今週末は気になる案件が何もないmiyakogu。すっきり爽やかです。こういう時に観劇があると良かったのですが、あいにく宙組「王家に捧ぐ歌」観劇ラストは来週土曜日。
あ、ただいまDVDではオペラ「アイーダ」が流れいて、とんでもないコーラスにオーケストラです。怖いわ、ミラノ・スカラ座。ラダメスを演じるパバロッティはビヤ樽のような体形ですが、どうやら全盛期。加えて、戦後最高のバス歌手のニコライ・ギャウロフ、ファン・ポンスが出演。miyakoguはさっぱりわかってないのですが、どうやら名演らしいです、これ。すばらしい声です。
しかし、オペラ・映画と見比べて、トータルでは宝塚歌劇団が勝ってるな、と娘と意見が一致しました。「美が欠けている」とばっさりの娘。詳しくはまた今度。
さて、本日は三人兄弟真ん中次女がおられる皆様へのお願い記事です。
1.手がかからないけれど、本当はすねている真ん中次女
miyakoguは少し年の離れた姉、そしてすぐ下の弟という姉弟構成のもとに生まれた、不遇の幼少期を送っているわけです。くぅ・・。気の毒に・・。
想像がおつきになると思いますが、姉は一人っ子時代を満喫、弟は初めての男の子で末っ子。もっともかわいがられることが少ないのは真ん中次女にどうしてもなりますね。お母さんにとって、異性である男の子は特別のようですし。おかげで、うちの弟はかわいがらて育った子特有の甘え上手に。うんまいこと、人の懐にすっと入っていくようなところがあります。
で、真ん中次女はどうなるか?。
あくまでmiyakoguのケースに過ぎませんので、一般論ではないのですが、上の姉のやり方をみて、失敗しない方法をさくっと見つけてきて、一人で何でもできる「手のかからない子ども」に育つわけです。まぁ、ちゃっかり者でもあります。
で、下の弟の様子をみて、すねているわけです。お母さんはいっつも・・。とね。かわいくないわけです。強くて手がかからなくて。
逸話があります。
姉弟3人はそれぞれに何か悪いことをした時、押入れに入れられたようです。もちろん幼児、暗いところは嫌です。姉と弟は泣いて「ごめんなさい、もうしません」と謝ります。しかーーし、miyakoguは違います。
「誰や、こんなところに入れたのは?!”どうや”に入れるぞ」と押入れから恫喝。どうや=牢屋です・・。自身が押入れ=家庭内の牢屋みたいなもんに入れられているのに、入れた相手を逆に牢屋に入れると恫喝。フランス革命後のジャコバン派のような強気です。舌が回っていないところをみますと、推定3歳頃と思われます。あほですね・・。
2.積年の恨みを晴らすオバQ
で、子ども時代に無条件にかわいがられることが少なかった子どもはどうなるか?本来、誰もが内に少しは持っている可愛らしさや甘えを出すことがなかなかできません。そうして、miyakoguの場合ですが晩婚になったのです・・。
いやはや。世のお母様たち、ぜひ真ん中次女を可愛がってあげてくださいね!!べたべたと、子どもの身体に染込むように、無条件に。
そうでないと、ずーーーーーっと根に持つのです。何を?
miyakoguの積年の恨みのもと、それはお誕生日の炊き込みご飯の飾りつけでした。姉と弟は比較的農閑期の誕生日です。兼業農家のワーキングマザーであった母は時間の余裕がある時期だったのでしょう。炊き込みご飯をつくり、オバケのQ太郎の飾り付けをするのです。オバQの型があり、ぱかっと置いて、目と鼻と頭に毛が3本です。ケーキも丸いケーキです。
ところが、miyakoguの誕生日は農繁期。炊き込みご飯はありますが、普通にお茶碗に盛られ、ケーキもショートケーキです。当時、そのことに特段、騒ぎはしなかったと思います。でも、ずーーーーーっと静かーーーに、根に持っているのです。あほですが、かわいそうです。
で、今年のお誕生日。その数十年の恨みを晴らすべく、旦那はんと娘に「オバQつくってくれなきゃ、やだ」と駄々をこね、つくってもらったのがこちらです。ちなみに娘が毛が3本を担当。実際のオバQについての知識はほぼゼロです。
↓
ううーーん。何かが違いますね・・。いや、大幅に違うというべきか・・。
で、miyakoguによる改善策がこちらです。手足を改善してあります。
うーん、やっぱり違うかな・・。
しかしながら、miyakoguは結局のところ、「つくってもらえたわ」ということでようやく満足、積年の恨みを晴らしたのです(多分、半分くらいは)。
小さい頃や少女の頃、大人って賢いもんだと思ってませんでした?人生折り返し地点を過ぎて、ちゃんとした社会人やっててこれです。成熟って何なんですかね??