言われてきたの」というフェリシアの言葉に、ダニエルの優しさが呼応し、心と心が出会っていく様がうかがえるお二人のお芝居でした。素晴らしかったです。応援したくなるヒロイン像をつくれるというのは、宝塚歌劇の娘役さんとして非常に大きな強みではないでしょうか?それは多分、形だけでは無理で、みりおんさんの中にあるのではないかと思われる純粋さが、うまく出てお役にぴたりとはまったのかな?と思いました。

愚図だったはずのフェリシアが、最後の瞬間、ダニエルにぱっと抱きつく。涙が出るようなフェリシアの変化。この一瞬のために、それまで抑えた演技があったのかとほろりと来る素敵な場面でした。

それにしても、まぁ様がお兄ちゃん(仮)って分かるって、ちょっとそれ、どうなん?!素敵すぎやろ!

図書館の場面の美風舞良さんの演技も特筆すべきシーン。笑いを大いに誘います。そして、驚かされたのが瀬音リサさんのホテルのフロント役・カティアです。

幕間に近くでお話をされていた方が「フランス映画のよう」とおっしゃっていましたが、確かにフランス映画のワンシーンのよう。寿さん演じるフォンダリとの再会をわずかな出演で、昔の 二人の恋愛を彷彿とさせるようなお芝居でした。お見事です。

 

とりあえず、まじめに感想1はここまで。まとめると、

「まぁ様が生き別れのお兄ちゃん(仮)だなんて、何と言うドリーム!

「まぁ様と真風さんの二人のスーツ姿がかっこよすぎ

「真風さん、明らかに胡散臭い儲け話をよう次から次へと・・」

「愛ちゃん、おもしろ可愛すぎ」

「みりおんちゃん、けなげ可愛すぎ」

「うららちゃん、超美人妻」

「イケメンが多すぎる!」

そして、

カフェでいつも踊って騒ぎ過ぎやろ!それにしてもカフェ店主、イケメン」(カフェのダンスシーンがとても華やかでかっこよくて、とにかく、まぁ様と真風さんは足が長すぎ!)

ということでした。miyakoguは明日も観劇します。楽し萌え死ぬ公演」、間違いなし!です(*^o^*)。

(ショウの感想はこちら)

mothercoenote.hatenablog.com

(お芝居のポイント感想はこちら)よろしければどうぞ!

mothercoenote.hatenablog.com