読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

小学高学年娘の「銀二貫」感想と東上への期待

皆様、こんにちは。11月最後の日曜日、いかがお過ごしですか?ただいま、我が家ではリビングの机に家族が集まり、旦那はんと私はパソコンでお仕事、娘は過去問題にトライというシビアな週末を送っております・・。これもすべて午後から梅田芸術劇場で「プリンス・オブ・ブロードウェイ」を気分よく観劇するためです。

さて、小学高学年娘は「銀二貫」を先週と昨日、2回観劇いたしました。商人言葉を練習する可愛い月城かなとさんを見られて、くはっぁ~となったそうです(〃∇〃)。

 

1.月城かなとさんの成長物語に

もちろん、今回のバウ作品は月城かなとさんの主演には違いないのですが、先週末に観劇したときは、私も娘も「英真さんとみつるさんの「夫婦善処」なの?」というぐらいに、あまりに専科さんの演技が素晴らしく、驚いたのです。

観劇された方はお分かりいただけると思うのですが、最終場面近くのお二人のデュエット、英真さんがおかみさんに見えませんでしたか?←もちろん褒めています(^-^)。

月城かなとさん演じる松吉と彼をとりまく人々の暖かな群像劇と見えなくもなかったのです。

もちろんそれで、非常に素晴らしかった舞台だったのですが、さらに月城かなとさんが主演だとはっきりするような舞台になっていた、というのが娘の感想です。「あくまで松吉の成長物語で、彼の成長を見守る人々のお話になっていた」とのこと。良かった!

お隣に上品なマダーーム達が観劇されていて会話をされていて、娘は耳ダンボだったそうですが、やはり日を追うごとに月城かなとさんがお上手になっていかれていると、お話になっていたそうで、良かった良かった。遠方でご観劇いただけなかった月城かなとさんのファンの皆様、美しいばかりでなく演技も大変お上手になられていたそうで、ご安心ください。

 

2.久城あすさん、桃花ひなさん

専科さんに加えて、より舞台をさらっていったお二人が、久城あすさん演じる優しい梅吉の暖かさとお広を演じる桃花ひなさんの演技だったそうです。

桃花ひなさん演じるお広さんは実は原作ではもう一つ、つかみにくい人物像でした。しかし、彼女が演じることで非常に納得感のある人物として活字から立体へと立ち上るようです。

お広さんは切ないお役ですが、しかし、おてつさんと一緒にお団子屋さんを開業、お団子屋さんのおかみさんを演じておられるときはとても活き活きとした演技で、ああ、おてつさんとの出会いによって、新しい人生を生きているということがよく伝わる演技でした。すばらしかったのです。

久城あすさんは、もともと専科さんとはまた異なる色を舞台に添えられている非常に重要な役を演じ切っておられましたが、舞台を支え時にもっていくくらいの演技になられていたそう。

梅吉は最後に、布で包んでいた「真帆家」の看板を差し出し、松吉がこれを毎日拝んで真帆=おてつさんの無事を祈っていたことを真帆に伝えます。その場面での暖かな口調。とても素敵な演技でした。

有沙瞳さんの演技はおてつさん時代はお上手だったそうですが、子役時代は少しどうかな?というのが彼女の感想。ううーーん、演じ分けるための声でしょうしね・・。ただ、お母さんを早くに亡くしたという設定、明るい中にも強さと裏腹の何か少し寂しさを感じさせる、そういう少女ではなかったかと、私は原作を読んで思いました。娘とお風呂で語り合ったのも同様のことでした。私達はよくお風呂でなんだかんだと議論しているのです。ワーキングマザーと娘の貴重な時間です。

 

3.東上への期待

というわけですが、より大満足の舞台に仕上がっていたようで何よりでした。「銀二貫」、あちこちから東上を期待されるお声が聞こえてきます。これだけチケット難になった舞台、もしかするとありえるかもしれませんね。おおいに期待しております。