代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。twitterは@miyakogu5。

梅芸・宙組WSS 感想2 真風さんがかっこいい!愛ちゃんベルナルドの色気と桜木さんのいい女っぷり

皆さま、こんばんは。正直、miyakogu@アラフィフおばちゃんは今、とっても眠い!しかし、感想2を書いてからでないと寝られないので、がんばる!!

※感想1はこちら

mothercoenote.hatenablog.com

 

3.とにかく真風さんがかっこいい!

ここはね、miyakogu心の声で行くわ、ばんっ!(注 立ち上がっている)

真風さんがとにかくかっこいい!!!!!そしてかわいい!!!

なーーにが、「ドク、俺、恋してるんだよ」ですかっての、ばんばんばんばん!

私が一番好きな真風さんは、「戦争」の打ち合わせをしているジェッツ団にやってくる際のブルーのシャツに緩めたネクタイ、濃紺おズボンのシーンです。

下町の青年ちゃうやん、エリートリーマンやん!脚が長すぎるやん、完璧な後ろ姿やん。うん、もうそれでいいの、宝塚だから、そしてかっこいいから。

その真風さんが金髪の前髪を横に流しておられるのですが、左からみた横顔がツボすぎて泣きそう。

どこに立っていてもぴっかぴっかと輝いて、あーもう、宝塚の男役トップスターですわ!!!という完璧な舞台姿。驚くほどです。主役の人なんだなぁ、やっぱり。

「Somewhere」のシーンでの憧れに満ちて空を見上げるような真風さん。夢見るような姿は美しい説得力がありました。

後ね、皆様、これだけは言うておく!ばんばんばんっ!

25ans 宝塚宙組Special Editionの真風さん表紙がね、プログラムの中に宣伝かねて入っているから!お得やから!

 

4.愛月ひかるさんのベルナルド

濃厚な色気ぷんぷんの色黒で黒髪のベルナルドでした。さすが愛ちゃんです。

登場シーンの迫力とまぁ、脚が長いこと!立っているだけで「こいつはヤバい!」というのが伝わってくる迫力があります。

ききちゃんのベルナルドはどこかやさぐれていて、目がヤバいベルナルドでした。

愛ちゃんのベルナルドは色気むんむんで、プエルト・リコのおそらくは男性優位な社会を象徴するかのようなベルナルドでした。ただ、だからこそマリーアを守るのは兄である自分の役目だと強く信じているのが伝わります。

家父長的な世界観を示すような目と立ち姿。お見事でした。

 

5.桜木みなとさんのアニータ

なるほど、と感心いたしました。

まかまどのお芝居がぐんっと良くなっているのもあるのですが、桜木みなとさんのアニータは主役をサポートするアニータ、からっと明るくセクシーでマリーアを妹のようにかわいがっていて、米国に馴染んだ(つもりの)アニータでした。

からっと明るいいい女。家族の中にこういう女性がいると、風通しがいいだろうと思わせる魅力的なずんちゃんのアニータ。

米国社会に来て第二世代の移民のように思えました。プエルト・リコより米国にもう重心が移っているアニータです。

和希そらさんのアニータはもっと土の匂いがするような肉感的な魅力があり、第一世代の移民で、プエルト・リコに心を残したアニータだったと思います。そらちゃんは声がセクシーなのですね。そもそも。

一方、桜木みなとさんは私にとっては不思議なジェンヌさんで、映像でみた時、より一層ぴかぴかと輝くような魅力のある方です。

そう、ずんちゃんは光の要素が強いのです。そらさんのアニータはもっと土の要素が強いアニータで、どちらも魅力的なアニータでした。

歌・演技・ダンス、両者劣らず。

ダンスの切れの違いではそらさんかな?と思いますし、重要な脇役として少し控えた演技という意味ではずんちゃんかなと思いました。

明るくてきっぷの良いいい女のずんちゃんアニータだからこそ、より一層、ジェッツ団のたまり場であるドクの店に行った際に乱暴を受けてしまうシーンの憎しみ、哀しみが伝わってきます。そのシーンはうん、あまり見たくないものですが、ちょっと短くなってかな・・。物語において重要なシーンだともちろん理解しております。

 

6.澄輝さやとさんのリフ

金髪でめっっちゃかっこいい、めっちゃ綺麗なあっきーさん。

パーティのシーンで、水色のジャケットを着ておられるのですが、似合い過ぎてどこの王子のお忍びシーンですかっての?という感じです。

ただ、目が憎しみの強い思いに満ちる時、ロイヤルあっきーさんが不思議と下町に生きる鬱屈した思いを抱える少年に見えました。

彼女自身が持つ品と、憎しみに満ちた強い目。それが宝塚歌劇団というこの作品からは遠い世界とジェッツ団が生きる社会をつないでるように思えました。

国際フォーラムでずんちゃんがリードして歌う「Cool」は、クールであることを楽しんでいるようでした。それに対して、澄輝さやとさんが歌う「Cool」は憎しみを押さえようとする自制の意志が強く感じられた「Cool」でした。

 

7.蒼羽りくさんのチノ

もうね、私miyakoguはですね、カミングアウトしますとね。

蒼羽りくさんが好きなんですよーーーーー!!!(miyakogu心の声、若干気は多いのは確か)

私は背が高くて、ダンスが綺麗で、暖かみを感じさせる演技と声の人が好きなんですが、蒼羽りくちゃんはその通りなんです。「相続人の肖像」の白いフロックコート、ちぢれ毛前髪、その時に発した「ねえさん、踊ろっ」時代からずっと注目していて、群舞の時は真風さんとりくちゃんを観ているのですだーーー!

チノ、ええわぁ。

マリーアをダンスパーティに連れていって楽しそうに二人で話し、大事そうに見守っているチノ。

それまでベルナルドの死を告げることをためらっていたのに、マリーアをトニーに取られたことがわかったとたん、マリーアの上着を奪い取り、マリーアに兄・ベルナルドの死とトニーが刺したことを告げる怒りに満ちた声。

フィナーレでセンターで踊る蒼羽りくさん。

うん、いい!! ←miyakoguさん、眠いんですね?語彙力が急激に低下していますよ?

でもいいの、いいもんはいい!

 

以上、感想をお届けしました。週末に家族でもう一度観ますので、改めて感想はお届けしますね。ふうぅ、おやすみなさい!