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代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

宙組・シェイクスピア 「VISA2016 2+3月号」生田先生とまぁ様対談記事より 生田先生、そこまで考えて?!(感涙)

皆様、こんにちは。今日、帰宅してみると郵便受けにVISAカードさんからの雑誌が届いていました。

ご存知の方も多いように、毎号、ジェンヌさんがご登場されています。さて、今号はどなたでしょうか?何といっても特集が「ハロン湾」、これは月組さん「舞音」のご関連かな?と思い、ページをめくってみたところ・・。

 

予想に反して登場されたのは宙組・朝夏まなと様。おおーー、と思ってお隣の方をみると、まさかの!生田大和先生じゃないですか。興味を持ってそのお二人の対談記事を読んでみましたよ。生田先生、背が高いですねー。朝夏様よりかなりお高い。

 

では、miyakoguが感心・感服・感涙したお言葉を引用してみます。

出典:p70-71「VISA2016 2+3月号(通巻第503号)」VISA編集室、2015年 

 

(世界は劇場。人は誰しもみな役者」は、『お気に召すまま』の台詞ですね。と振られたのを受けて、以下、恐縮ですが原文どおり敬称は略させていただきます)

生田「・・・。ほかにもソネット、問題劇シリーズからも引用していますが、大劇場は研究発表の場ではない。あくまで、宝塚ならではのエンターテインメントとしてお客様に楽しんでいただき、・・」

 

確かに!!宝塚歌劇はやっぱり観客が笑って泣いて、ほろりとして暖かいもの、励まされるものを少しほっこりと抱えて口ずさみながら帰る。それこそ、王道だと私は思うのです。海外ミュージカルだって、いろんな作品がありますから。

もちろん、時には悲恋もので号泣するカタルシス、そういったこともあります。たとえば、上田久美子先生の「星逢一夜」。子ども達の声で泉が我に返り、晴興についていくことはない。そのある意味、予測可能な切ない展開がこちらの予測どおりに「型どおり」に進むその型から我々が得るカタルシス。そういうものも、もちろんあります。

ただ、日々、何らかの問題を抱えている我々には(=アラフィフで仕事が忙しく、娘は受験のmiyakoguには)、あははと笑ってほろりとする作品こそウエルカムなのです。

 

シェイクスピア役には生田先生ご自身も投影されていますか?と尋ねられて)

朝夏「すごく投影されていると思いますよ!普段からポエマーですもんね(笑)。」

※miyakogu「やっぱり、そうか・・」。ただ、生田先生はシェイクスピアの話す言葉だんだんポエムでなくなっていく構造で描かれているそうです。

生田「いやいや、朝夏さんがこんな言葉を言ったら素敵だなと思って書きました。」

朝夏「そうなんですか?」

生田「そうですよ。この人が歌い切るときにどの母音だったらより美しいかなとか、それぞれの生徒を意識して書きますので。」

 

ま・じ・で・す・か!!!(T-T)

いえ、私ね、先日の記事で生田先生のミュージカルの才能に期待する旨、つらつらと書かせていただきましたが、まだまだ認識が甘いことを思い知らされました。

※この記事です。

mothercoenote.hatenablog.com

 

今回の作品は、歌詞も美しいと感心していたのですが、まさか、歌い上げたところがどの「母音」で終わるか、それが個々の生徒さんにとってどうかまで意識をされていたとは・・(T-T)。

miyakogu、まったくもって感服いたしました。無意識のうちに、「この人は何かが違う」というところまでは勘が働いたのですが、そこまで思い至りませんでした。

そういう美的感性、芸術的感性、創作への意欲を持った方が、「ファミリーミュージカル」として、父と子どもの幾重にも重なる作品を創作されたのです。

「歌劇」座談会を拝読し、夫婦愛のみならず親子の愛の物語だと気づきました。シェイクスピア父子と孫、ジョージ父子、セシル父子、そしてまさかのバーベッジ家父子。(風馬さん演じるジョージと沙央さん演じるリチャードが親子だと、確かにパンフにはありますが、「歌劇」を読むまで気がつきませんでした)

 

私も最初は宙組さんの公演として、楽しくてほろりもできる作品と感じて応援していたのですが、生田先生のミュージカル才能をより多くの皆様にご確認いただいた方がいいのではないかと、だんだん思い始めてきました。

 

ショウにおける全場・大階段の意義については、「おお!」という非常に見栄えがする美しく優れた活用方法への感心と、通常と異なりセリ上がり・盆の活用がなく、舞台が狭くなっていることから来る若干のもの足りなさと、双方があるのは確かに事実です。ただ、こちらには「まぁまか」のいけない場面、熱Eye美男等の美しいユニット、そしてまぁ様の裸足のダンスがありますさかいにな・・。

ショウについては改めて書きますが(ただ単に「真風さん記事」になる可能性も大)、いずれにしても今回の宙組さん公演「シェイクスピア」はご家族で、特にお父様や男性陣と、あるいはお友達と冬のひととき、お楽しみいただける作品ではないかとお薦め申し上げます。

大劇場での次作「エリザベート」はいずれにしてもチケット難が予測されますが、お子様連れにはあまり向いていませんしね。「ちょっと怖いところ、あるやん?」というのが、うちの小学高学年娘とのお風呂会議における娘意見です(^^)。