代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

中学生娘と考えた 一度でいい、真風ユスポフ「永遠の片思い」を成就させてあげたい妄想(^^)

皆さま、こんばんは。お元気ですか?めっちゃ寒かったです、お仕事で行ってた京都。

さて、昨夜、うちでは夕食時に月組さん「All for One」のBlue-rayを上映。家族で仲良く観ましたよ!中学生娘と一緒に好きなシーンを中心に飛ばし見しようとしましたら、うちの旦那はんが「どうせなら、最初から」とこだわりまして。いや、見たいんなら素直にねぇ(^^)。

家族で楽しく拝見していて、そういえば、と思い出したのが「この作品は毎年、夏休みに家族向けに上演すればいいのではないか?どこの組でも当てはまりそう、ただ、ちゃぴちゃんが難しいかな?」という以前にtwitterか何かでお見かけしたご意見でした。

 

そこで、私と中学生娘は考えたのです。宙組バージョン「All for One」を。

まぁ様がダルタニアン、真風さんがアラミス、まどかちゃんならぎりでルイ14世ができそう、うららちゃんにモンパンシェ公爵夫人を大人の色気でやってもらって、アトスはあっきーさん、ずんちゃんがポルトスで、ベルナルドは愛ちゃん。

おおーー、なんかできそう!!ではと、脳内上演を始めたところ・・。

プロローグ、いけそう。かっこよく決まりそう。酒場で「酒、歌、女~♪」もいけそう。あ、でもちょっと待てよ?

早くも最大の関門が・・。壁ドォーーンからの「氏素性を隠す娘が?」あたりから、まぁ様が吐息まじりの口説きモードに入ってしまい(注 イメージです)、舞台はとっとと暗転・・。

 

終わっとるがな! そこから先は、全ての要素がアダルティに展開されてしまい、口説き上手なダルタニアンになってしまいました。

やっぱりこれは、女性には不器用だけれど誠実で、剣はぴかいち、強くて守ってくれる!という珠タニアンと、思いっきりキュートに男役さんと娘役を行き来できるちゃぴちゃんがいて、素敵な上級生男役さんに若きイケメン達がぞろぞろおられる今の月組さんの青いエネルギー、さらに専科からの一樹さんとこまさんがいないと無理!と納得です。マザラン枢機卿、好きです!

 

そんなことを妄想しているところに、あれこれ入るまぁ様のラストお茶会情報。

ほぅぅぅっ。東京でのお手つなぎが、どんどんねちっこくなっているとな?!そうですか。遠征時にがん見するわ!

再び今度は、真風さんがルイ14世バージョンでの宙組「アダルティAll for One ~太陽王と三銃士 異説~」なら「い・け・る」(北白川先生でお願いします)と、わぁわぁとなるmiyakogu&中学生娘です(^^)。

その延長線上で、本日、我々が駅で合流後に真剣に語り合ったのが「神々の土地」における真風さんユスポフ→→→まぁ様ドミトリーへの「永遠の片思い」を何とかして、千秋楽までに一度は成就させてあげたいという妄想ですよ! ←基本、ばか(^^)

 

まず、私が出したアイディアがこちら。

「あのさぁ、真風さんがねちっこく手を重ねてきたときに、まぁ様がついに応える日が1回くらいあってもいいんちゃう?!手を握り返すとか、耳元へキスを返すとか?!」

きゃぁーーー!!(≧∀≦)

 

次に中学生娘が斬新に出してきたアイディアがこちら。

「あのさぁ、最後の盆が回るところ、真風さんが一人だけ残ってまぁ様と二人で向かい合って回るというのはどう?!千秋楽前に1回だけでいいから。」

きゃぁーーー!!(≧∀≦)

(上田久美子先生、うららさん、誠に申し訳ございません)

 

私がさらに出したアイディアがこちら。

「あのさぁ、セルゲイ大公邸にいるのは真風ユスポフやねん。行ってしまったまぁ様ドミトリーとの思い出に浸るためかなんかで。暖炉の前にいるのは真風さんやねん。そいでな、まぁ様が汽車から飛び降りてたどり着いて、二人が見詰め合って暗転。これはどうよ!千秋楽前に1回だけでいいから」

きゃぁーーー!!(≧∀≦)

(上田久美子先生、うららさん、誠に申し訳ございません)

 

ご関係者の皆さま、本当に申し訳ございません。でも、一度でいいから真風さんユスポフの「永遠の片思い」が成就するバージョンを観たいというあほなファンの切なる願いだとご容赦ください(^^)

そういえば、花組さん「邪馬台国の風」の時も、「今日こそ、狗奴国が勝つ!」「東京では勝つ!」とキキちゃんファンが応援されていましたよね。皆さまのお気持ちがよぉくわかりましたわ(涙)

 

あ、たった今、目の前で宿題中の娘がこう叫びましたよ(^^)

「まじで、まぁまかは神! まぁまかを最初に考えた人は誰?!ほんま、天才。劇団の誰なん?ほんま、ありがとうな」

「あ、王家に捧ぐ歌フィナーレ黒燕尾を振り付けした羽山先生か!ほんまにありがとう!」と机をリアルにばんっ!としながら叫んでいます。←遺伝?!

東京遠征が近づき、浮かれている宙組・まぁまかファンの母娘からは以上です(^^)。後3日、お仕事がんばるわ!あ、体調管理もね。

宝塚月組・カンパニー 先行画像の珠城りょうさん美青年サラリーマンに捧ぐ、原作からの萌え引用!

観劇感想1はこちらです。まずはショーから。

mothercoenote.hatenablog.com

 

皆さま、ぶーーわっはっは! ←喜びが抑えられないmiyakogu

ご覧になりました?見てくれはりました?

宝塚歌劇団・月組の大劇場公演『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』の先行画像が本日、発表になりましたね!

kageki.hankyu.co.jp

 

こんな青年サラリーマン、おらんわ!! ←喜びのあまり切れるmiyakogu、落ち着いて・・?

この髪型の、このスーツ姿の珠城りょうさんが直球・どストレートに好み過ぎて、喜びの舞を舞いたいでっす!ただ、劇団さん、全身、写しておいてくれても良かったのですよ、長い脚の珠ちゃんのスーツ姿をね。

は?!そうだ、コートとかも着はるかしら??

ドリーーーーム!!(≧∀≦)

※超絶多忙な時期を乗り越え、週末も休めるようになって体調がいいらしいmiyakoguでお送りしております。

 

ばんっ!(立ち上がるmiyakogu)

私は、原作の伊吹有喜氏著「カンパニー」(新潮社、2017年)を読んだのですよ。熟読しました。物語を読む喜びがある小説でした。

舞台にかける人々のそれぞれの立場からの想い、美波のバレエに心動かされ、人生も動き出す青柳。これこそ宝塚ですわ!ばんばんばん(≧∀≦)。

ほんじゃね、原作のあらすじをざっくり紹介した後、「萌え引用」行ってみるわ!

※どこまで原作が活かされるかはわかりませんが、ネタバレになる可能性がありますので、お嫌な方は読まないでくださいね。最重要と思われることは書きません。また、私が以下でご紹介しているのは、原作の中にある恋の一つだけです(謎を残す!)

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1.原作小説あらすじのざっくり紹介

小規模だけれど実力があり、ちゃんと団員がいて、製薬会社のオーナー一族の令嬢・紗良がプリマを務めるバレエ団が舞台。

その製薬会社から出向してきたくたびれた40代のおじさんサラリーマン青柳誠一バレエ団で実力は随一ながらも一歩踏み出す勇気を持てずにいた美波。その二人を中心としつつも、舞台に賭ける人々を描いた原作小説です。

小説の青柳誠一は、離婚して人生に疲れたおじさんです。さすがに宝塚版では設定が「愛妻を亡くし生きる意欲を失った製薬会社の青年サラリーマン青柳誠二になっています。「二」に若さが込められていると理解しました。

世界で活躍し、黒髪の貴公子、世界の恋人と言われる男性バレエダンサー・高野悠。彼は視線の動きだけで人を魅了する色気、魅力があります。

高野を支えることになるトレーナーの瀬川由衣は元バレーボール選手。自分にはなかった「王者の才能」を持つ人を支えることを自分の使命と考え、高野を支えようとします。「どれほどの努力と情熱を傾けても、決して立ち入れない領域※」が「王者の才能」だと由衣の視点から描かれています。

※出典: 伊吹有喜(2017).カンパニー 新潮社、以下「」内の言葉や文頭に「-」で示した文章は、いずれも同著作からの引用です。

 

バレエ団を主宰する敷島瑞穂は、どきっとするような大胆さを持ち、欲しいものはつかむという野望に忠実なかっこいい女性、自身もバレリーナ。ただ、なぜ彼女がそうなったのかには、ある背景があります。

小規模なバレエ団ですから、普段はそれほど大きな公演ができるわけではないのですが、今回は有明製薬の社名変更にあわせたキャンペーンの一環、令嬢が踊ることで協賛金を得て勝負に出るのです。

そして、EXILEさん等を彷彿とさせるバーバリアン・Jのリーダー・阿久津、期待の新進スター・水上那由多。

高慢さとその一方での舞台にかける真摯な思いが印象的な紗良がプリマとして、高野の相手役を務めます。バレエは素人ながらダンスは抜群の若者・那由多が王子となり、高野が踊る妖艶なロットバルトに「恋」を抱きつつ、オデット/オディールにも惹かれるという「新解釈版・白鳥の湖」を踊ります。

大事なところだから、もう一度言います。

高野悠が踊るロットバルトに恋をする王子役の那由多。小説の中でも、その二人の写真が人気を博すシーンがあるのですが、じゅるる。これはねぇ、宝塚ファンにぐっと来るっしょ?!ばんばんばん!

公演を宣伝するための秘策も楽しいですが、おそらく宝塚版に登場すると期待しています。

※宝塚歌劇団公式サイトの12月25日配役発表時点では、「那自他」となっています。青柳さんが原作の「誠一」と異なり、「誠二」になっているのと同様に、もしかしたら設定が少し変わるのかもしれませんね。

 

2.萌え場面を引用する!

青柳君は、こういう状況にいます(涙)。で、それを美波にはぽろっと言ってしまうのですよ!あなた!

「生きていくのって、つらい」

「・・・幸せと思うことが最近少ないだけです」

でもね、

「でもおかしいな。高野さんや美波さんが稽古していると、たまに見入ってしまう。幸せな気分で」

あーおーやーぎー、それは 恋!

 

美波さんはこう答えます。

「誠一さんはわかりやすいですね。黙っていても気持ちが目に現れる」

あーおーやーぎー、駄々漏れ!黙っているのに目から気持ちが出てしまう珠ちゃんの演技が思い浮かびます。憧れを無意識に駄々漏れさせてるのに、きょとんとした子犬顔で見入ってしまうねんで、あの人はさ!スーツ姿が異常に似合う美青年のくせして朴訥な雰囲気で。あーー、もう! ←想像喜びの萌えとご理解ください(^^)

「楽しいな、とか、きれいだな、と思って見てくれてるのが伝わります。そうした眼差しのなかで踊るのは、幸せなことです」

恋ーー!、恋が始まってますやん!

その後、青柳君が「からかわないでください」という展開にちょっとなるのですが、これはもう小説を読んで、あるいはそのシーンがあればですが、舞台を観てのお楽しみで!きゃぁきゃあ。

 

美波は、留学時代に「どうして猿がバレエを踊りたがるのかってという周りからの視線や陰口の中にいた記憶があります。(言葉は悪いのですが、ある意味、それが本音だろうという気持ちはわかります。人種差別に会う機会はそれなりにあるのですね)

彼女はそこに囚われているのか、抜群の実力があるのに出し切れないまま、小さなバレエカンパニーに所属しバイトをしてでも踊り続けています。その美波に巡ってきた一夜のチャンス・・。

美波の背中を押したい青柳。彼はこう思います。

とても美しい文章で描かれた宝塚ファンには本能的にわかるとも言える青柳君の気持ちです。はっきり申し上げて、ご贔屓を観る時の我々の気持ちですやん?!伊吹先生、どうもありがとうございます!(涙)。

 

ーこの人が跳ぶと、心がはずむ。しなやかな手を天に掲げれば、その先に光を感じる。うつむけば悲しみが伝わり、心が震える。

 枯れた心にみずみずしい思いをよみがえらせてくれたのはこの人だ。-

 

彼は彼女を、何とかして舞台に、世界に送り出そうとします。彼なりに、必死に言葉を紡いで。

「もし、希望や光というものが姿形を取るのなら、それはきっとあなたの踊りの中にあると思うんです。あなたのダンスを見て、私は希望を見いだしました」

青柳君、よぅがんばった!(涙)青柳君を演じる珠ちゃんもまた、我々の光です!

最後に具体的にどういう決めセリフで、彼が美波を舞台に送り出すか、それはどうぞ小説または舞台のお楽しみに。

 

3.才能の不思議

この作品は人生の再生の物語であると同時に、「才能」とは何かを著者がつかもうと、もがいたような軌跡を感じます。

「王者の才能」の持ち主である高野悠は、その答えを少しだけ見せてくれます。具体的にどう高野が明かすかは、こちらも小説または舞台でのお楽しみに。

資金を出す人を引っ張ってくるのも、また才能の一つだという舞台の厳しさ。資金でプリマを買ったといわれながら踊りきる根性があるのかと問いかける令嬢・沙良。

高慢そうだけれども、舞台と才能の前に素直に膝を折るようなこの沙良が私はかなり好きなのです。高野ほどの才能が自分にはないと冷静に自覚している、けれどその高みが見える位置まで必死で来た人。

 

にやっと笑って大胆な提案をしてくるダンサー集団のリーダー・阿久津も印象深いキャラでした。

ネットの評判に傷つく那由多に、パレエ団を率いる瑞穂が言う場面もリアルです。

「あなたはネット、ネット、って言いますけど、あそこには悪口を言いたい人しか書かないでしょう。ご来場のお客様に書いてもらったアンケートでは、那由多さんを絶賛してますよ」

と瑞穂が小気味良く言う場面には、わわわと思いました。悪口はできるだけ書かないようにっとね(^_^)

 

いかがですか?!

原作を読みたくなってきました?舞台を観たくなってきました?

目からだけでなく、慌てて感情がぼろぼろ出る内容を口走ってしまう珠城りょうさんが、もう、見えるね!

スーツを美しく着こなした珠ちゃんがおろおろしながら、超イケメンで脚長いのに、とつとつと必死に、真摯な言葉を伝えるのですよ!(多分)

Coming Soon!(≧∀≦)  ←いや、わりと先の話では?miyakoguさん?

2018年2月9日(金)~ 3月12日(月)宝塚大劇場にてお待ちしています(^^)

働き女子の少しだけ逃避行(^^)  京都国立博物館 国宝展

皆さま、お元気ですか?一気に秋の深まりを感じる今日この頃です。

休日出勤が続いたため、ちょっぴり早退代休で本日は京都へ。いや、ここんとこずっと仕事では来てるのですが(^^)

今日のお目当ては京都国立博物館 特別展覧会「国宝」です。
私が到着したのは平日の17時前ですので、並ばずにすっと入れました。館内の見所ポイントはもちろん混雑していましたが、平日夕方はおそらくねらい目です。


国宝がずらずらずらっと!美術や歴史の教科書で見覚えがある作品ばかり。宝塚歌劇団フィナーレ階段降りの羽並みに濃密ですよ!あ、もっとです💎💎💎。失礼しました、国宝の皆さま。

公式サイトでの作品紹介はこちら。ずらずらっと拝見できますよー。
kyoto-kokuhou2017.jp


空海の書、長谷川等伯の子である長谷川久蔵の絵、雪舟の国宝6点、仏画、仏像、土偶、太刀、曜変天目のお茶碗、甲冑、絵巻や絵草紙に螺鈿、漆工。バラエティ豊かな豪華さです。宝塚だとスターが一堂に会する年末のタカラヅカ・スペシャルのようなものですね💎💎💎。あ、もっとですね。失礼しました、国宝の皆さま。

本日は展示品の役替り、あ、違いますね、一部展示替えの第Ⅱ期でした。f:id:miyakogu:20171025175653j:plain


何に一番テンション上がったかといいますと(^^)、縄文時代の火焔型土器と土偶。太刀も。

関西だと国宝を拝見する機会が結構多いのです。その中で新潟、長野出土の本物は初めて拝見しました!💎💎💎
後、わー、綺麗‼と思った工芸品が実家近くのお寺さんのもので、見覚えあるわ!となりました(^^)普段はわざわざ見に行かないのにね。

お宝に次ぐお宝!ぜひご覧下さい✨✨
一堂に会したお宝を楽しみに拝見しつつ、でもやはり本来の御堂や土地、場所で見てこその迫力もあるはずとも思いました。このあたりは、劇場で体感する独特の空気感に通じるところがあります。

こちらは土偶が好きな中学生娘へのお土産です(^^)
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そして、少しだけ立ち寄ったバーでは、ピノ・ノワールと他2種類をブレンドしたスパークリングワインをちょっぴりね(^^)
働き女子のつかの間の逃避行はおしまい。お母さんしに帰りまーす。
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宙組・神々の土地/クラシカルビジュー 黒燕尾のまぁ様への涙 宙の太陽にお伝えしたかったこと

皆さま、お元気でしたか?大劇場前楽で拝見したサヨナラショーの直前、「クラシカルビジュー」でまぁ様の黒燕尾を拝見しながら、涙ほろほろで考えていたことがあり、本日はそこをお届けしたいと思います。黒燕尾で銀橋に出て歌うまぁ様に一つだけ、「朝夏さん、それは違う。そうじゃないの!」とお伝えしたかったことがあるのです。そこをずっと書きたいと思っていました。

私、miyakogu、ようやく週末ごとのイベント関係お仕事がすべて終了し、今週末はホームスティ生さん受け入れからほぼ1ヶ月後、初めての何もない週末。爆睡しましたよ!

宝塚グラフでのまぁ様のヨーロッパの映画女優ですか?!というグラビアと、まぁまか・いちゃこら対談についても書きたいことは山のようにあります。ええ!(≧∀≦)

くわ~~~っ! ですよ!!(≧∀≦)  (対談で真風さんが「くわ~~~っ!」という謎の発言をされている場面があります)

昨夜、中学生娘とひとしきり、わぁわぁ言いながら宝塚グラフを拝読、Lettersの珠ちゃんについてもあわわ!だし、「はいからさんが通る」観劇後には柚香光さんのフォトブも購入。miyakogu、仕事の合間を縫って大忙しですよ!

しかし、時間がようやくでき、11月の三連休に向けて宙組東京遠征 母娘二人旅の手配も全て終えた今、ずっと書きたかったことを書きますわね! ←え?miyakoguさん、今、何て?

お稽古場でまぁ様が涙をこぼされたシーンが映っていたというスカイステージのサヨナラ特番はまだ拝見できておりませんが、書きたい気持ちを優先します。

 

1.愛に気づく才能

私は真風涼帆さんが宙組に組替えされてから、まぁ様に注目した本当に新しいファンに過ぎません。ただ、twitter等を拝見したり、お茶会の人数の増加ぶりをみていると、「王家に捧ぐ歌」以降、全国ツアーでの「メランコリック・ジゴロ」や「エリザベート」で新しくファンになられた方もたくさんおられる様子。

まぁ様の大劇場千秋楽の記者会見を覚えておられる方も多いと思います。

「以前から応援してくださっているファンの方」に加えて、「新しくファンになってくださった方」とおっしゃたのが、とても嬉しく思いました。

この方は、自分に注がれる想いに相当 ”広い角度で” 気づくことができる方だと思ったのです。

自分の周りにある一番身近な熱い輪からの愛はもちろん、その外にある輪の人たち。さらには輪の一番外から、そっとまぁ様を見ているファンからも、かすかに届く電波のような愛にも気づく才能があり、気づいていることを言葉で返す才能がある方ですね。

まぁ、モテる男性特有の才能と似てはおりますね!(^^)

 

2.愛を受けとめる才能

「A Motion」を拝見していたときもそうでしたが、ディナーショーの様子を伝え聞いても、まぁ様は、組子がこう言ってほしいというのをずばっと全部してくださるのですよね。ずばっとした割には、どや顔の直後、自分でも方を震わせて笑ってしまうようなところがおありにもなりますね(^^)。

「クラシカル・ビジュー」で、黒燕尾のまぁ様がラスト、ただ一人で銀橋に出て歌われる場面。以前の記事でも書きましたが、まぁ様はこう歌われます。

「私の光など一人だけでは強くなくて

 愛してくれる人がいたから

 大きな輝き 放つことができた」

 (歌詞 稲葉太地氏)

 出典:宝塚歌劇団「神々の土地/クラシカルビジュー公演プログラム」

 

私が一つだけ、「それは違う、違うの、まぁ様。そうじゃないの!」と涙ほろほろになりながら思ったのは、この歌詞のことでした。

作詞者である稲葉先生は、まぁ様のお気持ちを代弁するように、この歌詞を書かれたと思います。そして、まぁ様は文字通りの気持ちを込めて、銀橋で歌われていると思います。ラストの歌い上げは素晴らしい声量でした。

 

私が、宙の太陽である朝夏まなとさんにお伝えしたかったこと。

まぁ様、あなたの光はそもそも「私の光など」というものではなくて、「一人だけでは強くなくて」なんてことは全くなくて。

あなたの光は、お一人で立っておられても、最初からとても強いものだったと思います。おそらくは音楽学校の時代から。後輩のジェンヌさんに慕われておられるように。

ただ、ご自身は「愛してくれる人がいたから」大きな輝きになったと思っておられるでしょう。もちろん、確かにそうなのですが・・。

 

しかし、ファンからまぁ様へ愛を送るには、欠かせないものがあるのです。

多くの人の愛を、まっすぐに受けとめることができる、とても大きくてしなやかな強さをもった器、すなわ「愛を受けとめる才能」が必要なのです。

どれだけの愛を私達がそれぞれの強さで勝手に送ったとしても、あの方は微笑んで全て受けとめてくれ、そこを自分の力に変えてくれるのだという安心感。そこが男女関係とは全く違う、宝塚の良きことだと私は思います。

 

熱心なファンからの強くて熱いまぁ様への愛も、時々しか観劇できない方からの気持ちも、遠くからそっと送る微かな電波のような想いであったとしても。

まぁ様はすべてあの長い手を大きく広げたような、大きなアンテナでキャッチしてくださっているという絶対的安心感。私達ファンの思いが確かに届いていて、まぁ様はご自身の力に変えてくれるという安心感があるのですね。

それは、人の助言を素直に聞ける才能と近いものがあるかもしれません。助言を取り入れる入れないはその人の自由です。しかし、ひとまず、心を開いて受けとめられるかどうか、取捨選択しながらも自分の行動を変えていけるかどうか。仕事においても、その力があるかどうかは、その人の成長を大きく変えるものだと、やや長く仕事をしてきた私は自らの反省を込めて感じるものがあります。

 

まぁ様のそのお力が、生まれもってのものなのか、ご家庭で育まれたものなのか、後天的に伸ばしてこられたものなのか。おそらくは、そのすべてによるものだろうと想像します。

でもね、それは持っている人には、ある。ない人には残念ながら、ない。

そういう種類の才能であり、かつ持っているだけでもだめなのだと、私は思います。

朝夏まなとさんの素敵さは、もともとお持ちだったであろう才能を、自分との戦いの中で見つけて磨いて大きな花束にして、私達に惜しげもなく毎公演、目に見えない花として、劇場中に振り撒いてくださっている点にあると思います。

ファンは何も、返してもらおうと思って愛を送っているわけではありません。しかし、まぁ様にはその愛を受けとめ自分の力に変え、目に見えない花として確実に返してくださるという安心感があるのです。長くからのファンにも、新規ファンにも、初見の方にもたっぷりと、ふんだんに。

 

不思議な方です。

黒燕尾の最初、まぁ様が幾筋もの光の中で振り返り、にこっと微笑まれる瞬間は、生まれたばかりの素のまぁ様の柔らかな笑顔に触れるようで、観ていてとても好きな瞬間です。

そこからの流れは、宙から落ちてきた輝きを持った原石が磨かれ、強い光を放ち、再び宙へ帰る物語のよう・・(T_T)

後1ヶ月を切ったまぁ様の退団公演。最後まで無事に皆さまが駆け抜けられますように。

こちらはその願いを込めて撮影した、まぁ様クラフトホリックとmiyakoguアイコンとの記念写真です。えへへ。 ←ツーショットのつもりらしい・・。ばか。娘からは自分も入れろとの抗議がありますが、無視する所存(^^)。

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梅芸DC・花組「はいからさんが通る」感想 ビジュアル以上の驚き、柚香光さんの声と熱演

皆さま、こんばんは。珍しく休日出勤が続いていたため、本日、15時以降に時間単位で代休を取り、梅田芸術劇場シアタードラマシティにおける宝塚歌劇団花組公演「はいからさんが通る」を観劇してまいりました。その感想をお届けします。

こちらは劇場内の公演ポスターです。

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これは・・(沈黙)。花組の皆さまと小柳先生に参りました・・!!!

宝塚歌劇団ならではの、美しいビジュアルと漫画原作の再現度は予想どおり。すべてのキャストのぴったり度合い、小柳先生の乙女の胸きゅん、ユーモア溢れるどたばたラブコメ、後半のドラマチックな展開。すべて予想どおりにしっくりと素晴らしかった。

しかし、予想を超えて驚いたことがあったのです。今日は、そこを机ばんばんで書く!(≧∀≦)

 

帰宅した私と試験勉強中の娘との会話は以下でした。

私「あのね、今日、一番すごかったの、何やと思う?」

娘「ヒロインの可愛さ」

私「それはもう可愛かった、キュートなお転婆やった。けど他にもっとあるねん」

娘「少尉のビジュアル」

私「それはもう予想どおりやってん。三次元やのに、漫画よ、漫画」

娘「わかった!ちなっちゃんの脚?マイティ?」

私「それも予想どおり。実はね、なんと!光ちゃんの声と演技。まじで少尉の演技に泣いた。素晴らしかったのよ。これを書かなあかんねん!」

ということで、予想どおりの素敵さと、予想を超えてきた素敵さ。両方について、書きますわ!!!ばんばんばん。

 

1.予想どおりに素晴らしかったビジュアル、笑い、キュートさ

観劇前、構想では、2次元か3次元かもはや判断がつかないであろうビジュアルへの萌え、少尉の「好きですよ」への胸キュンを書くつもりだったのです。「梅田では時空がゆがんでました」ってね。

もちろん、予想通りの美しいビジュアル、原作漫画の再現度に驚きました。花組の皆様のコミカル演技に大いに笑いました。本当に本当に楽しかった!

「はいからさんが、と・お・る」「はいからさんが、お・ど・る」のリズミカルなメロディが大変印象的で、思わず口ずさみます。いろいろなゲームやTVアニメに音楽を提供されているというElements Gardenさんの藤間仁さんの音も素晴らしかったです。

 

・柚香光さんの少尉・伊集院忍

金髪のきらきら、笑い上戸、まっすぐで優しいまなざし。ロシア貴族として登場してからのガウンやロシア軍服姿の異常なほどの美青年っぷり。二次元なのですが、三次元。三次元なのですが、二次元。見事過ぎて、しっくり過ぎて笑うしかないほどです。

素晴らしいビジュアルと「少尉らしさ」でした。

パンフレット表紙をあけてすぐの見開きで、一輪の赤いバラの花を手に膝を立てて座る光さんが、美しい!そして、裏表紙の見詰め合う光さんと華さんのカップル度が、ちぎみゆを彷彿とさせます。多幸感がたっぷりと溢れ出ている組み合わせのように思えました。(まずは、いったんここまで)

 

・華優希ちゃんのキュートなお転婆と健気さ

華優希ちゃんは紅緒さんをお転婆に、キュートに、健気に、元気一杯に!思い切りが良いほどのはみ出しっぷりで、大いに笑えました。とっても可愛い上に、豊かな表情。高音の歌声は澄んでいて美しく、セリフの声は可愛らしくかつ涼やかでした。

初DCヒロインとして申し分のない可愛さ、応援したくなるものをお持ちの娘役さんです。

ただ、原作の紅緒さんは、はっちゃかめっちゃかでありながらも、健気な場面はぐっときゅんと切なく迫ってくるものがもう少しあったかと思います。そこは華さんはお若いだけに、もう一歩だったかもしれません。セリフ回しにやや同じ調子が続いたのはいたしかたないかな。

ただ、本当に十二分にキュート!!加えて、彼女が少尉戦死の知らせにより白い喪服を着て葬儀に登場する場面は、静かな迫力がありました。お芝居全体を通じて、紅緒さんが触れ合う全ての人に影響を及ぼしていくことが、説得力を持って伝わってきました。素晴らしかったと思います。

 

・鳳月杏さんの長ーーい脚、長髪から出る男の色気

ちなつさんはすごいなぁ。タカラヅカニュースの初日映像を見たときには、漫画原作が人間離れしすぎているせいか、うん?予想ほどには長髪がしっくりきていないかも?と思ったのですが、何といえばいいのでしょうか。動き話すちなつさんは迫力と説得力がぐん!と増すのです。

よく通る声、素晴らしい滑舌、存在感のある雰囲気。そこが紅緒さんが働く出版社の超絶美形編集長・青江冬星さんでした。

そして長い脚!!!特に、紅緒さんが余命わずかのラリサから少尉を引き離すことはできないと悟り、冬星さんと結婚しようとする場面での紅緒さんを抱きとめる包容力、関東大震災の中で現れる白いベストの新郎姿の後姿にしびれましたよ。脚なっが!!!

原作よりかわいらしくくすくすと笑ってしまう面と、男っぽい面が強く出ていた素敵な冬星さんでした。

 

・水美舞斗さんの鬼島軍曹

傷をつけたビジュアルの作りこみも素晴らしかったし、満州で馬賊になった元軍曹を男気を感じさせる演技で見せてくださいました。ソロの歌も堂々と。マイテイは伸び盛りの強さを感じます。今、舞台が楽しくてしかたがない充実の時期をお過ごしなのではないでしょうか?ロシアで戦う場面、かっこよかったなぁ。

 

・聖乃あすかさんの蘭丸

いやはや、この方も驚きでした。低く太い素晴らしい声で、美形で、お歌がお上手でお芝居心も感じさせる。完璧ちゃいますの?!歌舞伎の人気女形の役を、笑いもしっかり取りつつ、しっとりと。将来がとても楽しみな方ですね。あんなにいい声をされているとは知らなかったので驚きました。メイドさん姿は、ぷぷぷ。ちょっと男役が残ってたかな?(^^)

 

・桜咲彩花さんの柳橋の芸者・吉次

うっとりしてしまう素敵な声ですねぇ。気風がよくて粋な姐さん。伊集院の若様の忍とは、亡くなった恋人を通じて(ほぼ夫なのですが、身分違いで夫婦にはなれず)つながっているのですが、そこを最初、紅緒さんが誤解する相手ですね。嫉妬もしたくなるわ、柔らかで素敵な女性ですもの。

 

・城妃美伶さんの北小路環

鈴の鳴るような美しいセリフの声、澄んだ歌声、小粋なダンス。何でもできる美伶さんは、まさに原作の華族でありながら進歩的で知的なお嬢様にぴったりでした。

 

英真なおきさんの伊集院伯爵はユーモアと親しみにあふれ、さすがに上手い!

芽吹幸奈さんの伊集院伯爵夫人は天然のかわいさ、優雅さ。かわいらしく美しい少尉のおばあ様です。

冴月瑠那さんの紅緒父は娘を思う優しいお父さんであり、軍人であり。ばあや役の新菜かほさんといいコンビでした。

鞠花ゆめさんの如月はなかなかの傑作!紅緒と対決しながらも、紅緒の味方になっていく原作さながらの伊集院家の女中頭。上手い!

 天真みちるさんは喧嘩に負けて以来、紅緒を親分と慕う車屋・牛五郎を軽快に。楽しかった!子分にしてくれと土下座をして頼むのですが、その時の手と背中の後ろへのそり具合が絶品すぎて、漫画を見ているようでした。

華雅りりかさんのロシア貴族のラリサ。少尉の異父兄弟と結婚していて、彼が亡くなった後に遭遇した少尉を愛する切なさが伝わります。彼女は雪の中で倒れ記憶を失った少尉を助ける恩人でもあります。

すみれ組の三人衆。紅緒に絡んでくるパンフレットで拝見すると峰果とわさん、和礼彩さん、翼杏寿さんかな? のりのりでしょ?!あなた達。かわいかったわぁ。

なお、ご存知の方も多いと思いますが、原作でもすみれ組、しゃんしゃんを持ったギャグっぽい挿絵もありますよ。

 

2.乙女の胸きゅんポイントはもちろん一杯!

光ちゃんが、「好きですよ」、「好きでしたよ、もうずっと前から」と言われたり、ソファで紅緒をからかうように抱き寄せたり、「お休みなさい」と紅緒の頬にキスしたりするたび、「きゃーーーー!!!(≧∀≦)」(赤面)となります。間違いなく。

ラスト、今作品の名シーンでしょう。少尉に抱きつきキスする紅緒さんの華優希さんを観て、miyakogu@仕事に疲れたアラフィフ働き女子が内心、思っていたことをここでリアルにお届けしましょう!

「軍服を着た金髪の少尉・柚香光ちゃんとキスシーンできるヒロインになれるって・・。いったい、前世でどれくらいの功徳を積めばなれるの?華ちゃん、おばちゃんに教えて!」(注 心象風景では、ばん!立ち上がっているmiyakogu)

↑ 感動シーンですよ、miyakoguさん・・?

 

3.柚香光さんの演技に泣きました

オープニングの光さんのふっと力を抜いたような軽快なダンスの色気や、ソファでの紅緒さん抱き寄せまでは安全だったのですよ。胸きゅんですが、予想の範囲内だったので。うんうん、柚香光少尉@小柳たんプロデュースで観客席を恋に落としまくるんでしょ?はいはい、きゅんきゅんとね、わかってるってば!=喜びしかない!(≧∀≦)

一回かぎりの観劇ですから、次々と襲ってくるであろう胸きゅんポイントを忘れないように(=小柳たんに負けないように)、今日は珍しくメモを取っていました。

が、途中からメモを放棄、座り直して真剣に見入りました。←メモを取るより、一瞬一瞬を脳に焼き付けたいと思うほど見入ったということです。

 

少尉が小倉に転属になり、木の上で(実際には台の上ですが)、紅緒さんに愛をまっすぐに穏やかながらも力強く告げる場面の、真剣な思いの強さ。

ロシアで行方不明になる場面、鬼島軍曹を助けようとする男気と雪の中に取り残される切なさ、苦しさ。このあたりから、もう涙、涙。一幕ラストあたりは、周囲からも皆さまのすすり泣きが聞こえました。

楽しい場面から当時の世界情勢を反映するかのように陰りへと突入する一幕ラスト、そして苦悩の二幕でのロシアからの亡命貴族としてのミハイロフ侯爵。

 

そこにいたのは、予想を超えた柚香光さん でした。

タカラヅカニュースでご挨拶を聞いたときから思っていましたが、声が低く太く安定し、落ち着いたセリフ回し。この人は何か大きく変わったな?と思わせるものがあります。

一番感嘆したのが、優しげな場面は優しく、真剣な場面は静かに、苦悩の場面は声量を落としつぶやくようにしながらも明確に伝わってきたセリフです

関東大震災後の炎の中で紅緒を命がけで見つけたときの「無事で良かった」(という趣旨のセリフだったと思います)では、声を震わせて。

お歌もそうです。後半では少し音程が、あ、という場面もあったのですが、声が安定されていて感情を乗せられている分、主人公の心情、迫力がよく伝わる歌唱になっておられます。驚きました。「邪馬台国の風」で感じ始めた変化でしたが、より強くなっておられると、私は思います。

 

時に一人旅をされることもあるという柚香光さん。私は柚香さんのお身内の方をちょっぴり存じ上げているのですが、その方から察するにおそらく東京の相当知的な環境のご出身だと思います。本日一幕後半から二幕にかけての表現からは、役を深く考える力のある聡明さを感じました。

そう、「表現者」として。今、光さんは大きく変わられている時期ではないかと思います。

ここからは、私のいつもの勝手な想像に過ぎません。ただ、その変化の背景として、彼女はプライベートで誰かを、あるいは大切な時間を喪われるようなご経験が比較的最近、あったのではないかと思わせるものが伝わってきたのです。

ロシアで記憶を喪い、一旦は離れ離れになってしまった紅緒を、絶対に二度と手放してはいけないのだという光さん少尉の迫力。「はいからさんが通る」という人気漫画原作のストーリーを宝塚の舞台で忠実に演じている以上の迫力を、本日、私は感じました。今日、最後列の一角で観劇していたのですが、ホールの一番後ろの観客席まで、主人公の心情を確かに届け、観ている側を座り直させる力。少尉の役を通して、生身の柚香光さんの感情に触れたように思わせる力が、確かにあったと思います。

 

時に驚くべき成長、変化を見せてくださるタカラジェンヌの皆さま。

今作品は、純粋に胸キュンのときめきを感じたい!と劇場を訪れました。本日、確かにその目的は果たされたのですが、こを遥かに超えてきた柚香光さんの声の表情と繊細な熱演。驚きました。どうぞご観劇をお楽しみください。

ふぅぅ。胸きゅんやったわ、感動したわ。書けたから寝るわね!

月組・All for One ライブビューイング感想 楽しかった、素敵だった、モナムールだった! 心の声だだ漏れ感想(≧∀≦)

皆さま、こんばんは。急に気温が高くなりました大阪にて、月組さん「All for One」の東京公演千秋楽ライブビューイングを拝見いたしました。モナムール!

楽しかった、素敵だった、モナムールだった!!

久しぶりに心の声だだ漏れで感想をお届けしまっす!←かなり張り切っているらしい。

 

1.お久しぶりの珠城りょうさんにテンション上がる

オープニングの珠城りょうさんの暖かみのある声でのご挨拶を聞いた時点で、既にテンションが上がるmiyakogu。お久しぶりでずぅぅーーー(涙)

美弥るりかさんがせり上がられて、こちらもお久しぶりでずぅーーー(涙)。いつも珠ちゃんに暖かく接していただき、本当にありがとうございます。私も心からるりかさんを応援しております。次の「カンパニー」でおそらく演じられるであろう世界的バレエダンサーの高野さん、本当に楽しみにしておりまずぅぅーー。

ではここで、珠城りょうさんが舞台に登場された瞬間のmiyakogu心の声を聞いてみましょう!

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「珠ちゃんや、珠ちゃんや、珠ちゃんやでーーー!!!」(実録 miyakoguリアル心の叫び)

ばん!立ち上がって映画館の皆さまにお伝えしそうになるところでした。

ふぅーー、危なかったわぁ。←皆さん、よくご存知なんで、落ち着いて・・、miyakoguさん。

 

2.激かわなちゃぴちゃんの表情や細部がくっきり

ライブビューイングのいいところは、皆様の細かな表情、アクセサリー、それから開襟度合いがよーーく見えるところですよ、ええ!くっくっくっくっ。

miyakogu本日の注目ポイントは、愛希れいかさんのくるくると変わる表情です。大劇場のときからもちろん、オペラで見ておりましたが、男性としてのルイ14世と女子であるルイーズの間を行ったりきたりする場面での、「うわっ、やっちゃった!」という目を大きく見開いた表情が激かわ!!!珠タニアンも恋するわ!

ルイ14世としてのいでたちでは、きゃしゃな美少年で、沙央くらまさんのモンパンシェ公爵夫人も恋するよね。うんうん。

珠城りょうさんが剣戟一座を訪れる際かな?、開いた胸元に光る丸いコイン形のネックレスにも注目。ちゃぴこちゃんからのプレゼントだったらどうしましょう!きゃぁ。←落ち着いて。

※Apricotさん、早速、情報をありがとうございます!開襟の胸元を久しぶりに拝見したので、この際、ご自分で買われててもいいです(^^)

開襟といえば、ボーフォール公を訪ねてくるときの宇月颯さんのグレイのシャツの開襟、皆さまも注目されてました?!かっこよくて、セクシーでした。本当にねぇ。あの方は!!

 

3.伝わったらしいリュリの恋心?(≧∀≦)

アドリブをあまりされずに、誠実に舞台を務め切ってこられた月組の皆様。

先日の珠城りょうさんのお誕生日には楽しいアドリブをどうやら組ぐるみで実施されたそうで、モナムール! ←ありがとうの意味らしい・・。

そして、本日だけでしょうか?それとも以前からあったのかしら?

ついに、「素敵」の対象のアトスとしさん(スペイン兵に扮装中)に、「知ってる」と返してもらったリュリの佳城葵さんです(^^)。良かったね、モナムールやね!誰が誰を好きになってもいい世界やね。

 

4.月城かなとさんのベルナルド、ジョルジュの風間柚乃さん

月城かなとさんの白目を大きく剥いた、ちょっとあさっての方向に迫力を増している演技にも注目。ぷぷぷ。憎めない敵役であり、護衛隊のみんなに大事にされてそうな隊長であり、おおいにかわいい(^^)。目を剥いたり、右側かな、片方の口をきゅっとあげてにやっとしたり、敵役としての表情が豊かで、珠ちゃんとの一騎打ちも迫力満点でした。お二人のレイピアさばきが一層鮮やかになっていた印象です。ベルナルドは珠タニアンに憧れもあるのか、最後には素直に剣術の腕を認めるところも、彼のいいところです。友達になれたらいいのにね!

実は本日一番驚いたのが、風間柚乃さんのジョルジュでした。

風間さん、さらにかっこよくなってはるやん、モナムールやん!!(≧∀≦) ←今日はどうやらこれで押し通すらしいmiyakogu

お化粧かな、髪型かな、お顔がしゅっとされたのかな?素敵でした。お芝居の何気ない一言が、大劇場の最初の方ではまだ弱いときもあるかな?と成長を楽しみに拝見していましたが、さりげない一言がお上手になっておられたと思います。

本物の剣にはまだ慣れていないのに、一所懸命、スペイン王女の海ちゃんを守ろうとするところがちゃんと映っていて胸熱でした。

実は、うちの中学生娘に先日、にやっとして言われたことがあります。

「あんなぁ、お母さんがなんで風間柚乃ちゃんが好きか、わかるで」

どきっ。え?

「おだちんな、ちょっと真風さんに似てるもん、横顔」

あーーーーー!左側が特にだと思います。本日、私も確認いたしました。

 

5.珠ちゃんモナムール!

フィナーレの珠ちゃん登場で、テンションマックス!!

あの人、さらに色気が増しておられますやん!ご挨拶でも、「とても多くの方にご観劇いただき」と何回かおっしゃった珠ちゃん。ぎっしりと詰まった客席を実感されたのだと思います。その充実とトップ2作目(大劇場カウントの)を無事に終えつつあるという自信でしょうか、さらに大きく見えました(感涙)。

そして、フィナーレ一番の心の叫びポイントだったのが、とってもキュートで色っぽいこまちゃんと一緒に銀橋から戻られた時のことです。

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「あの人、何やってんのーーー?!これ、前もやってたのーー?!」(実録 miyakogu心の叫び)

前からされてました?私が気づいてなかっただけ?(miyakogu錯乱中)

銀橋から戻られる時、こまちゃんの耳元に口を寄せて、何か囁くような振りをされませんでした?耳元にですよ!!

ぜいぜい。

そして、ちゃぴこちゃんとのデュエダン。階段から降りる時の珠ちゃん一人映りの映像、ご覧になりました?!下手側の上方から、↘の方向にひたとちゃぴちゃんを愛のまなざしで見つめる珠ちゃん。

イ・ケ・メーーーーーーン!!(実録 miyakogu心の叫び)

過去最高にデュエダンで萌えたのは、宙組「ビバ・フェスタ」で踊るみりおんちゃんを後ろから見守る朝夏まなとさんのきりっとした目元でしたが、本日拝見したちゃぴこさんをひたと優しく強く見つめる珠ちゃんの目元も超絶イケメンでした。

フィナーレのこまちゃんのキュートさにも射抜かれました。ああいう表情で珠ちゃんを見てくださることが、珠ちゃんの力にもなっておられると思います。私は宙組「シェイクスピア」でのこまちゃんの演技もとても好きでした。次の雪組公演ご出演での退団が惜しまれます・・。

 

6.月組さんの新たな魅力とご退団の輝城みつるさん

これまで、月組さんのショーは常に端整だなぁと拝見してきました。

そこに加えて、今回のAll for Oneのフィナーレでの男役さんの群舞は、少し違う魅力を感じます。珠ちゃん、美弥さん、月城かなとさん、暁千星さん。生粋の月組生さんに星組さん、さらに雪組さんから新しい魅力がブレンドされて、端整さはそのままにセクシーな熱が放出されるような力を感じました。見る側が「端整だなぁ」と感嘆するだけでなく、くらくらっ~~とくる魅力です。

その月組さんの端整さと色気を体現されるようだった輝城みつるさんが、今公演で退団されるのはとても残念でした。口角がきゅっとあがって、えくぼができて、目元には人を惑わすような色気がある方。柔らかな素敵な声でのご挨拶も、とても素敵。ライブビューイングでマザランの退陣を求める場面で、大きく映されましたね(涙)。

蒼矢朋季さんも目元きりりと力強い声でのご挨拶。紫乃小雪さんは輝くような笑顔で可愛らしい人柄がこぼれるかのようなキュートな笑顔でのご挨拶。毎回、退団の方のご挨拶には心打たれます。

 

劇場でこその観劇派ですが、ライブビューイングでは、表情の細かなところまでアップで見られるのがとても良い点ですね。

ふぅぅぅ。楽しかった、素敵だった、モナムール でした!(≧∀≦)

ありがとう、月組さん。本当にお疲れ様でした。

観劇が楽しみです 月組ライブビューイングと花組「はいからさんが通る」 柚香光さんの「好きですよ」(≧∀≦)

皆さま、お元気ですか?

ふぅぅ。miyakogu、さすがに先週から大変でした。ホームスティ生徒さん受入からの、お弁当二人分つくりからの、運動会後の土曜日お仕事からの、雨で寒い北陸出張。おまけに本日土曜日もお仕事。しかし、無事に終わったぜ!ひゃっほう!(≧∀≦)

スケジュールは大変だったのですが、陽気なホームステイ生徒ちゃんに刺激を受けて働き方について考えさせられたり(お風呂掃除への反省もあります)、素敵な経営者との出会いもあり、皆様に喜んでいただいたイベントもありなので、充実もしていました。がんばるしかないですね。うん。

 

ただ、来週末も土日続けてと今月は週末お仕事が続いているため、「劇場は遠くにありて思ふもの・・」などとやさぐれていたのは事実です。まぁ様の宝塚大劇場での千秋楽も終わってしまうしさ・・(涙)。まぁ様ーーーーーー!! ←発作

 

でも、よぉーーく振り返ってみたところ(=手帳を見た)・・。あれ?!

全国の遠方宝塚ファンの皆様、すみませんでした! 私、7/8から3ヶ月にわたり、毎週末、観劇かお茶会で宝塚か梅芸に出かけておりました・・。

先週末、観劇が1週空き、「終わりだ、僕は~、行くぅ~」(ロミジュリのロミオの歌より)と歌うくらいには、くらーくやさぐれていたのですが、ただ単に一週間空いただけだと昨日、気づきました (#^.^#)。贅沢言って、すみませんでした!

 

くっくっくっくっ。明日は月組「All for One」ライブビューイグを観るのです。た・の・し・み過ぎる!

東京でどのような進化を遂げているのか? 珠ちゃんのキスシーンをドアップで観たとき(おそらく映像であると予測!)、そのズキューン度はどれくらいなのか?フィナーレの珠ちゃんは「珠様」にどう進化を遂げているのか、楽しみすぎる!

 

加えまして。今週平日に私はですね、「代休」を半日ばかり取るのです。うっふっふっふ。働き方改革ですよ、ええ!

古来より「隗より始めよ」って言うじゃないですか?!会社のみんなにお手本を示さねば。よく働き、よく観劇ってね! ←miyakoguさん、後半ちょっと間違ってますけど、それでいいんです??

 

半日とはいえ(実質2時間)、平日の代休。なんてすばらしい響き。くっくっくっくっ。今週は梅田芸術劇場ドラマシティで、花組さんの話題作「はいからさんが通る」が上演中なのですよ、奥様!スカステで稽古場映像、ご覧になりました?!

柚香光さんが華優希ちゃんをおぶって、「好きですよ」とか言うんでしょう?!

これ、観ないわけにはいかないでしょう?!華優希さんもとってもかわいくって表情豊か。これは楽しみですよー。私達家族は、咲妃みゆさんのご退団後、演技を楽しみに拝見できる娘役さんを探しているため、とっても楽しみなのです。私が好きな桜咲彩花さんも出ておられますし。鳳月杏さんの脚が漫画のように長いんでしょ?くっくっくっ。

 ♪♪  はいからさんが、と・お・る!! ♪♪ ←浮かれて歌うmiyakogu。

楽しみにお仕事をがんばりたいと思います。

ええと、テスト期間中で観られない娘よ、ごめんなり・・。←稽古場映像を二人で見ていたTVの前で、突っ伏して怒られました・・。

出張帰りのお月様、宙の太陽と「死」のダンサー

皆さま、こんばんは。お元気でしたか?

私miyakogu、ただ今、北陸から大阪に戻る特急・サンダーバードの車中です(涙)。月曜・火曜と2日続けての雨ざーざーの中、金沢・富山でのお仕事でした。

この月曜・火曜は、朝夏まなとさんの大阪でのディナーショー。行きたかったなぁ・・。月曜日ランチショーなら無理したらいけたかな?と思いつつ、月曜日のお仕事では素敵な出会いもありました。

 

急成長中の若き社長様。医療関係の国家資格の持ち主の意外な転身です。

その方いわく、

前に進まないってことは、止っていると同じこと。僕にしてみたら何もしてないことなんです。」

体をぐっと前に倒して、

「ほらね、これだけでも前に進めば、違う景色が見えるでしょう。」

な・る・ほ・ど!!

 

この方は、違う景色を見てみたいという好奇心が人一倍強い方なのではないかと思いました。

朝夏まなとさんの千秋楽のその日まで「進化したい」というお気持ちも、自分がどこまで前に進めるか、それを確かめてみたいという気持ちがお強いのだろうと推察すると同時に、どんな景色がそこから見えるのか、それを見てみたいというお気持ちがあるのではないかと、私は思います。

私も同じ。いえ、よりはっきりいうと、実は前に進みたいというより、ただ単に違う景色が見たいだけかもしれません。私の場合。ただ単に飽きっぽいのだろうと思います(苦笑)。

 

さて、金沢・富山の2日間はずっとずっと雨でした。

しかし、今夜、帰りのサンダーバードからはようやく綺麗なお月様が見えました。ずっと電車についてくるかのような満月を迎えつつあるお月様。

ふぅむ・・。

 

私が好きになったジェンヌさんは、

・宙の太陽の朝夏まなとさん

・月雲の皇子、激情では陰りを帯びた情熱のホセを演じた月光が似合う珠城りょうさん

・ロミオとジュリエットで舞台に変幻自在に登場される「死」を演じた真風涼帆さん

の3人です。

 

いずれの方も、手足が長く、持ち味の魅力はそれぞれに異なるものの、ダイナミックで宇宙の理を感じさせるような、世界を創れる方という点が共通していたのかもしれないなと、先ほどたなびく雲の合間に見え隠れする月の光を見ながら思いました。太陽と月はもちろんのこと、「死」も宇宙にあまねく存在していて、消えては現れる存在のようにも思えます。

 

生をもたらす太陽

世界を優しく強く照らす月の光

太陽と月の合間、常に現れては消える死

宇宙の全部があるやん!宝塚ってすごいわ!となったところでそろそろ京都。帰り支度をしたいと思います。

 

詩的な記事を書き始めたつもりでしたが、結局、何が言いたかったっていうとね・・。まぁ様のDS行きたかったわ!!!ってことですわ。煩悩に満ちた結論が出たところで、帰りますわ。ええ!!(涙)。

ワーキングマザーの皆様へ やっぱり寝るのが大切ね、ちょっとしょんぼり母さんでした

皆さま、お元気でしたか?私はホームスティ生徒さんの受け入れも無事に終わり、昨日土曜日のイベントお仕事も終わり、ほっと一息です。

まぁ様の千秋楽もタカラヅカ・ニュースで拝見しました。こちらはmy楽で見た黒燕尾の最中に思ったことがありまして、また改めて書きたいと思います。

 

さて、私は忙しい日々にほっと一息つくと、急に掃除を始めるところがありまして、今日はお風呂の蓋、お風呂のブラインドを綺麗にしました!(当社比で) ←お風呂掃除から離れられないワーキングマザー・・。

 

1.嬉しい母さん(^^)、疑問もね

1週間受け入れていたホームスティ生徒ちゃんは、最終日にクラスで日本語でスピーチがあるとのことで、前日に娘と私とでスピーチの練習をお手伝い。そうしましたらね、こう言いたいのと教えてくれましたよ(^^)。

「一番好きだったことは、ディズニーランドと○○○の家族に出会えたことです。」

ほんまかーーー?!(;д;) ディズニーランドとうちと同じポジション?!時価総額、おいくらかしら?! ←miyakoguさん、喜び方がちょっと間違った方向に行ってますよ、落ち着いて。

途中、ホームシックもあり、プログラムが一杯でぐったりと、家では比較的大人しく、そういう子なのかな?と思っていたのですが、学校では相当はっちゃけていたようで、エンジョイしてたんだなぁと安心しました。

娘の話では、今日はハンバーガーを食べられるとわかった途端に、スカートの裾を持ってスキップして喜びのあまり走り出したり、友達がお昼に学食で食べていたチキンカレーを羨やんで、椅子の高さを調節できる椅子を上げ下げして、「チキン」(上がる)、「カリー」(下げる)とひたすら陽気だったそう。カレーが気に入ったんやね、心配して損したわぁ(^^)。でも良かった。

最終日には、小さなリュックをセールで1000円でゲット、100円ショップであれこれメイクグッズをお買物して娘と一緒にメイクして、とっても楽しそう!

ハンバーガー、ピッツァ、シリアルをばくばく食べて、早くに寝て、スキップして、お小遣いでかわいいものを買って。とっても無邪気で弾ける女の子!!の時間を我が家にもたらしてくれました。ありがとうね。

大柄なので、どうしても大人に見えてしまうのですが、弾けるティーンエイジャー。人生を全身でエンジョイしているのがよく伝わってきました。

うーん、日本人って大丈夫かなと少し思ったり・・。彼女に早く寝てもらうために、私達も晩御飯と就寝を早くしていましたら、あら、びっくり!私の翌日のお仕事もばりばりてきぱきとはかどります。うーん・・。

私は若い頃、ロンドンで勤務していた当時、同僚に「あのさ、日本人って働きすぎて死ぬことがあるって聞いたんだけど、本当?」と聞かれたことがあります。

「そうなのよ、とっても深刻な社会的な問題になっていて・・」と説明しようとしたところ、爆笑されました。爆笑されたんです、同情じゃないんです・・。

「君達日本人は、クレイジーなの?誰の人生を生きているの?会社の人生を生きているの?」ってね・・・。

うーーん、やっぱり。何かがおかしいですよね。もしかしたら受験勉強からの思い込みが社会人になっても続いてしまっているのかなぁ・・・。

 

2.しょんぼり母さん

さて、そんなことを考えていたところ、昨日は娘の学校の運動会です。秋晴れの絶好の運動会日和でした。

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ところが、旦那はんは朝から一日絶対にはずせない仕事、私も午後から仕事です。私はわりと今まで運動会も発表会も、たとえ順延になっても、娘の行事にはいつも出席できていたので、かなりのショックでした。

さすがに、ちょっとしょんぼり母さんのmiyakoguです。

ただ、昨今の運動会はお昼ご飯も生徒と家族は別々ですし(いろいろなご家庭への配慮があるのだと思われます)、午前中の娘の活躍も見届けられたので、まだましだったかな。

お昼すぐに出発しなくてはいけなかったのですが、若干、押し気味の進行で、お昼を食べる余裕が無さそう。うーーむ、どうしようかな・・。

校内の片隅でベンチに座り、早弁しました(^^)。昼食時間ではないのに、一人早弁をする保護者・・。内心、「いえ、あの、その、私、この後、仕事に行かないといけないので、ちょっと早めにご飯をいただいているんです。おなかがすいて早弁してるんじゃないんです。そこんとこ、ご理解よろしく」とあせあせしながら、何とか、そういうオーラを出そうとするmiyakoguです。←どう見てもただの早弁にしか見えませんって・・。

皆さま、運動会で早弁の保護者を見かけたら、何か事情のある人って、そっと見て見ぬふりしておいてあげてね・・。

では、明日からは出張。実は私はここから毎週末、秋のイベント系お仕事続き。劇場は遠くにありて思うもの・・、になりそうです。

誰のための、何のための人生かを反省しつつ、現在、月組さんのブルーレイ観劇中です。お次は宙組さんのもね。人生について考え直すのに必要なので、「All for One」のブルーレイもゲットしなくっちゃ。合ってますよね?!(^^)

宝塚大劇場前楽 宙組・朝夏まなとさんサヨナラショー感想 素晴らしかった、とてもとても素晴らしかった!

全国宙組ファン、朝夏まなとさんファンのみ・な・さ・まーーー!!ううう(涙)。

本日、宙組トップスター・朝夏まなとさんの宝塚大劇場前楽サヨナラショーを観劇してきました。その感想を、熱烈にお届けいたしますわ!

あのね・・。

ばん!!!(立ち上がるmiyakogu)

もんのすごっーーーーく、素晴らしかった!もう、素晴らしすぎて言葉も出てこないくらい素晴らしかった!!!

以上、終わり!

 

となりそうなところですが、最後に「シェイクスピア」の主題歌から、まぁ様が「人の思いが尽きない限り 言葉は空を満たしていく」(作詞 生田大和)って歌ってはったから、おばちゃん、がんばってみる!

 

概要のみお伝えしますが、明日、ご覧になる方でネタバレNGの方は以下、お読みにならないでください。とにかく、本当にすんばらしかったから、それだけはお伝えします!

サヨナラショーだけで、一つの優れたショーとして成立しうるような本当に素敵なショーでした。これは、もう劇場のみならずライブビューイングでもぜひぜひぜひご覧下さい。

やっぱり、まぁ様ってすごい!歌もダンスも。それぞれの演目を最初に拝見した時より、ぐんぐん表現も技術も進化されているように拝見しました。

りりしくて、かっこよくて、軽やかで、優雅で、茶目っ気があって、キュートで、チャーミングで、爽やかで。そこに加わる宙組の爽快で豪華なコーラス。素晴らしいショーでした。

 

以下、ネタバレありです!また、メモを取っていたわけではないので、順番や内容は間違いもあると思います。記憶のみですのでご容赦ください。

寿組長さんによるまぁ様の経歴ご紹介が映像とともに終わり、準備が整った舞台は青い光。その中に・・・。

キタわーーー! まぁ様長髪ラダメス様がーーー!!

その後、これでもかこれでもかとまぁ様主演作品の名場面が・・。

素晴らしすぎて順番はもう覚えてないし、どの歌かはできるだけ避けますが、以下のまぁ様がぎゅぎゅぎゅっと拝見できるのですよーーー!(涙)

まぁ様超お徳詰め合わせセットかっ?!てんですよ! ←喜びのあまり謎に切れるmiyakogu、落ち着いて。

 

「王家に捧ぐ歌」からラダメス ←博多座ラダメスを経てからのまぁ様ラダメスに再会できて胸熱!

・愛ちゃんと瀬音リサさん、彩花まりさん、涼華まやさん、伶美うららさん4人のご退団の娘役さんが「ビバフェスタ」の主題歌を軽快に。

「ビバ・フェスタ」からソーラン宙組 ←劇場中、ヒューヒューの大盛り上がりです。涙ものの楽しさ。客席降りのまぁ様に大歓声です!!後を継ぐ真風さんが残って再度盛り上げるのも本公演と一緒です。

「Top Hat」からジェリー ←ここから黒燕尾で、本当にまぁ様が優雅でかっこよくてチャーミングで素敵でした。涙出そう。瀬音 リサさん、彩花まりさん、涼華まやさんの3人をお相手に優雅に優しく。

・伶美うららさんとお二人の場面はおそらく「翼ある人々」ですよね。何かに憧れるような探しているようなまぁ様の表情、うららさんの優しげな表情が素敵でした。

「メランコリック・ジゴロ」からダニエル、真風さんスタンがカバン持って登場で盛り上がる大劇場。まぁまかコンビも私は見納めです(のはず)。

・楽しかった!「王妃の館」からまさかの北白川先生も。黒燕尾の右京先生に早見君がご登場でお水を持ってこられます。爆笑でした。なぜか真風さんスタンも加わって、ぷぷぷ。←詳しくは劇場、ライブビューイングでご確認くださいね!

・さて、北白川さんではじけた後!!一瞬の暗転の後に「エリザベート」からトートです。階段を登り、美しい背中を見せた後に振り返り、「最後のダンス」を歌いあげるまぁ様トート。黒燕尾で短髪のまぁ様トート閣下。意外性に満ち、かつ素敵でした。

・「Hot Eyes!!」から全国ツアーでも伶美うららさんが歌われた「Loving Eyes」の場面を、瀬音 リサさん、彩花まりさん、涼華 まやさんと一緒に。瀬音さん、彩花さんの歌声も堪能です。

・その後だったか、このあたりになるともう感動のあまり記憶がないのですが、「シェイクスピア」から主題歌を。まぁ様が金色のお衣装で皆様が男役さんは黒燕尾、娘役さんは白いドレス。組子の皆様をぐるっと振り返るまぁ様、胸に手をあてて答えていく皆様。確か、この場面だと思うのですが、リズムに乗って出てくる組子の皆様が真風さん筆頭に黒燕尾でノリノリだったのがツボりました。かわいかった!

 

ああ、もう! 素晴らしかった、本当に素晴らしかった。

いつもできるだけ、何がどう素晴らしかったかを言葉を尽くしてお伝えしようとしている当ブログですが、さすがにもう「素晴らしかった」としかお伝えできません。それくらい素晴らしかったのです。一つのショーとして成立できるほどに。

細かなツボでは、汗に濡れたまぁ様の襟足の髪が少しカールしているのがキュート!かわいいなぁ、まぁ様は。また、金色のお衣装では深くVに開いた胸元をついガン見するmiyakogu。胸元に流れる一筋の汗・・。

ああ、もう! まぁ様は素敵な男役さんで、理想の彼氏で、宙の太陽で、繊細な青年で、そしてやっぱりほっそりとした美しい女性なのですね。素晴らしかった!

 

最後に、ショー「クラシカル・ビジュー」のリフトは振り付けが変わっていました。変わった後の振り付けもまた美しかったです。

「クラシカル・ビジュー」黒燕尾からの素晴らしい展開もさらに迫力増し。まぁ様が男役さん群舞での最後の方、おそらく体力が尽きそうになる中、こみ上げる思いをこらえておられるのか(もしかすると痛みなのか)、何かに耐える表情の中、それでも笑顔を見せてくださっているお姿を観て涙、涙、涙です。全体的に、お芝居もショーも「宙組のもの」になっていました。ここに来てぐっと素晴らしく仕上げてくるのも宙組さんのお力だと思います。

明日ご観劇の方も、ライブビューイングをご覧になる方も、どうぞご期待ください。東宝組の皆様も、ご観劇を楽しみにお待ちください。本当に素敵だから!

ふぅ、今日の「言の葉」はとりあえずここまでです。思いは尽きないけれどね!