代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

月組・次期トップスター決定に思う 見習い社長から贈る、珠城りょうさんへのエール

皆さま、こんばんは。

さて、昨日は娘のお迎えがやや遅い日、せっせとお仕事をした後、電車でスマホを見ていたところ、どなたかのtwitterで「とても若いトップ」として珠城りょうさんへの言及がありました。

「もし決まれば、ということかな?」と思って読んでいると、どうやら、決定事項のようです。慌てて、公式HPにアクセスしてみると・・・。

驚きました!(゚o゚) 珠城りょうさんのトップが決定、さらに花組さんで鳳真由さんが退団・・、おまけに月曜は雪組の大劇場千秋楽・・。一昨日から昨日は宝塚歌劇団激動の日々だったんですね。

まずは何よりも、珠城りょうさんのファンの皆さま、月組次期トップ決定、おめでとうございます。

 

1.足りなくなるピース

うちの小学高学年娘との帰り道、あるいはお風呂会議。最近の話題はもっぱら蒼紫様だったのですが、時々、人事話に当然なり・・。

そういう時、いつもこの方がこの組に行かれたとして、といろいろ仮定の話になります。そこで気づいたのですが、仮に何らかの組み替えがあったとしても、いつもどこかの組で二番手さん、三番手さんになられそうな人材が足りなくなってしまうのです。

準備が整っているという意味でも実力という意味でも、いつトップに就任されてもおかしくない方が他にも当然おられたと思います。

しかし、現状の体制の中で、宝塚新世代としての話題性を出しながら、できるだけ組ファンと他組への影響を少なく、かつ本人への負担を少なくするには、おそらく珠城りょうさんの早期就任しか選択肢はないだろうなというのも、とてもよく分かるお話です。

そして、多少、就任時期が早くとも、たまきちさんの落ち着き、頼れる骨格、最近めきめきと発しておられた真ん中オーラ、大きな穴のない実力、娘役さんへの力強いリフト等から、彼女が月組の次代を背負う方としてふさわしいと判断されるだけの力をお持ちだったということもわかります。

現時点での実力がやや不足していたとしても、近い将来の伸び代を含めて「できそうだな」という人に、そういう運命は来るものだと、私は思います。

スポンサーが付くというのも、最終的にはスポンサー企業の内部決定が得られる人材でなければ付くわけがないのですから。

 

2.トップとそうでない立場の決定的な違い

さて、「代取マザー、時々おとめ」と当ブログの標題にありますとおり、miyakoguは小さな会社とはいえ、トップ。ただ、現在は創業会長(奇才)が同じく代表取締役に就任しているため、現在は1年間限定の見習いの身です。しかし、今年のある段階でその見習いも終了し、単独になってしまいます。

これがねぇ・・・(-_-;。

もちろん指名されたことへの誇りはあります。しかし、いろいろと手続きを踏まえ、徐々に社内的にも立場が変わっていくというのは気恥ずかしくもあり、何より重圧でもあります。たとえ小さな会社であってもです。

我が社は数年後に50周年を迎える予定であるため、私はそれまで「絶対に」「何があっても」「必ずや」この会社を継続させるという使命を感じています。その1点において揺るぎがありません。おそらく、宝塚歌劇団100周年が見えてきた頃の皆様と共通するものが何かあると思います。

そうではあっても、日々、「うわ、大変だなぁ」「結構、面倒だなぁ」ということは勃発します。そして、今までと決定的に違うことは何か、おわかりになりますか?

それはね・・。

 

何か不満や不足を思うとしますでしょう?そうすると、今までなら創業会長(奇才)に文句を言ったり、提案したりしていればよかったのです。もちろん課題解決に一緒に取り組みますが、最終的な受け止め役は当然、彼です(というか、おっちゃん)。

しかしね・・。

今はというか、今後もう絶対に、何か不満や不足があったとしてね、それはぜーーーーんぶ、自分に跳ね返ってくるのです、ダイレクトに。不足不満があるなら、「自分が」変えるしかないのです・・。

トップというのはそういう立場だと、昨今、さすがに気がつきました(^^)

 

3.「立場が人をつくる」は本当です

さて、miyakoguはどちらかというと、専門職志向で組織運営にはあまり関心を持ってきませんでした。自分が干渉されるのが大嫌いなので、人にもあまり干渉はしません。

しかし、経営者にとって一番重要な仕事の一つである人材育成のためには、そうではいけないのです。

先日来、そういう話を随分、同世代の社長達と議論するようになりました。観劇しているだけではないのですよ、えっへん(^^)。そして、徐々に言いにくいことも言いながら、今まで以上に会社全体のことを考えるようになりました。

もちろん、宝塚歌劇団とは活動も組織の属性も人数も年齢層も男女も異なります。珠城りょうさんの周りには当然、歌劇団の管理者も演出家の先生も、組長さんも副組長さんも上級生さんもおられます。他組のトップスターである先輩方もおられ、頼りにできると思います。

しかし、これからの珠城りょうさんのお立場は、ある意味、そういうものになるのだと思うと「お若くして大変だな」という気持ちが真っ先に来ました。

ただね、「立場が人をつくる」というのは、本当だなと思うのです。人に干渉するのが嫌いだった私がそのような変化を遂げ、今では大阪天満宮さんに「おついたち」のお参りを欠かさずして、自分のことよりも家族と会社と会社の皆のことを御願いするようになったのですから・・。

 

そういう運命ってあるのかもしれません。

愛知県から宝塚音楽学校を受験され、宝塚歌劇団に入団し、そして10年たたないうちにこのような決定に直面されるとは彼女自身も予想はされていなかったでしょう。

もちろん、ある時期からタイミングは予測できないにせよ、その覚悟は静かに決めておられたと思います。おそらく、当面いろいろ言われることも当然、覚悟されていることでしょう。

 

珠城りょうさん、月組次期トップスターの決定、おめでとうございます。正直、お大変だと思います。ファンの皆さまももう少しゆっくり育ててからにしてほしかった、というお気持ちがあるでしょう。ただ、企業においても不思議な貫禄が若い時からある方は、先例とは異なる抜擢を受けておられ、私の周辺にもそういった方がおられます。

珠城りょうさんには、若い女性ならでは怖いもの知らずの強さで、この大波をどうか乗り切っていただきたいと思います。かっこよく波に乗れなくても大丈夫、かっこ悪くたっていいじゃない?(^^)

3月19日、全国ツアー初日、梅田芸術劇場にてお待ちしております!

おばちゃんな、せめて客席から盛大に拍手するで!! ほんまに他人事とは思えんで!!(^^)