おはようございます。いやぁ、観劇の朝、まっことに爽やかです。
なんとなくつけていたNHKで「助けて!きわめびと 時間が足りない」が放映されていました。東京大学の西成活裕先生、渋滞学の権威です。こういう観点を家事の現場に取り入れるのは、面白い視点です。なるほど!
しかし、これは現状を是として、その改善点を探る考え方かと思いました。番組に出演されたお忙しそうなお母様(毎朝4時半起きで、洗濯・掃除・家計簿つけ・食事の用意をされておられ、睡眠不足)のために、不肖miyakoguが考えてみたいと思います。そう、1日7時間から8時間寝まくっているワーキングマザーの家事哲学です。ちなみに朝は7時少し前にしか起きません。(あ、ちょっと見栄を張りましたね。7時過ぎかな・・)
(正直な感想を追加、更新しました。こちらも良ければどうぞ。)
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1.毎朝の掃除は不要
以前にも書きましたが、毎日の掃除はええっと、いらないんじゃないかな・・?掃除は週1回やって、後は木曜くらいにちょちょっと掃除機で・・。
番組を拝見していても、家族の行動時間は朝か夜のみ。ですので、早朝起き(4時半に起きておられて、睡眠不足)を少しゆっくりされて、「朝の光で床を見ない」。これ、ワーキングマザーの基本なり!見えないものは存在していないのです。見えない埃はないんだよ。(あ、金子みすずさんの美しい詩には賛同しております。ええと、埃限定でお許しください)
いけませんかね??一度、思い切って掃除を週2にされてみては。たいした差はないですよ。家での滞在時間は意外に少ないのです。ご自分のお母さんが完璧な主婦でいらっしゃった場合、比較して罪悪感があるかもしれません。
しかし、そんな罪悪感は睡眠時間の前には「くそっくらえ!」です。あ、ちょっとお下品でしたね。すいません・・。罪悪感などという実体のない脳が作り出した意味よりも、リアルな身体の睡眠時間です。以前の記事はこちらをどうぞ。
2.洗濯の「たたむ」を最小限に
これですね。日々の大きな問題は。miyakoguはかねてより、思っているのです。
どうして、全自動洗濯乾燥機に「たたむ」機能がついていないのかと!
え、家電メーカーさんよぉ、どうなっとるんですか、あれだけ国家をあげてロボットプロジェクトを推進してきたのによぉ。まぁ、そういう動きは非常に難しいのはよくわかっているので、これくらいにとどめて。
では、「たたむ」をどうするか?ここですね。miyakogu流洗濯術はこうです。ポイントは「洗濯物の山」の容量の大きなものを取り去るということです。
●まず洗濯は夜
ご飯をつくるときに洗濯機を回します。夜から洗濯物を干すのにご近所の目?そんなもん、睡眠時間確保の前には「くそっくらえ!」です。あ、ちょっとお下品でした。「そんなもん、知るか!」の精神でお願いします。
●次にできるだけハンガーを多用して干す
これは後に述べる収納と深くからんでおります。
●帰宅後取り込む
ハンガーはハンガーのまま、家族の分類をして重ねておきます。次にタオルはタオルで別に、そしてもろもろの小物類はぽいぽいとかごに入れてください。
●ハンガー洗濯物の収納
クローゼットがついているお宅は多いと思います。ない場合は、ホームセンターで売っているラックで結構です。ご用意ください。
そして、Tシャツも含めてすべてクローゼットにそのまま吊るしていただきたいのです。たたまないのです。(ただし、クローゼットはその前に余裕をつくっておいてくださいね)。下着のシャツ等でお父さんの大きなものはクローゼットでなく、ラックで結構です。
衣服はたたまれ、広げられ、結局は広がるのです。では、なぜ途中でたたまなくてはいけないのか?ポイントはここです。疑問に思われたことはないですか?
実は朝の忙しい時間、すぐに服を選べるというメリットもあります。家族それぞれの場所を決めておいて、ハンガーのまま吊るす、これは大きなメリットがあります。
●タオル
実は洗濯物の体積的に大きな容量を占めているのはタオルです。ですので、タオルは取り込みながらたたむ、あるいは分類して取り込み、これだけはたたみます。これをタオル収納場所に入れ込むだけで、残る洗濯物の山はずいぶん、かさが減るのです。ハンガー類を取り去っているため、残るは小物のみです。洗濯物の山でうんざり、という洗濯物に対する心理的なバリヤを取り除けるのです。
●小物類
次に体積を占めているのは、お父さんや息子さんがおられるご家庭では男性もののパンツやら、靴下です。これだけちょっと取り去ります。その次はご自分のもの。
そうなると残りは子ども達の下着、靴下、もろもろの小物です。ハンカチ類等はちょっと拾って残りはそのまま、カゴに放置、カゴ=収納場所なのです。お風呂上りと朝はそこから、子どもが取ればよし。いやなら、たため。の精神です。問題解決は自分で。しかし残っているのはほとんど、もう子ども自身のものなのですから、探すのも実は簡単なのです。
時々気が向いたら、たたんで収納しておきましょう。そういう単純作業が妙にしたい夜もワーキングマザーにはあるのです。
3.朝は子どもの黄金タイム
旦那はんも超多忙なmiyakogu家では、家族が顔を合わせるのは朝しかないのです。私は朝はお子様が1日を機嫌良く過ごすための時間と考えています。
子どもは起してもなかなか起きません。うちは起しているはずなのに、ひんやりした朝はなぜか毛布をかけ直したり、ちょっと添い寝してこしょこしょしながら起こします。起す時間が「かわいがりの時間」なのです。
というのは、読みまくった育児関連本で小学校の先生や保育園の先生方が、学校で少しいつもと違う子どもの話をゆっくり聞いてみると、朝、お母さんに怒られたという事例 が多く掲載されていたからです。お母さんの影響力の大きさには驚嘆します。
朝の何かで、子どもの一日が決まるなら、その始まりを穏やかなものにすることは、子どもと接する時間が限られるワーキングマザーなりにできる子どもへの贈り物ではないかと考えています。
その2、その3はこちらです。
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