皆さま、こんばんは。今日の午後、雪組さんの「ケイレブ・ハント」を観劇してまいりました。
本日は、初めて宝塚をご観劇の方を、miyakogu&中学生娘&旦那はんのオールスターズ(?)でご案内です。お芝居は好き嫌いもあるので、どうだろう?と思ってご案内したのですが、幕間で
「とても、おもしろかったです」
「よく考えられてますよね」
「どんだけキスするねん!とは思いました」
とおっしゃっていただき、我々はGoo Job!サインです。嬉しいですねぇ。と同時に、私達も新米ファンの割に、いろいろな演出家の方に対して「この先生はこうだから」とか、どうもいろいろな先入観を持ちがちなのかもしれないと、少し反省いたしました。新鮮な目でいつも観劇したいですね。
お芝居が終わったとき、お隣の男性が「え、終わり?え?」とおっしゃっていたのも、まぁ、事実ではあります・・。それを聞いたときの娘とmiyakogu。二人とも同時に心の中で「へぇ、そうなんです。はい。」と補足です。
正塚先生が描かれたかったのは、ケイレブとイヴォンヌの人生における、きらきらして同時にスリルに満ちた一コマであり、この先もケイレブとイヴォンヌの日々はこうやって続いていくんだという余韻かもしれないと、私は好意的に受け止めています。
ショウは、私が2週間前に観たときよりも、ぐっとまとまりや、メリハリがついて、皆さん、乗っておられたように思います。クリスマスへと入るシーズンになればなるほど、盛り上がっていくと期待。何だか、とっても楽しかったのです。
さて、明後日はいよいよ新人公演。
本役トリデンテを新人公演で演じられる永久輝せあさん、星南のぞみさん、真地佑果さんが、輝きを増しておられたような印象を持ちました。永久輝さんはもともと目立つ方ですが、星南さんの演技がふっきった感じが出ていて、また、ショウで拝見した真地さんはとても生き生きと楽しそうにジャンプ!素敵な笑顔を見せておられ、皆さんの充実を感じたのです。
皆さんのお芝居、楽しみにお待ちしたいと思います。
ショウが終わり、終演後に感想をおうかがいしようと、お席にまで行きましたところ、「トップさんが、羽根しょって降りてこられたのを見ていたら、涙が・・」
と、まさかの涙ぐみ・・。
ありがとうございますだーーー!(涙)なんだか、こちらが感動いたしました。
そうだったなぁ、最初に観劇した時、ショウの後に黒燕尾の壮一帆さんの迫力に心打たれたなぁと思い出しました。慣れてくるとありがたみが薄れていけないなぁとこちらも反省です。
ここのところ、お仕事で気にかかる案件があり、お芝居が始まってもなお、実はその案件が頭から離れませんでした。どうしても「あの時、ああしたら良かったのに」「こういう手を打っておけば良かったのに」と考えてしまうのですね。観劇していてもなお、です。
ただ、ショウで早霧せいなさんと咲妃みゆさんが「オーバー・ザ・レインボウ」の曲に乗り、二人で幸せそうに踊っておられる場面を観ていたら、何だか、今さら戻れない過去のことはもういいや!明日から、一生懸命がんばろうと不思議と素直に思えました。
浄化作用があるのかしら?宝塚歌劇団の舞台には、やっぱり(^^)。
雪組の皆さん、どうもありがとう。新鮮な目を保ちつつ、これからも観劇したいと存じます。