代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

宙組・王妃の館/VIVA!FESTA! 前楽感想 実咲凜音さんと宙組に捧ぐ 心の声だだ漏れで熱く語るわ!(〃∇〃)

皆さま、こんばんは。お元気ですか?

宙組さん「王妃の館/VIVA!FESTA!」、無事に千秋楽を終えられたようで何よりです。実咲凜音さん、ありがとう!東京でのご公演を無事に終えられますよう、お祈り申し上げます。雪組さんのご退団者の発表で打ちひしがれる娘ですが、ひとまず宙組さんの記事を書きたいと思います。

日曜日15時公演は、私がある”ささやかな欲”を持って観劇に臨んだ前楽でした。このブログで泣き言を申し上げていたところ、心優しい皆さんが、「まぁまか肩組みはここですから、ここから注視を」とご助言を下さり、無事にそのささやかな欲はかなえられました。

が・・・。

宙組さんはねぇ!!それ以上の萌えをね!!いろいろとウィンクやら、握手やらでどーーーーん!!と投下してくださったわけですよ、ええ!!(涙)。ありがどーーー。

というわけで、本日はもう「miyakogu 心の声だだ漏れ感想」で行くから!!(〃∇〃) こういうのはね、狙って書けるものじゃないんで!! ←びっくりマーク多用してますよ?落ち着いて、miyakoguさん?

 

1.実咲凜音さんの華やかでキュートな笑顔

みりおんちゃんの笑顔に見とれました!

私はそもそも宝塚が新米ファンな上に、宙組さんはよく存じ上げないまま、真風さんの組替えとともに宙組を見始めた浅いファンに過ぎません。

「王家に捧ぐ歌」の頃からお読みいただいている方は、もしかしたらお気づきかもしれませんが、私はみりおんちゃんの声がもともとはあまり好きではありませんでした。

アイーダで力が入っておられるんだろうなあと理解しつつ、力がこもっていて、きぃんとなりかねない歌。うーーん・・、と正直思いました。今さらそんなことを申し上げることをどうぞお許しください。

しかしながら!

全国ツアーの「メランコリック・ジゴロ」のフェリシアでみりおんちゃんが発した「おにいちゃん」の破壊力。

おおおーーー!!!「おにいちゃん」が似合いすぎるやんか?と驚き、家族を失った(と思い込んでいる)寂しさがストレートに伝わってくるうつむきがちな演技でした。

ラスト、まぁ様が「お前が好きだ」と赤面一直線セリフをおっしゃった後、「ふへぇ?」とみりおんちゃんが言うあの場面が、めちゃくちゃ好きだったのです。

すぐにぎゅっと抱きつくフェリシアからは、一杯一杯で今日まで一人で生きてきたんだなと感じさせるものがあり、「あんだぁ、良がっだなぁーー」とおばちゃんな、涙したで。ほら、大阪のおばちゃんて、こういう話に弱いやろ?

そして「シェイクスピア」のアンの、年上お姉さんでありながらの可愛らしさ!可愛い衣装を次から次へと着こなすみりおんちゃんを拝見して、娘役さんってすごいわと素直に感動いたしました。博多座の「王家に捧ぐ歌」再演で、あれ?何だろう、この変化は?と思いました。

「エリザベート」のシシィで見せ聞かせてくださったお転婆な少女時代の澄んだ歌声、皇妃になってからの深い孤独。集大成の見事さだったと聞く「双頭の鷲」を経て、このほっこりとした、涙も爆笑もあるコメディです。

この、暖かいけれど軽快な作品で退団されるって、ほんとにいいのかしら?と思う面もありました。でも、前楽の「王妃の館」を拝見して・・。

みりおんちゃんの

恥らうような
心の底から笑うような
大輪の花のような
あでやかな
屈託のない年齢相応の華やかな笑顔   
を拝見して、「よかったなぁ」と心底思えました。

私には、みりおんちゃんがこれまで抱えてきたいろいろなものから、この作品によって解放されたように見えたのです。早期の抜擢、宝塚のトップ娘役として「らしさ」を要求されること。それはお若い女性には、時に重荷な面もあっただろうと想像します。肩に力が入って当然だと私は思います。

朝夏まなとさんの北白川右京先生が照れながら「取材をしたいんだ」というのを、驚きながら喜びに満ちて、自分も少し照れながら聞く玲子さんのみりおんちゃん。

ピュアな心の扉を開けて何か言いたそうな北白川先生の後を、嬉しそうに銀橋でついていくみりおんちゃん。まぁ様がごしごしと拭いて出した手を見て、二人で見詰め合った後、はじけるような笑顔で手を取るお二人。

なんて素敵な ビッグ・スマイル!

冒頭の登場場面でしゃかりきに舞台に出てくる姿とは違う、柔らかな光に包まれたかのようなスマイルでした。その柔らかさは歌声にも反映されています。

 

2.男前すぎるわ、朝夏まなとさん

そのみりおんちゃんのビッグ・スマイルは、宙組の太陽・朝夏まなとさんによってもたらされたのだろうと、素直に思いました。もちろん、美意識の強い凰稀かなめさんのもとで鍛えられ、その愛の上に注がれたまぁ様の太陽のような愛。

堅かった「実」は、まぁ様の太陽のもとで見事に「咲」いたのだなぁと、なんて今のお姿にぴったりな芸名でいらっしゃったのだろうと、そう思いました。

デュエダンの時、大階段にまぁ様がみりおんちゃんを迎えに行かれた後、みりおんちゃんが楽しそうに前に一人で出ていって踊っておられるのを、見守っておられる時のまぁ様が、私は一番好きです。

 

ばん!!!(ついに机から立ち上がるmiyakogu)

あの人はさぁ、何なん?!なぜ、あんなにきりりと優しい静かな眼差しで、すべてのものから君を守ってあげるという強さを伴う暖かさを出せるのでしょうか?立っておられるだけなのに説得力ありすぎです!

女性がもちうる精神の男前度において、今、日本一!のまぁ様です。(注 miyakogu調べ)

後ね、お歌が抜群に安定しています。劇場の天井まで伸びていくまぁ様の声。空っぽの時はそのように、恥ずかしい場面ではそのように、一歩踏み出す場面はそのように。

朝夏まなとさんのセリフと歌唱の声のコントロールは、今、成熟を迎えられたと思います。朝夏まなとさんの歌の印象が花組さん時代のまま、止っておられる方もおられるかもしれないのですが、今のまぁ様の歌による感情表現をぜひ劇場でお聞きください。

 

3.まぁまかの肩組み

ちゃんと見られました!お教えくださった皆さま、本当にありがとうございまじだーー(T-T)。

その精神の男前度・日本一の朝夏まなとさんを、少しだけ中性的に見せるのが真風涼帆さんの長半被・赤ハチマキ姿です。うん。「真風さんにソーラン」。これは「鬼に金棒」のヅカバージョンってことでいいですか?!

 

4.ごめんやけど、3連発萌え!!

さぁ、いくわよーーーー! ほんま、ごめんやけど。

実は昨日は娘と一緒に観劇予定でした。ところが、インフルエンザによる学級閉鎖が発生。本来なら終わっているはずの期末テストの真っ只中の週末になってしまい、娘は泣く泣く断念し、長年のヅカファンと一緒に観劇しました。

帰宅後、黙っていようと自粛していたのですが、「あ、それからなぁ。ぐふふふ」とついつい話してしまい、娘に「良かったですねぇ!!」と激怒されるmiyakoguです。あはは、ごめんっってば!

 

留依蒔世さんと手つなぎ!

本日は下手通路側のお席。お芝居でも足をとめられ、ジェンヌさんと目が合いがちな(と思い込みがちな)お席です。

ショー冒頭、前方にセンター分けの色気の目線の方が見えます。あ、星月さんだ!とロックオンしていたら、そのまま通路に客席降りです。星月梨旺さん、留依蒔世さん。わははぁっーー!と浮かれまくってハイタッチの手を出すmiyakogu。

ぺちぺちぺち。ぺち、え、あれ?あれれ? あぐぅわぁーーーー!!

留依蒔世さんが片手を握ったまま、足を止めてこちらの目を覗き込みながら歌い始められました。少しの間でしたが、手はそのままです。

「あわわーーー。わた、わた、私はですね、あな、あなた様のし、しん、新人公演の感想を絶賛で書きましたので、お、お許しをーー!あ、バウWSもです!悪口なんて書いてませんので!!」

ということを瞬時に何とかお伝えしようとするmiyakogu。

テレパシーで。

↑ いや、落ち着いて。miyakoguさん。どんなテレパシーやねん、それ・・。

 

星月梨旺さんに被弾!

ふぅ。ライフが危なかったわぁ。落ち着かねば、アラフィフだもの。と思ったのも束の間・・。

客席降りから返ってこられ、舞台袖に立たれた星月さん。「かっこいいなぁ、あの縮れた髪のセンター分けが超絶色っぽい美形さんやわぁ」と見とれてました。

皆さん、前方センター付近を向いておられるタイムです。一人だけ違う方向を見ていると、分かるのでしょうか?曲の最後にばっちこーーーん!!星月様からのウィンクが!(この際、勘違いでもいい!)

「ひぃぃぃぃ。あの、わた、私はですね、あなた様のはかた、博多座公演でのエチオピアの歌手の感想、絶賛で書きましたので!次のバウ公演、行かせていただきます!」

ふぅ。バウ公演観劇も決まってしもうたやんか。6月、たいへんやんか。

 

まさかの澄輝さやとさんに被弾!

ふぅ。落ち着かねば。もうすぐ、「まぁまか どっこいしょっ」タイムです。今日こそ肩組を見届けるで!

あ、その前に「Be Mine」やわ。星月さんもやけど、春瀬さんもイケメーーン。

うーーん、でもやっぱり、澄輝さやとさんが斜め下に視線を落とされた時の横顔の美しさはぶっちりぎりやなぁ。今、歌劇団で一番お美しい横顔なんとちゃうかしら?

ということを、あっきーさんの横顔のラインに見とれつつ、テレパシーで伝えようと念をってましたらね・・。←miyakoguさん、それ、どんなテレパシー?ぼーっと見てたんですね、要するに?

 

銀橋を渡ってきたロイヤルあっきーさんが、にやっとされた次の瞬間に・・・。

どぉぉーーーんん!!!
(注 miyakogu心象風景の爆発音)

まさかの指差しウィンクを放っていかれました・・・(の線上にいたため、角度的に前線付近で被弾)。残るは灰です。

「ひぃぃぃぃ!」、びくっと瞬間的にのけぞるmiyakogu。2センチくらいは座席にのめりこんだはず。

お芝居の最後の方でも、皆さまがご報告されているとおり、「まーこちゃん♡」に対して「クーレヨン♡」とあっきーさんが返された瞬間も、「ひょへぇーー」という奇声を小さく上げてしまったmiyakogu。ただ、他の皆さまも一緒で叫びと拍手が起こったため目立ちませんでした。ふぅぅ。

 

最後にね、もうさんざん伝わっていると思いますが、蒼羽りくちゃんはすごいよ。カンカンの場面でまこちゃんが踊り子さん達に取り囲まれているのを、「こぉらぁーーー!」と野太い声で牛のように追い払っておられます。爆笑するから!

 

爆笑して、涙して、みりおんちゃんの笑顔でこちらまで嬉しくなって、まぁ様の男前に感動して、そのまぁ様を少し中性的に見せる真風さんのソーランにびびってで盛り上がって。

ぜひ、東京でご観劇ください。

ほんっま、楽しかった!!

おかげで、昨夜、観劇の後だというのに、深夜まで怒涛の勢いでお仕事いたしました。ありがとう、宙組の皆さま!心地良く萌え疲れました(〃∇〃) 。