代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

月組・NOBUNAGA(信長)/Forever LOVE!! 100周年最後のトップスターへの思いと「ひも~になりた~~い」(珠城さんの背中の)

皆さま、こんばんは。金曜夜、お元気ですか?今週は多忙で、平日に何とか1回は更新していた当ブログの更新も滞っておりました。ただ、本日は北新地のプチ料亭で楽しく会食があり、大変、上機嫌で酔っ払っておりますので、前半真面目に、後半はあほな記事を書かせていただきますよ!(^^)

ちなみに、恐る恐る帰ってきましたところ、中学生娘に「遅い!」と怒られました。厳しいっすね・・。

 

1.100周年最後のトップスター

宝塚大劇場で上演中の「NOBUNAGA(信長)/Forever LOVE!!」について、私は宝塚ファンの皆さまに、申し上げたいことがあるのです。

あのね、お芝居は1回ご覧になった方から、もしかしたら厳しい評価もあるかもしれません。しかし、大野先生が今公演に込められた真咲さんへの深い思いを「ステージ・ドア」で拝見し、今作品に込められた深い意味がわかるような気がいたしました。実はこのお芝居は非常に深いものを抱えていて2回目から俄然面白い不思議なお話なのです。

この作品は織田信長というシンボルを借りた「龍真咲さんの物語」なのだと、腑に落ちるものがありました。

 

皆さま、考えてもみてください。妙齢の美しい女性が、自らを織田信長になぞらえて退団公演のモチーフとしたいと自らおっしゃる、それも4、5年前から興味をもって調べていたということを。普通、その年齢の女性が織田信長に自身をなぞらえます?

真咲さんは、きらきらと光を放ちつつ、孤高の中におられたのかもしれない。そして、大野先生が「ステージ・ドア」で語られていたのように、革新性と独自性というものが、真咲さんのトップスターのあり方であったのかもしれないと、なぜ織田信長を退団公演のテーマに希望されたのかが、わかるような気がしました。そして、その立場は「人々の夢、恨み、重荷」を背負う覚悟を持った方にのみ引き継がれていくものなのですね。

 

大野先生がパンフレットに書かれているように「龍真咲のいた時代」、すなわち宝塚歌劇団が100周年を迎えた時代の、最後のトップスターが今、去ろうとされているのです、宝塚歌劇団を。

一つの時代が終わろうとしている。その公演を私は確認しておきたいと思うのです。真咲さんの退団とともに、一つの時代が終わり、新たなトップスター達の時代が始まる、その節目のように思うのですね。ポスト100周年のちょうどつなぎ目が実は真咲さんのこの退団公演なのだろうと思うのです。

一つの時代の終わりと次の時代の始まり。それをぜひ、劇場でご確認下さい。

「NOBUNAGA」は深読みすればするほど、深いメッセージをはらんだ革新的な作品。ロックのリズムで武将が躍るシーン、象が出てくるシーンもお見逃しなく!どうぞご観劇をお楽しみください。

 

2.ひも~になりた~~い

正直に申し上げていいですか?

今作品のショウ「Forever LOVE!!」ですけれどね・・。私は幕開けから真咲さんの独唱場面に加えて、第12場のFresh Loveの珠城りょうさんが軽快に歌う「LOVE」の場面の”前髪はらり”と、第15場Sexy Love Cの白ベスト珠城りょうさんの”サスベンダー背中”にもっていかれているわけですよ!

今、超絶仕事が忙しいうちの旦那はんは、THE BOOMさんの「風になりたい」のメロディに乗せて、「にゃんになりた~い」と日々歌っております(^^)。その心はにゃんこのようにのんびりと、存在しているだけですべて許されて、えさももらえるお気楽なにゃんこになりたいということです。

一方、ただいま、miyakoguが歌っているのは「ひも~になりた~~い」なんですね(メロディは「風になりたい」でお願いします)

何のひもかというとですね・・・。白ベスト珠城りょうさんの背中を覆っているサスペンダーになりたいわね(≧∇≦)、ということなんですよ!!(^^)

ショウ初見時は確かベージュの横に渡らせた紐だった記憶があるのです。ベストを固定するための。ただ、テンションマックスだったので、もしかすると私が勝手に見た幻視かもしれません。自信はないです。

「ステージ・ドア」で映し出される珠城りょうさんの背中には黒いサスペンダーがY字型に見えました。

このサスペンダーのために、珠城りょうさんの背中の広さ、たくましさが一層強調されているのです。ここはやっぱり「ひも~になりた~~い」(=サスンペンダー)だと思うのですよ!(≧∇≦)。

だって、サスペンダーになれば、珠城りょうさんの背中にぴとっとできるんですよ?!どう思います??(≧∇≦)

アラフィフのおばちゃんもすら、乙女にする魔力。恐るべしです、珠城りょうさんの背中

まさに萌の着火ファイヤー、珠ちゃんボンバー!ですよ。(注 いい感じで酔っ払っているので好き放題書いています)

 

というわけで、私はあの珠城りょうさんサスペンダー背中を見るために、2回チケットを増やしました。

100周年最後のトップスター 龍真咲さんの退団公演、一度ぜひご観劇ください。100周年の真の終わり、そして次の時代の始まりを実感できる公演、これを見逃す手はないと思います。

では、お風呂に入って寝ます!明日、お仕事があるのですが、二日酔いが若干心配です(^^)。