代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。朝夏まなとさんご卒業によるロス真っ只中。しばらくはtwitterにて(@miyakogu5)

宙組・神々の土地/クラシカルビジュー感想 朝夏まなとさんの優雅なる美、黒軍服とただ一人で踊る黒燕尾の魅力

皆さま、こんばんは。本日は宝塚大劇場にて宙組さん「神々の土地/クラシカルビジュー」を観劇してまいりました。お芝居とショーの感想を、まぁ様中心に心の声だだ漏れでレポいたします!最後に、朝夏まなとさんがただ一人で踊られる黒燕尾の魅力について、書かせてもらいますわ(涙)。

お盆明けの初日からほぼ2週間。本日は、ほぼほぼ朝夏まなとさんについてです。それくらいまぁ様が輝いておられたから。

特に、お芝居の黒軍服とショーの黒燕尾が!!!(≧∇≦)

 

舞台設定等を含めたお芝居の感想1、2、3は、よろしければこちらの1からどうぞ。今日はね、もう、「まぁ様かっこいい!!!」しか書きませんので(≧∇≦)。

mothercoenote.hatenablog.com

 こちらは公演ドリンクの一つ、フランス語で「私の宝石」と言う意味を持つスパークリングワインとのことです。

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1.神々の土地 まぁ様の黒軍服

・黒軍服で間違いなし!

わかったわ!この作品はね、まぁ様の軍服と、真風さんの薔薇持ったスーツ姿と、伶美うららさんの白い背中と、星風まどかちゃんの賢いけれど限界を越えられない少女の切なさを見とけば間違いなしです。あ、真風ユスポフのママ呼び、純矢ジナイーダのうちの坊や呼びもツボですが(〃∇〃)。

もちろん、ニコライ二世一家を中心とする人間模様と葛藤、歴史のうねりの中での切ない運命、革命、宙組の皆様の軍服姿、愛月さんの怪演ラスプーチンと二人の従者、澄輝さんコンスタンチンと瀬戸さんラッダの立場・身分を越えた恋、ラスプーチンの暗殺場面等、見どころはたくさんあります。銀橋と大階段を大胆に使った構図も見事です。

が・・。ばん!!(注 立ち上がるmiyakogu)

まぁ様やねんて、まぁ様の軍服姿。ばんばんばん(≧∇≦)。これ、見といて、ほんまに。

特に、冬宮(エルミタージュ宮殿)で行われる近衛騎兵の任官式での、朝夏まなとさんの 黒軍服 ですよ。

もちろん、セルゲイ大公妃イリナと雪原で踊るまぁ様も素敵なのですが、この黒軍服がとんでもなくかっこいいですってば!

宙組の軍服集団を従えて、赤い絨毯が敷かれた大階段を降りてくるまぁ様。剣を抜き踊るまぁ様。すらりとした姿勢、身を前にかがめた時に前髪をはらりとさせた横顔。

あかんで、あの人!!! ←当ブログにおける最大級の褒め言葉(≧∇≦)

 

・酒場での着くずしたお姿もね!

ほぼ全編、軍服でご登場されるのですが、ジプシー酒場に皇太子アレクセイと皇女オリガを連れてくる場面、胸元を開け、サスペンダーのまぁ様です。

ごめん、それ、何かのサービス?!ファンへの?!あ、落ち着きたいと思います。

 

・皇太后マリアの舞踏会での赤軍服

お次は赤軍服ですから。オリガも恋するし、観客席のおばちゃん@アラフィフもうっかり恋するわ。←落ち着いて、miyakoguさん。

 

・スーツ&コートもあります

銀橋を最後に渡られる場面、革命後、どこかで生きているドミトリーの姿は軍服ではありません。コートを翻し、帽子を目深くかぶり、去っていくまぁ様です。ううう。

そして、最後にもう一度、軍服でご登場。冒頭の雪原での場面に戻るようなまぁ様でした。

 

2.まぁ様の優雅なる美

雪原でのイリナとのダンスの場面のこと。朝夏ドミトリーは踊ろうとはしないうららさんイリナの瞳をひたと見据えて、強引に手を何度か引き止めます。二人は踊り、キスをしようと手を伸ばすまぁ様。冒頭から彼の切なる恋心は既にイリナに向かってまっすぐに向かっており、イリナはわかっているのですね。

そして、マリア皇太后の舞踏会に突然現れたイリナと踊るダンス(イリナは真風母のジナイーダの嘘の電報で呼び出されたのですが)。ここのまぁ様の手の優雅な美しい動きに見とれました。手首が柔らかく優雅に美しく舞います。

何も言わずに手を引きとめ、ひたと瞳を見つめてくる美しくすらりとした軍服の似合う青年・・。おまけに、ぎりぎりの状況の中、別れの挨拶を告げに情熱を抑えきれずに、イリナの邸宅にやってくる・・。

そんなもん、恋するわ!!イリナだって、オリガだって、真風さんのフェリックス・ユスポフだって。うん。おばちゃん、わかるわ、ユスポフちゃん。しょうがないわ。永遠の片思いやったんやね・・。美しいものへの。ユスポフちゃん、あなたがあの美を守りたい、生きていてほしいと願ったのもわかる!

皆様、とりあえず、まぁ様の軍服を見て!

 

3.クラシカルビジュー 感想

ショーが始まり、「宙の太陽」の場面が終わると、まぁ様に起される愛ちゃん、ずんちゃん、和希そらさんの三人組です。愛ちゃんが宝石を捜す隊長らしいのですが、お寝坊さんのようです。ぷぷぷ。彼らは冒険の旅へ、珊瑚の海底神殿で星風まどかちゃんが率いる娘役ちゃんたちに翻弄され、男達にも切りかかられる感じ。

お次はまぁ様がマフィアの一員なのかな?出所してきてルビーうららちゃんと再会、でも若者に撃たれてしまいます。ルビーうららちゃんはファム・ファタールなんですね。

次に真風さんが腰をくねりんことしたダンスでご登場。「宝塚大劇場で何するつもり?!」と歓喜する客席です(注 主にmiyakoguが)。見詰め合うまぁまか。ほぅぅ。ダイナミックリフトはここですね。

いろいろネタバレしていますが、ここは劇場でご覧下さい。チャレンジングなのもわかる、見事なのもわかる。まぁまかのお二人の間の信頼も、真風さんの筋力も、心配しなくてもいいということもわかりました。

そして、愛ちゃんが黄金の衣装で登場、エルドラドへ。ここはラスプーチンが黄金で降臨したのかと一瞬思う衣装のフォルムでした。皆さんが宝石を手に歌い継ぐ場面です。その後、ロケットへ。最初にセンターで出てこられる優希しおんさんのばちこんウインクが印象的です。優希さんは、お芝居でのダンスシーンでの回転も見事でした。

キャッツアイでは怪盗紳士なのかな、かっこよく登場する真風さん。革のお衣装がお似合いです。そこから、まぁ様が登場され王冠について歌われる場面へ。

と、ここまでをとりあえず流れに沿ってご覧下さい。←というのが、ここまでの感想です。

ただ、ご自分なりの”ツボ”シーンが必ずあると思います。本日、銀橋上手でまぁ様に真風さんが近づいて肩を組むような場面に気づいて、まぁまかファンとしては「ふぉぉーーーー」となりました。

うーーん、「ひとつふたつみっつ」の歌詞と音楽が、まぁ様のもとで変わってきた”今の宙組さん”とは、あまり合ってなかったように私には思えました。でも、何となく最後にははまってそうな予感もするので、これくらいで(^^)

 

それに!!この後に、大変美しい黒燕尾が待っているのですよ!!

「Bijou」の美宙と永遠の場面です。 

 

4.まぁ様がただ一人で踊られる黒燕尾

ご自身がお好きだというチェロの響きの中、シンプルな黒燕尾で、ただ一人で静かに優雅に踊るまぁ様。何かを伝えるように手を動かされます。言葉を発するかのように。

「Hot Eyes!!」でも、一人で踊られた時のことを思い出しました。

たった一人で宝塚大劇場2550人の視線を受け止め、舞台でただ一人で踊るまぁ様の優雅さと強さ。まぁ様には、客席の期待と夢とうっとりを、お一人で受け止められるだけのしなやかな強さがあるのだと私は思います。

トップコンビは二人でデュエットダンスを踊り、二人だからこそ、相乗効果によってきらめきやときめきを放つことができます。誰かの手を取って共に踊る喜びと心強さ。

宝塚歌劇団で幸せなデュエットダンスを観るとき、私達観客はその喜びと心強さを共にしているのかもしれません。実際にまぁみりコンビは、前公演で至福のデュエダンを見せてくださいました。

今公演、まぁ様は一人で踊られます。しかし、まぁ様は一人ぼっちではないのです。歌詞にあるとおり。

「私の光など一人だけでは強くなくて

 愛してくれる人がいたから

 大きな輝き 放つことができた」

 (歌詞 稲葉太地氏)

 出典:宝塚歌劇団「神々の土地/クラシカルビジュー公演プログラム」

私はこの一人で踊られるパートは、朝夏まなとさんというトップスターさんから、ファンへの”返礼の贈り物”のように思えました。

 

そして、もう一つ思ったことがあります。

みりおんさんの退団公演で見せてくださったまぁみりの至福のデュエダン。後ろからみりおんさんを見守る朝夏まなとさんの涼やかな目元には、男役さんとしてのきりりとした強さがありました。

しかし、まぁ様がお一人で踊られるとき、まぁ様からはもっとしなやかな強さ、柔らかな優雅さが匂い立つように感じられたのです。一緒に踊る相手がいないからの寂しさではなく、お一人で踊られるからこそ感じられる、まぁ様自身の魅力の真髄。

どこか女性的な柔らかな優雅さ

美しい青年が持つ憂い

いつか光の中に姿を消してしまうように思わせる儚さ

 

その優雅で憂いを含んだ儚い美しさは、男性であれ女性であれ、観る側の心をときめかせ、きゅぅんと切なくさせるまぁ様の魅力だと思います。太陽のようなおおらか明るい魅力を持ちつつ、宝塚歌劇団のクラシカルな男役さんとして、まぁ様が到達された一つの姿ではないかと、私は本日、そう思いました。性別を越えて恋をしてしまうような・・。

 

一人で踊られる場面が終わり白いドレスに身を包んだ娘役さんに囲まれると、白い花びらに囲まれた王子のようなまぁ様になります。男役さんが大階段を降りてきて端整なダンスへ。この時のまぁ様は再びきりりとした目元です。そして、純矢ちとせさんが澄んだ声で歌われ、燕尾服と白いドレスの宙組の皆様とハイタッチや握手をされるまぁ様。

その柔らかな笑顔を拝見していて、ああ、退団なんだ、本当にまぁ様は退団されてしまうんだと、初めて実感いたしました。このあたりはもう涙、涙、涙です。

銀橋に出るまぁ様を、切なさを含んだ穏やかな笑顔で見送る真風さんが袖にはけ、まぁ様は銀橋で最後、劇場一杯に届けと見事な声量で歌い上げられました。上手に座っていましたので、ライトの中でまぁ様の横顔から落ちた一粒の汗が見えました。

歌い継がれた宝石の数々。でも、ジェンヌさんが舞台で流される汗と涙の粒こそ、宝塚の宝石なのかもしれません。

ふぅ。泣けたわ、書けたわ。まぁ様って、本当に退団されてしまうんですね・・.。初めて実感いたしました(T_T)