代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

働き女子の皆様へ 関西経営者のお言葉 大阪IT女性社長編「言い続けるって大事ね」

皆様、お元気ですか?朝から空気が暑く、せみはわんわん。夏真っ盛りです。

さて、本日の朝は少し時間があるので、先日、ランチをご一緒させていただいた上場を目指す女性社長さんのお言葉について皆様にもお伝えしたいと思います。

miyakoguは、たまたまいろいろな方にお目にかかるお仕事をしており、そこでいただいた言葉の力を、日本の働き女子にお分けできたらと思います。

 

1.上場を目指す年上の関西女性社長達

miyakoguの周辺には、上場を目指す女性社長さんが直接、存じ上げているだけでも数名おられます。

皆様、miyakoguよりもお年上で、お母さんをされてきた方、ご結婚されていてお子様がおられない方、それぞれです。

イメージされるような若き女性起業家ではなく、落ち着いた人間的な深みを感じさせる方々です。ただ、発想が大きく飛んでおられるのも事実で、「ええっ?!」と驚くようなことを平然とチャレンジ、クリアされてきています。

その武勇伝に、なぜそんなことができたのですか?とお尋ねすると、「なぜかしらねぇ、怖いもの知らずだったのねぇ」「何も知らなかったからできたのかも」「たまたま、出会いがあって」とおっしゃる点も共通しておられ、その胆力、運を引き寄せる強さに唸らされます。

皆様、「たまたま」とよくおっしゃるのです。しかし、運を引き寄せるために無意識に活動しておられる膨大なトライアルの量が、その背景にはあるはずなのです。

 

2.言い続ける力

先日、ランチをご一緒していただいたのは、明確に上場を目指しておられるITのある領域に特化した企業の女性社長さんです。比較的お若い企業ですが、何しろ勢いがあります。ただ、創業後数年間、事業が軌道に乗る間は様々なご苦労を越えてここまで来られたとのことでした。

その方がしみじみとおっしゃった言葉のうち、miyakoguが感銘を受けた言葉をご紹介したいと思います。

 

●「言い続けるって、本当ね」

ランチの間、ふとおっしゃったことです。日本発だって、何かの領域でたとえばGoogleのような会社になれるはずだと、会社で言い続けてこられたとのこと。

彼女は海外でのご勤務経験があり、日本でもできると思われた側面もあるかもしれません。最初は当然、社内からは「そんなこと、無理」という空気だったそうです。

しかし、その社長さんは本気なのです。そして、ずっと言い続けてこられた結果・・。ひょっとしてできるんじゃないか、できるかも、やれるという風に変わったきた実感がおありになるとのこと。

そして、こうもおっしゃいました。「本気でね、こちらが本気で思っていることだったら、言い続けていると周りもそうかな?と思い始めるの。不思議だけれど、言い続けるって大事ねぇ」と。

本気で思っていること限定です。しかし、どんな荒唐無稽なことでも、本人が本気で言い続けているとかなうことがあるかもしれない。おそらく、自分が言った言葉を自分の耳が聴き、脳がそのように行動せよとの命令を常に出す、そういう効果があるでしょう。

たった一人ぽっちで創業され、事業計画の立て方も知らず、海外で勤務されていたため、関西での人脈もほとんどない状態から、ここまで来られたのです。本で読む成功ストーリーではなく、リアルに目の前に存在している方がおっしゃる言葉は、大変なインパクトをもって迫ってきます。

実はもうお一人、ある女性社長さんも、創業前の20代、何もないゼロ状態の時に紙に大きく目標を書かれたと聞いております。「・・人企業、・・億円企業」と。そして実際にそうなっておられるのです。その方にも「なぜそのような夢を?」とお尋ねすると「どうしてかしらね?ただ、そう思ったのよ」とのことです。

夢を描く力もひょっとすると才能なのかもしれません。

 

●「私は技術のことはよくよくわからないのよ、だからできるって思っちゃうのよね」

そして・・。技術のことはご専門ではないため、「ITでできるはず」と、常識では考えにくいところまで発想を出すことがおできになるのです。そこが最大のお強みと拝見いたしました。

私達が知らず知らずに持ってしまっている、決めているリミッターを軽々と超えて、こういうサービスがつくりたい、できるはずと言い続ける。すると、反対する人も多い中で、「やれるかもしれない」「ちょっとやってみようかな」という人も出てくる。そしていつか実現してしまう。もちろん失敗だって一杯あるでしょう。しかし、実際にそうやって新しいサービスを生み出しておられるのです。

miyakogu、恐れ入りました・・。

 

3.嬉しかった言葉

さて、そのような素敵な女性社長さん。実際に、美人でにこやかで、声も素敵なおしゃれな方です。帰社してお礼のメールをお出ししたところ、嬉しいお返事が返ってきました。

miyakoguと話していると元気になる、モチベーションがあがったとおっしゃてもらえたのです。実は社会に出て以降、ずっと言われてきたmiyakoguの強みは元気であるということ。その秘密はおそらく・・、睡眠が足りているからだと思います・・(´▽`)。皆様も寝てくださいね。

私はある人に関心を持つと、いろいろお話をお尋ねするのが好きなのです。今、宝塚歌劇団の舞台を観て、このブログでいろいろ考察しているのもその一つです。

miyakoguの質問に答えることによって、会っておられるのは実はご自分自身なのだと思います。

若い頃の「勢いがあって、怖いもの知らずで、失敗でも何でも前に進んでいた自分自身」と向き合い、その自分から元気を受け取っておられるのです。その介在者として、多少なりとも、お役に立ったなら嬉しい限りのmiyakoguです。

 

さあ、皆様。大きな紙にマジックででかでかと夢を、野望を書きましょう!小さくても大きくても本気ならオッケー。ご準備はよいですか?

「宝塚大劇場、SS席3列め、どセンター(できれば宙組)」。

ああーー、もっと大きな野望を!夢を描く力も、そう、才能なのです