代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

月組・カンパニー/BADDY ブルーレイ 初見の義母を惹きつけた珠城りょうさん

皆さま、こんにちは~。風薫る5月、GWも残すところ後1日。お元気ですか?お仕事の方、お疲れ様です。

昨日、義母を新大阪まで送った後、「ちょっと仕事で見ておきたいところがあるから」と旦那さんに車を飛ばしてもらった琵琶湖畔がこちら。爽やかでした。徐々に仕事モードに切り替え中。今回は割とゆっくりしていますが、なかなかすっと仕事から頭が切り替えられないなぁ。よろしくないですね(苦笑)。

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さて、お義母さん。「宝塚、観に行きましょうよ」と随分前からお誘いをしていたのですが、「私はいいわよー」とかたくなでいらっしゃいました。(かなーーり前に観られたことはあるのですが)

しかし、先日、朝夏まなとさん退団公演の「クラシカル・ビジュー」のNHK録画を一緒に見た際、「綺麗ねぇ」と感動されており、これは?!と変化を感じていたのです。ただ、クラシック音楽がお好きな方なので曲が好印象だったのかな?と思っていました。

先日、こちらに滞在されている時期に月組さん「カンパニー/BADDY」のブルーレを購入、ほくほくして帰宅し早速再生しましたところ・・。あれ?

座っておられたソファからTVの前に移動してきて(私は最初からTVの前に陣取ってましたが)、熱心にご覧になってます。そして、

「この人、トップでしょう?わかるわぁ。」

「私、この人好きだわ。声がいいわね、それから目がいいわ。お顔も♡

と珠城りょうさんを絶賛され始めたのですよ!奥様!

ばんばんばん!(机がないので代わりに畳をたたくmiyakogu)

銀橋をオールバックの黒燕尾でわたる珠ちゃんには「ひゃぁー!」。

途中で出かける時間になったのですが、「後で見せてね」と念押しされ、「カンパニー」も「これ、おもしろいわね」と全部ご覧になったのでした。暁千星さんのバレエのつま先の美しさにも注目です。

ちなみにうちの旦那さんも「カンパニー」がとても好きで原作小説も珍しく読みました。一番ぐっとくるのは、美弥るりかさん演じる高野が那由多を鼓舞するシーンとのこと。美弥さんの大人の演技がとても素敵な場面です。

 

お義母さんに珠城りょうさんをさらに売り込むべく(=沼に引きずりこむべく)、「ね、脚が長いでしょう?」「鼻が高いでしょう?」「背中がかっこいいでしょう?」とパーツの魅力を次々指摘してみたのですが、どうもずばりではないようで、何か言いたげなご様子。

そこで「どこが素敵でした?」と聞いてみたところ、「うーーん、うまく言えないのだけれどね、”身のこなし”が素敵だわ。品がある」と。

そうか!

珠城りょうさんは、高校生時代には陸上で確か県大会で上位に入賞されてましたよね。宝塚の運動会ではリレー選手だったし。私も颯爽と袖に走っていかれる姿はいつもオペグラで最後まで追いかけております。

熱心なファンほど、どんどん素敵なパーツに目がいきがちだけれど(太ももとか、高い鼻とか、長い脚とか、座高の低さとか、覚えがありますでしょう?!)、珠城りょうさんの魅力は体格や声を含めた”身のこなしの素敵さ”であり、そこに漂う品や颯爽さなのかもしれません。私は「青い疾走感」と思っています。

好き嫌いは人それぞれ異なると思いますが、初見の方が受け止めた印象というのは、的確に魅力の一点を付いてくるのかもしれないと思います。

だんだん大劇場で観てみたいわというお気持ちになっておられるため、次の月組公演はお義母さんをぜひ大劇場にお連れせねば!あー、でもチケ難か?!

「おれはヅカファンじゃねぇ!」と主張している旦那はんも「エリザのチケット、寄越しなさいよー」と詰め寄ってくるため、今後、家庭内チケット争奪戦が繰り広げられそうです。これはこれで困ったなぁ・・・。

でも、家族全員で劇場に出かける楽しみがつくれたら素敵ですね。なので、友の会様、次回こそどうぞよろしくお願いいたします!