代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

梅芸DC・月組「アーサー王伝説」感想4 輝月ゆうまさんの見事な歌と背面リフト、驚きのマイム!佳城葵さん、華蘭ちゃんと皆様

とりあえず、感想4まで何とか書ききるわ!おばちゃんな、これからバーベキューに行くから、急いで仕上げるわな。何にせよ、ごーーって書くこと一杯あるのは、見所一杯ってことです。

 

7.輝月ゆうまさんの見事な歌と背面リフト

輝月ゆうまさんには驚かされました。後半の特殊メイクもさることながら、メリアグランスとして登場し歌う場面、モーガンを背面リフトする場面、グィネヴィアをかっさらっていくところの軽々としたお姫様抱っこ

長身で歌えて、専科さんがしそうな役をいつも軽々とされていて。ほんとにいいの?この方に新公主演がなかったのって?大丈夫なん?と思いました。それほどの存在感。

劇団としては、少しでも長く在団してほしい宝のような人材だからでしょうか?大切に起用していただきたい方です。

最初の方に出てくる「何が起ころうとも構うものか」の曲における、「捨て去ろう」の高音での叫びにも似た歌唱。ぞくぞくっとしました。

背面リフトはねぇ、びっくりするよ!!あんなん、できますの?ほんとにびっくりしました。軸が全くぶれない力強さです。

 

8.驚きのマイム!佳城葵さん

いやはや、全く、驚きました!!!「月雲の皇子」で演じられたティコ。月に向かって飛ぶ蜘蛛の話をされる少年の役でしたが、短い場面ながら、とても印象に残った方でした。

アーサー王の兄・ケイを飄々とした道化のように演じておられます。本当は賢さゆえの道化なんですが。(アーサーが預けられ養子として育てられた家の兄。血はつながっていません。)

佳城さんが出てこられるだけで、くすくすと期待が高まる観客席です。アーサーを守っているんですね、幼少期から。ほんまにありがとうな、おばちゃん、お礼言うで!!(涙) ←落ち着いて、役なんで、役。

それでねぇ。佳城さんのマイムよ、マイム。すごいから。

風船の場面もすごいのですが、さらにすごいのは横長の四角いカバンを持って、御一人で舞台を横切るように登場される場面。

ケイとマーリンはいいコンビなんですね。マーリンの悪口を陰でぶつぶつ言っていると、すぐにマーリンに魔法にかけられ、カバンが重くなって動かせなくなるというお芝居です。

私は前方上手にいて、かなり近くで拝見したのですが、カバンは空中でぴくりとも動かないまま、取っ手をつかむ指先を動かしつつ、そこを中心点にして佳城さんはくるくるとカバンの回りを回るのです。絶句するほど、上手い!!

もう、拍手喝采です。本当に御見事でした。芸達者な方で、軽みのあるお芝居も抜群。活躍を期待する!!!

 

9.キュートで人間らしい魔法使い 千海華蘭さん、神のお衣装に疑問

千海華蘭さんのマーリンは、未来が見えるために、様々な進言をアーサー王に行い、戦いでは彼を守ります。ただ、迷いがあったり、悩んだり、人間らしい魔法使いなんですね。キュートで。

紫乃小雪さんが演じられた久しぶりに目覚めた神・アリアンロッドにいろいろ言われながらも、アーサー王を守ろうとされています。珠ちゃんを守る賢いじぃやのような千海さん。ほんまにありがとうな、おばちゃん、お礼言うで!!(涙)・・以下略。

落ち着いたストーリーテラーで、安心して舞台を観ていられました。

 

後ね、ほんとにごめんなさい。神であるアリアンロッドの紫乃小雪さんにあのようなプリキュア戦隊のようなお衣装、着せなあかんかったのかしら?(他の演目で使われたお衣装のようですね)。神は気まぐれで、シンプルに賢く、子どもの純粋な賢さに通じるところがあるのもわかる。だから、子どもとして登場させたのもわかる(原作もそうなのかな?)。紫乃さんが、自分の役を全うされようとしていたことも、低い声になると迫力があったのも、とても良く分かるし、素晴らしかった。

でもねぇ・・。あのきゃぴきゃぴとした演技を、あのお衣装で紫乃さんがされると、「あーーーー」とこちらのテンションがだだ下がりでした。低い声は迫力があったのになぁ。世界観があらららーーーと崩れ、またつくられ、の繰り返しになったような・・。

ほんとにごめんね、紫乃さんのせいではないとわかっています。若い女性を描くのって、ああいうのしかないのかなぁ、石田先生には・・。余程、賢い少女との接点がおありにならなのかしら?と思いました。

少女は、もっと賢いよ。気まぐれで残酷で、直感ですっと真実を見抜く力がある。きゃぴっとしてなくてもいいのになぁ。石田先生が取り入れられたマイムが素晴らしかっただけに、残念でした。

私は、石田先生の短編の佳品「明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-」が結構好きだったんですよ。少女の亡霊のアンジェラは、いい進行役でしたもの。

 

10.月組のイケメン騎士団と皆様

もうね、が・ん・ぷ・く!!!

第3場のキャメロットの場面、ずらりと並ぶイケメン騎士団に、こちらのテンションはマックスです。アーサー王のためにグィネヴィアとランスロットの恋を思いとどまらせようとする優しいガウェインを紫門ゆりやさんが、アーサー王に忠誠を誓いグィネヴィアに怒るウリエンを貴千碧さんが演じておられ、物語を動かしていきます。

二人とも珠ちゃんを守ってくれて、ほんまにありがとうな・・(以下、繰り返しにつき、略)。

そいでさぁ、誰なん。あの騎士団の中にいる9頭身さんは?!白色がかった金髪の前髪を斜めにおろしている端っこの長身のイケメン騎士。

新斗希也さんであってますでしょうか?娘に言うと、にやっとして「真風さんにちょっと似てるもん」と言われました。好みなんですかね、要は。(間違っていたら教えてくださいね)

他の方もどの騎士がどなたなのか、気になります。アーサー王の珠ちゃんに忠誠を誓ってくれて、ほんまにありがとうな・・(涙)。

 

最後に大切なこと!

客席降りがこれでもか、とあります。このあたりの、客席へのサービス精神は、ほんとに石田先生に感謝です。上手の通路横の扉から登場される珠ちゃん、美弥さん、朝美さん、ちゃぴさんを含む結婚式の一群。15列と16列の間を何回も通られます。多分、衝撃波で訳わからなくなっている方が続出と思います。珠ちゃんは1回だけ、16列より少し上まで行かれますよ。どうぞお楽しみに。

見所一杯で、楽しかった!ちょっとだけ不満を述べて本当にすいませんが、基本は満足。フィナーレの珠ちゃんのかっこいいハット姿、ハットの縁をなぞる指先、最後に一瞬、ハットを脱いだ時の輝きで、すべてオッケー。もう1回観るのが楽しみです。

ありがとう、月組の皆様。

中でも、新生・月組を盛り上げてくださっている上級生2番手の美弥るりかさんには、感謝しかございません。スカステを拝見していても、下級生トップの珠ちゃんへの暖かな配慮を感じます。賢い組織人でいらっしゃいますね。どうも、ありがとう!