空がすっかり夏の色に変わりました。昨日までぽつぽつだったセミ、本日から突然わんわん鳴き始めています。なぜ、台風一過を察知して、彼らは出てくるのか。不思議に思うmiyakoguです。
さて、ようやく夏本番、小学生のプールについて頭を悩ましておられるマザーの皆様も多いのではないでしょうか？水泳には向き不向きもあるようですね。水泳教室に通うお子様も多いと思われます。
１．小学校水泳との戦い
miyakogu一家の住むエリアは水泳に厳しい小学校。いや、そこまでせんでも？と思いつつ、命を守るための泳ぎというご指導方針で、東日本大震災の後、一理あるなと思わざるをえません・・。
水泳教室に通うお子様もたくさんおられます。しかし、miyakogu娘はバレエと宝塚観劇が最優先、水泳教室には絶対行かないと申します。送り迎えもバスが出ているようなご時勢とはいえ、毎週の洗濯やら、バス以外の送り迎えやら、お月謝やらで教室を避けたいmiyakoguと利害は一致しています。
そこで、幼少期や低学年時代、できるだけ休日はプールで親子で水泳にいそしんでおりました。
しかーーーし！miyakoguも泳げはしますが、そこまで水泳は得意ではないのです。水泳が得意な旦那はんは、教え方がもひとつな上に忙しく、あまりつきあえません。
過去には、明日、５メートル泳げないとまずいというチェックの前日、「娘ちゃん、泳げないのぉーー」と泣きべそをかくので、急遽、プールに連れていったこともあります。
でも、こういう時、神様っているんですね。最寄のプールがお休みの日で、少し郊外にあるプールまでタクシーに乗ったのですが、タクシーの女性運転手さんの前職が、まさかの水泳指導員。いろいろコツを教えていただいたのです。あの時の女性運転手様、その節は本当にありがとうございました。
２．水泳個人指導
そしていよいよ本格的に泳ぐ必要が出てきた頃、miyakoguでは娘を指導できないと判断。miyakoguはグーグル先生で検索をしたのです。情報を収集し、突き止め、判断し、依頼交渉。こういうことは大の得意です。
そして、無事に個人指導をしておられる方を探し出し、お教えいただく手配を整え、初レッスン。初めての見知らぬ方ですから、miyakoguももちろん水着で３時間付き添い・・（最初の説明が３０分ほどあり、ずっと泳いでるわけではありません）。今よりは若かったため、ぎりで何とか耐えました。
ご自身が国体上位入賞、教え子を国体で優勝させ、ご障がいのあるお子様のご指導も経験豊富、海での伴泳経験も豊富なその先生は明らかに水泳体形。体形から違います。レスキュー隊員の資格もお持ちで、海での大会参加者へのご指導もされています。選手、子ども、ご高齢者、全く泳げない大人など、ご指導経験も幅広いのです。
まぁ、この先生が素晴らしい方だったのです。びっくりしました。
当時、おそらく１５メートルなら何とか泳げた低学年の娘。小学校規定ではそれで十分だったのですが、明らかにしんどそう。何かが間違っていたのでしょう。
それを先生が、わずかに１回の指導で平泳ぎで実に１２０メートルまで泳がせてくださったのです。
３．ご指導の不思議さ
穏やかな優しい方で、ゆったりと教えは進みます。最初は言葉での説明、イメージトレーニング、浮くことから指導が始まります。おそらく、力を抜く感じを教えておられたのかな？と推察しております。
最初は、早く泳ぎを教えてくださらないかな？と思ってましたが、おそらく先生は体型を見つつ、一番良い方法を確認されていたようです。当時、低学年のおなかぽっこり娘は、先生に言わせると理想的な脂肪具合とのことでした。
そして、２回にわたり平泳ぎを教えていただき、２年後にクロールの息継ぎ、そして今日が海で泳ぐための古式泳法と立ち泳ぎ。できなくはなかったのですが、先生に教えていただくと、長く楽に泳げるようになるのです。
本日は、顔を上げての平泳ぎで７５０ｍまで泳げるようにしていただき、かつ海で足がつった時のための手による泳ぎ、疲れた時の泳ぎなどを教えていただきました。
４．気になるお値段
先生の場合、３時間のご指導で平日・休日の差が少しありますが、諭吉さんが２枚程度。こうみると、高く思いますね。
でも、毎月お月謝を払い、水着を毎週洗濯し、娘のお尻をたたいて行かせる私の労力またはプールに連れて行く労力（しかも休日、まじ勘弁）と教える技術の差を集計すると、十分に元がとれます。学年中程度のほどほどの泳力をつけるには十分です。
ご指導は首都圏でもされています。ご関心のある方は「水泳個人指導 大阪」でグーグル先生に尋ねてみてくださいね。
