代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

月組・All for One 感想1 アクションのわくわく、恋のどきどき! 王道上質エンターテインメント

皆さま、こんにちは。本日は宝塚大劇場にて、初日開けてすぐの月組「All for One ~ダルタニアンと太陽王~」11時公演を観劇してきましたので、その感想をお届けします!

ネットの記事等で既にネタバレもしているようですが、既にtwitterで出ている点は少しネタバレしつつ、肝心の点は書かずに感想を書いてみますね。

実は、パンフレットであっさりと、かなりネタバレしています(^^)。また、劇が始まってすぐにあっさりと第一のネタバレはしています。

ただ、おばちゃんな、これだけは書かせて!

「珠城りょう&愛希れいかがこの夏送る、連発キスシーン!劇場にGo!!」について書く以上、ほのかにネタバレしています。お嫌な方はお読みにならないでくださいね

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最新感想はこちら。守り守られることの喜びが恋になること、「惚れてまうやろーー」の珠城りょうさんの背中についての記事です。よろしければ、どうぞ!(^^)

http://mothercoenote.hatenablog.com/entry/2017/07/31/194337

 

1.小池先生の中の少女

小池先生の心の中には少女が住んでおられるのだろうなあと、「Puck」と今作品を拝見して思いました。どうやら、その少女は私の心の中の少女と響きあうものがあるようです。

多分、誰も泣いておられないであろう場面で涙ぐむmiyakogu。

愛希れいかさん演じるルイ14世が「もし私が女の子なら」と歌われる場面。少女時代に、むしろ少年のように生きていたmiyakoguにはぎゅいーーんとくる場面でした。そういう少女にも、心の奥深くにはふわふわしたお洒落や恋への憧れがあるのですね。皆さまの周りにも、そういう素直になれない少しぶっきらばうな強がりな女子がおられると思います。

なぜ、小池先生はそういう少女の心がわかるのだろう?そして、なぜ愛希れいかさんはこの学年でも、その繊細な憧れを表現することができるのでしょう?驚きました。

小池先生の詩は「女の子ってこういうもんなんでしょう?」という詩ではなく、自身がそういう少女であるかのような詩なのです。

実はこの歌は、物語を貫く一つの重要な設定でもあります。後に出会うルイーズが少女でいられるように、ダルタニアンとルイーズが共に生きることができるように、ダルタニアンは動くのです。

音楽も流れがよく、舞台装置もぐんぐん使われ、衣装もばっちり。私は本日2階席から拝見していましたが、セリがあがり下がりのダイナッミックな演出です。

効果的に使われているサウンドエフェクトもぜひお楽しみください。「サウンドプログラマー」として上田秀夫さんのお名前があがっています。マントも剣も効果音が付くのですよ。

 

2.珠城りょうさんのダルタニアン

ぐーーんと真ん中の力が増しておられ、伸び伸びと楽しんで演じておられます。

「激情」初日で観たひりひりとするような必死さ、「アーサー王」で拝見した王の孤独、「グランドホテル」の切なさ。それらとはまた違う魅力を発揮されています。

今作品では、珠城りょうさんは恵まれた体躯を活かし剣をさばき、舞台の上で魅力的に躍動されています。

王に忠誠を誓う銃士であり、田舎から出てきた愚直さを持ちながらも、まっすぐな正義感と自分の故郷への誇りを感じさせる好青年。無自覚イケメンさんですから、ルイーズも恋に落ちるわね・・・。

 

そいでねぇ・・・。小池先生のキスシーンの新たなミューズなのかしら?!

壁ドンに加えて、キスシーン連発なんですけれど、キスシーン。ばんばんばんばん!!(机をたたきまくるmiyakogu)

2回目のキスシーン。心の準備ができていなかったmiyakogu、「ひっ」と小さく叫んだことをここに告白いたします。すみませんでした。

キスシーン=男役さんの背中というわけで、斜めにキスをする珠ちゃんの背中を何回も観られるわけですよ、フィナーレ含めてね!ばんばんばんばん!!

後、壁は意外にあちこちキーになるから要チェックね。ドーーンと来るから!

劇場へGoです!! フィナーレについては感想2で書く!

 

3.愛希れいかさんのルイ14世と・・

登場された場面の第一声を聞いて驚きました。少し高めながらも、見事に男役さんの声でした。元男役さんならではの、ちゃぴさんの資質を活かした設定と演技です。もちろん、外見は思いきっりキュートなルイ14世です。

一方、とびっきりキュートでピンクで金髪でおリボンのルイーズ。「めぐり合いは再び」で夢咲ねねさんが演じられたシルヴィアのよう、超絶かわいい。パンフレットにもその掲載がありますが、ぜひご覧下さい。

この学年でこのキュートさ。驚きました。どういう設定かは、ご観劇でお楽しみくださいね。うふふ。

 

3.三銃士の皆さま

美弥るりかさんのアラミスは女性にもてもての銃士であり修道士。修道士に戻って懺悔が大人気というシーンが楽しいみやるりさんです。そこに来る珠ちゃんダルタニアンとの掛け合いも笑いました。フィナーレでは男役さん群舞のセンターを軽やかにセクシーに。

宇月颯さんのアトスは銃士の中の重鎮であり幽閉されているボーフォール公とのつながありがある人物。冷静沈着なお髭長髪のクールなイケメン。かっこよすぎるやろ!!ボーフォール公は光月るうさんが品と落ち着きを持った演技を見せておられます。

暁千星さんのポルトスは大酒飲みで力持ち。剣戟の一座に入って、タイタンの役を生き生きと。伸び伸びとした身体が映えます。この剣戟の一座にmiyakogu一押しの風間柚乃さんがおられるので、ぜひ観てね(それほどセリフはありませんが)。

三銃士が集まる酒場の主人が輝城みつるさん。黒髪のこれまたイケメンさん、退団が惜しまれます・・。

銃士も、相対する護衛隊も、王宮を守るスペイン兵の皆さまも、まぁ、あっちこっちに下級生さんのイケメンさんがぞろぞろぞろぞろ。衣装がかっこいいので、イケメンも映えるのですが皆さまの髪型の工夫、剣さばきもかっこよかった!月組さんのビジュアル力が、なんだかぐんとアップされているように思いました。

 

4.マザラン側と王家の皆さま

マザラン枢機卿をお芝居をびしっと締める一樹千尋さんが重厚に。

マザランの甥のフィリップの紫門ゆりやさん、同じく甥のベルナルドの月城かなとさん、姪っ子達はマザラン一家のために動きます。

マザランご本人と比べると、少ーーしばかり戦略不足かな?(^^)。きゃぁきゃあと動き回る姪っ子ちゃんたちも、早乙女わかばさん筆頭に美人さん、かわいこさんぞろいです。

王妃アンヌ(ルイ14世の母であり摂政ですね)を憧花ゆりのさん。最後の決断のセリフに重みがあります。

ルイ14世のいとこで10歳年下のルイを狙っているのがモンパンシェ公爵夫人の沙央くらまさん。色っぽくて、楽しくって最高でした。

スペインからルイに嫁いでくるスペイン王女マリア・テレサが海乃美月さん。はっちゃけた王女を堂々と。

 

このメンバーの中で舞台をもっていったのは、月城かなとさんと沙央くらまさんかな。

月城かなとさんは珠ちゃんと二人で戦う場面あり、爆笑場面ありで楽しかったなぁ。「るろうに剣心」の蒼紫再び?!と「ローマの休日」マリオ役で鍛えた大真面目なのにおかしい?というのがミックスされて、ファンはくすっと来ます。特に剣心の方。ぜひご確認ください。

沙央くらまさんは、ある場面でばーーんとおみ脚をお出しになって、歌う踊るで見せ場です。色っぽくてキュート。彼女は悪役ではなく、舞台に楽しくもコケティッシュな色を添えておられますよ。

 

5.安心してお勧めできる上質エンターテインメント

あー、楽しかった。

結構べたな展開の王道ですが、それ故に物語の流れに身を委ね、舞台と皆さまのかっこよさとキュートさを純粋に楽しめるのです。何も考えずに。終演後に「あー楽しかった」と気分よく帰ることができる夏休みにふさわしい上質なエンターテインメント。

ただし!そこを支えているのは豪華な舞台美術、衣装、音楽、サウンドエフェクト、歌唱、ダンスです。さすが小池先生。見事な総合芸術としての「ミュージカル」でした。

 

旦那さまも、息子さんも、男友達も、興味のある友人も安心して誘える一夏のエンターテインメント。ご観劇をどうぞお楽しみください。

15時公演のご招待客様のために待機されていたある企業のおじさまに遭遇。「評判いいみたいやね」とわくわくされていました。「珠城りょう?」とおっしゃったので、間髪入れずに「よろしくお願いします!」とご挨拶しておきました。

月組さんの”きらきら”が、熱をもったセクシーさや爽快な華やかさへと進化している気がいたしました。

珠ちゃんの「ひょぇぇーーーー!」というセクシー・フィナーレについては感想その2で語りますわ!!心の声だだ漏れでね。今、声枯れしておりまして「出来るだけ話さないでください」とお医者様にも言われているのですが、「心の声」を文字でなら大丈夫でしょう(^^)

書きました。感想2はこちらです。

月組・All for One 感想2 誘惑のフィナーレ、珠城りょうさんのぎらっとした素敵オーラに撃沈(≧∀≦) - 代取マザー、時々おとめ

辛口旦那はんも楽しみました!という男性目線の感想記事はこちら。よろしければどうぞ!

月組・All for One 男性目線感想 辛口旦那さんも楽しんだ、宝塚版三銃士のスピード感 - 代取マザー、時々おとめ