※実際に観劇した感想はこちらです。感想1をまずは書きました。
皆さま、こんばんは。お元気でしたか?今日は台風の大阪です。電車が止まるといけないのでと家族全員、いつもより早めに帰宅し、リビングでそれぞれに仕事、勉強のmiyakogu一家です(^^)。
さて、昨日、月組「エリザベート」の稽古場映像がスカイステージのニュースで流れましたね。その時のmiyakogu感想は以下のとおり(^^)。
珠城りょうさん、鼻たっかーー!(〃∇〃)
目力、つっよーー!(〃∇〃)
スターブーツ、似合う!脚なっが!(〃∇〃)
短髪、かっこいい!(〃∇〃)
珠城りょうさんの目は、手に入れたいけれど手に入らない女性を強く求める男性的な表現にとても適した目。
その目が生かされた切なくも強く純粋な欲望がにじみ出るトートになるのではないかとおおいに期待しています。
ちゃぴちゃんの集大成の演技も、美弥さんのロイヤルで優しげなフランツも、月城さんの色気のあるルキーニも、儚げなありちゃんとおだちんのルドルフも、とても楽しみです。ただし、残念ながら今週末は仕事があり、観劇は来週。また感想を書いてみますね(^^)。
さて、昨日、タカラヅカニュースで見るまで、私は月組・エリザベート関連の映像を一切見ていませんでした。一度もです。
なぜだと思います?
そーーれーーはーー。うん、えっとね。すっきりと観劇を迎えるために書いておきたいと思います。
月組「エリザベート」の発表があったとき、「あー、これはちゃぴちゃんを世に送り出すために、花總まりさんの役を少しでも多くということなのかな?」とは思いました。カルメン、鳳凰伝のトゥーランドット、エリザベート。うん、完璧です。
それはいいのです。ちゃぴさんには退団された後も、おおいに活躍していただきたいから。
ただ、ロミジュリの「死」で真風さんと出会って宝塚ファンになったmiyakoguとしまして、正直、劇団の中でもっともトートが期待される一人の真風さんが、トートをされない・・・。その前に、珠ちゃんが演じてしまう・・。そうか・・・。
と、むむむむむーーとなったのですね。もちろん、宙組で「エリザベート」を上演されたところであり、そう回ってこないだろうことも、真風さんのフランツがとても素敵だったことも、実際のところ「エリザベート」ってストーリーはそれほど素敵じゃないかも?という小さな疑問も、いろいろわかった上で、です。
ま、正直に言いますと、まぁ、歌劇団さん、おふざけになって、いやですわ、おほほ(^^)となったわけです。(意訳:劇団さんよぉーー、ざっけんじゃねーーー!!)
生徒さんには、もちろん1ミリも何の責任もありません。ごめんね、珠ちゃんと珠ちゃんファンの皆さま・・。あくまで「そう思っていた」という過去のことやから、お許しくださいね(^^)。
そのもやっとした想いは、梅田芸術劇場で宙組「ウエストサイドストーリー」の真風さんトニーが、マリーアの死を告げられて「えっ・・?」とカバンを落とした瞬間にどこかに吹き飛びました。
ああ、真風さんはロミジュリの「死」に続いて、それを越えて今の真風さんにふさわしい新しい当たり役に出会われたのだと思ったからです。
恋に浮き足立つ微笑ましくてかわいいトニー。
ドクに甘えて、ドクのために看板を塗る健気なトニー。
マリーアと結婚式ごっこをする可憐なトニー。
絶望するトニー、チノに俺を撃てと叫ぶトニー。
真風さんのトニーは、恋の喜びと哀しみと絶望を、大きな身体一杯で伝えてきたトニーでした。
ロミジュリの「死」があるから、「トート」も当たり役だと期待するのはむしろ失礼かもしれないなと思ったのです(^^)。真風さんはもっともっといろいろな役を、いろいろな表現をできる、そういう方になられのだと嬉しく思う気持ちの方が強くなりました。嬉しいことに。
明日から始まる月組「エリザベート」をすっきりと観ることができる心情になれて良かったと思います。明日の初日、どうぞ素晴らしい舞台になりますように。すばらしいトートに、シシィに出会えますように。
がんばれ、珠ちゃん! 楽しみに観劇の日を待ってますね(^^)。