代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

宙組全ツ・梅芸 追憶のバルセロナ/NICE GUY!! ショー感想 爽やかに熱くセクシー!真風さんと宙組ナイスガイ&レディ達

皆さま、お仕事も終えたので、今日は、書く!宙組全国ツアーのショー「NICE GUY!!」について。トップスター 真風涼帆さんをはじめとする宙組のナイスガイとレディ達の魅力について。語るわ、SSS!!!

 

1.幕開けの「DREAM CINDERELLA」からの白真風登場

まどかちゃんがウェディングドレスに身を包み歌う「理想の王子」。うん、全ヅカオタの夢やな!皆さま、それぞれに自分の理想の王子を待っていますよね。

そこに、「ナイス・プリンスS」として白い衣装に身を包み堂々と登場する我らがトップスター。

宝塚男役トップスターか究極のアイドル界のプリンスでなければこんな臆面のない登場、できませんわ。まさに理想の王子や、やっぱり真風さんは王子やったんや・・。

夢見ごこちに、手を胸の前で合わせてうっとりするmiyakogu。そこで曲調が変わったかな?〔注 記憶にない)と思っていたら・・・。

あーーーー!

白いスーツに身を固めた真風さんと紫スーツのナイスガイの皆さま方が、後ろを向いてばっと一斉にジャケットをはだけてですよ、派手な裏地をぱぁっと絢爛の花が咲くように見せてくるわけですよ。

はだけるわけですよーーー!!!ばんばんばんっ!(注 机叩き放題)

振り返ってこっちを不敵に見てくるわけですよ!!!

ナイスガイって、スナイパー?!

(意訳 ありがとうございます)

ここで、無言で後ずさるmiyakogu。ただし座席に座っているため、背中をぐいっと背もたれに押し付けるのみ。きーっ、こっちは逃げる場所もねぇだよ! ←落ち着いて、miyakoguさん。座席に座っているだけなんで・・。

 

2.まかまど

なんちゅう場面を盛り込んでくるねん、大介先生はーーー?!

「すずほは!」と、ぷんすかするまどかちゃん。

まどかちゃんはねぇ・・。ぷんすかして、ほっぺをちょっとぶぅっと膨らませるのが歌劇団1似合う子(注 miyakogu調べ)。

それでまた、長身クール&スタイリッシュな真風さんが「まどかぁーー」って、どうなっとんのやーーーーー!

↑ 取り乱したので、やや言葉が乱暴なmiyakoguでお送りしています。ほんま頼むで!

 

そして、私はさらに恐ろしいことに気付いたのです。昨日。

真風さんはさぁ、これを、熊本の言葉で話すわけよね?!そいでまどかちゃんも、教えてもらって熊本の言葉で話すわけよね?!

わっかりました!

こうなったら、miyakogu、熊本に行けない皆さまのために、何とおっしゃったか1公演だけですが、現地からレポろうじゃないの?

受けて立つ! ←勝負じゃないんで、観劇なんで。落ち着いて、miyakoguさん?

 

3.第4章のハイスクールわちゃわちゃ

芹香斗亜さんはじめ、この場面の宙組の皆さま、かわいいなぁ、もう!

音楽の先生の芹香斗亜さん、りんきらさんやえびちゃんの先生方に、和希そらさん筆頭の生徒達。切れのあるダンスの秋音光さんにも目を奪われましたよ。

いやまぁ、うん・・。ハイスクールの制服なんて、そんなもん、そんなもん(注 ぷるぷるするmiyakogu)。

和希そらちゃんに、似合うに決まってるでしょうがーーーー?!

皆様、とにかく可愛いので、ぜひ観てね。それと、全員にお役の名前があるのですね。最下級生さんまで、嬉しいだろうなぁ。はつらつと元気一杯の宙組さんです。

 

4.ヴァンパイア赤真風

ほっこりしておりましたところ、軍人?という黒づくめの桜木みなとさんが登場、綺麗に踊る少女・水音志保さんに導かれるようにさまよい、伯爵夫人の貫禄を見せる華妃まいあさんが妖艶に異世界に誘い込みます。

まいあちゃん、かっこいい!迫力満点です。水音さんも素敵でした。

で、「ナイス・セクシャルS」の赤真風ヴァンパイア降臨です!

いや、ほんま、何ちゅう役名ですのん?全然、ナイスじゃないですよ、単に妖艶ですよ、どこに連れていくの、ずんちゃんをーーー!という場面です。

黒髪ロングの妖艶な謎めいた赤真風の見せ場。この特殊メイク真風さん、ぜひご覧ください。黒魔術を扱う謎のビジュアルバンドのラスボス風。妖艶!

 

5.ジャズ黄色真風

ここが確か、お着替え後に黄色真風さんが登場する場面。(間違ってたらごめんね、だんだん記憶がふっとんでいったので)

アップテンポに盛り上がる舞台、皆さまの客席降りはここだっけ?黄色真風さんがセンターブロックの舞台向かって左側を10列目くらいまで歩いていったのは覚えています。ただ、あまりの「キラキラ」ぶりに、まぶしくてもう、覚えられねぇーーー!(注 miyakogu心の叫び)

全員勢ぞろいの舞台から、熱く爽やかな宙組の気持ちのいい”風”が吹くようでした。ただただ音楽と共にある喜び、踊る楽しさがダイレクトに舞台から伝わるように思います。

踊る皆様の後ろで生き生きと歌う花音舞さん、穂稀せりさん、澄風なぎさんのコーラストリオにもぜひご注目を。澄風さんは、秋音さんとともに劇団の奨励賞を今年受賞された方。努力家のお二人に心からの拍手を送ります!

 

6.シックな白コート&キラキラ黒スーツ真風

こ・れ・こ・そ!究極のナイスガイ・・

思い起こせば、真風さんが新人公演初主演された2009年星組「マイディア・ニューオリンズ」のラストシーン、白く長いコートの後姿だけは研4とは思えない完成ぶりでした。

そこから10年の時を経て、この堂々たる、宝塚でしかみられない究極のかっこよさ。真風涼帆がお届けする究極の男役像です。

ただ、そのナイス・スマートSは夢の王子様というより「一夜限りの幻の恋人」であるかのように、舞台からゆっくりと会場を歩いて去っていく。

そういうストーリーさえも感じさせる後姿でした(感涙)。

藤井先生、できますれば2階・3階の皆さまにももう少し長くあの究極の後姿を見せてくださるよう、ご配慮をお願いします。

だって、本当にかっこいい後姿。より多くの方に届きますように。

 

7.地球賛歌っぽい場面

水色の衣装の場面だったと記憶しています。和希そらさんがハイスピード回転を一切のぶれなく綺麗に決める場面、ぜひご注目を!見事でした。

20場の説明文にある一文には、「星空の中、風は真の風になる。」とあります。

もう、これだけで涙です・・。

「真の風」になった背の高い少女は、この公演で熊本に帰還する・・・・

ばんっ!泣くやつやん、miyakoguが・・。泣くから、もう。ううう。←まだ想像なんで、落ち着いて、miyakoguさん。

 

8.セクシャル7

真っ赤なスーツに身を包む和希そらさんをセンターに、凜城きらさん、星吹彩翔さん、美月悠さん、七生眞希さん、秋音光さん、留依蒔世さんがかっこよく決め、踊り歌う場面。客席にも降りてハイタッチや、指差しや、ウィンク。あちこちで上がる悲鳴(無音の心の悲鳴を含めて)です。

美月さんと七生さんはその少し前の場面では、素敵なレディに大変身されてたのに、ここは男役さんとしてかっこよく、ぐいぐいと。芸達者な方々。

近くにこられた美月さんの「にこっ」も頂戴しました!ありがとう!お芝居での美月さん、秋奈るいさん二人の伯爵のイケオジも見事でしたね。

留依蒔世さんの垂らした前髪も素敵。低く太い声が魅力的な留依さん、随所でご活躍です。美声をどうぞお楽しみに!

 

9.きらきら黒真風

黒い変わり燕尾というのかな?素敵なお衣装の真風さんが登場、タコ足ダルマ(っていうんでしたっけ?)のららちゃん、まいあちゃん、みねりちゃんと踊ります。

華妃まいあちゃんの美脚が、本当に美しい美脚で、感動のあまり日本語おかしいけど、お美しい美脚なのでぜひご注目を。真風さんと組んで一瞬、すっと上に上がるおみ足です。

天彩峰里さんの歌もお芝居、ショーと各所で聴かせてくれます。みねりちゃんの声は厚みがあって、「生きてる!」という強さがあるお声だと私は思います。

男役さんの群舞が終わり、真風さん、芹香さん、まどかちゃんの3人でびしぃっと決めてくれる宙組さんです。

 

10.エトワールのまいあちゃん

華妃まいあさんがエトワールをされて、本当に良かった。一生懸命、大きな拍手をお送りしました。どうぞ千秋楽まで、健やかに魅力的に輝かれますように!

 

というわけでね。うん。部分的に記憶が曖昧なのは、お芝居に続きお着替え真風さんが、着替えても着替えてもかっこいいからです。

ほんま、どうなってんの?!「責任者、出てこい」ですよ!

あ、責任者は藤井先生ですよね。どうも、ありがとうございます(注 手を取り涙にくれてエアお礼)。

正確なレポよりも、とにかくかっこよかった!ということを、お伝えしたかったのでした。

ただ、純矢ちとせさん、澄輝さやとさん、蒼羽りくさんのご退団で、この方達がおられない寂しさは正直、感じました。

その中で、究極の男役像を完成させつつある真風さんの圧倒的存在感がその穴を覆い、下級生さんのはつらつとしたひたむきさが全ツを押し上げていると思います。

宙組の皆さま、お体にはどうぞお気をつけて。今の宙組さんの爽やかに熱いセクシーさを、どうぞ全国にお届けになられますように。

おばちゃんな、熊本で待つ!