代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

宙組・王家に捧ぐ歌 まじめに感想 その6 朝夏まなとさんの包容=抱擁力

昨日までひんやりしていたのに、一気に暑くなってきましたね。先ほど、洗濯機に娘の水着を入れ忘れているのに気がついて愕然としているmiyakoguです。明日もプールですってよ!!ええ、手洗いしますとも!

とやさぐれていてもしょうがないので、気を取り直すために、もう一度だけ、まぁ様について書きたいと思います。ええと、どうしてこうも朝夏さんのことが気になるのか、いえ、私は真風さんを観るために宙組さんを観劇しているはずなのですが・・。

 

1.まぁ様の包容=抱擁力

みりおんさんを銀橋で2度かな?抱きしめはりますよね。その時のまぁ様の抱きしめ方がまぁ、包容力があるというか、なんというか、それはよろしいわけです。

そして、私は大変良い位置でまぁ様の抱擁と表情を拝見できる角度にいたため、その時のまぁ様の伏し目がちのまつげの影が美しすぎて、どうしたらよいのやら状態になったわけです。

とても優しげに、でもやっと愛する人に出会えた安堵感に満ちて、大きな優しさを感じさせる抱擁。いやほんとに。その時のまぁ様の手が美しくてですね、なんという清らかな抱擁なんだろうと、特に最後の場面の白いお衣装の時はライトの強い光の中で神々しい感じがして。宗教画のようでした。栗色の少しウエーブのある長髪があれほど似合う方も少ないと思います。伏目であの長髪ですと、どこの少女漫画の美青年かと思います。

 

2.まぁ様のまっすぐな明るさ

実はmiyakoguは舞台が始まってすぐ、6月9日に観劇をしたのです。コーラスは素晴らしかったのですが、まだ舞台が熟していない状況、平日午後の1回公演でした。(火曜日でしたが一回公演の日)

2階席から観劇したのですが、その日の2階席は平日で開幕間もないためか、残念ながら結構な赤い座席の目立ちっぷりで、私は真風さんのことをとても心配していたのです。超人気の星組さんから組替えされて大丈夫かしら?と。こんなこと言って本当にごめんなさい、宙組ファンの皆様。真風さんを優しく歓迎していただき、本当にありがとうございます。

でも、その心配は杞憂でした。その時にとても感心したのが、まぁ様がパレードの時、とても楽しそうに、赤さの目立つであろう2階席を見上げておられたことまっすぐに、にこにこして、自分のこれからの時間をわくわくと楽しみしているかのように。少しの不安も感じさせないほどに。

 

私は宝塚でおそらく、トップスターさんの多様なあり方を観察して、自分の参考にさせてもらおうとしてきたのかもしれません。

前夜祭を映像で見た限りでは、OBさんの前でまぁ様はとても緊張されているようでした。緊張されている様子のまぁ様に対する、湖月わたるさんのさりげない優しさもとても印象に残りました。

でも、実際にパレードのまぁ様のご様子を拝見して、私まで楽しくなったのです。まだ正直、お芝居は完成されていなかったと思います。でも、何だか観ている方まで楽しくなるような、そんな明るさを持った方だと思いました。まぁ様は、多分、日々、ご自身のお芝居も声も歌も組全体も、成長している、何かを徐々につかんでいるという実感をお持ちだったのかな?と推察します。

ですので、一昨日、まぁ様が何かをつかまれたのではないかという、その成果を拝見でき、本当に嬉しく思いました。ご自身の声と感情を自在にコントロールされているように思えたのです。

 

周りを巻き込む明るさを持ったトップスターの朝夏まなとさん。真風さんをどうぞよろしくお願いいたします。あと、えっと、お二人の萌え満載のシーンとか、今後も期待しております!