土曜日のオフィスは静かでいいですなぁ。こんにちは、土曜日お昼、オフィスに篭る代取マザー、miyakoguです。少し休憩。
1.ワーキングマザーとPTA
娘が高学年になり、土曜日はほぼ2/3日もバレエに行ってくれるおかげで、ぽっかりと時間が空くようになったのです。最初は、あれ?私って、あれれ?土曜日暇?とびっくりしました。これが空の巣症候かと思いましたが、すぐに宝塚やらジム通いとなりました。自由だわ、私!というエリザベートが欲しかったものを手に入れたのです。くくく。ですので、ワーキングマザーの皆様、今少し、がんばりましょう。
さて、今日の夕方は再び自宅付近に戻り、PTAの引継ぎなのです。
そう、昨年度、miyakoguは1年間、PTAのある委員をやっておりました。といっても、会長とかでなく、ある分科会の活動に参加したに過ぎません。毎月1回、平日の朝、地域を点検して子ども達にとって危険な場所がないか、チェックして報告するという活動です。
毎月1回、平日午前に出るのはワーキングマザーにとっては至難の業ですよね。そのあたり、勤務体制が比較的緩いわが社の特権です。コンサルティング会社ですから、コアタイムはあるのですが、要は成果を出せばいいという、大変に割り切った創業会長のもと、比較的自由にやっております。
ちなみにこの会長(お子さんはいらっしゃらない)、私が我が社初の育休を取得して復帰するにあたって、「miyakoguの子育てスペースを会社に用意しなくていいのか?」と電話をかけてきた人物です。
いえ、大変にありがたいお申し出ではございますが、ただ、ちょっとというか、大幅に方向は間違っております・・。その辺に一歳児が転がっていて、仕事ができるわけありませんでしょうが!
さて、PTA。
私が一番びっくりしたのが、皆さんスマホは駆使しておられるのに、パソコンが得意な方はあまりおられなかったこと。そうか、お仕事から離れるとネットサーフィンするにしてもスマホで済むし、長い文章を打つ必要はないですよね。趣味のブログでも書かない限り(宝塚とか、宝塚とか・・)。
2.PTAでのパソコン仕事
そこで、報告をマップに落とし、毎月の結果を紙にまとめ、学期ごとのお便りを作成し、最終的に毎年作られているマップに落とし込むという担当をmiyakoguがさせてもらいました。
私にとっては日々の業務でしていることと変わらず、1枚2枚のことなんですが、とっても感謝してもらえたのです。封筒にはるラベルも打ち出したところ、すっごいできる人みたいに喜んでいただけて。
確かにちょっとした時間であっても、日々の中からひねり出すのは案外大変だったのは事実ですが、委員長さんや同じ委員の皆さんのお人柄もあり、楽しくできたのも事実です。
PTA難しいですよね。私は少し意地になって、ワーキングマザーでも毎月PTAやる人もいるんだわって思って欲しいな、という気持ちもありました。
その中で、専業主婦の方から「仕事をしているので無理ですって頭ごなしに言われて・・」というお話を聴くことがありました。
子どもが関わっている学校、地域のことを本来はいろんな人が一緒に考えるべきなのですが、どうしても家族の他ではお仕事が一番、その他はずっと順位が下がってしまうことが多いですよね。
ワーキングマザーだけの問題ではないのです。本当は。なぜ、お父さんも関わっていないのか。もちろん、会長さんは自営業のお父さんがなられることもあり、また、最近はお父さん達もいろいろな局面で関わろうとされているのは嬉しいことです。
でもね、本当はね、保育園の行事はお父さん達も結構みんな、張り切ってやってたのよ。だから、後は時間をつくるか、つくらないか。もちろん、家庭の事情、家族の事情いろいろあるので、厳しい方はできなくて当たり前、やれる人がやればいいのではありますが。
他にやっていただける方がおられると、できれば関わりたくないのもよぉくわかるし。
3.ワークとライフの程よいバランス
miyakoguは相当昔、短期間ですが海外で働いていたことがあります。そこはある分野の世界のセンターだったのですが、ある時、外出から戻り、17時半頃にオフィスに戻るために最寄駅から出た時のこと、駅に向かう人の多さに大変に驚いたことがあります。
エグゼクティブも、オフィスワーカーも一斉に駅に向かっていて、人の波でした。
少し遅い時間に地下鉄に乗ると(といっても、19時半ころ、日本にいる時とは比べものになりません)、車内にいるのは日本人のオフィスワーカーらしき人か、移民らしき方々。
「雪が積もって、会社にいけないから、今日はお休み」(部長級の現地の方)というのも、あんぐりでしたが、現地では別に普通のこと。そういうものか、と価値観の違いに驚いたものです。
ワークライフバランスをどのあたりで取るかは、個人の価値観の違い。友人達や先輩方のバランスの取り方もそれぞれです。実母が周囲におられるかどうかもかなりの違いを生みます。(ちなみにmiyakoguはやや遠方。そのあたりはまた今度)
私はワークに相当寄っていた20代後半に転職し、長時間だけれども自由を手にし、次に子どもができて17時半から18時退社に移行し、現在再び、子どもの習い事に合わせて少し長く働く日とそうでない日があります。
キャリアダウンというと聞こえが悪いのかな?
大企業の中での同期とのヨーイドンの一斉競争レースから降り、子どもを優先してきた中、今ようやく、自分なりのバランスポイントを見つけられた気がしています。
時間と報酬、仕事と暮らし、どのあたりが自分にとってのバランスポイントか、試行錯誤でしかわからないことなのかもしれません。