皆さま、こんにちは。今日は梅田芸術劇場シアタードラマシティ 宝塚歌劇団月組の「アーサー王伝説」2回目の観劇となりました。私、旦那はん+お友達3名もご一緒していただきの観劇。チケットをお取次ぎいただいたCさん、ありがとうね!!
今日は凪七瑠海さんをはじめ月組のディナーショー組の皆様、バウ組の皆様が多数ご観劇でした。公演も後半、休演日翌日の祝日ということもあり、舞台上の皆様ものりのり、観客席の笑いも大きく、とても良い公演でした。
では、本日はmiyakogu心の声、だだ漏れ感想で行くわね(^^)。
第3場 キャメロット
「キング アーサー キング アーサー エクスカリバーに」と繰り返される「アーサー王賛歌」。
おっしゃーー、珠ちゃん登場、騎士団、イッケメーン!!の場面です。
ここはねぇ。もう観客席も一緒に歌いたいね。手を前方に差し伸べて立ち上がって。
歌うよ!やる気満々のmiyakoguです。
第4場 伝令の訴え
この伝令、どなたかな?イケメンやし、歌も上手いんやけど。誰なん?颯希有翔さんか、蒼瀬侑季さんかな?
珠ちゃんアーサー、優しいわぁ。「この者に水と食べ物を」ってな。←基本、贔屓目。
第7場 グィネヴィアの恋
そうやねん、ちゃぴちゃんグィネヴィアが純粋に恋に恋をするのよね、ここは。少女の憧れのような恋です。寝ている珠ちゃんにそっとキス。
あのさぁ・・。後で本物の運命の恋に落ちるんやったら・・・。
ちゃぴちゃん、かわって!!
↑ そもそも、あのドレスが入らないんで、落ち着いて、miyakoguさん。
そいでさぁ、珠ちゃんもさぁ。なーにーがー、「二人っきりになりたいの♥(きゃぴ)」なん。脱力・・。
「こほん」という感じの間を一瞬置いて、ちゃぴちゃんグィネヴィアの言葉をまねする珠ちゃんです。
かわい過ぎるやろ!!
前の観劇時にはまだ照れがあったけど、今日はね、ばっちりのりのりの珠ちゃんでした。グィネビ子の珠ちゃんです。かわいいわぁーー♥♥♥。
第9場 グィネヴィアの輿入れ
美しいグィネヴィアにアーサー王の兄・ケイも浮き浮きの感じです。客席から登場する輿入れのご一行。舞台上で王座に座っている珠ちゃんも嬉しそうに笑っています。
カリメルドの侍女たちと再会してとても嬉しそうな騎士団の皆様。一番端っこでにこにこと手を振る金髪の新斗希也さん、かわいいわぁ。ちょっと真風さんに似ているかな?
良かったね、珠ちゃん。これであなたの寂しさも多少は・・。うんうん。喜ぶmiyakogu、気分は親戚のおばちゃんです(^^)。
冷静に考えてみると、そういう喜びのひと時が何もなかった人生より、たとえ裏切られたとしても、恋の喜びがあったのは良かったのかな、と思ってもみたりです。
そいでねぇ。ちゃぴちゃんグィネヴィアが歌う「ひとりじゃ眠れない」な。
初めて知る、恋に恋するかのようなちゃぴちゃん。
「想像してしまう 二人だけの夜を あまい夜」
ほぅぅぅっ。ええとね、おばちゃんな、ちょっと聞いていい?珠ちゃんアーサーはさぁ、ええと、いろいろ知ってるという前提でいいですか?!(以下、自粛)
第14場 ランスロットの叙任
たーまーちゃーーーん。ランスロットを円卓の騎士に迎えて嬉しいのもわかる、王妃を口説こうとしたのを面白がるのもわかる。
だーけーどー。騎士の叙任を任せるとか、あかんやん。運命の恋に落ちる二人の結びつきを強めて、どうすんの?!もうちょっと、人を疑ったり、スパイを放ったり、情報の裏を取るとかして (-_-)。だいたい、みんな、初めて聞いた情報を信じすぎやねん、この話。だーかーらー、いいように操られることになるねん。もっと情報戦で!
↑ 話がものすごく腹黒くなるので、やめてください、miyakoguさん。清らかな王の話なんで。
第16場 婚姻の儀
あー、もうあれやん・・。結婚式やのに新郎のアーサーでなく、お互いを気にしあうグィネヴィアとランスロット。
はっや。グィネヴィアちゃん、わかるねんで。そういう時期、ある。女の子には。そやけど・・(-_-)。
うちの珠城アーサーに、何の不満があるっていうの?
ランスロットの方がええんやったら、珠ちゃん、うちのお婿にもらうで!
↑ そういうお話なんで。落ちついて、miyakoguさん。自分の旦那にと言わないあたりは冷静としても、いつから「うちの珠城」になったのか、説明求む。
第24場C 弟妹の戦い~第24場D それでも私は
珠ちゃんアーサーはみやちゃんモーガンにかっとなり言い放ちます。「魔女!」と。
いや、その前にさぁ、角2つつけた髪型のモーガンに普通に「姉上」って言ってはるけど、それ、「姉上、その髪型は?」って言いたかったんかな?(^^)
ここの、珠ちゃんアーサーが疑いを持ってちゃぴちゃんグィネヴィアを見つめる目の哀しいこと・・。
それまでうふふ、あはは、きゃっきゃっと人生で初めて知った春のような喜びに浮かれていた珠ちゃんアーサー。人を信じたい珠ちゃんアーサー。哀しみと嫉妬の眼差しと問いかけに、ちゃぴちゃんグィネヴィアは立ち去ります・・。
第25場 逢引
モーガンの計略にひっかかるグィネヴィアとランスロット。だーかーらー、あれほど情報の裏を取れって、miyakoguが言ったのにさぁ。観客席から手旗信号か何かで連絡した方がいいかな、そろそろ。
↑ 進行を妨げるので、やめてください、miyakoguさん。
遂に逢引現場を取り押さえられてしまう二人。
現場を押さえてもなお、信じたくはなかった珠ちゃんアーサーの一番辛かった場面ではないかと思うのです。
ちゃぴちゃんグィネヴィアが言う「私は死を受け入れます」という言葉こそ。
噂でもなく、疑いでもなく、それこそ真実だときっぱりとわかってしまう一言。表情をかすかに変える珠ちゃんアーサーの胸の痛みがひりひりと伝わってきて、こちらの胸もきりきりと痛みます。
この場面だったかと思うのですが、珠ちゃんアーサーが歌う「宿命の歌」。
「誰ひとり理解できぬ 私の孤独」
ううう、おかわいそうに・・(T-T)。
でもな、大丈夫やで、珠ちゃん。ドラマシティ898席のほぼみんなが理解しているで!がんばるんやで(T-T)・・。
第26場 あの者の元へ
発狂したちゃぴちゃんグィネヴィア。「エリザベート」のヴィンディッシュ嬢ばりの演技です。初めての恋に恋し、次に運命の恋に出会ってしまった上の発狂。あまりに激しい人生の季節を過ごしてしまったのね・・。
大声を出し、珠ちゃんに見つめられ、おびえて黙るちゃぴちゃんグィネヴィア。
ここで、珠ちゃんアーサーは、静かに歩み寄り、ぐぃっとグィネヴィアを抱きしめるのです。
背中、そして頭をあの大きな手で抱えて・・。グィネヴィアの苦しみ、おびえをゆっくりと溶かすかのような暖かな抱擁。
この場面の珠ちゃんアーサーは、抱きしめながらそっと微笑むのですよ、あの人!!! ばん!(立ち上がるmiyakogu)
惚れてまうやろ!!
「お人よしの王を笑え」と自嘲して皆に詰め寄るアーサー王。笑うわけないやんか、観客席も泣いてるわ!
詰め寄られ、視線をはずす家臣達・・。でもさっと剣を抜くウリエン(だったかな?)、同調する騎士団。アーサー王に忠誠を誓います。
珠ちゃんアーサーは王として、いつか乗り越えなければならなかった試練を乗り越えるのです。
王であるが故に、心に吹く寂しい風の中で。その風にまっすぐに向かいながら・・・。
泣くやろ!!
フィナーレはもう、もう、もう。黒のハットから覗く目がね・・。一瞬、ばしっと目線がこちらに来て、撃沈するお隣のCさんとmiyakogu。
かっこよすぎやろ!!
そして、清らかな幸福に満ちた、穏やかな二人きりの祝祭のようなデュエットダンス。
美しいやろ!!
というわけで満足でした(^^)。
とにかく、珠ちゃんアーサーの王の孤独、それに負けずに生き続けていく王の強さ。佳城葵さんの出てくるだけで既に楽しいケイの芸達者ぶり、みやちゃんモーガン率いる悪役娘ちゃんずののりのりダンス、美しいランスロットの朝美さん。どうぞご観劇下さい。(チケットないかなぁ、もう)
あ、最後に。まだ書けていなかったけれど、片方だけ黒の眼帯をした輝城みつるさん、めちゃくちゃかっこ良かったです。「ジーザス」の場面でばっちり目線をいただき、ありがとうございました。
以上で、心の声感想を終わります。書き上げて満足、仕上げはお茶会です!(^^)
下記の「心の叫び」感想シリーズもよろしければ、どうぞ!これから、シリーズ化する所存でございますわ。