代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

働き女子の皆さまへ かつての先輩の素敵な著書 心を包む布、田中真紀子さんの仕覆(しふく)の世界

皆さま、こんばんは。林遣都さんが”ポチ”と呼ばれてあたふたがんばっておられる「リーガルV」を先ほどまで視ながら書いてました。がんばれ、ポチ!「下町ロケット」に続き、今日のエピソードでは特許が一つの争点になっているとは・・、知的財産に関する仕事も担当することが多い身としては知財が身近になってきているのが感慨深いです。

 

さて。

先日、社会人としてスタートを切らせてもらった企業の同期会30周年の案内がメールで来ました。バブル経済が盛り上がりつつあった当時、同期は結構な人数でした。最初の研修は集合研修で、配属までのあの濃厚な1ヶ月は懐かしい思い出です。

男女雇用機会均等法施行後、2年目の期が私達。同期全体の5%が女性という時代です。一つ上の先輩方はまさに1期生で、頼れる長女という感じの頼もしい方々でした。対して私達は不思議と次女体質。1期の先輩方は長く勤務され、支店長や執行役員になっていかれていますが、私達の期はなぜかそれぞれの道へとスピンアウト、何らかの道で専門家になっている方が多い印象です。

1期生の頼れるお姉さまのお一人だったのが田中真紀子さん。(漢字が違いますが、同じお名前の政治家さんとは違います)

すらりととてもお綺麗な方で、いつも綺麗に髪を整え、品が良く、馥郁とした優しい笑顔が素敵な方だったとよく覚えています。

同期会の案内と一緒に、同期女子が案内してくれたのがその田中さんの初の著書『仕覆づくりは茶道のたしなみ、暮らしの彩り 世界にひとつの心を包む器』です。仕覆とは、茶道の道具を入れる布の器だったのですね。

prtimes.jp

 

amazonのサイトでは本のページのお写真があり、田中さんのお綺麗な横顔もちらり。人つてでうかがった限りですが、今は最初の会社とは違う場所でご活躍とのこと。

著者紹介の欄を拝見すると、人生の一つの転機の中で布が器に寄り添う仕覆に出会われたのかと思いました。寄り添う布、心を包む布という点に共感を覚えられたのだろうかと、心のどこかがふっと緩むようでした。嬉しい便りです。

 

30年。私たちは、いつしか遠くまで歩いてきたんだなぁと思います。

当時、4年制大学卒の女子は確かにまだそれほど割合が高くなかったと思います。

先日、ニュースになっていましたが、今もなお女性には大学進学など不要という考えがある地域もまだまだあると知って驚きました。※もちろん大学以外の選択肢もいろいろあります(^^)

あのね。30年前に学校を巣立った大阪のおばちゃんから言うておくわ。

世間や他人の言うことなんて、ろくすっぽ聞かないでね。

殊勝ににこやかに聞いているふりだけしておいてね(^-^)。

そうねぇ、親の言うことや信頼できる大人には真摯に耳を傾ける”姿勢”はとりあえず見せておいて、その上で、自分が腑に落ちたところだけ取り入れておけばいいかなと思います。あなたのために、ってだいたいは自分が言いたいだけやし(^^)。

人の言うことばかり聞いていると、いつか肝心なときに自分の”心の声”が聞こえなくなるように、私は思います。

向いているとか向いていないとか、20代ではわからなくて当たり前。そんなきっぱりとした20代も、あんまり好きじゃないかなぁ(^^)。迷ったりぐだぐだしたり、かっこ悪くても素敵。ついでに言うとくと、50代になってもぐだぐだしてて、かっこ悪いですよ。そんなもんやねん、という開き直りは得意になってるけど(^^)。

それよりも、自分はどうもこれが好きだな、こちらよりはこの方が好き、こういうのは好きじゃないという感覚をどうぞ大切に。理由なんていらないです。

それはいつかどこかで、思わない形であなたを助けてくれる力になるものだと私は思います。

うん。まぁ、だからこそ、おばちゃんな、今週末は宙組ダブルで観劇してくるわ!おほほ(^-^)。←miyakoguさん、最後、そこ?!はい、そこ!