皆さま、こんばんは。西日本は暑い日が続きますね。本日8/11 11時公演の観劇がmy楽となりました。先日観劇した中学生娘の感想も合わせてお送りします。
実は今週、打ち合わせのため午後の外出が多く、危うく軽い熱中症になりかけたmiyakogu@アラフィフ(-.-)。
夜、頭を冷やしながら、これは何か“お薬”が必要では?と考えていたところ、思いがけずチケットが回ってきたら・・、そりゃあ、行くでしょう?!今でしょ?!帰省は半日ずらしてもらいましたよ✨
劇中、銃士隊が戦士の休息だと歌う「酒、歌、女」。「酒、歌、ジェンヌさーーん」やん、全部、大劇場にあるやん!と、浮かれていただいた白ワインです(笑)。おばちゃんもな、「お仕事戦士女子(一応な!)」やねん。休息せんとな!
1.ノリノリの月組さんと客席
もうね~、客席が待ってますね、盛り上がるシーンが来るのを!多分、反応から察するに初見の方も多いのです。でも、何というか、期待に満ちて待っておられるのですね(^^)
「ニューシネマパラダイス」という映画をご存知の方も多いと思います。映画に酔いしれた観客のように、夢中になって舞台を見つめ会場が沸く。そういう幸せな空気がありました✨
壁どーーんの場面、ある事態に慌てた珠ちゃんのかくかくした動き、愛希れいかさんの男役と娘役を行き来するような動き、美弥るりかさんの色気たっぷりのきざり、月城かなとさんの壁へのこだわり、バレエの振付師の佳城葵さんのとぼけた感じ。極めつけが沙央くらまさんのへこたれないモンパンシェ公爵夫人。
こまちゃんが出てこられると、何かやってくれそう!という期待が高まります。
アトスのとしさんは何をされてても格好いいし、ポルトスのありちゃんの回し蹴りは鮮やかだし、銃士隊にも護衛隊にもイケメンぞろぞろなんだもの!
マザランの姪っ子ちゃん達もかわいいし、剣戟一座の皆も、兵士も素敵な方が一杯。ロケットセンターの輝生かなでさんのきらきらにもぜひご注目を。月組、乗ってます‼
楽しいわー。小池先生、夏休みにファミリーが楽しめる演目として、ばっちりでございます!特に男性陣、男の子受けしているようにお見受けしました(^^)。
スピード感あふれる西洋チャンバラ劇でありながら、女性に受けるベタな王道の胸キュン❗専科の一樹さんと上級生の皆さまのお芝居により、ぐっと深みもある舞台です。
月組さん、盛り上がっています。オケも気のせいか、ノリノリの印象。
東宝でお待ちの皆さま、どうぞお楽しみに!
鋭い動きと対照的に、止ったときや静かな場面でのお顔や声の表情のわかりやすさや見事さ。一つ一つの演技、手や身体の動きに少しずつ観る度に新たな工夫が加えられているように思いました。めりはりがよりくっきり、はっきりと。観客がぎっしり入り沸くということが、舞台の上の皆さまにも素敵な影響をもたらしているように拝見。とても”幸福な舞台”です。
2.大きく見えた珠城りょうさん
実は本日、一番驚いたのは、フィナーレの珠城りょうさんがとても大きく見えたことでした。
まん中に座ってすくっと立ち、腕の筋肉を誇示するような振り付け。娘役さんの間を軽やかに愛を振りまくように触れて行く振り付け。こまちゃんがうっとりと珠ちゃんを見つめてくださる場面。
珠城りょうさんはこれまで以上に大きく、凛々しく見えたのです。少し痩せられたようなのに、です。
これは本来年上の男役でありながらも珠ちゃんを立ててくださっているこまさんを筆頭に、珠ちゃんを見つめる娘役さんのお力も大きいと思います。
同時に、周りの方々からうっとりとした目線を引き出しつつある珠ちゃん自身のお力も増しているように思いました。
トップ就任後の大劇場二作め。それは動員やご自身のあり方を含めて、きびしい面もあるかもしれないと、秘かな懸念を勝手にしておりました。
しかしながら、観るたびにぐんぐんと成長を遂げていかれる若きトップスター。さすがにその成長速度は素晴らしいものがあります。オーラがまばゆいばかりに輝きを増していっているように拝見。本当に良かった(涙)。じぃやも安心でござりますだーー。←勝手にじいやポジのmiyakoguです。
作品に恵まれるという言い方があります。
私はそれは、半分は運があり、半分はその人が引き寄せるだけの力があるかの勝負ではないかと考えています。その人にこういう作品を宛ててみたいと思わせるだけの潜在的な内面の力があるか否か。珠城りょうさんという若きトップスターにはその力がある。私はそう思います。
3.中学生娘の観劇感想
先日、一緒に観劇した中学生娘。初見でした。
壁どーーんは、お稽古場映像で観ていたので、「来るぞ、来るぞ」という感じで、肘でぐいぐい合図してきますが、予想を超えた「どーーーん」で大笑い。
二度目の珠タニアンとルイーズのキス場面でも肘をぐいぐい。←声無き萌えの合図だとご理解ください。後で聞きますと、「学園もので言うなら、珠ちゃんだけは”おくて”キャラだと信じてたのに、まさかの」とその「手の早さ」にびっくりだったようです。
ま、「手が早い」というより、「まっしぐら」なのですが(^^)。
月城かなとさんが目を大きく見開いた際の「白目」の迫力を見られて大満足。2回目の観劇で目線が合ったらしく(その線上にいたらしく)、うっきうっきです。
また、宇月颯さんのイケメンぶり、朗々たる歌声、回転の鋭いダンスにもノックアウトされていました。娘はかつて未涼亜希さんのファンだったのですが、少し面影が似ておられるように感じられる黒髪長髪が素敵なとしさんですものね!
「めっちゃおもしろかった、めっちゃ楽しい、めっちゃおもしろかった」と繰り返しておりました。
珠ちゃんのキスシーン連発については、「珠ちゃんはさぁ、キスの後、1.2秒後の顔がなんかエロいねん。伏せ目でうっとりと思い返して味わっているかのような表情が!」といっぱしの物言いです。
すみません、うちの中学生が生意気なことを・・(^^) ただ、あの伏せ目は確かにいけないですよね。
ばん!!りょうさん、何があったの、おばちゃんにも教えて!! と言いたくなります。←落ち着いて、miyakoguさん。
思春期まっただ中の娘も、多くの珠ちゃんファンもどっきどっきさせる珠城りょうさんの魅力あるキス後の伏せ目です。うふふ。
さて、お盆が終わると来週土曜日には、宝塚大劇場では宙組トップスター・朝夏まなとさんの退団公演が始まってしまいます・・。そのことが信じられないような、明るい雰囲気の大劇場でした。
来週以降は、タオル持参で号泣いたします・・。そこもまた宝塚の切なさです。