代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。朝夏まなとさんご卒業によるロス真っ只中。しばらくはtwitterにて(@miyakogu5)

宝塚歌劇団と経営 チケットの売れる生徒さん

皆様、睡眠たっぷりのmiyakogu、今日は元気一杯、やる気満々です。やっぱり睡眠ですねぇーー!午後はもう一つだけお仕事しますよーーー!

さて、今年もスターカレンダーを2つ、周囲のお偉いおじ様方から頂戴したmiyakogu。おじ様方に大感謝です。職業柄、かなりいろいろな方にお目にかかる機会があり、また大阪経済界の端っこにちょろちょろ出入りしていると、宝塚歌劇団についていろいろなお話も聞こえてきます。

 

これまでお伺いした中で、一番インパクトがあったのが、ある方がおっしゃった「宝塚もね、最近はチケットの売れる生徒さんが少ないから」という言葉でした。なるほど・・。

ちょうど柚希礼音さんが退団を発表された直後のことです。おそらく以前と異なり、1人のスターさんのお力でチケットを売り切るような方が減っているということかとお察し申し上げ、それ以上は詳しく突っ込むのはあえて避けました。

柚希礼音さんは間違いなくチケットが売れる生徒さん、そしてその後を引き継ぐのも、当然ながらチケットが確実に売れる生徒さんというニュアンスだったと思います。

 

さて、月組・現トップスターさんの龍真咲さんが退団を発表された今、龍さんのファンの皆様はとても残念に悲しく、しかし9月まで突っ走るお覚悟を決めておられることと存じます。私ももし彼女が「僕こそミュージック」を歌われるなら、コンサートを拝見したい気持ちがあります。タカスペでの歌唱、本当に素晴らしかったですね。

その一方、次期月組トップスターさんへの期待や予測に忙しいのも世の常。あ、宝塚ファンの常ですね(^^)。

結局のところ一企業の人事であることから、静かに発表を待ちたいと思いますが、100周年の大きなお祭りが終わり、少子高齢化が進行し世帯当たりの平均年収が低下傾向にある昨今の日本。そういった中で他のエンターティンメントの中から選ばれる、すなわち「チケットが売れる生徒さん」というのは次期トップスターとして非常に重要なファクターだと思います。

作品の当たりはずれ、というのもあるだろうとは思います。ただ、雪組・トップスターの早霧せいなさんを拝見していると、演出・脚本側の創造欲を駆り立てる演者というのは必ずおられると思うのです。

その人を中心に置いたとき、どういう世界を創り上げたくなるか。歴史的な考証が不十分という批判も一部にあった「星逢一夜」ですが、チケット販売と上田先生が創り上げた世界については、内部的にも絶賛されたと聞こえてきました。

私は舞台の上の演劇作品というのは、「一つの小さな宇宙」を創り上げるようなものだと思っています。その意欲を掻き立てる方、きちんと解釈して応えてくれるだろう方への信頼というのはやはりあるだろうと、そう思います。その意味で、早霧さんはとてもクレバーな方として信頼が厚いのではないかと推察いたします。加えて、相手役の咲妃みゆさんの天才的な演技と相性の良さ、二番手の望海風斗さんの熱い演技に素晴らしい歌と、三人のバランスがとても良かったというトリデンテの奇跡もあります。

今年の大劇場では、再演ということと、一部の演者について美は申し分ないにも関わらず歌に難があったことから作品全体の評価が下がってしまい、せっかく素晴らしい作品であるにもかかわらず、平日の大劇場で赤い席が目立った作品もありました。とても残念でした。DVDでぜひご覧下さい、ものすごく映像映えする作品です。

 

先日、家族でクリスマスディナーを楽しんでいたときのこと、サービススタッフのお姉さまに、暑苦しく楽しく宝塚歌劇のことを説明していたのですが、言われたのは次のようなことでした。

「最近、宝塚歌劇団で、え?こんなのするの?と思うような作品をされてますよね。何だったかなぁ、びっくりしたんです」

ルパン三世ですか?」

「そうです!それから、ええと漫画の・・行きたいなぁって思ったのですが」

るろうに剣心ですか?」

「そうです!!」

やっぱり・・。そして娘と二人で、ものすごい美形のルパンであるとともに、いかにルパン三世の再現度がすばらしかったかを暑苦しく解説しておきました。新しいファンを惹きつける話題作というのは、とても重要だなと改めて思った機会でした。

 

さて、月組さんの次期トップスター候補と目される皆様の中で、一番、チケットが売れそうな方はどなたかな?と思うのです。同時に、仮に他組の方であった場合、その方がある組から移られたとして元の組のチケット販売にもちろん影響はあるけれど、何とかなりそうな組はどこだろう?とも思います。

経営側としては、採算ラインの客入り度を上回ってチケットがどんどん売れる組を一つでも増やしたいと思って当然でしょう。企業はゴーイング・コンサーン、事業継続が可能な利益こそ、その源です。

さて、どうなるでしょうか?一企業の人事として、静かに発表をお待ちしたいと存じます(^^)。