代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

宙組・シェイクスピア/Hot Eyes!! 感想4 ショウで弾ける宙組さんを観る嬉しさ

皆様、こんにちは。今日で三が日宝塚ツアー(全日帰り)を終えました。最終日の本日はとても楽しかったショウの思い出について、書きたいと思います。

その後、公演感想や関連記事をまとめております。よろしければこちらもどうぞご覧下さいね!

mothercoenote.hatenablog.com

 

1.初めての三が日宝塚歌劇公演

さて、予定にはなかった今日の午後公演、なぜmiyakoguが宝塚大劇場に向かったかといいますと、昨日の公演は前方席でお芝居の細かな表情を含めてとてもとても楽しんだのですが、残念ながら、ショウでは目線とか、微笑みかけとか、ウィンクとかはなぜか全スルー。贅沢で本当にすいませんが、私がショウについてしょんぼりしていると、娘が一言。「明日、チケットあったら行ってきたら?」と進言してくれました。

なぜかというと、「機嫌のいいお母さんの方がいいし、どうせ私は塾に1日行ってて家にいないから」とのことです。なんといういい娘!!!ありがとう、娘!!!(T-T)

※旦那はんは一人で実家に帰省中で不在です。

というわけで急遽チケットを探し、やや前方の下手席のチケットを確保できたのでお正月三が日観劇となったのです。ありがたや~~。今日こそ、ショウで正気を保たねば!

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2.第5場「Hot Eyes」

全員が舞台に出てこられて、ここから客席降りの場面ですね。私は通路側ではなかったのですが、ちょうど美月悠さんの近くでした。今年初めてのお客様も多いと思われます、客席降りが始まると「わぁ」と歓声があがって皆さん、楽しそうです!(1階席だけなので、2階席の方、ごめんなさい)※21列目まで、4列とも降りてきてくれます。

そして、何か法則があるのでしょうか?私が宙組で下手やや前方席に座ると、どういうわけか前の席が空いていたり、背の低いお子様が座られたりで、前が開けているのです。これは嬉しいジンクスです。

そしてなぜか、そこにおられるのはいつも風馬翔さんなのです!!男性的な髪型がとてもお似合いで、とても笑顔が素敵で、ダンスがきれっきれの風馬さん、観ているだけでこちらも笑顔です。

ショウの主題歌である「Hot Eyes!!」の一節、「熱い視線ドキドキ、激しい視線バチバチ、情熱視線ビシバシ」(作詞 藤井大介氏、2015年)のところで、思わず皆さんと同じフリを小さく胸のところでしようとするmiyakogu。それに気づいてにこにこと笑顔を送ってくれる風馬さん。ありがとう、風馬さん。ええわぁ、好きです!!

 

3.第8場と第9場の「Dark Eyes」(まぁまかのいけない場面です)

今日の午後公演ね、私の思い違いでなければ、例のとてもいけない雰囲気の場面の男役どおしのセクシー場面のクライマックスで、「ひっ」「あ」「わ」という小さな声がいくつか、観客席から聞こえましたよ!!

皆様、わかるわぁ、その気持ち。しょうがないですね、声が出ても!

私は今日3回目でしたが、3回目となると今度は全体像を見る余裕が若干出てきているため、より鮮明に場面を記憶してしまい、一層まずい・・。これはいつになったら、正気を保ったまま観ることができるのか、よく分からなくなってきました・・。

この場面のまぁ様、なんというかちょっと怖いようなセクシー全開の迫力です。あの方、いつもああいうことをなさっているわけではないですよね?!あの目で間近で見つめられて演技を続けられる真風さん、ジェンヌさんというのはすごいですね。

部分的には覚えているんですよ、その次も。

確か、真風さんがしれっと「アイ・オブ・ザ・タイガー」って歌っておられましたよね。真風さん、一つだけ。ほんとにごめんなさいね、ちょっとリズムが遅れてますような?ものすごくお歌が上手になられてきた真風さん、伸びやかな曲はいけるのですが、テンポの速い曲がちょっーーと苦手かなぁ。迫力は十分なので、今後もがんばってくださいね!期待しています。

 

4.第12場E 熱EYE美男(ねつあいびなん)

ここがとても好きなmiyakogu。正気を取り戻します。まぁ様を囲む風馬翔さんと美月悠さんの並びが好きすぎて!お二人ともダンスの切れが素晴らしいです。

ここの衣装が宙組の長身男役さんたちにとてもよくお似合いです。ええわぁ、宙組さん!

 

5.第13場のアイドル7人の場面

「I love you, baby」を7人全員がそれぞれのメロディで歌う場面です。出ておられるのは、澄輝さやとさん、凛城きらさん、星吹彩翔さん、蒼羽りくさん、春瀬央季さん、 実羚淳さん、七生眞希さん。お客様を釣る、宝塚歌劇のショウで必ずはさみこまれる若手のきらきら、ぎらぎら場面ですね。

澄輝さんは上品にさわやかに、凛城きらさんはショウの髪型がとても素敵です。上級生さん以外で、ここでおそらく一番大活躍している方は蒼羽りくさんかなと拝見しました。

あちこちを見つめ、手を差し出し、この場面だけで一回の公演で多分、5~6名は必ず釣っておられると見ました。「相続人の肖像」のものすごくいいやつ弟が記憶に新しい蒼羽さん、素敵です。フィナーレでは、センターから下手に去り際に、歩きながらウィンクを繰り出すという高等な技を!!その一帯にいたmiyakoguもうっとりでした。

皆様、最初見たときより少しぎらぎらとした感じが増したような。千秋楽までに、ぜひともぎらぎらとあちこちを釣りまくってくださいね。一本もののお芝居が何かと多かった宙組さんの皆様、若手の方こそ変化が始まれば、そのスピードは速いと思います。

 

6.まぁ様の「Forever Eyes」

今朝、スカステで星組さんの「エトワール・ド・タカラヅカ」のさそりの場面を観て改めて思ったのですが、柚希さんが退団された後、現在のトップスターさんで、ソロ・ダンス一つで大劇場を3分間静まらせることができる方は、おそらくまぁ様だけではないでしょうか?美しい・・。ダンスもそうなのですが、朝夏まなとさんの存在そのものが静謐な美しさをたたえているかのようです。

生田先生がまぁ様のイメージとして「チャーミングさ」と「清廉さ」を挙げておられます。「チャーミングさ」はTopHatを思わせる他場面でたっぷりと拝見でき、まあ様の「清廉」なイメージがこの場面で出ているのではないかと思いました。曲がノクターンですので、「静謐な情熱の残り香」とでも名づけたくなるような場面かと思います。

 

この他にも、桜木さん、天玲さん、春瀬さんとウィンク、目線を頂戴した方々が一杯で、とてもハッピーな三が日最後の観劇となりました。宙組の皆様、ありがとう!これからどんどん弾けていってくださいね。きゃーきゃー言われる快感をお若い方も含めて、皆様が覚えて行かれると思います。

では、明日からはきりっとお仕事モードに転換です。明日は早速、大阪新年互礼会があり別世界です。ありがとう、宙組の皆様、そして専科のお二人様。楽しいお正月でした。

真風さん「心の声」シリーズ最新作を追加しました。

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