代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

月組・All for One 男性目線感想 辛口旦那さんも楽しんだ、宝塚版三銃士のスピード感

皆さま、こんにちは。本日はうちの辛口ヅカファンの旦那はんと一緒に、宝塚大劇場・月組さん「All for One」を観劇してまいりました。

オペラを握り締めたmiyakoguだと、「うっわ!壁どん?キスシーン、開襟、あごくぃに頭ぽんぽん?!」と珠城りょうさんへのロックオンに忙しいのですが、旦那はんは全体像を観ての感想です。(当ブログ内感想3です)

さて、オペランファンであり、ヅカファン(本人は認めておりませんが・・)のアラフィフ男性の感想とは・・?(^^)

本日が今作品初見の旦那はん、「壁どぉぉぉーーん」や、うっかりお触り場面、月城かなとさんの壁との戦いなど、隣で盛大に笑って楽しんで舞台のスピード感を絶賛。満足していました!ただ、ほんのちょっぴり、辛口感想もあります。

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最新感想はこちら。守り守られることの喜びが恋になること、「惚れてまうやろーー」の珠城りょうさんの背中についての記事です。よろしければ、どうぞ!(^^)

http://mothercoenote.hatenablog.com/entry/2017/07/31/194337

1.楽しんだスピード感と”チーム・小池先生”のお力

1幕終了後すぐの発言は以下です。

「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)でしょ? ちゃんばらはやっぱりこうでなくっちゃ。何よりスピード感が違う。」

「これは、S席8,300円払おうという価値があるよ。仕事がずっと忙しかったから、こうやって何も考えずに笑って楽しめる作品は助かる。さすが、小池修一郎先生だね。」

おおおーー、男性目線からも納得の剣さばき、舞台のスピード感に感心しきり!素晴らしい。

「音楽もいいし、舞台装置、音楽、衣装、振り付け、すべてをここまで仕上げてくるだけ、小池先生の周りにスタッフのチームがちゃんとあるんだろうね。そこがこの作品のいいところだと思うよ。」

「始まってまだ1週間少し?これでこの仕上がりというのは、月組さんというのは力のある組なんだね」

小池先生チームと月組さん、双方のチーム力を褒める旦那はんです。まさにAll for One, One for Allだったのでしょうね、作品づくりのプロセスそのものが。

ただの素人ですのに、若干上から目線な点はごめんなさい。主にオペラですが舞台が好きな人なので、どうぞご容赦ください。

 

2.主要登場人物への感想

以下、名前を聞いてきた=感心した方の順に感想を書きますね。珠城りょうさんの「体育会系力」「演技力」については、後ほど別立てでね。

 

・宇月颯さんのアトス

1幕終了後、開口一番が「アトスは誰?」でした。

なるほど、やっぱり、目をつけますねーー。私自身も思いましたが、初日開けてすぐより一層、三銃士の中での重厚さ、冷静さ、王族への静かで熱い忠誠心を感じさせる演技が随所で光る宇月さんです。宇月さんのマントがきれいに回るんだ、これがまた。

 

・愛希れいかさんのルイ14世/ルイーズ

「彼女は歌がうまくなったねぇ」と感心しきり。「グランド・ホテル」のグルーシンスカヤでやはり大きな飛躍を遂げられたのではないかと思います。

私も今日、二度目の観劇で思いましたが、笑いを取っていくのは実はちゃぴさんと珠ちゃん、ちゃぴさんと月城かなとさん、ちゃぴさんとこまちゃんの絡みなんですよね。もちろん、そういう役として描かれているからですが、ちゃぴさんのコメディ力が発揮され、間合いの”ため具合”もぐん!と良くなっている印象です。

くりくりの肩までの髪で出てこられる場面、ベルばら・オスカル様の少年時代実写版か?と思わせるような、かわいくてお美しい少年でした。

 

・月城かなとさんのベルナルド

「彼女は、自分らしい”あく”があるよね。そこがいい!」と絶賛。「るろうに剣心」蒼紫へのオマージュのような場面にも、気がついたようです。るろ剣の蒼紫+ジェラール山下のようなれいこさんのお役どころ。ぜひ、劇場でご確認ください。

パンフレットでれいこさんご本人も述べておられますが、イタリアから出てきてベルナルドは自身の正義のもと、がんばっているけれど、ダルタニアンにかなわない。その空回り感が「壁」とともに回っています。楽しいなぁ。

ベルナルドが歌う「本当の英雄」という歌詞には、次のようなフレーズがあります。

 太陽と土の匂いがする
 人気と名声を手にしていながら
 少しも気負わず
 迷いもない
 曇りないその瞳

(出典:本当の英雄(ヒーロー) 小池修一郎氏作詞)

いやぁ、ベルナルドさん、ダルタニアンへの恋ですか?!この歌い上げは?というフレーズ。気になる、ねたましい、まぶしい存在なのですね。まぁ、「今に思い知らせてやる」と続くのですが。ぷぷぷ。蒼紫、再びですよ。

 

・美弥るりかさんのアラミス

「色気があって、歌えて、お芝居もできて、何でもできる2番手さんだね」と感心しきり。若いトップの珠ちゃんに、美弥るりかさんがついていて下さると舞台が安定します。もてもてのシーンも「彼女らしさをよく出しておられるよね」と感心。マントと一緒に前髪もはらりと払うるりかさん。珠タニアンへの「やっとできた恋人だろ?行け」とおっしゃる優しい口ぶりも素敵でした。キザというより、紳士ゆえに女性に優しいるりかさんのアラミスです。

 

3.珠城りょうさんダルタニアンの「体育会系力」

珠城りょうさんのダルタニアンには、剣さばきのスピード感に感心しておりましたので、体育会系のトップさんであることを説明しておきました。

「グランド・ホテル」以来、珠ちゃんの演技力にはおおいに期待しているようで、私達の好きな演技をされる早霧せいなさんと朝夏まなとさんがご退団されてしまう後であれば、演技力では一番になるんじゃないのかな?」と推してくれていますよ。良かった!

ただ、発声がまだ十分ではないと、お歌には厳しめ・・。歌にうるさい旦那はんでごめんね、珠ちゃんファンの皆さま。

グラホでぐん!とお上手になられたなあと私は感動いたしましたが、主役としてどうしても求めてしまうレベルがあるようで、さらにお上手になられる余地があると、今後に期待を寄せているとご理解下さい。あれだけ体を動かして歌うのは難しいよねとの理解も示しておりました(^^)

また、2番手の経験が少ないまま若くしてトップになられた分、珠ちゃんの資質は十分に認めた上で、「厚み」がさらに出てくるはずとのこと。こちらもいろいろ事情があるんだろうなあと理解はしております(^^)

 

その上で最大級に褒めてくれたのが、以下です。

「彼女は、一所懸命なのが伝わってくるんだよね。」

「それが、舞台と組全体にいい影響を及ぼしていると思う。そういう立場に置かれたときに、やり切れるかどうか。それは誰でもできることじゃない。

「頭で考えすぎて小ざかしくなると、舞台がふらふらすると思うけれど、彼女はそうじゃないんだよ。すっと一所懸命になれる体育会系の強さがあり、そこに説得がある。」と。おおー、ありがとーーーー!!(感涙)

私も、全身の感性で受け取ったものをストレートに演技につなげられる珠ちゃんの優れた身体性は、彼女の大きな強みだと思います。←ちょっとは冷静にな!

 

4.miyakogu本日の注目ポイント

珠ちゃんがルイ14世に対して、膝を着く場面が何回かあるのですが、その度に「あっし、なっが!」ときゃぁーー(≧∀≦)となるmiyakoguです。衛兵になりすます珠タニアンの外はねヘアも可愛いわぁ。。。←本音を言うと、こちとら、開襟とかそういう細部しか観てねぇ!

私はすぐに泣くちょろい観客ですので、憧花ゆりのさんのアンヌ様とある方が対面を果たす場面では、お二人の交わす瞳に思わず涙です。←多分、誰も泣いてないとは思うのだけれど・・。

アンヌ様が一樹さん演じるマザランに決別を告げる場面、一樹さんが万感の思いを込めたかのように発しておられる「御意に」にも、お二人の歴史を感じました。(確か、マザラン卿はアンヌ様との間に関係がという噂もありましたよね)

実はmiyakoguが今日、何に感動したって言いますとね。剣戟一座PR場面のラップです(^^)。マイクを持ってリズミカルに歌う綾月せりさん(合ってます?間違っていたら教えてください)と白雪さち花さん。小池先生のラップへの執念がついに実現しましたね。「オーシャンズ11」のフィナーレではむむむ?となりましたが(へたれなライナス真風さんが懐かしい)、ようやくここに来てちゃんと!意表を付くおもしろい場面です(^^)。

マザランへの不満を述べる民衆を演じる皆さま。真ん中に輝城みつるさんと礼華はるさんがおられて胸熱。真ん中わけの黒ちぢれ髪が美しい酒場の主人(銃士でご登場される場面もあります)の輝城さん、素敵です。礼華はるさんは護衛隊でもご登場されますが、立ち姿、横顔が綺麗な方。

ルイ14世専属の振付師なのかな?佳城葵さんのリュリは「我らはマザラン一家」とマザラン一族が歌い上げる場面、一人だけ「いや、違うんで」とパントマイムのような動きがセリフを話しているかのようです。上手い!

スペイン兵の瑠皇りあさんも確認。私と娘はりあさんとほんの少しだけですが、接点があり注目。切れ長の目が印象的な方、今後を楽しみにしています。

既に以前の感想で書いた千海華蘭さん、輝月ゆうまさんに加えて、春海ゆうさん、漣つかささん、夢奈瑠音さん、輝生かなでさんも目を惹かれる存在でした。

また、珠タニアンの思い出の場面で、ダルタニアン父を演じておられる貴澄隼人さんのお髭がダンディー!イケダンです。少年ダルタニアンの彩音星凪さんは、「誰!あの美少年は!」となります。補正がないと、多分、ジェンヌさんってあんなきゃしゃで美しい体型なんだろうなあ。彩音さん、美少年でした。ぜひご注目を。

 

5.フィナーレ珠ちゃんに再度撃沈

そして、最後はもっちろん!撃沈のフィナーレね。がしっと長い脚を開いて大階段に座る珠ちゃん。黒の動きやすそうな細身のズボン(カルソンというのかな?)が、脚の長さを際立たせています。

あごくぃっというより、さらっと撫でるように娘役さんの頬からあごをさわり、こめかみから頭を撫でるようにぽんっとして、指にキスして投げ、右手で髪を撫で付ける珠ちゃん。挑発的な目線でもあり、余裕しゃくしゃくの優しい色男風でもあり・・。

先行でフィナーレ映像を配信・販売して下され!!(≧∀≦)

買うから!!!素敵すぎてうなされそう。じゅる。

月組・男役の皆さまには、これまで「端整」という印象を持っていました。しかし、熱がこもったかのような熱いセクシーさが今作品フィナーレには感じられます。おらおら、ぎらぎらと少し違う、発散される一歩手前の熱がうちにこもったセクシーさ。月城かなとさんの赤い唇を指でなぞってからのにやり、が忘れられません。

うなされそう。じゅる。

 

6.2幕

さて、ほんのちょっぴり。2度目の観劇の私と初見の旦那はんが一致したのが、1幕終わりの圧倒的な迫力後の2幕についてです。

ぎりぎりまで脚本が?と噂された今作品。大変楽しい「ザ・エンターテインメント」なのですが、1幕のどきどき・わくわくからの2幕が、ややざっくりと大味かなぁ。

旦那はんいわく、「All for One, One for Allとしての場面が、2幕にもう少しほしかったなぁ」とのこと。三銃士が、ダルタニアンやルイ14世をもう少しドラマティックに助ける展開を期待したようです。

ただし、これは1幕ラストの盛り上がりが素晴らしかったが故に、期待しすぎの観客の勝手な思いだろうと思います。すみません、勝手な期待を寄せてしまう私達で。

 

ただ今、うちの中学生娘は海外語学研修で不在。娘の観劇は少し先、8月に入ってからですので、娘の感想は改めてお届けしますね!

娘が帰国するまでのフリータイム。私は次は前方センターブロックで観劇予定なのですよ。くくく。ばんっ!(ついに立ち上がるmiyakogu)

フィナーレのセクシータイムがた・の・し・み過ぎ(≧∀≦)。

今日観たばかりなのに、わっくわっく、どっきどっき!また観たくなります。

 

どうぞ皆さまも、小池先生と月組の皆さまが創り上げておられる、とびっきり楽しい作品の観劇をお楽しみください。

男性陣にも、初宝塚の皆さまにも受けそうな、笑えてすかっとした爽快エンターテインメントであり、胸きゅんの王道ラブストーリー。どうぞご観劇ください。