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代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

働き女子の皆様へ 関西経営者のお言葉 京都発明社長編「一応と言ってはいけません」

皆様、こんばんは。今日は本当に暑い一日でした。ご無事でしたか?

miyakoguは職業柄、多くの経営者の方にお会いします。時に、大手企業上層部の理系おじ様方(宝塚に驚嘆しファンになってくださる方達)にお目にかかることもあります。

その中でも、ニッチトップやオンリーワンの中堅中小企業の会長、社長、創業者というのは大変魅力的な方々なのです。いわば、トップスターの皆様です。

 

1.関西のユニークな風土

関西は歴史の長い企業も多く、また古くからおもしろいアイディアを尊び、創業をバックアップしてきた風土もあります。近年のITベンチャーは東京でのご活躍が目立ちますが、関西出身の方が多いのも事実です。

そこで、これまでお目にかかった経営者の方からいただいた貴重なお言葉を、働き女子の皆様にご参考にお伝えできればと思います。

 

2.京都の発明社長さん

その会社は京都にあり、特許を多数有しておられ、新聞やテレビ等でよく紹介されておられる、ある分野でのトップシェア企業、受賞も多数の企業です。社員数100数十名のトップさんです。

その発明で非常に有名な会社の社長さんに、初めてお目にかかったときのこと・・。

miyakoguは当時、常務取締役に就任した直後で、そのいかにもおっさんめいた肩書きが気恥ずかしかったのです。常務といえば、あなた。いかにも恰幅のいいおじ様が、ダブルのスーツかなんか着こんで、秘書を付き従えて現れる、そういう名称のように思いませんか??

取締役か執行役員なら、何となく若くて就任する人もおられそうですが、小さな会社といえ常務・・。その名称に見合ってない、ひよっこ役員に過ぎません。しかも、育児休業から復帰し数年、仕事に賭けているとはとてもとても言えない状況でした。いわば、なんちゃって常務のようで、恥ずかしかったのです。

 

社長さんは名刺をじっと見て、値踏みをするように、「ほぅ、miyakoguさんは常務さんなんですね」とおっしゃって、こちらをご覧になりました。

慌てるmiyakogu。まだそんな肩書きには慣れていないのです。気恥ずかしいのです。たいした実力もないのに、肩書きだけつけてもらったような気がして・・。

そして、笑って言ったのです。「はい、一応、常務をやっております」。

 

3.「一応と言ってはいけません」

すると、いきなり初対面でmiyakoguは怒られたのです。

「あなたは、そうなるだけの資格があるから常務になったのですよ。決して「一応」などとは言ってはいけません

わわわわ。頬に血が昇るのがわかりました・・。恥ずかしい・・。

確かにそうです。関西の業界ではそれなりになっていて、年齢もすでに半世紀に近づきつつあるのです。いつまでも「ひよっこ」で、女子でいたい、誰か偉い人の後ろに隠れつつ、そのくせ、自分の得意なところでは活躍してみたい、そんな中途半端な気分を初対面で見破られた気がしました。おそらく、初対面で見抜けるお力がおありになる方だというのも、よくわかりました。

それで、「はっ、確かにおっしゃるとおりです!」と申し上げると、「特許だって、自分のところが特許を取ったと、堂々と言えるでしょう?一応取った特許なんてないのです。自分で自分のことを「一応」などと言ってはいけません。胸を張って堂々と言いなさい」とご指導いただいたのです。ううう、本当にその節はありがとうございました。

 

4.お礼状へのお返事

帰社後、そのことを恥ずかしく思い、miyakoguはメールではなく、お葉書で直筆でお礼をお伝えしたいと思いました。そして、帰ってすぐにお葉書を送ったところ・・。

やはりというべきでしょうか。社長さんからしたら大変年下のペーペーの一度しか会ったことのない女子に、きちんとお葉書でお返事をくださったのです

もし、今度は私が同様の場面に遭遇したとして、お返事をきちんと書くことができるでしょうか?メールで精一杯の気持ちを伝えようとはするかもしれません。

でもやはり、もしも私がそのような場面に遭遇したら、やはりお葉書をできるだけ出すよう努力したいと思います。そのようにしていただいたのですから、誰かにお返しをすべきだと思うからです。

 

5.魅力的な関西の社長さん達

京都、大阪、神戸をはじめ関西の社長さん達。ずいぶん年上の方、年齢が変わらない方、はるかに年下の若き社長や後継者、男性もいれば女性もおられます。女性もMotherだったり、ご結婚されてお子さんがおられなかったり、独身だったり、離婚されていたり、離婚後の再婚の方もおられたりと、本当にいろいろです。

歴史をみても、「都が移ってきました時になぁ、うちも京都にきましてなぁ」とさらりとおっしゃった会社もあれば、創業間もない方もおられます。

ところで、上記の移る前の都とはどこだとお思いになりますか?

そう、奈良の平城京です・・。平城京から平安京になった時、一緒に京都に移ってきた、そういう会社が実際に京都にあるのです・・・。脱力しますよね?おそるべし、関西!これから時々、お伝えできればと思っています。

 

このようにせっせと記事を書いているところへ話しかけてきた小学高学年娘に「あ、うん、へぇ」と生返事をしていると、「娘の話をちゃんと聞いて!」と怒られました。

この娘、私に「毎日、記事をがんばって書きなさいよぅ」とプレッシャーをかけてくるくせに、書くのに集中していると今度はぶつぶつ言い出すのです。

お母さんを応援しているのか、いないのか、どっちやねん!と詰め寄ると、「娘ちゃんはね、こうやってネタを提供しているの」と主張してきます・・。

ふぅ、やれやれ。ああ言えばこう言う。いったい誰の血?! あ、確実に半分は私の血でしたね・・。しかも、お風呂から出てきた娘、「どう、書けた?」と確認してきます。

「うん、書けた」と伝えると、「偉い子でちたねぇ!!」と褒められました・・。どうもいいように操られているのではないでしょうか?疑惑を抱くmiyakoguです・・。