代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

宙組・王家に捧ぐ歌 まじめに感想 その7 愛月さんの手と裏ストーリーへのかんぐり(後半、不真面目)

皆様、1週間のお仕事、お疲れ様です。本日は小学校のある行事の説明会があり、今週のハードワークをすべてやり遂げたmiyakogu、とっとと退散です。今や晩御飯も終わり、ワインでのんびり、TV画面にはオペラ映画「アイーダ」です。なんという優雅さ!

ワインは1本494円のサントリーさん「酸化防止剤無添加おいしい・白」( 小瓶)。つまみはQBBベビーチーズ。何という安上がり!

 

オペラ映画はこちらについていた1953年制作、ソフィア・ローレン主演のものです。歌はオペラ歌手の吹き替え。それにしても、若いソフィア・ローレン。美人やわ、胸はあるわ、ウエストは細いのにヒップはぼんっやわ。びっくりするわ。あ、映画でもアムネリス様、怖いです。

 

1.「凱旋」の場面での愛ちゃんの手

ただいま、映画の方も「凱旋」の場面。バレエダンサー達が王宮の広間で喜びを踊り、ラダメス達がただいま白馬で凱旋したところです。あ、ファラオが褒美をラダメスに。あ、映画を実況している場合ではないですね。

 

そう、宝塚「王家に捧ぐ歌」の第9場、凱旋の場面です。あの「金色に光ってやがる」エチオピア兵士による群舞シーンです。モダンダンス的な振り付けで、私の大好きな場面ですが、最初に一人で踊り始めるのがケペル役の愛月ひかるさん。このたび、3番手としてパンフレットに掲載されている宙組ホープさんです。

細かいツボですいません。この踊りの時の愛月さんの「手」にご注目いただきたいのです。暗い場面から徐々に躍りが広がるこの場面で、最初にスポットライトを浴び浮かび上がるのが愛ちゃんの手。ここに注目です。何がって?

めっちゃ、反ってますから!

 

私も真似てみましたが、とてもあんなふうにできません。他の方と比べても一際、反る愛ちゃんの手。その後の踊りでも、人一倍、首も手もすばしっこく、切れよく動いておられ、さすがラダメスに次いで一軍を率いる若きリーダーの貫禄です。

バウで「SANCTUARY(サンクチュアリ)」の主演を、そして「Top Hat」のベディーニさんを演じられただけのことはあります。

「王家に捧ぐ歌」で泣けたのは、地下牢に消えるラダメスにアムネリス様が「ラダメス!」と叫び、近寄ろうとするのを必死で止めるケペルとメレルカ。友人を思う気持ちと国を思う気持ちの葛藤。ラダメスを思うアムネリス様の気持ちと、友人としてラダメスに抱く無念さはシンクロしているのではないかと思います。

  

2.裏ストーリーをかんぐるmiyakogu

あのですね、ちょっとばかりmiyakoguは疑っていることがあるのですよ。言っていいですか?!酔っ払いついでに!金曜夜やし!

ウバルド兄さん=真風さんさぁ、「俺は俺の剣を取り戻したぜ」とか言ってナイフを振りかざしてはるやないですか?あれ、どうやって取り戻しはったんですかねぇ??

絶対、そのお色気むんむんで、エジプト侍女を誰かうまいこと使ってるでしょ??兄さんてば!

と、あの場面で疑っているmiyakoguです。石室への侵入も容易すぎるし、誰か手引きしているはずです。絶対、女性。

 

それともう一つ気になるのが、あの後、アムネリス様とケペルがどうなったのか?です。

お互いにラダメスを思う気持ちは共通してあります。で、ラダメスのことを語りたいアムネリス様に「ケペル、あなたは残りなさい」と一人残され、ラダメスの思い出を語り合い慰め合ううちに、ある夜、ケペルが恋に落ちてしまい・・。いや、おそれ多くもファラオに対してこんな?的な苦悩を抱くも、ある夜ついに抑えきれなくなって的な??
で、アムネリス様もあれですか。思い出の人よりも、目の前の年下の(おそらく)美青年的な??

そして、ケペルが将軍となり、ファラオと結婚してエジプトを守るのです。ええ話や・・。

 

木村先生、いつも本当にすいません、すいません。

王家に捧ぐ歌の観劇に向かった午後、目の前を歩いておられるのが木村先生だと気づきました。木村先生は、王家のポスターの前で足をとめ、隅々までチェックするようにしげしげと眺められていて、そのお姿からは作品への深い愛情が感じられました。

金曜夜、ワインによる一ファンの妄想としてお許しくださいませ・・。多分、今週忙し過ぎ、かつお堅いテーマを考え過ぎで、脳がショートしたらしきmiyakoguです。

 

※結局、「王家に捧ぐ歌」について19個もの記事を書いていて自分に呆れました。よろしければご覧下さい(^-^)。

mothercoenote.hatenablog.com