代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。朝夏まなとさん退団後のロスから、少し息を吹き返し中。

宙組・天河/シトラスの風 感想 サンライズの意味と真風さんの癒しの風について考えた(^^)

皆さま、こんにちは。爽やかな新緑の週末、お元気ですか?この時期の日中は少し暑いけれど爽やかな気候が一番好きです。こちらは大阪都心の公園。新緑が綺麗でした。

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さて、昨日土曜日、宙組公演を観劇してまいりました。実は今日も行くけどね。へっへっへ。←3月に3枚、チケットを手放した分、浮かれているとご理解ください。

月曜日が千秋楽ですので、真風さんロックオンで観劇しました。やや後方ですがセンター席でしたので、オペラ越しの勘違い目線でし・あ・わ・せでしたーーーっ!ええねん、勘違いでも。スターさんはそう思わせてなんぼ!

 

1.天は赤い河のほとりへの率直感想

さて。率直に申し上げますと「天は赤い河のほとり」は、原作を読まずに観劇した方がいいかもしれません。はい。

あくまで個人の感想ですが、篠原先生に敬意を表するためにほぼ1万円を投じて原作を購入、数回読んだ上でそう思いました。原作漫画は後半になるにつれ壮大かつ見事な歴史ロマンとなり、闘う少女の成長と二人の愛が伝わってきました。ぜひお芝居を観てから、原作漫画もお読みください。

原作ファンの皆さまは、「名場面と名セリフをいくつか散りばめた外伝的な何か」として宝塚ならではのビジュアルや豪華な衣装、迫力ある音楽と舞台装置を中心に、お楽しみいただければ嬉しく思います。

宝塚版舞台は一つの物語としてちゃんとまとまっていて、カイルとユーリの対極にあるナキアとウルヒの物語が少年少女時代を含めて見事ではあるのです。ユーリを取り合うカイルとラムセスの展開に?、カイルに「会いたかった!」と走り寄るユーリに??が浮かぶくらいのことは宝塚お約束とご理解ください。

※まどかちゃんは好きです。早口になりがちなセリフも落ち着いてきましたよ。

 

また、出ておられる時間は短いのですが、澄輝さやとさんが演じておられるネフェルティティはお見事です。こちらは原作以上の威厳と迫力。セリフの声の明晰さと迫力がお見事です。

原作を読んでからご覧になると、ザナンザの桜木みなとさん、カッシュの和希そらさん、目が見えない設定のネビスの結乃かなりさん(カイルの姉で高位の神官)をはじめ、演者の工夫がわかるという楽しみがありますが、今度は舞台が物足りなくなる側面があります。

原作28巻ですからね、無理があるのは当然、皆さま、よくがんばっておられますよ、本当に。小柳先生もご苦労があっただろうとしのばれます・・。

 

2.サンライズの意味

さて、本日の主題は天河ではなく、「シトラスの風」のサンライズの場面についてです。あの新しい歌を歌いこなされた時、この「シトラスの風 ~Sunrise~」は完成すると私は思っておりました。

真風さんは、大劇場公演終盤の土曜日、ゆったりと大きな自信をもって真ん中に立っておられ、すくっと立つ姿からは強いオーラを感じました。

この歌いにくそうな歌も迫力を持って歌っておられます。途中から歌を引き継がれる芹香斗亜さんが当初から歌いこなしていてくださったこともあり、新生・宙組の「サンライズ」、一定の完成をみたと思います。迫力は今後さらに増すでしょう。期待しています。※2番手さんの歌がいい、というのも幕間聞こえてきましたよ~。

 

今日、歌詞を聞いていて思ったことは「日はまた昇る」についてです。

太陽は沈み、また昇ります。ただ、この歌詞にある「日」というのは、ひょっとしてまぁ様のことだったのかなと。←既に同様に思われた方も当然、一杯おられるでしょうね(^^)。

朝夏まなとさんは「宙の太陽」と称された見事なトップスターさんでした。まぁ様の退団、それは宙組にとってファンにとって、太陽が沈んでしまったようなことだったのですね。

しかし、大丈夫だよ、タイプは違うけれど宙組には真風という新しい日が昇るんだよ、そういう岡田先生からのメッセージを頂戴したような気持ちになったのです(涙)。

私はこの「シトラスの風」の華やかで多彩な色彩が好きです。新しく追加されたSoul Spiritsに漂う哀感も見事でした。この場面のラスト、ポーズを決めた宙組のダンス上手さんたちの計算された見事な構図。美しい音楽とともに、ぜひご覧ください。

また、古くさいと言われるかもしれませんが、「ステート・フェア」の場面の星風まどかさんは激かわ!!!超絶かわ!!!ここの真風さんは長身の育ちのいいアメリカ青年という感じで、優しいまなざしでまどかちゃんを包み込みマックス!!!

もう、見るだけで「きゃーー!」となる宝塚にしかない”夢”でしょう。

今時、ドラマにも映画にも登場しない、クラシカルにまっすぐなロマンチック王道。こんなもん、宝塚以外、他で観られますかっての?! ←落ち着いて、miyaoguさん。

 

昨日の貸し切り公演、お芝居への客席の反応は若干微妙ではなかったかと思います。幕間では、名前が多すぎて話がわからなかったわ、という声が聞こえてきました。まぁなぁぁーー、シュッピルリウマ1世やもんなぁ・・。

しかし、お隣にお座りだった男性客も思わず拍手されたように、さすがに明日へのエナジーの熱量は客席を揺さぶったようで、ショーの後は皆さま、満足そうでした。良かった、良かった。

実はその微妙だったお芝居の途中、空気をぐっと変えたように思ったのが風馬翔さんのタロスの演技です。「力だぁーー!」とものすごい形相と豊かな声量で歌われた時、客席の集中度があがったように思いました。純矢さん、澄輝さん、松風さん、凛城さん、美月さんをはじめ、こういう上級生さんが複数名おられることも今の宙組の力だろうと、私は思います。今回、下級生さんのご活躍も光りますね!

多様な多彩なメンバーの力に支えられて、日はまた昇り、輝いています。東京でお待ちの皆さま、どうぞお楽しみに。

 

3.浄化する癒しの風

うちの中学生娘が先日、観劇後につぶやいたのは「シトラスの風を観ていると浄化されるように思う」ということ。←あんた、中学生にして既に浄化が必要とは・・。

中学生娘ですら浄化されるなら、miyakogu@アラフィフ大阪のおばちゃんへの浄化作用は絶大なるものがあります!

月組「BADDY」は、私たちの心の底にしまいこんだ叫びを解放するようなショーでした。

宙組「シトラスの風」は、私たちの心の中にある純粋で美しいものに優しく触れるようなショーだと私は思います。絵本や古い映画でみた夢のようなワンシーンがリアルに立ち上がり、その登場人物と優しく交流しているような。

真風さんは、「歌劇」で言葉を寄せられた小池先生には「静謐なカリスマ」と、上田久美子先生には「トトロのよう」と評されておられました。

朝夏まなとさんから吹く「シトラスの風」は、ノーブルで清新な爽やかな風だったように思います。明るく私たちを励ましてくれるような。

真風涼帆さんから吹く「シトラスの風」は、優しくそよぐ暖かな春風のように思えました。おおらかに私たちを包み込んでくれるような。

真風さんは色気のある目線とシャープな外見を持ちながら、どこかおおらかでゆったりとした癒しを感じさせる面も本質的にお持ちなのだと思います。「ステート・フェア」でまどかちゃんの目を優しく覗き込む微笑み。いつまでも見ていたいような優しさでした。

というわけで、いい!!!ってことです。

ま、一行で言えますわね。おほほ。でも、それがどういうことなのか、言葉で表現したい妙な欲があるおばちゃんなの、miyakoguは!(^^)

では、午後観劇、行ってまいりまーーす。

朝夏まなとさんMANA-ism 大阪初日感想 まぁ様はファンを照らす灯台のようでした

皆さま、こんばんは。お元気ですか?朝夏まなとさんのコンサート「MANA-ism」大阪初日から何とか生還いたしました。←息も絶え絶え。

本日は雪組トップスターの望海風斗さん、花組の瀬戸かずやさんもご観劇です。

こちらはロビーに飾られていた「宙組生一同」からのお花です!(≧∇≦) f:id:miyakogu:20180419235131j:plain

1.美しく、かっこよく、かわいいパンフレット

帰宅後、塾のため同行できなかった中学生娘とパンフレットを一緒に詳しく見て、「かっこいい」と「かわいい」の嵐に飲み込まれるmiyakogu母娘、あーーー!!(注 奇声)

そして袋綴じを慎重にぴりぴりと破ると、そこには・・!(≧∇≦)

まぁ様が片目ウィンクで唇に人差し指で「秘密だよ」という感じの写真がまずあり、そこから袋綴じになっているのですね。そして、袋綴じのまぁ様のお美しくもかっこよくも色っぽくもかわいい写真に「あーーー!!」となって、ぱたっと閉じると、「きゃはっ」という表情のまぁ様のお写真が再び。

翻弄しおってからに!!!(注 喜んでいる)

というパンフレットなので、皆様、ぜひご購入を。カバーをはずしてひっくり返すと美青年まぁ様のながーーーーい脚のお写真が。

私はカバーをはずした表紙のモノトーンの写真が実は一番好きです。ヨーロッパ映画に登場する美青年のよう。あの人、「ベニスに死す」に出れるわ!

私、客席でお隣になったお二人連れに「ほれほれ」とパンフをお見せしたところ(もちろん丁寧な口調でね!)、お帰り時には「私、パンフ買うわ。写真集みたいなもんやもんね」となっておられました。

まぁ様、miyakogu、1冊パンフを売ってきました!! ←何の報告?

 

2.まぁ様の歌の多彩な表情に驚き

まぁ様の曲ごとにくるくると変わる表情が見事でした。お顔の表情だけではないのです。全身の佇まい、声も含めた表情、表現のすべてがどんどん切り替わるのですね。

暗転し、まぁ様が舞台に登場、薄暗い中でうつむくシルエットから既に物語が伝わってくるかのような場面がありました。あ、と思うと物語に引き込まれていくのです。

お隣の方々もおっしゃってたのですが、「綺麗で、長身で、歌えて、ダンスが上手い。三拍子そろったこんなスター、なかなかいないわ!」と、私もそう思います。

なんというか、全身が説得力を持つのです。まぁ様は。大きな目も、長身も、長い手足も、美しいスタイルも伸びやかな声も、表情も。男役であらねばならぬという気迫から、解き放たれたような軽やかさと柔らかさが素敵でした。

まぁ様のミュージカルでのご活躍を期待できると確信した場面がいくつかありました。

私が記憶している限りでは、1幕のラテンの音楽の場面。インタビューでまぁ様も語っておられますが、「女性の気怠さや情念」を感じさせるような楽曲での、官能的な表情にはどきどきさせらました。少し目を細めた気怠そうな表情がまさに「女性の色気」。

そう思っていたら、堂々と「誰も寝てはならぬ」を朗々と。そして、「王家に捧ぐ歌」の主題歌へ。博多座のまぁ様の歌唱もすばらしいものがありましたが、さらに。何というか、青年将軍ではなく、平和を願う強い女性の軍神が歌うかのような力強さがあったのです。

圧巻だったなと思ったのが、「ジキルとハイド」からの2曲。2曲目は日本公演では通常歌われないとのことでした。

ミュージカルの名曲を集めたタイプのガラコンサートにおいて、その曲だけで心が大きく動かされるレベルまでいくことは、私の経験からはあまりありません。ただ、稀にそういう歌唱に出会うことがあります。たとえば、シンシア・エリヴォさんが歌われた「カラー・パープル」のような。

今回のまぁ様の歌にはその力を感じました。私は「ジキルとハイド」を見たことがないのですが、まぁ様からは物語が伝わり瞬時に引き込まれ、勝手に涙が出たのです。

自分でも意外でしたが、宝塚の楽曲を歌ってくださったことに対して感動で涙するのではなく、まぁ様が新しく切り拓こうとされているミュージカルの歌に自然と涙したのです。

ああ、まぁ様はもう既に「ネクスト・ステージ」に入っていかれたのだと、進み続けるまぁ様の強さを感じた瞬間でもありました。

 

3.灯台のようなまぁ様

輝くばかりに美しいなと思ったのは、2幕で白いお衣装で出てこられた時です。丈の長い白いジャケットを翻し、長い手足で自在に、軽やかに、時に風のように滑らかに、時に茶目っ気たっぷりに楽しそうに踊るまぁ様。ダンスの力も健在でした。

宝塚時代からの楽曲と、これからまぁ様が歌われるであろうミュージカルの楽曲。これらをくるくると、そのたびに見事に全身の表情を変えて歌うまぁ様。

加えて写真集のようなパンフレットで見られる様々なまぁ様の表情とスタイルを見て思ったこと。

それは・・、まぁ様の中には、

美しい青年の凛々しさも憂いも、

強い女性の色気もかっこよさも

お茶目な人としてのかわいさも軽やかさも

元トップスターとしての変わらないまっすぐな爽やかさも素敵さも

楽曲を歌う中でみられた寄る辺ない少女の繊細も純粋さも

そのすべてがあるのです。ぶつからずに共存しているのです。そして、場面が変わればすっと、全身の立ち姿すらそのように見えるという不思議さ。

この方は素晴らしいミュージカル女優になられる大きな可能性を存分に持った方だと確信しました。元トップスターという肩書を既に超えて、その世界に旅立っておられると思います。

真っ白で輝くばかりの背の高いまぁ様。まぁ様については宝塚時代、(物理的に)大きい女性だなぁと思ったことはあまりなく、きゃしゃな方だと思っていました。多分、隣に真風さんがいたからかもしれません・・。

けれど、本日、舞台の上で宝塚以外の演者の皆さまと一緒に立たれる姿を見ていると、そのスタイルがとんでもなく美しいのだと改めて思いました。

白く輝くようなまぁ様は、遠くからもその強い光が見える灯台のようでした。

ファンの心のよりどころであり、自分がくじけそうになった時に叱咤してくれるような光を常に灯したまぁ様。そして、もしも仮に灯台が嵐に襲われたなら、私たちは必死でその灯火を守るでしょう。

私たちファンの心をずっと照らし続けてくれるだろう、灯台のようなヒーロー。まぁ様の存在とはそういうものではないかと、本日思いました。

まぁ様、ネクスト・ステージへの船出。おめでとうございます!

不肖miyakogu、小さな船に自分の花を数輪抱えて、灯台を目印に私も航海を続けますね。

宙組 まぁ様とみりおんちゃんがご観劇と聞いて・・、ジェンヌさんの存在の謎

皆さま、こんばんは。お元気ですか?

私は案外、多忙です。本日はある地域の地元有力者の皆さまとフルコースのランチをいただき地方政治について議論し、夕方はある方からお呼び出しがかかり、大阪経済について熱く語りあいました。割と多忙で真面目でお堅い日々を送っています。

しかし、帰りの電車にて・・。

ま、ま、まぁ様がみりおんちゃんと宙組を観劇ーーーーっ?!

ま、ま、真風さんがアマポーラでまぁ様にウィンク?!おまけに、フィナーレ、ハの字眉で降りてきたとなぁーーーー?!←多分、泣いておられるまぁ様を見て泣きそうになっておられたのでしょうか・・(涙)

 

狼狽しました。皆さまのtweetを見ただけで既に涙目です。

そこから起動するmiyakogu妄想脳・・。見えます、見えてきました!←落ち着いて、miyakoguさん・・?

真風さんがおっきな体でぽろぽろ泣きながら、「まぁーー様ーーーっ」って抱きつくんですよ。(きっと)

それでまぁ様も泣いておられるのだけれど、あまりに真風さんが泣くので、笑い泣きになって、顔を覗き込んで頭ぽんぽんとかするんですよ。(きっと)

で、真風さんはそれでまた泣いちゃうんですよ、おっきいのに!

横でもらい泣きするみりおんちゃんと、直立不動のまどかちゃんまで見えます、見えます!

あーーーー(泣)。

真風さん、強い目で公演をされていますよね。今でこそ。

でもあの方、これまで新人公演、バウ、シアタードラマシティと数々のご挨拶で下向いて泣いてこられた方ですよね。もうぅーーーー!こっちまで泣くわ!

 

なぜ私たちファンは、見てもいない光景が見え ←皆さんとは限りませんよ、miyakoguさん?モモさんとか、パプリカさんとかくらいかもですよ?

そして、なぜ自分のことのように好きなスターさんの心境を想像しただけで涙目になるのでしょうか?

まったくの謎です。

結婚していても家庭でまったく問題にならない、少女時代のような純粋でいて安全な片思いの”恋”なのでしょうか?

宝塚歌劇のファンになってほぼ5年。謎は解けたようで解けません。

うちの旦那はんは、毎週末、真風さんのお披露目公演を観に行く私に少しあきれております。が、うちの中学生娘が説明してくれました。

「あんなぁ、お父さん、贔屓のお披露目公演の意味がわかってなかったみたい。だから、説明しといた」

ありがとうね。で、なんて?

「何人か孫がいて、初めて一人めの孫が結婚するみたいなもんってね」

ほぅ!ありがとうよ、娘。そうかぁ、どっちかというと、”孫愛”やったんか・・。

皆さまのジェンヌさんへの想いとは何でしょうか?また機会があればお教えくださいね!

宙組・天は赤い河のほとり/シトラスの風 感想は続くよ! 真風さんの強さと宙組の強さ

皆さま、お元気でしたか?桜の季節から今は新緑の季節へ移りゆく時期です。

こちらは本日打ち合わせ前に通りかかった公園のメタセコイアの緑。ゆるぎないまっすぐな大きさ、爽やかな風。今、新トップスターとしてお披露目公演を成功させつつある真風涼帆さんの大きさと爽やかな勢いを感じさせるものがありました。

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1.真風さんの強さ

初日開けてすぐ、2日目の午前公演を観劇したときのこと。意外に思われるかもしれないことを少し書きます。

お披露目を祝う気持ちとともに、今だから言えますが、お芝居とショーの所々に、朝夏まなとさんがおられない寂しさと”穴”を感じました。

勢いを増してこられた今の宙組さんですが、朝夏まなとさんが太陽のように率いてこられた勢いと爽やかな熱さをこのまま維持できるだろうか?真風さんの時代に違う魅力を創り上げることができるだろうか?

失礼を承知で正直申し上げますと、「少し危ういな」と思ったのです。壮大な長編原作を圧縮したゆえの展開の速さやダイジェスト版的な浅さを時に感じるとはいえ、宙組の皆さまは”きちんと”物語を成立させ、ショーでは迫力のコーラスを響かせておられました。

けれど、まぁ様の輝くような求心力がない中、今日、一杯一杯に見えるこの組の力をどのように維持できるか、真風さんの時代にどのような新たな魅力を打ち出すことができるだろうかと少しばかり危惧したのです。

 

しかしながら。ばんっ!!(立ち上がるmiyakogu)

皆さまーーー!!!(≧∇≦) 3月16日の開幕から3週間が経過、真風さんと星風まどかさん、そして宙組の皆さまは、素晴らしく輝きと熱さを増す方に行ってくださいました。そのことを確認できて本当に嬉しかったのです!

中でも、真風さんの輝きはひいき目以上に、とても大きく強いものになっていました。圧倒されたほどです。お茶会での真風さんの静かな自信を拝見して、あ、もう大丈夫だと確信はしておりましたが、正直、ここまでの迫力を出してこられるとは思っていませんでした。

4月15日15時公演、真風さんからは何かが炸裂していたと思います。

強い歌声、強い目線、自分と組の力への強い信頼。舞台の真風さんからは大いなる「強さ」を感じました。

歌声とセリフがより安定され、その分、より繊細なお芝居、ショーの表情を出されていると思います。

カイルの強さがそのまま真風さんの強さに、Soul Spiritsで踊る青年の哀愁はそのまま真風さんの哀愁に。役の魅力がそのまま真風さんの魅力となって、力となって、強さとなっていると感じました。

私は星組さんを宝塚大劇場のロミジュリから観始めた浅いファンです。もしかしたら的外れかもしれませんが、真風さんの強い目に、柚希礼音さんの堂々たる男役像に共通する強さを感じました。

ロング・インタビューでも繰り返し真風さんが語られていた柚希さん。柚希さんとともに出られた武道館の映像を拝見したとき、そうか、この人が星組時代に経験されてきた蓄積、経験の地層は相当な厚みがあるのだと改めて気づかされました。

その真風さんがロング・インタビューの中ではっきりと言われた「宙組を思う気持ちは誰にも負けない」という言葉の強さと熱さ。ああ、真風さんはこういう強い思いをストレートに出される方になられたと喜ぶとともに、その気持ちを昨日の舞台からまっすぐに受け止めることができました。真風さんは今、トップスターとしてとても強い目をされていると思います。

ただでさえ大きな真風さんの美しい舞台姿。そこに劇場の端までストレートに届く強さが加わり、かつ、岡田先生が語られたとおりの哀愁があるのです。

太陽のようだった朝夏まなとさんとはまた違う大きさ。小池先生が「歌劇」で形容されたとおり、「静謐なカリスマ」を感じさせる強さが舞台にありました。本当に嬉しく思います。

 

2.舞台を支える宙組の強さ

昨日の舞台からは、下級生さんも上級生さんも演じることを、ショーで激しく踊ることを精一杯にとても楽しんで、発散されていることがよく伝わってきました。

たとえば。愛海ひかるさんが演じたティト。目を惹く方だなと、全国ツアー「バレンジアの熱い花」で泥棒(正義の味方的)の一味をされていた時から思っていました。

泉から出てきたユーリに驚くティトが、舞台の床をばんばん叩いて驚く表現。私たちはここで物語に一気に引き込まれます。彼女は小柄を強みに、少年のティトをめりはりのきいた体の動きとともに見せてくださいます。セリフもとても上手い!「神々の土地」では優希しおんさんの活躍をおおーと拝見しましたが、愛海さんもとても楽しみな方。センターブロックに座っていた中学生娘は、ロケットでウィンクをもらった!と主張しておりまーーす。(そのあたり一帯ね!勘違いでもいいねん、この際。)

ぐっとお芝居を締めるナキア皇太后の純矢ちとせさんと、専科からご出演の星条海斗さんが演じるウルヒ。「なぜ、幸せはこの手からこぼれる・・」とナキアがウルヒにすがるように近づこうとするとき、ウルヒが身を避けうつむいてしまうシーン、泣きました。ショーでは、おばちゃんな、星条海斗さんとばりばり目が合って、あわわーーです。(勘違いでもいい!、この際。)

ザナンザの桜木みなとさんも。原作ではカイル皇子の異母弟・ザナンザ皇子はユーリに恋をしますが、舞台でははっきりは描かれてはいません。けれど、王宮での祝宴で踊るカイルとユーリのうち、ずんちゃんのザナンザ皇子はずっとユーリを切ない目で見つめています。こういうところが、お芝居の質を少しずつあげて、その集大成が舞台の力になるのかと思わされます。

クルヌギアでの皆さまも。ぽりぽりと体を掻いて、不衛生な風も吹かない場所だと感じさせる囚人達の演技。そして、一人背を向けて座る風馬翔さんのタロスの迫力。こういう方がおられると、舞台がぐっと締まるのですね。

※あ、ここで一つ情報お願いします!クルヌギアで上手端におられる短髪無精ひげのイケメンさん。あの方、どなた?!おばちゃんに教えて!(〃∇〃)←わかりましたので、落ち着いて。

あとね、クルヌギアの皆さま、なーーんか楽しそうよね?あれ、一緒に踊ってみたくなりますわ。エジプトのラムセス邸の母上と姉上たちもです。

ネフェルティティの澄輝さやとさんとトトメスの松風輝さんも、絶妙なコンビです。あっきーさんは迫力が増しておられ、一人生きてきた強さを感じさせました。また、まっぷーさんは「陛下、王太后陛下」と呼びかけるだけで、なぜ二人の間にある信頼感を瞬時に伝えることができるのでしょうか?あの方、素晴らしいですわ!

ユーリは、二人の「后の先輩たち」との対峙することによって、大きく成長したと言えます。「こうはならない!」というモデルと敵対したことにより、彼女は「自分がどうありたいか」を見出します。

「綺麗ごとでは済まない」というネフェルティティに対しては、「綺麗ごとでやってみたい」と。そして、原作ではナキアに対して「わたしはあなた以上の、いいえ、あなたとまったく違うタワナアンナを目指します!!」と宣言して。(出典:篠原千絵氏「天は赤い河のほとり」)

後の方のセリフこそありませんが、舞台の限られた時間の中で小柳先生が戴冠式の直前に「二人の皇女」という場面をつくられたのは、二人と出会ったからこそのユーリの成長があったと原作から感じられたからではないかと、私は考えます。おそらく、よりくっきりとユーリの成長を描けると。

星風まどかさんのユーリはセリフの緩急が以前より出てきておられます。私は全国ツアーの「Hot Eyes!!」でぷりっとしたキュートなまどかちゃんが朝夏まなとさんと組んではつらつと踊っておられる場面が好きで、ショーのまどかさんがとても好きなのです。「ノスタルジア」での強い目の彼女を観ると、いける!ユーリの原作のあの強い目、戦いと悲しみを乗り越えてきた透徹した強い目をお出しになれるはずだと、今後に期待しています。

 

真風さんの強さを感じた公演、宙組さんの伸びようとする強さを感じた日曜日の舞台でした。

静謐なカリスマ。宙の太陽だった朝夏まなとさんとは異なる個性を持つ真風さんが、トップスターとして星風まどかさん&宙組の皆さまと歩み始めた”未来への旅路”。

その軌跡をこれからも楽しみに応援したいと思います。

 

そうそう、原作のセルト姫のビジュアルの方は愛白もあさんかな?と把握しました。←違っていたら教えてくださいね。

あ、皆様、クルヌギアのあの短髪の方の情報よろしくね!それからさぁ、ミタンニに美形がいるでしょ、美形が?!エジプトとの闘いで旗持って上手で降ってる子、あのイケメンさんの情報もどうぞよろしく!(〃∇〃) 

↑ miyaokguさん、あなた熱く語っておいて、結局、美形が多いから楽しいと、そういうことじゃないの?! 自問自答中ではあります(^^) 

宙組・天は赤い河のほとり 原作を読んで振り返る宝塚版舞台への感想

皆さま、お元気でしたか?こちらは近くの噴水の水面に浮かぶ桜の花びら。現在、宝塚大劇場で上演中の「天は赤い河のほとり」の赤い河ではなく、「薄紅の流れ」です。綺麗でした。

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さて、仕事も山場を終えまして、のんびり週末を過ごしておりますので、ここは一つ!先日、文庫版で全16巻になる原作漫画・篠原千絵先生「天は赤い河のほとり」を読んだ上で、宝塚の舞台について振り返ってみたいと思います。この時を待っててんよ、おばちゃんな!以下はいろいろネタバレしていますので、お嫌な方はお読みにならないでくださいね。

※補足しましたが、原作のみにしか登場しないエピソードも多いため、ご注意くださいね.ジュダ皇子との話やウルヒによる王宮に乗り込んでの宦官証言等の緊迫した場面は舞台にはございません。時間のご都合だと思います。

 

1.ビジュアル再現度は高く、工夫も一杯

まずこれは宝塚ならではの最大の強みですが、とても再現度の高いビジュアルです。長身でほっそりとしたシャープなお顔立ちのトップスター・真風涼帆さんが古代ヒッタイト王国の第3皇子カイルを演じておられます。

真風さんの持ち味は王者としての堂々たる存在感とそこはかとなく漂う色気(駄々もれ?)。

原作でもカイル皇子は色気満載ショットを繰り出し、あつーーいキスを頻繁に、ベッドシーンも・・・、きゃぁ!! ←いい大人なんだから、落ち着いて、miyakoguさん。

真風さんは2日目に観劇した時よりも、さらに顔がシャープになられていて、カイル皇子により近づいておられます。

原作ではナキア皇太后の差し金で、カイル皇子の後宮に美しい姫が集められるのですが、その中には過去にカイル皇子が通った前提のセルト姫も。

最初の方で出てこられる「姫様方」の中に、このセルト姫そっくりにビジュアルを作りこまれている方がおられます。どなただろう?お分かりになる方、また教えてくださいね。

カイル皇子の側近の一人、和希そらさんが演じておられるカッシュもそうです。原作の中で、ウルスラという女性がある過程を経てユーリに心酔し侍女として仕えます。

宝塚舞台版ではカイル皇子のティトが、カイルの身代わりとなり処刑されますが、原作ではウルスラが。ウルスラとカッシュの間には恋があり、処刑される前に忍び込んだカッシュにウルスラは長い黒髪を切って渡します。その髪を編んだ髪飾りをカッシュは途中からつけておられるかと思います。舞台には登場していないのに。

ナキア皇太后の髪型再現度も半端ありません。美しくカールさせ結い上げた髪、お見事でした。

もちろん、原作ファンならではのこだわりが感じられる愛月ひかるさんの黒太子マッティワザは完璧!一番再現度が高い人物でしょう。とってもかっこいいのです!

miyakoguのツボにはまったお一人は、ミッタンナムワの留依蒔世さんの再現度。絵的にもですが、そういう人でしょうねという熱さが伝わってきました。

双子のリュイ(水音志保さん)とシャラ(花宮沙羅さん)のお二人のコミカルな動きもとても楽しいものがありました。

 

2.ルサファの物語

原作には非常に魅力的なキャラクターが登場し、上記に取り上げたウルスラとカッシュのような濃いサイドストーリーが一杯あります。

舞台には取り上げられなかった最大の要素がルサファ。宝塚の舞台ではダンスの綺麗な蒼羽りくさんが、原作と同じく黒髪で演じておられます。

ルサファはカイル皇子の側近ですがユーリに憧れに満ちた恋をし、ナキア皇太后と側近の神官・ウルヒに心を操られた時ですらユーリに危害を加えることはありませんでした。彼の深い慕情は原作後半の魅力的な要素です。

ルサファは戦場からヒッタイトに帰るユーリを守りますが、海に一緒に流されエジプトにたどり着きラムセスに助けてもらいます。

ユーリの無事をヒッタイトに伝えるためにエジプトから抜け出す時、ラムセスに秘かに送り出されるのですが、いずれもユーリを愛する二人。一方はカイルに忠誠を誓い、一方はカイルに不思議なライバル心を持つ二人の原作の場面はなかなか粋でした。

最後の最後、ルサファはナキア皇太后の刃からユーリを守りきり命を落とします。

このルサファがとっても切ないのです!彼はユーリ一筋。そのお話は残念ながらばっさりと舞台には登場していません。時間がないでしょうねぇ。

 

3.ナキア皇太后 VS カイル皇子とユーリ

原作において、大きな対立は2つあります。表向きはエジプトとヒッタイト。しかし、一番の大きな対立はヒッタイト国内、自分の子・ジュダ皇子を皇位につけたいナキアとカイル皇子の争いなのですね。

子を持つ前にカイル皇子(皇帝になっています)が亡くなれば、ナキア皇太后の思いどおりになります。そこであの手、この手の陰謀を神官ウルヒとともに繰り出すナキア皇太后。これがまぁ、わっるいし、執念深いし、腹黒いし、まぁ、あかんのですよ、本当に腹立ちます。

しかし・・。文庫版の16巻、本当に最後の方で、彼女の執念は明かされます。売られたように没落したバビロニアからヒッタイト王に嫁ぎ、執念でのし上がってきた彼女にとって、聡明な母を持ちはじめから世継ぎと認められ、宮廷でぬくぬくと育ってきた(ように見える)カイル皇子ほど憎い存在はないのです。

耐え忍んだ年月、彼女にとって唯一の心の支えであった北の国から売られてきた金髪の神官・ウルヒと同じ髪を持つジュダ皇子。その皇子を何としてでも皇位にというのは、彼女とウルヒの間の「愛」なのです。

ナキア皇太后を私が嫌いになり切れなかったのは、ジュダ皇子の存在です。まぁ、ええ子なんよ、原作でも!聡明で少し弱そうですが、とても優しい。ナキア皇太后にも良き面があったはずだと思わせる存在です。

しかし、原作では争いを好まず、自分の器を見極める聡明さを持ったジュダ皇子は自害しようとした後、自分は皇位継承権を放棄すると宣言します。きっぱりと。※ただし、このジュダ皇子の物語も宝塚版舞台ではほぼ出てきません。

その時、ナキアが受ける衝撃。

死ぬような思いをして、ここまで来たのに。原作ではその時、ウルヒは自害し、もういません。その瞬間、感情を失ったように描かれているナキアの瞳。その脳裏に浮かんだのはただ一人、ウルヒでした。その絵の切なさ・・。

ジュダ皇子は母であるナキアをいっそ!と刺そうとしますが、憎くてたまらないにも関わらず、ユーリはとっさに止めます。カイル皇子は処罰は元老院・皇帝・皇妃のみが定めると宣言し、その場を納めます。たとえ皇帝であっても、恣意的な処罰は同じことの繰り返し、それでは平和な国は築けないからですね。

元老院は極刑を望みますが、皇帝と最後に皇妃となるユーリの判断でナキアの処遇が決まる場面。ユーリは脳裏をよぎるルサファの死を思いつつ、カイル皇子の提案した流刑に賛成し、ここであの「ありがとうございました」があるのです。

ナキアとの闘いを終えて、ナキアに深々と頭を下げて礼を言う、万感の思いを込めた静かな礼の言葉・・。ここは、漫画原作が目、顔の素晴らしい表情から「すべて終わった」という万感の思いを伝えてきます。

 

4.ユーリを後少しだけ

小柳先生。この壮大な原作を1時間半にぎゅっと詰め込み、素晴らしい舞台をつくりあげてくださって本当にありがとうございます。ただ、原作のナキアの最後があまりに素晴らしく、演じる純矢ちとせさんが素晴らしく、子ども時代を演じる華妃まいあさんと真名瀬みらさんが素晴らしく、上記の「ありがとうございました」の場面を含め、星風まどかさんの演技がやや弱く見えました。

ビジュアルは完璧に可愛らしく歌もダンスもお上手。大変な逸材の娘役さんです。若くしてトップ娘役さんになられて本当にお大変でしょうし、熱演されています。

小柳先生、後、本当に後もう少しだけ、何とかなりませんでしょうか?

生意気言って本当にすみません。「だよ!」というのは原作どおりの語尾ですものね。ただ、突然巻き込まれた古代、唯一頼れそうな人物に「ごまかすなっ!」って、きんきん言いますでしょうか・・。

元気でお転婆でという路線を行こうとされたのは、とてもよくわかります。等身大の少女が巻き込まれて真風カイル皇子に愛される。何て素敵でしょうか?!

星風さんがおそらく本来お持ちであろう落ち着いた芯の強い面が、早口のセリフと荒い口調のセリフのために、損なわれているようで残念に思いました。本当は日本に帰りたい、家族に会いたいという気持ちを乗り越えて、「帰らない」と決めた場面のまどかちゃんの演技は泣けました。

葛藤を見せる時間がないんですよね。

ユーリの葛藤と成長物語を見せるにはものすごーーい時間が必要ですものね・・。中でも、ユーリにとって大きなできごとであった初めての妊娠とその悲しい結末は、女性観客が圧倒的に多い宝塚の舞台では扱えなかっただろうと理解しておりますし、扱ってほしくはありません・・。

現在の姿が、多分、試行錯誤の末、ぎりぎりでたどりついたものなんだろうなぁ・・。

 

5.ラムセスはすごい!

原作でラムセスは砂漠でユーリに出会い、ヒッタイトに届けます。その後、自分がエジプト王の地位を狙うとき、妻にふさわしいと見込んだユーリを何度もカイル皇子から強奪します。つかまえて連れていくのですね。強引に。

子を宿したユーリをナキア皇太后が陰謀で亡き者にしようとしたとき、逃げるユーリ一団の船が、ウルヒの策略により破壊されます。ユーリは海に流され、ルサファが命がけで助け、偶然、エジプト側の船に助けられます。

その時、ルサファがラムセスに何とか伝え、ラムセスが駆け付け手厚く看護してくれるのです。粘り強く嫁にしようとしながらね。

宝塚の舞台で芹香斗亜さんが演じておられるラムセスはすごいわぁ、強引でかつ厚顔、大胆不敵でまったくあきらめない。この時に滞在していたのがエジプトのラムセス邸で、お母さんや大勢のお姉さんが登場します。※宝塚の舞台では、子どもの話はでてきませんので、普通に保護されていて元気です。

ここをコミカルに舞台化されたのはさすが小柳先生でした。「俺の嫁になれよsong」、すごいわ!歌うキキちゃんもお見事です! ←miyakoguさん、そんなタイトルじゃないみたいですよ?

ラムセスとカイル皇子は戦争のライバルであり、ユーリを巡るライバルでもあります。

ラムセスは絶好調のカイル皇子と真っ向から勝負したいのだと言い、カイル皇子は持つ権限の違いで勝っただけだと見抜いています。※これも原作にある主人公達の独白で、舞台では語られていません

だからこそ、彼らは素手で勝負しようとするのですね。

宝塚ではそこを見事に銀橋で演じることで、迫力満点で見せてくれます。また、ここのキキちゃんの負けそうになってゆがんだ表情がええんやって!あの人、かっこいいわぁ。真風さんファンでも思わず見とれました。

男と男として素で向かいあいたいという闘争心。それは友情のようでもありました。カイル皇子の王者としてのノーブルさと冷静さ、ラムセス将軍の鋭い賢さと強さ。

見事に舞台化されていて、感動です。

 

6.神官ウルヒもまた切ない

星斗海斗さんが美しく演じておられる神官・ウルヒは原作漫画でも超絶美形です。カイル&ユーリの立場からみると、超絶腹立つ存在でもあります。まぁ、腹黒いわ、残酷やわ、謀略をつくすわ・・。

ただ、時折挟み込まれるナキアの回想。明らかになるウルヒの凄絶な過去・・。

これは原作のみですが、ジュダ皇子が皇帝の子ではなく、見事な金髪が共通するウルヒとの子ではないのか?とナキア皇太后が追い詰められたとき、宦官であることを証言するために彼は王宮に現れ、原作ではそこで自害します。

宝塚の舞台ではナキア皇太后とともに流刑になり、穏やかな愛のある人生を送れそうな余韻を残します。ここは希望を持たせてくれました。ありがとう、小柳先生。

原作では、自害する直前、兵に囲まれたウルヒはナキアを人質に時間を稼ぐのですが、その時初めてウルヒはナキアに触れるのですね。何という切なさ・・。その前に、ジュダ皇子本人から自分の父ではないのか?と問い詰められたとき、ウルヒは「本当にそうだったら、ナキア様とあなたを連れてとっくに逃げています」と初めて本心を明かします。ここは本当に切ない場面でした。※こちらも原作のみです。

文庫版15巻、16巻まで到達してはじめてわかったナキアとウルヒの切ない恋でした。

 

7.カイルとユーリの二人だけの王国

カイルは自分が良き皇帝となるために、皇帝に望まれるのと同等な人的資質を備えた皇妃を探して、突然現れたユーリにその資質を見出します。

ユーリは現代的な感覚で、負傷兵の衛生状態を改善し、女性を大切にし、おかしいことをおかしいと言い、敵をも味方につけます。原作はそこが描かれているため納得感があります。そうか、その現代っ子らしい大胆さの表れが「だよ」というフランクな語尾なのかもしれませんね。

ユーリは家族を思い出しつつ、彼に愛され彼を理解するほど、そばにいたいと思うようになります。

戦争と陰謀との闘いに明け暮れる中、ただ二人でいる夜のひと時だけが、義務を忘れて、彼らが真に自由に生きることができた時間だったのかと、わかりました。

最初はおばちゃんもな、きゃぁーー、エッろ!もう、エッチー?!(〃∇〃)と思いつつ、がん見で読んでいたわけです。しかし、途中から、夜の性愛のひとときだけがカイルとユーリにとって二人だけでいられる王国なのだと気づきました。

皆さま、単なるサービスショットではなかったのです。ええですか?!(〃∇〃)

 

ふぅぅ。長くなりました。明日15時公演で再度確認してまいります。

主に真風さんの王者の風格とだだ洩れの色気を。熱いキスシーンとか!(〃∇〃)←miyaokoguさん、あなたせっかく美しくまとめたのに、結局、それ?!ええ、それ!

天河・真風茶感想 楽しかった、輝いていた真風さん!深みのある声の闘いの報告

皆さま、こんばんは。お元気でしたか?

私miyakogu、「天は赤い河のほとり」全巻を一夜で読破し(深夜2時半までかかりました、ばか・・)、その後、再びお仕事にまい進し、昨日、ようやく一連の波を乗り切りました。ふぅぅっと。そこで、本日は!

日曜日に参加してきました真風涼帆さんのお茶会についてレポしておきますねーー!twitterにご報告は一杯あがってますが、twitterをご利用されていない方も多いと思いますのでお届けしまーーす。

入口の装飾は桜を豪華に。真風さんのお席の装飾はこちらの赤い薔薇でした。赤い河ですね!

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会場は一杯で、熱気がむんむん。あまりの人数の多さで真ん中のお立ち台はつくれず。私が前回参加させていただいたのは「ヴァンパイア・サクセション」の時でしたが、確実に参加者が増えておられます。

 

真風さんが登場されると、もちろん皆様、きゃぁーーー!!(≧∇≦) テンションあがる、あがる。

会場をぐるりと通路を通って歩いていかれる真風さん。金色がかった栗色の髪がきらめいて美しい!真風さんは長身でいらっしゃるので、どこからでも見えるのが嬉しいですねぇ。すっとして、とてもかっこいい真風皇子です。

真風さんのお話をひたすら皆で聞き、笑い、眺め、握手できる!なんという幸せな時間!(涙)

素化粧の真風さんはお顔はほっそりと小さく、お肌はつるっと、髪の流れがとても綺麗で、眺めるだけで価値がありますわ。

 

1.楽しかったエピソード

真風さんのお話で楽しかったのは、主に以下の点でした。もっと一杯あるけれどね!

天河の原作ファンは愛月ひかるさんに加えて凛城きらさんも。お二人、というか主に愛ちゃんが漫画原作を開いて「こうやってください」と突き付けてくるらしい・・!

愛ちゃん、ありがとう。おばちゃん、応援してるからね。WSS、楽しみにしていますね(^^)。

 

・大笑いだったのは、黒太子(マッティワザ)を演じる愛月ひかるさんと風馬翔さんのエピソード。マッティワザ愛ちゃんが、額に黒玻璃の飾りをつけたまま、休憩されていたらしいのですが、「これは空港の保安検査場で絶対ひっかかる」と皆さんでわいわいされていた時のこと。少しお時間にまだ余裕があったようで、始まる小芝居。

そりゃぁ、風馬さんがおられたらおもしろくなるでしょう!しかもタカラジェンヌによる本格小芝居ですもの。

ぴーーと鳴って、靴ですかねぇ→愛ちゃんがわざわざブーツを脱ぐから始まり、「違いますねぇ」と徐々に上へ。最後に額の黒玻璃がぴーとなって、「あぁ、これかぁ!」と気づいた体での小芝居をされていたそうです。ぷぷぷ。最初からそこでしょう!さすが、かける先輩。好きです!(^^)

 

・身体に悪いとわかっていてもやってしまうこと、何かありますか?との質問に対して、「夜中にカップラーメン」とのご回答。しーんとした後、ざわつく会場です。

え?どう思われてるんですか?食べますよ、ラーメンという感じの真風さん。ラーメン、お好きですものね。でもカップラーメンを夜中に真風さんが?!という驚きはやっぱりありますよね。グラフでも「人じゃないように思われるみたいで」と語られていましたが、普通の人に思われたいのかな?(^^)

真風さん、本当は阿蘇の山にひそんでいた背が高く美しい謎の一族の末裔なんでしょう?!おばちゃん、知ってるで!(≧∇≦) ←大津町ですよ、miyakoguさん?冷静に。

 

星風まどかちゃんのお話になった時に、「今日はオロナミンCもらいました。お茶会、がんばってこいよということかなと。あ、そういう言い方ではないですけどね。」と。そうかぁ、オロナミンCも星組さん時代から愛飲されていましたものね。まどかちゃん、ありがとうね!

でも、そうおっしゃってないにせよ、もしも「がんばってこいよ」という男前な雰囲気もあるまどかちゃんだとしたら、何だかおもしろいコンビのような気もします(^^)。お二人がどうなっていかれるのか、楽しみですね。

 

最大に聞いている方がひゃーー?!となったのはスカイツリーのエピソードです。ご自分の動画を撮ろうと順番を待っておられた真風さん。また、ご自分の等身大パネルと写真を撮ってみようと思われた真風さん。

いずれも明らかに真風さんファン(真風さんグッズのスマホケース着用だったようです)が延々と熱心に撮り続け、遂にご自分では撮れず・・。もしも自分だったら?!と血の気が引いた方が多数おられたのではないかと思います。

真風さんと至近距離で、真風さん実物に気づかずに、動画とパネルに熱中だなんて(^^)。

でも、大丈夫です、お心当たりの方。だって、「あー、好いてくださっているんだなぁ」と後ろから真風さんに見つめられていたんですから?!

順番待ちをされていたということは「まだかなぁ」と何回も見られたんですよ?真風さんに。なので、良し!といたましょう!←精一杯の慰めでーす(^^)。

そして、何と言っても真風さんには申し訳ないのですが、Good Job!です。だって、「好いてくださっているんだなぁ」という真風さん語録を増やしてくださったのですから。ぷぷぷ(^^)。

あの方、何気に古風な言葉遣いですよね。あんなに3世代先の人類モデル?!という容姿なのに。好いてますよ、好いてますとも!と思われたファンの方、多数続出だったと思います。

スカイツリーは強力に推しておられました。夜景と宝塚、ゴージャス×ゴージャスという表現をされていました。宝塚はゴージャスなんですね。

 

.ツボったしぐさ

何気にmiyakoguのツボを直撃したのは、真風さんが膝をばんばんたたいて笑われるところです。

おっさん?!さすが男役さんですね。(最初の「お」と最後の「ん」だけ共通しています(^^))

 

3.少女漫画セリフとの格闘

原作者の篠原千絵先生が「このようなセリフが合う人がいたとは!それは真風さん」と納得されているご様子のtweetを拝見しました。原作者から太鼓判をもらっているにも関わらず、新人公演を観てこんなセリフを言ってるのかぁと愕然とされたそうですが、皆さんから「ぴったりです」と励まされたそう。

大丈夫でーーす!2.5次元の異空間にちゃぁんと、真風さんの超絶ビジュアルとともに収まっておりますので、どうぞご安心を!と会場中のファンが思ったと思います。

初見から、大真面目に何一つ疑問に思わず観劇してましたよ(^^)。うん。

 

4.握手待ちを盛り上げるドラマティクな音楽!

今回の「天は赤い河のほとり」のテーマ曲。開幕直後に始まるところから、物語が水の流れ、うねりのように感じられてとても好きです。

その曲が握手を待っている間、ずっと流れておりまして。まるで真風さんの握手に立ち向かう(?)我々を鼓舞しているような盛り上がりを楽曲から感じましたよ(^^)。立ち向かい、もちろん全敗する我々です!

 

5.真風さんに感じた深み

tweetもしたのですが、WSSで低音を訓練されたのか、声に落ち着きと深みが増しておられたように私は思いました。以前に参加させてもらったお茶会では、真風さんはまだ声が高かったと思うのですね。

でも、これだけの大人数を前に終始落ち着いて話し続ける真風さん。私が感じたのは声の変化でしたが、それは声だけでないと思うのです。

「天は赤い河のほとり」の原作を全巻読んで私が感じたのは、きゅんきゅんのセリフやカイルとユーリの恋物語以上に、カイル皇子の王としての覚悟と風格でした。

カイル皇子はユーリを深く愛するのですが、その背景には彼の王としての孤独があります。王として生きる自分の皇妃もまた、王に求められるのと同等の人的資格を備えた人物ではならないと探し続けたカイル皇子が見つけたユーリ。

そして、ユーリも古代ヒッタイトに生きる中でどんどん変わり、いくつもの大きな悲しみを乗り越え成長し、カイル皇子との愛とヒッタイトの国を大切に生きようとします。(原作漫画の中で、妊娠していたユーリは海に流されて女性としてとても辛い経験をします・・。そこを助けるのがラムセスです。)

カイル皇子はユーリを深く愛しつつ、ユーリが果たしてそういう人物かを見極める冷静な目も持ち続けています。なるほど!と原作を読んで思いました。

自分自身と、愛に葛藤しながらも自分を取り巻く状況を客観的に見つめることができるカイル皇子の冷静さは、実は真風さんと共通しているのではないかと思います。

今回のお茶会で落ち着いて終始冷静に、聞いている方には楽しく面白く、公演のエピソードを話してくださった真風さんにも同じ風を感じました。何というか、戦場から途中で少し帰ってきた将の戦況報告を聞いているような、そんな印象があったのです。ちょっと武士が入っているような。

後半になるほど壮大な深みを増す原作。その原作をわずか1時間半に閉じ込めた舞台で生きるのは、まさに闘いだろうと思います。

本当は、日本酒か何かでいい感じに酔っておられるとさらに楽しいお話なんだろうなぁと思ったり(^^)。本人は淡々と話し続けるのだけれど、妙におかしい、そういう人おられるじゃないですか?(^^)

やっぱり宙組8世でなく、宙組8代目が似合うような(^^)、そんな真風さんでした。

 

では明日、観劇してきます!

※さりげなく入れ込むmiyakogu。明日?そう、明日!わはははーーー!

宙組・天は赤い河のほとり 全巻読もうではありませんか?!原作を!

読みました、書きました!よろしければどうぞ。
mothercoenote.hatenablog.com


皆さま、こんばんは。桜舞い散る季節、お元気ですか?

さて、4月。
皆さま、それが私miyakoguにとって何を意味するか、ご存知ですか?

わーっはっはっは(//∇//)

注 喜びのあまり理性を失っている。

真風さん御披露目公演、日曜日にようやく二回目の観劇ができたのですよ!これから毎週末、おばちゃん絶対に観劇するで!

日曜日に観劇した際、「天は赤い河のほとり」のオープニング時点で既にテンションMAX!拍手をしまくるmiyakogu。後で中学生娘にこう言われましたよーー(^^)

「お母さんはさぁ、この公演の観劇感想の記事、いつもより客観性に欠けてるよね?😒」

おおーー、厳しい指摘です・・💦💦
しかし。

ばんっっっ!
ええか、娘よ。人生には客観性なんてくそっ食らえよ!という瞬間があるのだよ。そして、それは今。

宝塚を好きになった最大原因の真風さんのトップ御披露目公演。
今、客観性を失わいで、いつ失うってんですかっての?!わーっはっはっは(//∇//)
注 激務を乗り越え、テンションMAXなので放っておいてあげて下さいね(^^)

そして、真風さんお茶会に備えて早めに退社し美容室の後、ある決意を持って大型書店を訪れるmiyakogu。

そこには。
ペカーーっと光輝くコーナーがーー!(//∇//)
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まさにヅカヲタほいほい。自主的にほいほいされるmiyakogu、全巻、レジに積み上げました(^^)

私miyakoguはーー、
今回、文庫版にして16巻あるこの原作を1時間半に圧縮して舞台化することをお許しいただいた原作者・篠原千絵先生に感謝を表するためにーー、
そして、舞台化された小柳先生に敬意を表するためにーー、
今から全巻読破に挑むことをーー
ここに表明いたしまーーす!(キリッ)

全体的に割とばか(^^)
理性なんて、くそっ食らえよ!

静かなる努力の人・真風涼帆さん、Marisol2018年2月号ライター石井様へのお礼を込めて

皆さま、こんばんは。お元気でしたか?年度末を乗り切ったmiyakoguです。うちの役員仲間と本日は「俺たち、がんばったよね!」飲み会をしてきました。本当にお客様にも会社のみんなにも感謝です。ありがとう(T-T)

こちらは帰り道のお月さまと満開の桜。美しい春の夜です。

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私miyakogu、この忙しい時期、宙組のチケットを2回、娘とヅカ仲間に譲りました。そう、2回見逃しているわけですよ!!真風さんのお披露目公演を!!(T-T)

でも負けないわ。だって、アラフィフだもん。

  4月になれば~、4月になれば~♪

注 チケットを握りしめて立ち上がりながら、「明日になれば~」の音楽でお願いします。

 

さて、皆様。ばんっ!!(立ち上がるmiyakogu)

本日、私は熱い記事を書くのですよ!ばんばんばんっ!!仕事は終わり、熱燗も飲んできた。わっはっはーーですよ!

(ただ今、中学生娘からはアップする前に読ませろとの指示あり。酔っぱらっているといつもよりやや挑発的になるから、とのことです。。。)

 

私が本日書きたいこと。それは真風涼帆さんのMarisol2018年2月号の記事についてです。Marisol onlineに掲載され、RiNさんがリツィートしてくださったおかげで気づきました。RiNさん、ありがとうね。

そして、この記事の取材・文を担当してくださったライターの石井美輪様、本当にありがとうございます。とてもとても素敵な記事でした。感動しました。

記事はこちらです。

marisol.hpplus.jp

 

高身長、肩幅、長い脚、切れ長の目、面長の顔、独特の色気。

下級生の頃から立ち姿だけでも漂っていた謎の真ん中感。

それだけ男役さんとして恵まれた資質を持ちつつ、お芝居も歌もなかなか厳しかった下級生さん時代。「熊本の片田舎から」出てきて、とご本人がこのインタビューで語っておられるとおり、入団後、おそらくは相当のコンプレックスに悩まれてきただろうと思います。資質に恵まれているだけに余計に・・。

記事にありますとおり、

「悩み迷った時期を経てたどりついたのが「不安を打ち消すのは稽古しかない」という答え。」

出典:Marisol2018年2月号、文・石井美輪氏 太文字・色付け部分はmiyakoguによる、以下同。

 

私は、大阪である分野のコンサルティング会社の社長をしています。(ようやく、少しは恥ずかしがらずに言えるようになりました(^^)。正確にはやや異なる業種なのですが、ぼかしています)

コンサルタントという職種は、組織の上層の方を含め多様な方に会うことが多く、大阪経済界の端っこに出入りしていると、当然ながら宝塚歌劇団の運営母体でいらっしゃる企業の方々にも出会います。経営のお立場から見ておられる方、歌劇団に出向されて母体に戻ってこられた方、現在も宝塚大劇場の中でご勤務されている方に出会ったり。

その中で、真風さんについて間接的にですがわかってきたことがあります。

それは、真風さんが大いなる努力を重ねて、大変な稽古を重ねてここまで来られたということ。歌の上達にみられるように。

 

 

Marisolのインタビュー記事(WSSの前にされたもの)で、私が一番感動したのは以下です。著作権法の許すであろう範囲で、一部引用させていただきます。

「当時、上級生が投げかけてくれた「今を生きることに集中しなさい」という言葉。今を積み重ねた先に未来は存在する、そこにどれだけ熱量を注ぐかで未来は変わるその歩み方はずっと変わらない。」

出典:Marisol2018年2月号、文・石井美輪氏

 

この上級生さんとは、星組のおそらくは柚希礼音さん、あるいは安蘭けいさんではないかと推察いたします。この記事を読んで思い出したのは私の大学時代の恩師のことです。

ある分野の大御所であったその先生は「未来は計画できる」という信念の方でした。当時、「未来なんて予測もできない、まして計画できるとは、とても思えません。本当にそうでしょうか?」と疑問を投げかけた私に、返ってきたのは以下の答えでした。

「未来はもちろん予測なんてできません。どうなるかなんて誰にもわからない。」

「けれど、その未来を創り出す可能性があるのは、”今、どう考え行動するか”、その意志をどう持つかです。

 

真風さんは静かにその努力を続けてこられた方だと私は拝見しています。

誰もどう演じていいかわからなかったであろう宝塚版「ロミオとジュリエット」の「死」を見事に演じてみせた力。

そのベースの上でのトップに至るまでの努力と、トップスターとしての強い意志。

私は真風さんの今のゆるぎない姿から、その背景に蓄積されてきたであろう努力と意思を感じます。

お歌は歌上手のスターさんに比べたら不十分でしょう。歌声が好きではない方や、大柄ゆえにややゆったりとなりがちな動きがお好きでない方もおられるでしょう。トップコンビが合っていないように思われる方もおられるでしょう。そういう面は部分的には確かにあると冷静に私も思います。

しかし、それでもなお。私は真風さんが舞台に賭けてこられた膨大な静かな努力に最大の敬意を払いたいと思います。

私が宝塚歌劇団の舞台で観たいのは、舞台に賭けておられる真摯な姿と宝塚にしかない煌めきだからです。

そして、真風さんには男役として理想的なビジュアルがあります。そのビジュアルも才能であり、磨き上げてこられたのは努力だと、私は思います。

お披露目公演、チケットも売れて本当に良かった!宝塚大劇場の平日を支えるオールドファンの方が、私の周りではいつも以上に複数回観劇されています。そういう方がtwitterやブログで何か発信される訳ではありませんが、静かなる熱気を観客側にも感じます。舞台の熱量は観客にも伝染するのです。

朝夏まなとさんトップ時代、宙組はとても素敵な爽やかでいて熱い組になっていったと私は思います。その熱がどうぞ続きますように。

 

真風涼帆さん、お披露目、本当におめでとうございます。

そして、Marisolのこの記事を書いて下さった石井美輪様、本当にありがとうございました。大阪のおばちゃんから、心よりお礼申し上げます。

NHK BS様の宙組「クラシカル・ビジュー」神アングルに呼吸困難、月組制作発表に翻弄される・・

皆さま、こんばんは・・(息も絶え絶え)

中学生娘と全力疾走でNHK BS放送宙組「クラシカル・ビジュー」の録画放送を視聴いたしました。

TV前に正座、場面ごとやまぁ様のどや顔が映るたびに娘と一緒にTVに向かって拍手、ウィンクに射抜かれ、真風さんの手がまぁ様の胸を抱え込んだ瞬間のクローズアップで二人そろって「あーーー!」、奇声を上げて倒れこみました。

まぁ様がまぶしい!

ついでに、銀橋の歌い継ぎ含め宙組の皆さまのお歌もろもろもクリアに聞こえるように処理されている?!

 

TV視聴だけでこれほど疲れたのは初めてです。大変、清々しい疲れです。

本当にありがとう・・。

はっきり申し上げて、「クラシカル・ビジュー」再生を繰り返し、一向に「神々の土地」にたどり着けません。これだけ体力いるなら、「神々の土地」はお休みの日にみないと・・。ふぅぅぅ。

 

NHK様ーーーー! ばんっ!!(立ち上がるmiyakogu)

神アングル、本当にどうもありがとうございますだーー!

 

私miyakogu、ただいま、大変に反省しております。正直に申し上げて、このショー、黒燕尾以外は・・とかほざいていました、過去。

稲葉先生ーーーー、ごめんなさい!謝る!

ビジューをかたどった照明、舞台装置。今、初めて気づきました。美しい・・。いかにまぁ様と真風さんとうららちゃんの背中しか観ていなかったか、初めて気づきました。後50回くらい見たら、全体像がつかめそうです。

さんざんブログに感想記事を書きまくった黒燕尾も、まぁ様の足元の照明の星や惑星には気づいていたのですが、まぁ様を囲むように左右背後できらめく星のような照明に、今ようやく気付きました。本当に宇宙空間で踊るような黒燕尾だったのですね・・。

ありがとうございます!(涙)

もうね、NHKプラネット近畿様にこのブルーレイ、発売してもらってはいかがでしょうか?ふぅぅ。本当に疲れました、快い疲れをありがとう!

 

今日は私、ようやくある仕事が一段落し、本屋さんに寄って「天河」文庫版を探してみたのです。そしたら、5巻と15巻が飛んでましてね。全巻お取り寄せの方がいいかと思い、買うのは保留しアマゾンで取り寄せようと思うのですが、5巻と15巻に何かエロい美しいシーンがあるのかと、気になります。

と、宙組さんに思いを馳せていたのですよ、今夜は。しかし・・。

 

本日、月組さん「雨に唄えば」制作発表があったのですね。

ここで、月組トップスター珠城のりょうちゃんのお言葉を引用してみましょう。

 

ー「恋に高揚している様子を面白おかしく、愛らしくお伝えできるようにがんばりたい」と抱負を語った。ー

(出典:ステージナタリー様 3/19記事)

※リンクはこちらです

宝塚月組「雨に唄えば」始動、珠城りょう「雨に濡れるのは嫌いではない」 - ステージナタリー

 

ほぅぅっ・・。

愛らしく、とな。

愛らしく、愛らしく、愛らしく・・(with エコー)

 

そして美弥さんに、

ー「そんな姿を近くで見られるのが幸せです」と微笑みかけられると、珠城は「非常に恥ずかしいです、こういうの……」とはにかんだ。 ー

ほぅぅぅ・・・。

恥ずかしい、とな。

はにかんだ、はにかんだ、はにかんだ(with エコー)

 

ばんっ!! ほんっと、困る!宝塚歌劇団さんは。

こっちで呼吸困難、あっちで翻弄ですよ。

珠城のりょうちゃんは、そのおっきなお体で、いったい何を言っているの!

(「神々の土地」アレクサンドラの口調でお願いします)

 

おばちゃん、知ってるで!

BADDYって背中にアップリケつけてもらって(miyakoguさん、アップリケじゃないとおもいますよ?)、さんざん、大劇場の大階段や銀橋で「わるーいこと」ばっかり、あんた、ついこの間までしてましたやん?

そいで、もうすぐ東京でもわるいことしよう、おもてはりますやろに!!くぅぅーー。

 

ふぅぅ。あれこれ、煌めきとかわいさの大洪水の今夜でした。

疲れたので、もう寝ます!!(注 やけくそ気味)

あら? 小柳先生ーー!うちの中学生娘っこが・・

皆さま、こんにちは。お元気ですか?

私は本日のチケットを泣く泣く、うちの中学生娘に譲りまして自宅で仕事です。お義母さんが来ているので、なんと、ご飯は据え膳なり!わははーー。

お義母さんからは到着するなり「掃除した?」と見抜かれましたよ。表面だけ綺麗にしておきましたよ、もちろん。

 

さて、うちの中学生娘から観劇感想速報が届きました。

あららーーー。そうか、うーーん。私も娘も原作は読んでおりません。

娘からのLineいわく、

「Wa ka ra n」

あっちゃーーーー。ただし、

「なんか美しくて、切なくて、えろかった」とのことで、

「あっきー美しい」

「プロローグとラストは神!テンション上がった」とのこと。

ただ、一番え?となったのが「愛ちゃん、味方になっとうやん?」「解説してくれい」とのことでした・・。そっかぁ、お母さんやったって、わからんわ!そういうもんと受け止めなはれ。

おそらくは群雄割拠の時代、婚姻によって味方になったり、敵になったり、領土を攻めたり和解したり、そういう時代でしょうとは伝えておきました。

ショーはお披露目として良かったし、「明日へのエナジー」は鳥肌立ったけれど、ロマンチック・レビュー、娘たち世代から見ると「宙組はもっとスタイリッシュにやれる」という感想。演者の個性を活かし切れてないかも、ただ、こちらは今からいろいろな宙組を見れる楽しみもあるし、とのこと。

なるほどねぇ。

 

あんた、なかなか言うわね!

うちの中学生娘っこは国語が一番得意。愛読書は三島由紀夫先生作品で、近松門左衛門を原文で読むある種の文学オタク。物語をつかむのは得意なはずですが、展開がかなーーりスピーディですし、もともとが超大作ですものね。

ちょっと、古代ヒッタイト・ジェットコースターに乗ったつもりで、物語に身をゆだね、次から次へと現れる美しい人を眺めておけばそれで、もう満足。そういう作品かもしれません。

宙組の皆さまは行間を埋めるお芝居をいろいろ繰り出しおられるようですし、 舞台の端っこのちょっとした目線、笑顔、怒り。そういうのを見つけていく楽しみもありそうです。

がんばれーー、宙組の皆さま!

最近、下級生さんにいたるまで、宙組の皆さまから「演じることの喜び」が伝わってくるように感じています。どう工夫し埋め仕上げてこられるか、これから楽しみに拝見させてもらいますよーー!

(意訳 小柳先生、ちょっとだけご配慮、できればよろしくお願いしまーーす。「シトラスの風」がお目当てのややご高齢オールドファンも多いはずです、今回)