代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

宙組・シェイクスピア/Hot Eyes!! 初観劇・ほぼ初観劇のお客様感想(^^)と宙組さんの輝き

皆様、こんばんは。前楽での総勢10名の宝塚観劇ツアー by miyakogu。無事に終わりました。いそいそとパンフレットを謹呈し、この目の大きい方がトップスターさん、こちらのお髭の方が私の好きな真風さんと、嬉々としてご紹介するmiyakoguです。

宙組の皆様、千秋楽、おめでとうございます!お疲れ様でした。

 

1.観劇ツアー成果

宙組ファンの皆様、やりました!(^^)

とりあえずお一人は確実に宙組に引き込みました。柚希礼音さん退団後、宝塚から離れておられた方を、宙組のまぁ様のおおらかな輝き=”ちゃら素敵さ”と真風さんの美により、宙組に惹きつけられそうです!!おっしゃーー。

さらに、宝塚歌劇にいたく関心をお示しになった方もお二人ほど。「嫁、好きやと思います」と言う方や、宝塚歌劇団の運営に関心をお持ちになった方もおられ、こちらはチケットお手配を申し出れば、再度ご観劇いただけそうです。

また、ばりばりの構造設計者が関心をお示しになったのは劇場の構造でした。これには驚きました。彼いわく、スクエアの形ではなく、舞台が左右に広がりがあり、包み込まれるような印象を持つとのことで、劇場の構造に非常に関心を示されました。こういう感想は初めてです。

さらに、意匠権の専門家の第一声は「衣装が美しい」。EUでは布地の柄を意匠登録することが多いのですが、さすがにそこに注目されますか・・。

また、女性起業家を育成されている方は、舞台の隅々まで目を走らせ、終幕の場面で紋章を抱きしめるシェイクスピア父の松風輝さんの演技に注目。今作品を初見でそこまでご覧になるとは、とかなり驚きました。

皆様、それぞれの専門の観点から様々な感想が寄せられました。

 

2.羽根への驚きとお芝居・ショウ感想

共通して感心されたのは、もちろん羽根!!そして生オーケストラです。舞台のライブ感、きらきらの照明、色彩の多彩さ、ゴージャスさには皆様、感心してくださいましたよ。そのたびに、「ありがとうございます」とお礼を申し上げる娘。関係者のようです・・。

「おっきい羽根、来たわ」と思ったら、最後にさらに朝夏まなとさんの大きく、かつ豪華な羽根が来て、びっくりされたそうです。やはり宝塚といえば、羽根。ショウのある公演にお誘いしてよかったです。

「シェイクスピア」は予想以上におもしろく、スピーディだけれど話もよくわかり、楽しい場面はめっちゃ笑ったとのことで、かなりお楽しみいただけた様子。楽しい場面と切なくほろりと来る場面が、両方あって良かったとのことです。

どうしても「ベルサイユのばら」のイメージが強い宝塚歌劇。まさか、こんなに現代的な舞台だとは思われなかったようで、驚かれました。

また、ショウ「Hot Eyes!!」は80年代歌謡曲が馴染みがあって良かったとのこと。やはり初観劇の方には、受けますね。

 

帰りの電車の中で。「るろうに剣心」のポスターを観て一言。「男前ばっかりやなぁ」。そして「この人とか」と指差されたのは月城かなとさんでした。やっぱり・・。

 

3.通な感想

メールで感想をお寄せいただいた方のお一人から、「宝塚のゴージャスでありながら庶民性を帯びた価格設定や肩の凝らない感じが、小林一三先生の思想を今に伝えているように思う」との感想を、頂戴いたしました。

彼は何と、劇場にて小林一三先生の銅像をすかさず見つけられて、写メ。さすが金融マン、目の付け所が「事業」です。劇場の客席数、公演数、かかりそうな費用をざっと概算しようとされておられましたよ。素晴らしいです(^^)。

 

というわけで、皆様にお楽しみいただけた宙組公演。大成功でした。参加いただいた皆様、お休みの貴重なひとときをお付き合いくださり、ありがとうございます。

どうぞまたご観劇くださいね(^^)。チケットをお手配して、熱くお待ちしております。

 

あ、ただいま、漢字の宿題を終えた娘。「日本のドリルの例文は間違っている」とつぶやいています。例文には「未熟な自分」とあったそうですが、「完璧な俺」という例文にした方がいいとのご指摘です。た、たしかに・・(^^)。

舞台に立つ方も実はそうですね。舞台を降りたら謙虚に、しかし舞台に立つ間は、自信に満ちて、ご自身も楽しんで演じていただきたいと思います。

その溢れるような自信と楽しさが伝わってくるかのような、輝きに満ちた前楽の宙組さん。充実の舞台でした。私自身の感想は改めてお届けいたしますが、東京組の皆様、どうぞお楽しみに!!