代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

宙組・神々の土地/クラシカルビジュー 東京感想2 まぁ様宙組、熱きショーへの心の声感想

皆さま、こんにちは。この三連休はお天気に恵まれましたね。本日は、東京宝塚劇場での「神々の土地/クラシカルビジュー」東京感想2を心の声だだ漏れでお届けします。

東京感想3のタイトルはもう決めてあります。「まぁ様黒燕尾 宝塚への夢と憧れ」、とねぇ・・。(注 真風さんユスポフの口調でお願いします)

しかし、これを書くには相当の体力・知力・時間が必要なので、本日は心の声だだ漏れ感想からまいりますよ!

遠征時には当ブログをお読みいただいている方や東京の友人と、何人もの方にお会いでき、とても楽しかったです。ありがとうございました(^^)

こちらは夜に訪れたGINZA SIXの装飾、草間彌生さんによるアートです。これも見たかったのです。

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19日までは、柚香光さんをフィーチャーした「Joseph」様の以下の写真展も開催されていますので、ぜひどうぞ!

numero.jp

 

1.「ばんっ!」で気づく

twitterにも書いたのですが、土曜日11時公演の幕間のこと、娘が急に慌てて「お母さん、まずいって」と言い出しました。

お隣の方のスマホの画面がちらっと目に入ったらしく、「まずいって。はてなブログぽいし、お母さんのやと思う」と言うのです。

でも、はてなブログの方もいろいろおられるだろうし・・まさかねと思っていたら、「だってな、ばんっ!って青紫の文字が見えたんやもん」とのこと。

あーーー、それはかなりの確率で当ブログ(-_-)。娘が恐る恐る「あの、何のブログを読んでいらっしゃるんですか?」とお声がけしたところ、ずんずんと上にスクロールされて、「あー、この長い記事はまずい」と思っていたら、ビンゴ!でした。

二人で「すみません、すみません、あほなブログで」となぜか謝るmiyakogu&中学生娘。とてもやさしそうなにこやかな方で、「うちは息子なので、いいですね、お嬢さんとご一緒で」とにこにこと対応していただきました。急に驚かせてすみませんでした(^^)。一応、お芝居予習にはお役に立ったみたいで嬉しく思いました。

 

2.パンフレットの写真

東京のパンフレットがどのようになっているか、私はこれまで知らなかったのですが、宝塚の舞台写真が入ってるやーーーん!と気づき、即刻購入です。

開くと宝塚版と異なる写真が。椅子にもたれるように立つ力強い目線のまぁ様、コートを肩にかけた真風さん。二人とも目線が強く、かっこよすぎるでしょ!!舞台写真の方には真風さんお手触りも映っているし! ←まぁまかファンとしては重要ポイントです。

 

3.心の声だだ漏れ感想 お芝居編

娘と一番「おおーー!」と思ったのが、ラスプーチンの暗殺成功直後、真風さんユスポフの「賽は投げられた」の歌です。「誰がやったのか?」という問いに「ドミトリー・パブロヴィッチ・ロマノフ!」と力強く言い、「君とともに世界手に入れる」と歌い上げるのですが、まぁ、張り切っておられること!

いそいそと出てきて、めっちゃ張り切って歌う真風さんユスポフです。うんうん、よっぽど嬉しかったやね、オリガとの結婚を阻止できて。二人で生きていくんやね、と娘と理解する我々です。←いや、ロシアのためだと思いますよ、miyakoguさん?

ポスター撮影時は二人の関係性は出てこないと上田先生から聞いておられたようですが、舞台稽古でお手触りが入り、今ではもう公式ですか?!永遠の片思いは!!という勢いの真風さんです。

 

あとね、朝夏まなとさんが最後にイリナを訪ねてくる場面のキスシーン・・。何ですの?!そもそも最初のキスが以前より長くなっている上に、角度を変えて情熱的な二度目のキって、いったい全体、我々に何をどうしろと!(≧∀≦) ←より情緒が強調されているだけなんで。落ち着いて、miyakoguさん。素敵でした。

オリガとの婚約披露の場面、まぁ様ドミトリーは宝塚よりも楽しそうで、オリガを見守る柔らかな優しさに満ち、とても穏やかな夫婦になれただろうに、というのが一層伝わってきました。それが心底おもしろくなさそうな真風さんも。ぷぷぷ。

 

そういった細部がより明確にくっきりとなったことに加えて、一つ前の記事に書きましたように民衆を演じておられる皆さまのエネルギーの高まりこそが、大きくお芝居を変えたと思います。

ロシア革命の立役者というのは誰だろう?と娘と少し調べたことがあります。レーニンが思想的指導者であったのはわかったのですが、わかりやすい英雄はいなかったのですね。フランス革命におけるオスカル様のような人は。←miyakoguさん、史実ではないので、間違ってますよ・・。

兵士と民衆、すなわち労働者こそがやはりロシア革命を起こした人々なのですね。

そのため、民衆のエネルギーが爆発しないと、演劇のための演劇に終わりかねない素材だったと思います、このロシア革命というのは。

しかし、東京で拝見した宙組さんには、民衆の中から聞こえるクリアなセリフ、激しいダンスの熱、エネルギーがありました。どなたがおっしゃったのか、それぞれ明確にはわからなかったのですが、民衆から発せられるセリフが的確で迫力があり「まぁ様が率いてこられた宙組のお芝居」が完成したように私は思いました。

その中で、お名前がわかり注目したお一人が朝央れんさん。バウ公演「パーシャル・タイムトラベル」で目立つ役をコミカルに演じておられた長身の方で、それ以来、注目しています。「おい坊主、景気良くやれ!」とのセリフをおっしゃる方も、花売りの凰海るのさんも。一つ一つは小さなことなのですが、お一人お一人のお芝居が少しずつうまくぴしっとはまり、皆さんのエネルギーがロシア革命=ロマノフの滅亡に向かってまっすぐに集まることで、お芝居が完成したと私は思いました。

 

4.心の声だだ漏れ感想 ショー編

ショーはねぇ。もう!

「Ruby」の場面、まぁ様が「忘れられないお前」、「Ruby、迎えに行く」と手を差し出される場面のそれぞれ線上(かなり遠く)にいたmiyakogu&中学生娘。

そうかぁ、いや、ほんまにありがとう!と心の中でそれぞれに叫ぶ我々です。ちんまるこいおばちゃんルビーでもいいですか?!←全く良くないんで、miyakoguさん?

娘にいたっては、まぁ様がご卒業後、赤い車で中学校に行くのを迎えに来てくださるのではないか妄想に忙しい昨今です。←絶対に違うんで、落ち着いて。

嬉しいサプライズも!中詰めだと思うのですが、席の線上におられた桜木みなとさんを見ていたmiyakogu、じぃぃぃーーと何となく見られている感じがあり、あれれ?と思った瞬間にぱっちーーーん、ウィンク頂戴いたしました!「ええええ?!」とのけぞっていたところに、にこっと微笑まれたので、多分そうかなと思います(ということにしておく!)

 

それから、「サファイア」の場面やで、やっぱりな!! ←ほぼほぼ、ここと黒燕尾を観に行った遠征と言っても過言ではありません。

冒頭、「旅の男」たちが互い違いに向きを変えて銀橋に出てくるのがなぜか好きなのです。先頭の愛海ひかるさん、優希しおんさん、潤奈すばるさんかな?この三人の踊りが好きで、毎回、楽しみにお待ちしておりました。

さらに留依蒔世さん、瑠風輝さん、希峰かなたさん、真名瀬みらさん、鷹翔千空さんが加わり、8名が二手に別れ、真風さん登場にあわせて振り返るようにものすごーーく高いジャンプをされるのですね。ここがお見事で、身長の高い皆さんがされると迫力があり、男性ダンサーのよう!ぜひご注目ください。

真風さんがセリの上で、腰をくねりんこ、長い脚を開いたり、横座りになったり、きっとこちらをあおるような強くセクシーな目線を客席に送られて、「ま、ま、まかちゃん、あんた、公の場で何やってのぉぉぉーーーー!」となる場面です(miyakogu心の叫び。感謝しかない!)

それだけでもうくらくらしているのに、まぁ様が登場してからが、さぁ大変。まぁ様出てきて、こんにちは、ですよ。どんぐりですよ!! ←錯乱中なので、無視してください。

まぁ様、何を微笑んでおられるのですか、終始?!真風さんをあおっておられるのですか?!お二人の顔が最大限に近づく瞬間にも微笑むまぁ様。

あ”ーーー、おひょーーーー!!

(注 声無き声を発するmiyakogu、手は胸の前で合わせている)

セリの上で美しい首筋を見せて降りていかれるお二人・・。なんという美しい一対。今更ながらパンフを拝見すると、「やがて二人は一つになり闇の中に沈んでいく。」とあります。

まーーーじーーーか?!二人は一つになり、二人は一つになり・・。(withエコー)

ユスポフちゃんの片思いがここで遂に。良かったね、あんた・・・、うううう(涙)

 

最後の黒燕尾は、「これは何の夢を見ているのだろう?」と思う美しさでした。

佐賀の全国ツアーで宝塚を初めて観た少女・あすかさんが宝塚に見た夢。その夢を我々は一緒に見たかのように思えたのです。そこは東京観想3で改めて。

本当に遠征して良かった。思い残すことはございません・・。いや、思い残すことばかりです!(涙)ブルーレイとライブビューイングでがん見します!

 

東京感想3も書きました(涙)。

mothercoenote.hatenablog.com