皆様、こんにちは。
さて、今週に入ってからも賀詞交換会があり、乾杯にお付き合いしていたmiyakoguです。こちらは毎年、冒頭にその業界団体の会長さんと日銀大阪支店の支店長さんがご挨拶をされるため、毎年聴いていると定点観測のようで、時代の変遷を感じます。
2年前は薄明かり、1年前はいよいよこれから景気回復、今年はこれまでのところは各社企業収益好調の中で、話題は終始、外部のリスク要因についてでした。為替、株価の他に強調されていたのはやはり難民問題とEU、テロ問題、そして国内の電力問題です。なかなか、一筋縄ではいきませんね。今日のグローバル企業の経営者層の皆様は、文化の衝突、宗教の衝突に関する知識も必要そうです。
さて、そんな「ザ・関西財界人」のお一人でおられたある年配おじ様に年始のご挨拶に伺いましたよ。その方とは20年ぶりの再会です。こちらは若くして大手組織を辞めた人間(=とっとと厳しい出世競争と長時間労働から逃げ出した側)、先方様は大手組織を全うされた方ですので緊張しきりです。ほんま、汗かくわ。
ちなみに関西財界人でいらっしゃったため、宝塚歌劇団100周年記念式典は劇場でご観劇。もっと早くにご挨拶に行けばよかったです!!お供できたかもしれません(T^T)。
その際に、本音でお話くださったのだなぁと思ったことが1つありました。
ご家族のお嫁さんのお一人が、複数のお子さんがおられて共働きとのこと。育児休業も複数回取得されたそうです。
「僕の目からみるとねぇ、あなたは代表になったからわかるけどねぇ、「○人も子どもがいるんやから、もう、ええやんか?」と思うこともあるよ、やっぱり。見ててもね、働きながらの子育ては本当に大変やんか。そない苦労せんでもと思ってね。何のためにそんなに仕事にこだわっているのか、よく聞いたことはもちろんないんだけどね。」
「あれ、企業の方もどうなんだろうねぇ。だって、○回、育児休業を取ってるからね。どうなのかなぁ。」
>なるほど・・(ー。ー)。
もちろん、奥様が育児支援に時々、お手伝いに嬉々として行かれるほど、ご協力的なご家族なのです。かなりの大先輩という世代ギャップも当然ありますし、大変そうと心配なさってのご発言なのです。だけど、正直言って「わからないなぁ」とのこと。
それが、やっぱり本音ではおありになるでしょうね・・。率直に教えていただき、ありがとうございました。でもね、複数のお子さんがおられて始めて出生率が2.0に近づいていくのですしね・・。
私からは「組織の中で働いていて、一度、辞めてしまうともう一回働き始めるというのは、ものすごいパワーが必要なので、それはあると思いますよ。いったん組織を離れるというのは、それはそれで勇気がいりますから。」とお伝えしておきました。
miyakogu自身はなぜ続けてきたかと申しますとね。
40少し前での子育てとなり、晩婚・晩産だったため(ヴァンサンコンって呼んではいかがでしょうか?)、誰一人として「お仕事、どうされるんですか?」と聞いてくれる人がいなかったんですよ!!誰か、試しに聞いて!!妊娠も誰にも気づかれなかったし・・。
ひどい話では「私、4月から会社におりませんので」と妊娠8ヶ月半でお客様にお伝えしたところ、「え、どうしたんですか?転職?!」と驚かれたことです・・。
もちろん、ぽんぽんとお腹をたたいてみせましたが(^^)、「全くイメージがなく、気づきませんでした」との驚きのご回答。
誰か、ちょっとは気づいて!!せっかく、珍しく女子らしい活動をしているのに!!(^^)
年配おじ様の皆様、女性がなぜワーキングマザーを続けているのか、その中にはこういう事例もあることをお伝えしておきたいと存じます。
なんかちょっと情けないお話ではありますね(^^)。