代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

拝啓 真風さん、一足お先に

宝塚歌劇団宙組 真風涼帆様

拝啓 今日はうちの会社の設立記念日で、私は一足お先にトップ就任いたしました。

思い起こせば、今から2年前、真風さんに「あなたの舞台を観て、あなたがいつかトップになられることを期待しながら、自分が逃げるのは卑怯だと思いました。ですので、これまでずっと逃げていた創業社長の後を継ぐことにします」と便箋3枚にわたって、熱い決意表明をつらつらと大劇場の喫茶店で書きなぐり、そのまま大劇場郵便局から出したのでした。

そしてちょうど1年前、代表取締役専務となり、「一足お先に2番手になります」とお手紙を書きましたが、本日を持って創業社長が会長となり、私が代表取締役となりました。

一足お先に行かせてもらいます。

 

多分、これから新たな危機にみまわれたり、嫌になったり、逃げたくなったりすると思います。いいことよりも、厳しいことの方が多いのではないかと思います。

でも、舞台の幕があがったら、たとえどんな状態でも舞台に出て行かれる宝塚歌劇団の皆様のように、そして、役替わりからも主演からも、涙でわけわからなくなった舞台挨拶からも、いつもその場に踏みとどまり、全うされてきた真風さんのように、私も逃げずに踏みとどまりたいと思います。

力を与えてくださって、決意を与えてくださって、ありがとう

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mothercoenote.hatenablog.com

うちの会社は数年前にある周年を迎え、あと数年で、とてもきりのいい周年を迎える。その時まで必ず、皆と一緒に、たとえ最後の一人になったとしても、この会社を続かせたいと思う。親族でもないワーキングマザーを後継者に選ぶとは、見上げたおっちゃん(創業者の奇才)であり、そのバトンを受け継ぎたい。

宝塚歌劇団も、節目節目で「あと数年で何十周年」というバトンを受け取った方たちのリレーで100年続いてきたはず。負けないぞっと

 

ということを今夜は書こうかな?と娘に伝えたところ、以下を必ず付け加えてほしいと強い要請があり、てけてけとパソコンで打っていたので、記載いたします。

 

(miyakogu娘 著)

miyakoguの娘です。感動的にブログをまとめようとしている母ですが、その実態を語ろうと思います。

先日、学校で飛鳥時代~平安時代までが範囲のテストがあり、それに向けておさらいをしていたときのこと・・・

「遣唐使廃止は何年?」 

「894年(はくし) 優秀な学生がたくさん溺れて死んでしまうので、国の損失であると菅原道真が廃止した。」

と私が答えました。すると、母はこういいました。

「ちゃうで! あんなぁ、優秀な学生は勉強ばっかしてて、体力ないねん。みんな、すぐ船酔いして吐くねん。それで、遣唐使を運ぶ船の船長が切れてな、もう、こんな船、やってられんわ!ってなってやめてん。せやからな、吐くよ(894)遣唐使、やってられへんわ!、って覚えたらいいで。」

と、どや顔で言ってきたのです。あの時、私は母が素晴らしい知識を今から披露してくれるものだとばかり、思っていました。そんな私があまかったです。

これからもこんな母のふざけたブログが展開されることと思いますが、良ければ読んであげてください。

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ふぅむ・・・。娘よ、応援、どうもありがとう・・・