代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

夏休み一大行事 宝塚キッズ・ダンスセミナーへの潜入

こんばんは。今日は珍しく、平日に有休観劇のmiyakoguです。

自分の観劇のためだと余程のことがないと有休を使いませんが、本日は娘の付き添い=夏休み一大行事をこなすお母さん業であり、堂々と有休です。

そう、本日は宝塚大劇場での「キッズ・ダンスセミナー&観劇」への潜入、あ、いえ、参加だったのです。数年前にお友達一家と一緒に低学年コースに申し込んだ時はあえなく敗退しましたが、今回はどういうわけか当選。いそいそと参加する娘とmiyakoguです。

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1.プログラム

キッズ・ダンスセミナーは以下のように進んでいきます。

●開始前にシャンシャンを持って記念撮影(今回はファンシー・ガイ!のもの)

●宝塚歌劇の紹介映像上映

●振付体験レッスン(ここがメイン、およそ1時間ちょい)

・まず全体練習(振り覚え)

・次に学年別レッスン(少しだけ)

・学年別・グループ別のお披露目(ここは撮影可)

●御織先生への質問コーナー

●公演ガイド(少し説明)

そして、A席での観劇です。

 

2.御織先生と斎藤先生

御織先生がダンス講師というのは事前に分かっていたのですが、当日、「ラ・エスメラルダ」のラインダンスのごく一部の振りをするということからか、斎藤先生も最初だけサプライズでご参加

おおーーー、これが生・斎藤先生!それだけでテンションのあがるmiyakogu母子です。斎藤先生は何だかファンの間でもちょっとキャラクター化(=愛されている)が進んでおられるのではないかでしょうか??今回のショウ「ラ・エスメラルダ」の冒頭、幕間休憩終了間際に電飾で文字が浮かび上がると、どよめきと笑い声が・・。少しレトロというか、べたな感じがいいですね!(o^-')b

 

3.ラインダンスのごく一部にチャレンジ

会場にて渡されたプログラムに「ラインダンス」の文字を見て取ったとたん、娘は着替えると言い出しました。すでにわりと踊りやすいスタイルだったのですが、バレエを習っている以上、せめて足は高く上げたいと思ったでしょうか、念のため持参してきた柔らかい素材の細身のスエットに慌ててお着替えです。

さぁ、チャレンジ!!

一番何に驚いたって、お披露目の時に前で(見ている親達の側から見えやすい位置で)踊りまくる御織先生のダンスの切れ、滑らかさ、かっこよさ

学年別・グループ別に何組かに分かれて踊っていくので、御織先生の踊りは何回も拝見できるのです。非常に近くで。いやぁ、かっこいいわ!

スカステの初舞台生特集で、先生の熱血指導を拝見しております。もちろん、本日は小学生相手ですから元気にはつらつと、しかしお優しく励ましてくださること。音楽学校では当然、大変厳しいご指導と聞いております。そりゃぁそうです、プロの卵を育てておられるのですから。

手をつなぎ、足を上げてラインダンスのごく一部を実施、最後は「オーレ!」で決めポーズです。ちょっとタカラジェンヌ気分ですよね。

 

4.クラシック・バレエと身体の丈夫さ、そして集中心

質問で多かったのが、「タカラジェンヌになるために、しておくといいことは何ですか?」というもの。ダンスの観点からいうと、やはり「クラシック・バレエです」とのご回答でした。お芝居の中で手を差し出すにも基本の動きはやはりバレエらしく、できればぜひ、とのこと。立ち居振る舞いが美しくなりますし、と。

いえ、御織先生、うちのばっさり娘は3歳からバレエを習っているんですが、言動が小さなおばちゃん化していく一方です。どうしたらいいでしょうか?

あ、そういう悩みは受けてもらえないコーナーですね。残念です・・。身近なロール・モデルがいけないのだろうとは、まぁ薄々わかっちゃおりますし・・。

そして、ジェンヌさんになるための重要な条件の一つが、身体が丈夫であること!

とにかく練習期間が短く濃縮で、激しいショウが多い中、身体が丈夫でないと厳しいとのことです。ふぅむ。

後、なるほど!と思いましたのが、「トップになるような方は集中力がすごくて、すぐに覚える」ということです。トップさんは踊りも多く、しかも一人だけ違う踊りです。同じグループで練習するようなこともできないでしょう。だから、最初の振り覚えで集中して覚えていかれるとのこと。なるほど・・。この集中力はトップスターさんの条件なんでしょうね。

大変ストイックな世界です。たとえ、どれほど容姿に恵まれて生まれ変わろうともmiyakoguには無理そうです・・。うん。

 

そして最後におっしゃた言葉。それは「来いよ、待ってるよ」とのこと。

うわぁ、これでくらくら来て受験を決意する子、いてはるやろなぁ。こうやって他手段も含めて、裾野を拡大しつつ、次世代の才能確保に努めておられるのですね。恐れ入りました。

 

5.2度目の観劇

そして観劇。前回ほどではありませんでしたが、再び涙腺は崩壊、決壊。特に最後のちぎみゆの二人のお芝居場面はもう・・。美しいのと、演技が素晴らしいのとで、涙涙涙です。

でも、2回目ということもあり、村人のイケメン揃いぶりに突っ込みをいれる余裕が出てきました。あの人たち、絶対、バー「蛍」とかやってそう。特に煌羽レオさん。着流しを着たいなせなお兄さんです。他メンバーと一緒に江戸に出たら、ものすごい売れっ子になれそう。三日月藩の窮状も救えそうです。

そして、ショウ。斎藤先生、すいません。本日も星逢一夜でボーとしている間に終わっていました。少し把握できるようになったんですけどね・・。また書きます。