代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

宙組・エリザベート Bパターン感想2 迫力が増す愛月さんルキーニ、栗色長髪の澄輝さんシュテファン、宙組の皆様!

はい、引き続き書きますわね。宝塚大劇場、宙組による宝塚歌劇団「エリザベート」2016年版、2回目の観劇 Bパターンの感想続きです。できるだけ「感想1から4」で書けていない方にも注目したいと思います。

 (蒼羽りくさんのルドルフの感想はその1をご覧ください)

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・愛月ひかるさんのルキーニ

迫力が増してます。良かった!愛ちゃんは歌唱の声量が豊かでいらっしゃるのが、大きな強みかなと拝見しています。「グランデ・アモーレ」の声は、もう少し通ればなぁと思う面がありますが、しかし「エリーーザベーート」と歌われる場面は、迫力が増しておられます。

中学生娘によりますと、「グランデアモーレをもう少しはっきり言ってもらうと、わかりやすいかなぁ。いっちゃってる感を出そうとして、今の言い方なんだと思うねんけどなぁ」とのこと。愛ちゃん、うちのたかだか中学生娘が本当に生意気なことを申し上げて、すいません、すいません。

ビジュアルが完璧で、「いってる目」がかなり強くなってきておられるため、次の観劇時にさらなる進化を期待しておりますね。

彼女はレビュー本の中で語っておられるとおり、「宙組らしさ」を生え抜きの自分が見つけようとされていて、気概のある方だと拝見しています。花組育ちのまぁ様、星組育ちの真風さんの影響を受けておられるご様子。応援したい方です。

 

・澄輝さやとさんのシュテファン

あのね・・(ため息)。もうね・・(ため息)。

エルマーは短く切った髪できりっとした美貌でした。一方、Bパターンのシュテファンはね・・。少し金色がかった栗色の長髪なんですよ。それがまぁ、あっきーさんのノーブルな美貌とよく似合っておられまして、美しいのです。

イケメン長髪めがねの凛城きらさん演じるツェップス、春瀬央季さんのジュラ、本日は桜木みなとさんのエルマーとともに、「うん、美しい。でも弱そう。純粋すぎて革命は起こせねぇ!!」と納得感のある美しい革命家たちでした。

 (澄輝さやとさんのAパターン ルドルフの感想はこちらです)

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・桜木みなとさんのエルマー

桜木みなとさんのエルマーは、思った以上に中年以降のお髭がお似合いです。中学生娘いわく、エルマーが皇太子・ルドルフをけしかけるところ、トートの手先になって動いているかのように見えたとのこと。なるほど。ルドルフ時代にトートの手に堕ちて、今は革命家として暗躍しているのか?!と二人であさっての方向で納得。←ばか。

エルマーの紺色のフロックコート、ジェンヌさんに本当に似合いますね。りくさんがエルマーをされる次のAパターンも楽しみにしたいと存じます。

 

・星風まどかさんのルドルフ

お芝居が良くなっておられて、頼り無さげで孤独だけれど、まだこの時代のルドルフは子どもらしさを失っていないことが伝わる演技でした。

新人公演のシシィを期待しています。おばちゃん、正直に言うとね、あやうく「ヴァンパイア・サクセション」のルーシーで、まどかさんご本人まで嫌いになってしまうところでした。もちろん、脚本のせいだとわかっています。今回の演技は良かったので安心しています。

 

・天玲美音さんのラウシャー

今作品でご退団の天玲さん。大司教様を品よく、時にコミカルに演じておられます。「宅配を頼むのです」の提案、ゾフィーに「頼んだことあるのね」と詰め寄られた後の「ちょっと」の手振り、表情の豊かさ。お見事でした。フィナーレでは色っぽい黒髪でした。

 

・瀬音リサさんのエトワール

豊かな声量、伸びる高音で、さすが歌上手さんが揃う宙組の中でエトワールをされるだけのことはあります。高い音が「きぃぃん」とならない歌唱で、聴いていて心地良い歌声でした。

「メランコリック・ジゴロ」でホテルのフロント係を大人の女性の色香で演じておられ、とても印象的な方でした。にこやかなパレードでの表情、にっこりと微笑んでおられて、充実感が伝わってきました。

 

・潤奈すばるさんの黒天使

黒天使の皆様は、もう目移り一杯です。あそこに長身美形が、あそこにバレエ上手が、あの切れのいいダンスは誰?と目移りしまくり!

私は基本的には風馬翔さんが好きで、娘は和希そらさんの前髪がシャープでかっこいいなと観ています。「HOT EYES!!」を観ては、「かけちゃん、かっけーー」(=翔さん、かっこいい)というのが私の口癖。

本日、娘と注目したのは潤奈すばるさんの美しいパンシェの形(アラベスクから後ろの足を高く伸ばしていくものです)。手の動きも綺麗で、目を惹きます。

 

・美月悠さんの将軍

中学生娘が注目。ゾフィーと重臣達が集まり、エリザベートの勢力を何とかしようと相談する場面です。

「彼女はきーれーい」と歌う美月さん。手で女性のフォルムを描きながら歌われるのですが、妙に色っぽい。軍人でしょう?あなた!

「私がご案内いたします。秘密の社交場へ」という張り切り方もおかしいのです。宅配を取ることに決まった後の、寿つかさん、松風輝さん、星月梨旺さんを含めて、皆さん少しうきうき。中でも美月さんは妙に色っぽい将軍です。少し細めた目からビームが出ているのかな?独特の色気があって、いいですねぇ、さおちゃんは。

 

・綾瀬あきなさん

エリザベートのフランス語の家庭教師(霊魂も)、結婚式の参列者、ハンガリー、カフェ、宅配の娼婦等。他の方もそうなんだろうと思うのですが、本当にいろいろなところに出ておられます。場面が変わっても役が変わっても、必ず目がいくのですね、綾瀬さんは。

目を惹き付ける表情豊かな笑顔、ダンス。彼女はとても貴重な娘役さんなんだろうなと思わせます。娼婦役の時の髪には、他の方と違って下の方にリボンがついていて、細かいところまで工夫して役作りをされているからなのでしょうね。素敵な娘役さんで、宙組で拝見するのがいつも楽しみな方のお一人です。

 

・悠真倫さんのマックス公爵

最もエリザベートと似ていて、彼女のよき理解者であったであろうエリザベートの父、マックス公爵。

なかなか王族ではそうはいかないのだろうとは思うのですが、結婚後も父と一緒に時々、ほっとできる時間があれば、エリザベートの人生は大きく変わったのではないかと、父親っ子だった私は思います。

マックス公爵は、堅苦しい宮廷から抜け出すことに成功した、もう一人のそうありえたエリザベートを投影するかのような役なのですね。

悠真倫さんのマックス公爵は、さすがエリザベートが憧れた伸び伸びとした感じ、そして理解者であるだけに結婚生活について鋭く危惧する父親の心情を表現されていてお見事でした。

 

ひとまず2回目の観劇によるBパターン感想はこのあたりで。

明日はとても楽しいと聞いているまぁ様のお茶会にひっそりと潜入し、火曜日は待望の新人公演です。とっても楽しみにしています(^^)。

宙組さんの「バウ・シンギング・ワークショップ」を拝見して、「これは?!」となった皆様の歌唱・演技に期待大であり、鷹翔千空さんのルドルフも楽しみなのです。ルドルフ全パターン制覇に向けて静かな闘志を燃やすmiyakogu。きっぱりとあほです。でもいいんです(^^)。私の人生はね、「私だけに」委ねているんです。

アラフィフの大阪のおばちゃん、無敵です。エリザベートも大阪に来てくれたら良かったのに。このまち、そんな人ばっかりやで!(^^)