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皆さま、こんにちは。春めく本日の宝塚。千秋楽を月曜日に控えた本日土曜日11時公演を観劇して来ました。その感想をお届けします。
こちらは花の道に咲いていたスミレ(パンジーかな?)。故・春日野八千代さん邸のお庭から移植されたとのことです。
1.ノリノリの熱演です
いやー、爆発してました。熱演宙組さんです。素晴らしかった!3週間ぶりに拝見しましたが、盛り上がっています。
明日海りおさん、仙名彩世さんの花組トップコンビさんもご観劇で、アドリブもノリノリ(^^)。前方席で奏乃はるとさんもお二人とご一緒に、他に雪組の方々もおられたようですね。
幕間、みりおさんがジャケットを着ようとされているのを後ろからそっとお手伝いされる仙名さん。良くできたお嫁さんのようです。すごいわあ。
本日のお芝居はノリノリ、泣かせるところはぐぐっと。ショーはあっついあっつい。
東京でお待ちの皆さま、どうぞお楽しみに。抜群に仕上がっています。
私、最初の頃、佳品と書きましたが「秀作」です。すごいわ、宙組さん!(〃∇〃)気のせいか、オーケストラまでノリノリのように感じた本日の11時公演でした。
朝夏まなとさん
物語の天使が降りてキターの場面、さらにくねくねと。シャトー・ドゥ・ラレーヌに向かう場面でのイライラは大げさな貧乏ゆすりで。
傑作だったのはルイを呼び出したい場面です。両腕を揃え手のひらをぐっと開いて放ったのは「エキサイター!」(^^)。客席から拍手でした。朝夏さんとみりおんさんの思い出の作品でもありますよね。
最高だったのは、ウルトラマンのように手のひらをぐっと上げて走って行かれる場面。
漫画のような動きを取ってみせるまぁ様。もともと、スタイルがほぼ漫画のようなものでいらっしゃいますので、しっくりきます。
人生を振り返る歌と笑いを取る場面。メリハリが一層くっきりの朝夏さんです。ショーでは、デュエダンで優しくきりりと、みりおんさんを守り包み込むかのような朝夏まなとさん。本当に素敵です。左右に大きく広げられるロングアームに包まれるみりおんさん。至福のデュエダン。素晴らしいです。
実咲凜音さん
とっても素敵でした!初日あけて間もない時期に観劇した時よりぐぐぐっと玲子さんらしさが伝わります。
玲子さんのみりおんさんは一生懸命、しゃかりきに仕事をして来て、ウキウキしたり怒ったり感動したり、人間として根はキュートなのが伝わって来ました(^^)。北白川さんと玲子さんの近づいていく心。玲子さんとの会話が北白川の物語を始めさせていくのだと、舞台から伝わるみりおんさんの本日の演技です。
本日、前方下手のmiyakogu。周辺にはおそらくみりおんさんファン。お芝居冒頭から涙をふきながらご観劇の方もおられました。
ショーのソーラン節の娘役さんの場面。センターでしなやかに踊られるみりおんさんを拝見して「ああ、大輪の艶やかな花を咲かせられたんだなあ」と、新米ファンながらも感慨深いものがありました。
硬い蕾のような時期もおそらくおありになったと思うのです。やや硬質な歌声でいらっしゃったかと思うのですが、等身大の一生懸命でキュートな玲子さんは、柔らかさが加わり、みりおんさんご自身の魅力が感じられるかのようなお役だと思います(^^)。
真風涼帆さん
真風さんのルイは、根底にある王の哀しみがぐっと出ておられ、ロン毛の似合うビジュアルが引き立ちます。まぁ様とみりおんさんと歌われる場面がありますが、伸びやかに気持ち良さそうに歌っておられます。松風さんとはほんとにいいコンビ!まかちゃんについては、かっこいい!とかわいい!しか言葉が出てきませんわ(^^)。
蒼羽りくさん
爆発してます、最高でした❗(〃∇〃)。勢いあるわぁ。ノリノリやわぁ。すごいわ。クレヨンはピュアで素敵な女子だということが伝わってきます。ハートがあったかい。笑いを取られるところは爆笑なんですが、私はりくちゃんの暖かみが感じられる演技が好きなのです。必見よ!(^^)
一樹千尋さんの「笑え」でほろほろ来るmiyakogu。専科の一樹さんと上級生さんの4人での場面は迫力があります。
愛月ひかるさんの金沢はベガスのホテルの総支配人に丹野夫妻(りんきらさんと彩花さん)を口説いた後で、「まだ、ベガス行ったことないんやけどな」と、客席の笑いを誘います。
澄輝さやとさんの近藤も美形なのに、おもしろいわぁ。お堅い人が、りくちゃんクレヨンにどんどん惹かれていくのが、何となく伝わるんですよね。最後は「結婚しよう」って言ってはりましたよね?!あなた?!
桜木みなとさんの戸川の寝癖は一層くっきり(^^)。”情けな芸”を極めてはりますねぇ。本日のアドリブは明日海さんにちなんでか、「バスティーユ広場でオスカルとアンドレごっこしましょう」と。他の日でもおっしゃってたかな?(^^)
純矢ちとせさんと和希そらさんコンビ、特にせーこさんの酔っ払い演技が爆発しています。おもしろいわぁ、あのお二人。酔っ払い場面では額にスカーフを巻いておられます。
2.お芝居のリズム
一番変わったように感じたのは、お芝居のリズムです。
初日開けてすぐに観劇した時にも、とても楽しいし、ほっこりもするし、あったかくていいお芝居だなと思ったのですが、原作を読んでいたためか、少し物足りないような感じもありました。
しかし、本日の観劇で驚かされたお芝居のリズム。テンポ良く、ぽんぽんと軽やかなキャッチボールのように、場面場面でやり取りがあります。
とてもいいリズム感があるため、お芝居もすすすっとめりはりをつけながら進んでいきます。これは宙組さんのお力と、やはり田渕先生の脚本のお力だと私は思います。
「主人公のいない物語」を書いてきた(=生きてきた)かのように感じている北白川、「エトランゼ」のようだと感じていた玲子さん。その二人をルイ14世と出会わせ、「描きたかった物語」として3人がつながれていくかのように思えました。素晴らしい翻案でした。
「誰かのために笑えたら、自分のために笑えたら」と歌う3人。岩波先生と下田夫妻のやりとりに自分たち自身もからみながら、影響を受けて変わっていく・・。じーんときました。
3.まぁまかを見逃しました・・
皆さま・・。がっくし・・。(机につっぷすmiyakogu)
本日のお席は実は貴重な下手。私は本日こそ!ソーラン節のまぁまか肩組みを観る予定だったのですよ(泣)。←まだ劇場では一度も見られていない・・。
朝からテンション高く、やる気満々で劇場を訪れたmiyakogu。「今日こそ、その日」ですよ!
しかし・・。あまりのお芝居の楽しさとショウの盛り上がりで、すべて忘れてたんですよ!(泣)幕間に飲んでもいたけど! ←原因はそこでは?miyakoguさん?
「ビーバ ビバビバ フェスタ」と口ずさみながらの帰り道、「あ”」と気がつきました・・。
皆さま、どこくらいから注視しておけば、まぁまか肩組みが見られるの?!話題の「まかざんまい」はどのあたりで待機しておられるの?下手で合ってます?
本日、なぜ私はまたもや見逃したのでしょうか?にっこにこの風馬翔さんがちょうど前方におられて、ついつい見つめ合ってしまったからでしょうか?!
↑ 風馬のかけちゃん、ソーランの決めポーズ、歌舞伎の見得のようでした。かっこよかったです。
まぁまか場面、どう注意していたら見られるのか、お分かりになる方は明日観劇のmiyakoguに教えてやってください・・。。
明日は幸運にも前楽を拝見予定です。
※勘違いしていました。娘役さんのサヨナラショーは千秋楽だけなのですね。明日、ご観劇の方、どうぞお楽しみに。