代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

月組・All for One 男性目線感想 辛口旦那さんも楽しんだ、宝塚版三銃士のスピード感

皆さま、こんにちは。本日はうちの辛口ヅカファンの旦那はんと一緒に、宝塚大劇場・月組さん「All for One」を観劇してまいりました。

オペラを握り締めたmiyakoguだと、「うっわ!壁どん?キスシーン、開襟、あごくぃに頭ぽんぽん?!」と珠城りょうさんへのロックオンに忙しいのですが、旦那はんは全体像を観ての感想です。

さて、オペランファンであり、ヅカファン(本人は認めておりませんが・・)のアラフィフ男性の感想とは・・?(^^)

本日が今作品初見の旦那はん、「壁どぉぉぉーーん」や、うっかりお触り場面、月城かなとさんの壁との戦いなど、隣で盛大に笑って楽しんで舞台のスピード感を絶賛。満足していました!ただ、ほんのちょっぴり、辛口感想もあります。

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1.楽しんだスピード感と”チーム・小池先生”のお力

1幕終了後すぐの発言は以下です。

「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)でしょ? ちゃんばらはやっぱりこうでなくっちゃ。何よりスピード感が違う。」

「これは、S席8,300円払おうという価値があるよ。仕事がずっと忙しかったから、こうやって何も考えずに笑って楽しめる作品は助かる。さすが、小池修一郎先生だね。」

おおおーー、男性目線からも納得の剣さばき、舞台のスピード感に感心しきり!素晴らしい。

「音楽もいいし、舞台装置、音楽、衣装、振り付け、すべてをここまで仕上げてくるだけ、小池先生の周りにスタッフのチームがちゃんとあるんだろうね。そこがこの作品のいいところだと思うよ。」

「始まってまだ1週間少し?これでこの仕上がりというのは、月組さんというのは力のある組なんだね」

小池先生チームと月組さん、双方のチーム力を褒める旦那はんです。まさにAll for One, One for Allだったのでしょうね、作品づくりのプロセスそのものが。

ただの素人ですのに、若干上から目線な点はごめんなさい。主にオペラですが舞台が好きな人なので、どうぞご容赦ください。

 

2.主要登場人物への感想

以下、名前を聞いてきた=感心した方の順に感想を書きますね。珠城りょうさんの「体育会系力」「演技力」については、後ほど別立てでね。

 

・宇月颯さんのアトス

1幕終了後、開口一番が「アトスは誰?」でした。

なるほど、やっぱり、目をつけますねーー。私自身も思いましたが、初日開けてすぐより一層、三銃士の中での重厚さ、冷静さ、王族への静かで熱い忠誠心を感じさせる演技が随所で光る宇月さんです。宇月さんのマントがきれいに回るんだ、これがまた。

 

・愛希れいかさんのルイ14世/ルイーズ

「彼女は歌がうまくなったねぇ」と感心しきり。「グランド・ホテル」のグルーシンスカヤでやはり大きな飛躍を遂げられたのではないかと思います。

私も今日、二度目の観劇で思いましたが、笑いを取っていくのは実はちゃぴさんと珠ちゃん、ちゃぴさんと月城かなとさん、ちゃぴさんとこまちゃんの絡みなんですよね。もちろん、そういう役として描かれているからですが、ちゃぴさんのコメディ力が発揮され、間合いの”ため具合”もぐん!と良くなっている印象です。

くりくりの肩までの髪で出てこられる場面、ベルばら・オスカル様の少年時代実写版か?と思わせるような、かわいくてお美しい少年でした。

 

・月城かなとさんのベルナルド

「彼女は、自分らしい”あく”があるよね。そこがいい!」と絶賛。「るろうに剣心」蒼紫へのオマージュのような場面にも、気がついたようです。るろ剣の蒼紫+ジェラール山下のようなれいこさんのお役どころ。ぜひ、劇場でご確認ください。

パンフレットでれいこさんご本人も述べておられますが、イタリアから出てきてベルナルドは自身の正義のもと、がんばっているけれど、ダルタニアンにかなわない。その空回り感が「壁」とともに回っています。楽しいなぁ。

ベルナルドが歌う「本当の英雄」という歌詞には、次のようなフレーズがあります。

 太陽と土の匂いがする
 人気と名声を手にしていながら
 少しも気負わず
 迷いもない
 曇りないその瞳

(出典:本当の英雄(ヒーロー) 小池修一郎氏作詞)

いやぁ、ベルナルドさん、ダルタニアンへの恋ですか?!この歌い上げは?というフレーズ。気になる、ねたましい、まぶしい存在なのですね。まぁ、「今に思い知らせてやる」と続くのですが。ぷぷぷ。蒼紫、再びですよ。

 

・美弥るりかさんのアラミス

「色気があって、歌えて、お芝居もできて、何でもできる2番手さんだね」と感心しきり。若いトップの珠ちゃんに、美弥るりかさんがついていて下さると舞台が安定します。もてもてのシーンも「彼女らしさをよく出しておられるよね」と感心。マントと一緒に前髪もはらりと払うるりかさん。珠タニアンへの「やっとできた恋人だろ?行け」とおっしゃる優しい口ぶりも素敵でした。キザというより、紳士ゆえに女性に優しいるりかさんのアラミスです。

 

3.珠城りょうさんダルタニアンの「体育会系力」

珠城りょうさんのダルタニアンには、剣さばきのスピード感に感心しておりましたので、体育会系のトップさんであることを説明しておきました。

「グランド・ホテル」以来、珠ちゃんの演技力にはおおいに期待しているようで、私達の好きな演技をされる早霧せいなさんと朝夏まなとさんがご退団されてしまう後であれば、演技力では一番になるんじゃないのかな?」と推してくれていますよ。良かった!

ただ、発声がまだ十分ではないと、お歌には厳しめ・・。歌にうるさい旦那はんでごめんね、珠ちゃんファンの皆さま。

グラホでぐん!とお上手になられたなあと私は感動いたしましたが、主役としてどうしても求めてしまうレベルがあるようで、さらにお上手になられる余地があると、今後に期待を寄せているとご理解下さい。あれだけ体を動かして歌うのは難しいよねとの理解も示しておりました(^^)

また、2番手の経験が少ないまま若くしてトップになられた分、まだ「厚み」には欠けるとのこと。こちらも事情があるしなあと理解しております(^^)


その上で最大級に褒めてくれたのが、以下です。

「彼女は、一生懸命なのが伝わってくるんだよね。」

「それが、舞台と組全体にいい影響を及ぼしていると思う。そういう立場に置かれたときに、やり切れるかどうか。それは誰でもできることじゃない。

「頭で考えすぎて小ざかしくなると、舞台がふらふらすると思うけれど、彼女はそうじゃないんだよ。すっと一生懸命になれる体育会系の強さがあり、そこに説得がある。」と。おおー、ありがとーーーー!!(感涙)

私も、全身の感性で受け取ったものをストレートに演技につなげられる珠ちゃんの優れた身体性は、彼女の大きな強みだと思います。←ちょっとは冷静にな!

 

4.miyakogu本日の注目ポイント

珠ちゃんがルイ14世に対して、膝を着く場面が何回かあるのですが、その度に「あっし、なっが!」ときゃぁーー(≧∀≦)となるmiyakoguです。衛兵になりすます珠タニアンの外はねヘアも可愛いわぁ。。。←本音を言うと、こちとら、開襟とかそういう細部しか観てねぇ!

私はすぐに泣くちょろい観客ですので、憧花ゆりのさんのアンヌ様とある方が対面を果たす場面では、お二人の交わす瞳に思わず涙です。←多分、誰も泣いてないとは思うのだけれど・・。

アンヌ様が一樹さん演じるマザランに決別を告げる場面、一樹さんが万感の思いを込めたかのように発しておられる「御意に」にも、お二人の歴史を感じました。(確か、マザラン卿はアンヌ様との間に関係がという噂もありましたよね)

実はmiyakoguが今日、何に感動したって言いますとね。剣戟一座PR場面のラップです(^^)。マイクを持ってリズミカルに歌う綾月せりさん(合ってます?間違っていたら教えてください)と白雪さち花さん。小池先生のラップへの執念がついに実現しましたね。「オーシャンズ11」のフィナーレではむむむ?となりましたが(へたれなライナス真風さんが懐かしい)、ようやくここに来てちゃんと!意表を付くおもしろい場面です(^^)。

マザランへの不満を述べる民衆を演じる皆さま。真ん中に輝城みつるさんと礼華はるさんがおられて胸熱。真ん中わけの黒ちぢれ髪が美しい酒場の主人(銃士でご登場される場面もあります)の輝城さん、素敵です。礼華はるさんは護衛隊でもご登場されますが、立ち姿、横顔が綺麗な方。

ルイ14世専属の振付師なのかな?佳城葵さんのリュリは「我らはマザラン一家」とマザラン一族が歌い上げる場面、一人だけ「いや、違うんで」とパントマイムのような動きがセリフを話しているかのようです。上手い!

スペイン兵の瑠皇りあさんも確認。私と娘はりあさんとほんの少しだけですが、接点があり注目。切れ長の目が印象的な方、今後を楽しみにしています。

既に以前の感想で書いた千海華蘭さん、輝月ゆうまさんに加えて、春海ゆうさん、漣つかささん、夢奈瑠音さん、輝生かなでさんも目を惹かれる存在でした。

また、珠タニアンの思い出の場面で、ダルタニアン父を演じておられる貴澄隼人さんのお髭がダンディー!イケダンです。少年ダルタニアンの彩音星凪さんは、「誰!あの美少年は!」となります。補正がないと、多分、ジェンヌさんってあんなきゃしゃで美しい体型なんだろうなあ。彩音さん、美少年でした。ぜひご注目を。

 

5.フィナーレ珠ちゃんに再度撃沈

そして、最後はもっちろん!撃沈のフィナーレね。がしっと長い脚を開いて大階段に座る珠ちゃん。黒の動きやすそうな細身のズボン(カルソンというのかな?)が、脚の長さを際立たせています。

あごくぃっというより、さらっと撫でるように娘役さんの頬からあごをさわり、こめかみから頭を撫でるようにぽんっとして、指にキスして投げ、右手で髪を撫で付ける珠ちゃん。挑発的な目線でもあり、余裕しゃくしゃくの優しい色男風でもあり・・。

先行でフィナーレ映像を配信・販売して下され!!(≧∀≦)

買うから!!!素敵すぎてうなされそう。じゅる。

月組・男役の皆さまには、これまで「端整」という印象を持っていました。しかし、熱がこもったかのような熱いセクシーさが今作品フィナーレには感じられます。おらおら、ぎらぎらと少し違う、発散される一歩手前の熱がうちにこもったセクシーさ。月城かなとさんの赤い唇を指でなぞってからのにやり、が忘れられません。

うなされそう。じゅる。

 

6.2幕

さて、ほんのちょっぴり。2度目の観劇の私と初見の旦那はんが一致したのが、1幕終わりの圧倒的な迫力後の2幕についてです。

ぎりぎりまで脚本が?と噂された今作品。大変楽しい「ザ・エンターテインメント」なのですが、1幕のどきどき・わくわくからの2幕が、ややざっくりと大味かなぁ。

旦那はんいわく、「All for One, One for Allとしての場面が、2幕にもう少しほしかったなぁ」とのこと。三銃士が、ダルタニアンやルイ14世をもう少しドラマティックに助ける展開を期待したようです。

ただし、これは1幕ラストの盛り上がりが素晴らしかったが故に、期待しすぎの観客の勝手な思いだろうと思います。すみません、勝手な期待を寄せてしまう私達で。

 

ただ今、うちの中学生娘は海外語学研修で不在。娘の観劇は少し先、8月に入ってからですので、娘の感想は改めてお届けしますね!

娘が帰国するまでのフリータイム。私は次は前方センターブロックで観劇予定なのですよ。くくく。ばんっ!(ついに立ち上がるmiyakogu)

フィナーレのセクシータイムがた・の・し・み過ぎ(≧∀≦)。

今日観たばかりなのに、わっくわっく、どっきどっき!また観たくなります。

 

どうぞ皆さまも、小池先生と月組の皆さまが創り上げておられる、とびっきり楽しい作品の観劇をお楽しみください。

男性陣にも、初宝塚の皆さまにも受けそうな、笑えてすかっとした爽快エンターテインメント。どうぞご観劇ください。

父親を亡くしたすべての女子の皆さまへ 父が誇りに思っていてくれたこと

皆さま、こんばんは。お元気ですか?

明日は宙組・真風涼帆さんのお誕生日。ということは、今年も父の命日が巡ってまいりました。こちらは、娘が昨日のバレエのプチ発表会でいただいたお花です。父のお供えにさせてもらいましたよ(^^)。

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7回忌、13回忌と時が巡ると、不思議なことに父を想う気持ちが少しずつ、ふんわりと優しくなっていくように思えます。

 

最初の数年は、

・もっと早く、癌を発見する手立てがなかっただろうか?

・さらに良い治療方法があったのではないか?

・もっと父のお見舞いに行けたらよかったのに・・

そういう気持ちの方が圧倒的にありました。しかし、「時間のお薬」のおかげで、今ではようやく、ただただ懐かしく父のことを思い出せる。そういう優しい時間を持てるようになった気がいたします。

もしお読みいただいている皆さまの中に、今まさにその時間を必要とされている方がおられたら、ただ時間が過ぎるのをどうぞお待ちください・・。

振り返ってみると、わずか1ヶ月という余命を告げられた父自身が、「思い残すことは何もない」と、きっぱり言い切った人生であったというのは、やはり素晴らしいことだったのだと、今はそう思います。

 

ふっと何気なく思い出す父の思い出は、いろいろあり、それは思いがけない場所からつながっていくことがあります。

現在、宝塚大劇場で上演されている宝塚歌劇団・月組さんの公演「All for One」に関するインタビューの中で、トップスター・珠城りょうさんのことを体育会系の負けず嫌い魂を持ったトップと、書かれたものがありました。 

その記事を読んで、「そういえば・・」と思い出したことがあります。

私は中学から大学までずっと体育会のクラブに属し、真っ黒になって軟式テニスのボールを追って、練習に試合、そういう日々を送っていた時期があります。

高校は田舎の進学校だったため女子が少なく、県大会ではすぐに敗退することが恒例。クラブのメンバーも少なく、本来は弱小チームです。

しかし、私達の学年はどういわけか、たまたま数人、中学で強かったメンバーが集まりました。スコアブックを真剣に分析し、練習メニューを工夫し、ライバル高のレギュラーメンバーの引退時期に照準を合わせた結果、どういうわけか高校2年の秋に県大会で優勝を果たしたのです。(もちろん、大阪のような強豪校がある府県ではありません)

 

当時。父は「テニスになんか一生懸命になっても、何にもならない。ほどほどにして、そろそろ受験勉強に集中しなさい。」と、時々ですが言いました。そう言われると反発して、絶対にやめません。そういうものです、高校生女子なんてね。

そのことは、遠い記憶の片隅に大切な思い出として置いてはいましたが、社会人になってからはすっかり忘れていました。

 

田舎のプレッシャーで、お見合いを各方面から勧められていた時期のこと。父と二人で父の知人と食事をしたことがあります。良いお相手があればと、お願いする名目ですね。

父は、娘の良い点を述べなくてはと思ったのか、お見合い紹介を頼む相手への言葉とは思えないようなことを、娘の紹介として述べました。

この子はリーダーシップがありましてね。高校のときにクラブのキャプテンをしていて、県大会で優勝したんですよ。」

とっさに、「お父さん、それは今、自慢することじゃあ、ないのでは?」と噴き出しそうになったものの、ああ、父は私がそういう少女であったことを、実は誇りに思っていてくれたのか・・、と初めて知ったのでした。

 

そして、次にこうも言ってくれたのです。

「この子は優しい子でしてね。」

お?ナイス・フォロー??

「小学校の小さい頃に、障がいのある子を、毎日手をつないで家まで送っていったのです。」と。

 

それは、私自身がすっかり忘れていたことでした。

そう言われれば、確かに。小学校低学年の頃、障がいをお持ちだった同級生のおうちがたまたま自宅と小学校の途中にあり、しっかり者と思われていた私は、当時の先生に頼まれたのか、毎日、その子の手をひいて帰っていたのです。

父は覚えていてくれたのか・・。意外に思いました。

自分自身がすっかり忘れていたこと。おそらく、ただ先生に頼まれたから何となく続けていたこと。それを、父は大切に思っていてくれたのかと。

 

社会的な経歴ではなく、父が私を説明するために述べたのは、その2点だったのです。男親というのは不思議なものだと痛感しました。

自分自身が忘れている、しかし、確かに私が成したこと。

それを、本人よりちゃんと覚えていてくれる。いつ気に留めていたのか、こちらは全くわからなかったのに・・。ちゃんと見ていてくれていた父。

娘にとって男親というのは、そういう存在なのかもしれないと、改めて思います。そして、いわゆる社会的なことではなく、私が自分の人生で誇っていいのは、実は父が覚えていたようなことなのかもしれないと、今、思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

さて、そのお見合いはどうなったでしょう??(^^)

ご紹介いただいた方は立派な方でしたが、残念ながら家に入る話であり、お話は合わず。後に、旦那はんに拾ってもらうまで30代前半を独身で突っ走ることになるのでした。

くだんの旦那はんは、本日、買物をして夕食を用意、後片付けもして、娘の分の食事を取り分けてラップし、ただ今、塾のイベントで遅くなった娘をお迎えに行ってくれましたよ。病み上がりですからね、私は(^^)

「風邪の喉を冷やす必要があるからさぁ」とのんびりアイスを食べている私を見て、「ほんとに、君は何にもしないねぇ。でも不思議なんだけどさぁ、なぜか腹立たないんだよねぇ。」と呆れています。

ご結婚相手を探している皆さま、ええか?!大阪のおばちゃんから言うておく!世話好きの男性って少数だけれどいるからね。理系研究者の旦那はん、どうも実験対象のお世話をする感覚なのではないかと、若干疑ってもいます(^^)。

皆さまもうまいこと、がんばってね。うん。

月組・All for One 感想2 誘惑のフィナーレ、珠城りょうさんのぎらっとした素敵オーラに撃沈(≧∀≦)

皆さま、勢いで感想2も書く!宝塚大劇場、本日、初日開けて2回目の公演となる月組「All for One ~ダルタニアンと太陽王~」11時公演の観劇感想2 心の声だだ漏れ編です。

 

ばん!!(立ち上がるmiyakogu)

珠城りょうさんのファンの皆さま!!

おばちゃんな、アラフィフとしてここまで生きてきた感慨を持って言うわな。

「生きてて良かった・・・(感涙)

 

あ、ついこの間も真風涼帆さんの巴里祭で言うてた気もするけれど、言わせて!書いたら寝るから!病み上がりやから。

 

あの珠ちゃんが。こぼれ落ちる無自覚の色気、少年から青年へと移ろうかのような時期特有の清冽な色気をほのかに漂わせていたあの方が・・(涙)。

フィナーレでねぇ!!!・・、ぱったり・・。←思い出して撃沈した様子。

娘役ちゃんを侍らせて、まぁ、がんがん行かれていたのですよ、奥様!ばんばんばん。

 

まず、大階段に座って登場、目をぐっと上げられるのですが・・。

その短髪具合と、前髪を左側に少し垂らした髪型がね、Best of 珠ちゃんなのですよ。あかんわ、あれ。

ずきゅーーーーんと、劇場を落としにかかっておられます。あのぐっと見上げてくる目で。結構、開襟もしておられたと思う。

 

そして、周りの娘役ちゃん達をね(感涙)。

あごをくぃっとあげ、指にキスをし娘役ちゃん達に飛ばすこと確か2回。そのあごくぃもね、優しげなんですよ、強引ではなく優しく、品良く、少しだけぎらっと。

それから、ええっと・・。

 ・

 ・

 ・

あれ、あれ、あれれれれーーーー?

記憶が飛んでいることにたった今、気がつきました。真っ白ですやーーん。

 

多分、あごくぃっで、お芝居の中のキスシーンでたまっていった萌えがリミットを越えて、爆発どどおーーーーんとなったのではないかと推察します。普段、割と記憶はいいはずなのに・・。

はっと気づくと、娘役さん達に囲まれお着替えする珠ちゃん。ああーー、開襟を閉じてしまわれるのが惜しい!!

 

その後、珠ちゃんがはけてからだったかな、みやるりさんが男役さんのセンターで堂々と軽々とセクシーに前髪を揺らしながら踊っておられこと、そのシーンのラストで、月城かなとさんが赤い唇に、指を添えてにやっとされたことは覚えています。←ここでも小さく悲鳴。

後、感想1で書ききれなかったけど、輝月ゆうまさん、蓮つかささん、千海華蘭さんが素敵でした。そこも覚えています。

 

その後、少し記憶の容量を取り戻したのか、緑のお衣装でのデュエダン。この季節の濃い緑のようで、爽やかでした。ちゃぴさんと一緒に、二羽の鷲のように優雅に腕を使ってはばたくように踊る珠ちゃんです。

ここで再び、最後にとどめのキスシーン・・・・。←再び記憶が飛ぶmiyakogu。

 

確か途中にも一度あって、デュエダンの中ですら二度目のキスシーンだったような気がする。記憶違いだったら、ごめん。もうね、数がわからないくらい「この夏、キスシーンをお送りしていますよ、珠城りょう」ってことでご理解ください。

 

珠城りょうさんが自信に満ちて、自在に色気を出し入れし始めるとどうなるかということがよぉくわかりました。たとえ、それがフィナーレの振り付けでもいい、ものすごい勢いで身に着けていかれるだろう期待しております!

ぎらっとした品のある色気。ぎらっとしつつ、そこに優しい品があるところが、珠城りょうさんの個性であり素敵ポイントではないかと思います(≧∀≦)。

次はフィナーレに全記憶を集中させて観ますね。きゃあきゃぁ。皆さまもぜひご観劇ください。

月組・All for One 感想1 アクションのわくわく、恋のどきどき! 王道上質エンターテインメント

皆さま、こんにちは。本日は宝塚大劇場にて、初日開けてすぐの月組「All for One ~ダルタニアンと太陽王~」11時公演を観劇してきましたので、その感想をお届けします!

ネットの記事等で既にネタバレもしているようですが、既にtwitterで出ている点は少しネタバレしつつ、肝心の点は書かずに感想を書いてみますね。

実は、パンフレットであっさりと、かなりネタバレしています(^^)。また、劇が始まってすぐにあっさりと第一のネタバレはしています。

ただ、おばちゃんな、これだけは書かせて!

「珠城りょう&愛希れいかがこの夏送る、連発キスシーン!劇場にGo!!」について書く以上、ほのかにネタバレしています。お嫌な方はお読みにならないでくださいね

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1.小池先生の中の少女

小池先生の心の中には少女が住んでおられるのだろうなあと、「Puck」と今作品を拝見して思いました。どうやら、その少女は私の心の中の少女と響きあうものがあるようです。

多分、誰も泣いておられないであろう場面で涙ぐむmiyakogu。

愛希れいかさん演じるルイ14世が「もし私が女の子なら」と歌われる場面。少女時代に、むしろ少年のように生きていたmiyakoguにはぎゅいーーんとくる場面でした。そういう少女にも、心の奥深くにはふわふわしたお洒落や恋への憧れがあるのですね。皆さまの周りにも、そういう素直になれない少しぶっきらばうな強がりな女子がおられると思います。

なぜ、小池先生はそういう少女の心がわかるのだろう?そして、なぜ愛希れいかさんはこの学年でも、その繊細な憧れを表現することができるのでしょう?驚きました。

小池先生の詩は「女の子ってこういうもんなんでしょう?」という詩ではなく、自身がそういう少女であるかのような詩なのです。

実はこの歌は、物語を貫く一つの重要な設定でもあります。後に出会うルイーズが少女でいられるように、ダルタニアンとルイーズが共に生きることができるように、ダルタニアンは動くのです。

音楽も流れがよく、舞台装置もぐんぐん使われ、衣装もばっちり。私は本日2階席から拝見していましたが、セリがあがり下がりのダイナッミックな演出です。

効果的に使われているサウンドエフェクトもぜひお楽しみください。「サウンドプログラマー」として上田秀夫さんのお名前があがっています。マントも剣も効果音が付くのですよ。

 

2.珠城りょうさんのダルタニアン

ぐーーんと真ん中の力が増しておられ、伸び伸びと楽しんで演じておられます。

「激情」初日で観たひりひりとするような必死さ、「アーサー王」で拝見した王の孤独、「グランドホテル」の切なさ。それらとはまた違う魅力を発揮されています。

今作品では、珠城りょうさんは恵まれた体躯を活かし剣をさばき、舞台の上で魅力的に躍動されています。

王に忠誠を誓う銃士であり、田舎から出てきた愚直さを持ちながらも、まっすぐな正義感と自分の故郷への誇りを感じさせる好青年。無自覚イケメンさんですから、ルイーズも恋に落ちるわね・・・。

 

そいでねぇ・・・。小池先生のキスシーンの新たなミューズなのかしら?!

壁ドンに加えて、キスシーン連発なんですけれど、キスシーン。ばんばんばんばん!!(机をたたきまくるmiyakogu)

2回目のキスシーン。心の準備ができていなかったmiyakogu、「ひっ」と小さく叫んだことをここに告白いたします。すみませんでした。

キスシーン=男役さんの背中というわけで、斜めにキスをする珠ちゃんの背中を何回も観られるわけですよ、フィナーレ含めてね!ばんばんばんばん!!

後、壁は意外にあちこちキーになるから要チェックね。ドーーンと来るから!

劇場へGoです!! フィナーレについては感想2で書く!

 

3.愛希れいかさんのルイ14世と・・

登場された場面の第一声を聞いて驚きました。少し高めながらも、見事に男役さんの声でした。元男役さんならではの、ちゃぴさんの資質を活かした設定と演技です。もちろん、外見は思いきっりキュートなルイ14世です。

一方、とびっきりキュートでピンクで金髪でおリボンのルイーズ。「めぐり合いは再び」で夢咲ねねさんが演じられたシルヴィアのよう、超絶かわいい。パンフレットにもその掲載がありますが、ぜひご覧下さい。

この学年でこのキュートさ。驚きました。どういう設定かは、ご観劇でお楽しみくださいね。うふふ。

 

3.三銃士の皆さま

美弥るりかさんのアラミスは女性にもてもての銃士であり修道士。修道士に戻って懺悔が大人気というシーンが楽しいみやるりさんです。そこに来る珠ちゃんダルタニアンとの掛け合いも笑いました。フィナーレでは男役さん群舞のセンターを軽やかにセクシーに。

宇月颯さんのアトスは銃士の中の重鎮であり幽閉されているボーフォール公とのつながありがある人物。冷静沈着なお髭長髪のクールなイケメン。かっこよすぎるやろ!!ボーフォール公は光月るうさんが品と落ち着きを持った演技を見せておられます。

暁千星さんのポルトスは大酒飲みで力持ち。剣戟の一座に入って、タイタンの役を生き生きと。伸び伸びとした身体が映えます。この剣戟の一座にmiyakogu一押しの風間柚乃さんがおられるので、ぜひ観てね(それほどセリフはありませんが)。

三銃士が集まる酒場の主人が輝城みつるさん。黒髪のこれまたイケメンさん、退団が惜しまれます・・。

銃士も、相対する護衛隊も、王宮を守るスペイン兵の皆さまも、まぁ、あっちこっちに下級生さんのイケメンさんがぞろぞろぞろぞろ。衣装がかっこいいので、イケメンも映えるのですが皆さまの髪型の工夫、剣さばきもかっこよかった!月組さんのビジュアル力が、なんだかぐんとアップされているように思いました。

 

4.マザラン側と王家の皆さま

マザラン枢機卿をお芝居をびしっと締める一樹千尋さんが重厚に。

マザランの甥のフィリップの紫門ゆりやさん、同じく甥のベルナルドの月城かなとさん、姪っ子達はマザラン一家のために動きます。

マザランご本人と比べると、少ーーしばかり戦略不足かな?(^^)。きゃぁきゃあと動き回る姪っ子ちゃんたちも、早乙女わかばさん筆頭に美人さん、かわいこさんぞろいです。

王妃アンヌ(ルイ14世の母であり摂政ですね)を憧花ゆりのさん。最後の決断のセリフに重みがあります。

ルイ14世のいとこで10歳年下のルイを狙っているのがモンパンシェ公爵夫人の沙央くらまさん。色っぽくて、楽しくって最高でした。

スペインからルイに嫁いでくるスペイン王女マリア・テレサが海乃美月さん。はっちゃけた王女を堂々と。

 

このメンバーの中で舞台をもっていったのは、月城かなとさんと沙央くらまさんかな。

月城かなとさんは珠ちゃんと二人で戦う場面あり、爆笑場面ありで楽しかったなぁ。「るろうに剣心」の蒼紫再び?!と「ローマの休日」マリオ役で鍛えた大真面目なのにおかしい?というのがミックスされて、ファンはくすっと来ます。特に剣心の方。ぜひご確認ください。

沙央くらまさんは、ある場面でばーーんとおみ脚をお出しになって、歌う踊るで見せ場です。色っぽくてキュート。彼女は悪役ではなく、舞台に楽しくもコケティッシュな色を添えておられますよ。

 

5.安心してお勧めできる上質エンターテインメント

あー、楽しかった。

結構べたな展開の王道ですが、それ故に物語の流れに身を委ね、舞台と皆さまのかっこよさとキュートさを純粋に楽しめるのです。何も考えずに。終演後に「あー楽しかった」と気分よく帰ることができる夏休みにふさわしい上質なエンターテインメント。

ただし!そこを支えているのは豪華な舞台美術、衣装、音楽、サウンドエフェクト、歌唱、ダンスです。さすが小池先生。見事な総合芸術としての「ミュージカル」でした。

 

旦那さまも、息子さんも、男友達も、興味のある友人も安心して誘える一夏のエンターテインメント。ご観劇をどうぞお楽しみください。

15時公演のご招待客様のために待機されていたある企業のおじさまに遭遇。「評判いいみたいやね」とわくわくされていました。「珠城りょう?」とおっしゃったので、間髪入れずに「よろしくお願いします!」とご挨拶しておきました。

月組さんの”きらきら”が、熱をもったセクシーさや爽快な華やかさへと進化している気がいたしました。

珠ちゃんの「ひょぇぇーーーー!」というセクシー・フィナーレについては感想その2で語りますわ!!心の声だだ漏れでね。今、声枯れしておりまして「出来るだけ話さないでください」とお医者様にも言われているのですが、「心の声」を文字でなら大丈夫でしょう(^^)

書きました。感想2はこちらです。

月組・All for One 感想2 誘惑のフィナーレ、珠城りょうさんのぎらっとした素敵オーラに撃沈(≧∀≦) - 代取マザー、時々おとめ

辛口旦那はんも楽しみました!という男性目線の感想記事はこちら。よろしければどうぞ!

月組・All for One 男性目線感想 辛口旦那さんも楽しんだ、宝塚版三銃士のスピード感 - 代取マザー、時々おとめ

月組・グランドホテル ブルーレイ&DVD8/31発売決定 おめでとう!

皆さま、真夏日の今日、お元気ですか?
珠城りょうさん率いる月組さんの「All for One」の初日にとっても嬉しいニュースです。

「グランドホテル」ブルーレイ、DVDが8月31日に発売されることが決定されました!!!
嬉しくて泣きそう(//∇//)

詳しくはTCA様のこちらの特集サイトをご覧ください(^^)。
http://www.tca-pictures.net/shop/press/170714_grandhotel.html

収録はCパターン。暁千星さんがラファエラ、朝美絢さんがエリック、海乃美月さんがフラムシェンをされたパターンです。

ただし、ブルーレイにはDパターンのダイジェストも収録。朝美さんのラファエラ、暁さんのエリック、早乙女わかばさんのフラムシェンもダイジェストで収録されているとのこと。

素晴らしい・・(T-T)
TCA様、ご関係者様のご尽力に感謝申し上げます!
何よりも素晴らしい公演をみせて下さった月組と専科の皆さま、岡田先生、生田先生、そして舞台の魔術師のようなトミー・チューンさんに心からの感謝を。

大阪のおばちゃんからのハグ&キスを送るわ。え?間に合ってます?(^^) 夏美ようさんが歌われる印象的な「グランード ホテル」を歌いながら、近場出張に向かうわね。
とにかく、ありがとうございます!

こちらは以前に訪れた珠城りょうさんご出身・蒲郡にあります「蒲郡クラシックホテル」さん。ロビーのシャンデリアの写真で思いを馳せたいと存じます。
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また、グランドホテル 役がわりパターンの比較感想はこちら。よろしければどうぞ!
http://mothercoenote.hatenablog.com/entry/2017/01/29/121802

月組・All for One 稽古場映像 ダルタニアン珠ちゃんの壁ドン・・?(≧∀≦)

皆さま、こんばんは。宝塚スカイステージの本日のタカラヅカ・ニュースで、月組さんの大劇場公演・稽古場の映像が出ましたね・・。私は朝ちら見、帰宅後、録画をリピートして拝見しましたよ(^^)

 

「大丈夫、一人で帰れるから」

「おい、待てよ。」(どん!)

ちゃぴこちゃんを、壁どん!する珠ちゃんが朝っぱらから、そこに・・。

 

あ”------------!!! ←夏風邪のためハスキーボイス。

この場面のちゃぴこちゃんは、お嬢さんってこと?!それともお忍び女装ってこと?はたまた、ルイ14世は本当は?というお話なの?

♪おしーえてーー、イケコーさん、おしーえてー、タカラヅカの緞帳よー♪

はっ、歌ってる場合とちゃうわ!!

ばすっ!

(注 首にかけていたタオルを床に投げ捨て)

 

「このように」と両手を合わせてダンスを教えてあげて、ここはちゃぴこ=ルイ14世という理解でしょうか?よろけるルイ、「申し訳ありません」と駆け寄ろうとする珠ちゃんダルタニアン、寄せ付けまいとする女官ーーず?(多分)。

ルイ14世には何か知られてはいけない秘密があるってことなの?!普通に王に忠誠を誓う三銃士なの?!

♪おしーえてーー、イケコーさん、おしーえてー、タカラヅカのル・サンクよー♪

まだまだ「ル・サンク」なんて出ぇへんわ!!

ばすっ!

(注 首にかけていたタオルを床に投げ捨て)

 

わっかりました・・。受けて立とうじゃないの、この戦い。

この妄想5パターンくらい出そうなmy初日までの小池先生からの挑戦状、受けて立とうじゃないの!こちとら、だてにアラフィフまで生きてきたわけじゃないんで。

 

ばんっ! ←決意に満ちて立ち上がるmiyakogu。

ざっぷーーーん! ←あれ?miyakoguさん、効果音がいつもと少し違いますけど?

※miyakogu心象風景: 月光のもと、荒波の海に乗り出すmiyakogu船。大漁旗には「珠城りょう」の派手派手刺繍、横には「月城かなと」の旗を持ったうちの中学生娘が同乗。船のへさきで腕組んで鋭く海を見つめるという感じで、お願いします。はい。

↑ 落ち着いて、miyakoguさん。土曜日に観劇すればわかることですよ・・?おまけに、あなた船酔い体質・・。

 

しかーーし!観劇したとしてもぉーー!

観客のドッキドッキを劇場でこそという思いから、小池先生がネタバレをできるだけ避けておられるご様子。観劇感想も肝心なところは濁し、全国の珠ちゃんファンの皆さまをやきもきさせたいと思います。わははーー。

(と言いつつ、がっつりネタバレしてそう・・・)

 

後ね、一つ大切なことがある。miyakoguは、珠ちゃんの左横顔が好きなのですが、稽古場映像は一杯、左側からが映りましたね。珠ちゃんの耳の前のサイドの髪の流れを凝視するmiyakoguです。

一緒に観てた中学生娘は「うちのれいこちゃん」呼び、私も珠ちゃんに加えて「ちょっと、うちの風間柚乃ちゃん、観てくれた?」と二人でわぁわぁうるさい親子です。

楽しみですねーー。スキップで楽しく、フェンシングごっこしながら帰れるような夏らしい、すかっと爽快なエンターテインメントでありますように。

私もそれまでにすかっと爽快に風邪を治したいと思います(^^)。

 

こちらはこの季節、庭木として見かけることの多いデュランタ。ご存知の方も多いと思いますが、その中でもこの紫色のものは「デュランタ宝塚」とのこと。綺麗に咲いていましたのでパチリ(^^)。皆さまの身近にもおそらく咲いてそうですね。

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花組・邪馬台国の風/Santé!! 辛口旦那はんのお芝居感想、宙組ファンとしてのキキちゃんへの思い

皆さま、こんにちは。お元気でしたか?

twitterでは既に書きましたが、真風涼帆さん&星風まどかさん、宙組の次期トップスター就任決定、おめでとうございます。

正直、真風さんとうららさんとの並びも拝見したかったなぁ。やっぱり、アムネリス様の呪いかなあ・・。(私は好きな演目ですが、まぁ様のお披露目に「王家」を選んだ人、誰なん?映像向きの名作だと思うのですが、客入りとかうららちゃんの歌という意味では、いろいろ問題あったでしょう?)

まどかさんには、「ヴァンパイア・サクセション」で演じられた歯科大生ルーシー=心に深い傷を抱えている割にはちゃっかりした少女の印象を強く持っていました。しかし、「エリザベート」新人公演で見せてくださった大人の演技、「パーシャル・タイムトラベル」では芯の強い中世の侍女役と現代っ子を演じ分けておられ、ほぅっと感心して拝見しています。

彼女はこちらが予想するより、かなり幅広い個性をお持ちのように感じられ、今後の ”まかまど” には期待しています。少女の繊細さや賢さ、強さや脆さへの理解が足りていない脚本だけは当てないで下さいね。切にお願いいたします(^^)

あのね、実はおばちゃん、ちょっと風邪気味な上に、明日もお仕事やねん。体力いるやん?真風さんについて書くには?(^^) だからまた改めて書きますね! ←どんな体力が必要に・・・?

本日は、うちのオペラファン・辛口ヅカファンの旦那はん(本人は頑なにヅカファンを否定中)と一緒に花組さん「邪馬台国の風/Santé!!」を観劇してまいりましたので、その感想をまずはお届けします!こちらは無事に「Santé!!」できたグラスです。花組さんですから、やはりピンクで。

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1.辛口旦那はんのお芝居感想

お芝居直後、旦那はんの怪訝な顔には「え?これで終わり?」と書いてあり、「どうやった?」と聴きますと、「ううーーん。」と渋い返事(^^)。いや、miyakoguなんてね、ヒミコ様の「もうマナには戻れない・・」のところ、涙してましたけどね。

ラウンジで落ち着いてから聞きましたところ・・。

 

亡くなった友人のことは、どうなったのよ?!という感じの終わり方やね」←確かにそれはあるねんけど、友情場面はいい場面だけになぁ。

「うーん。これさぁ、演出と脚本が高級学芸会やんか」←そんなはっきり、ばっさり言わんといてや・・(^^)

「これって、原作ある?やっぱりないよね」←はい、オリジナルです。

「宝塚の正統派がどういうものかわからないけれど、じゃーんで暗転って、ベルサイユのばらみたい。せやけど、ベルばらは原作が素晴らしいやん?演出がどうであれ、感動するやん、やっぱり。もしも、ベルばらみたいのが宝塚の正統派とするなら、その伝統を受け継ごうとしているのかなぁ」←はい、同じこと、思いました。

 

そして、最後に勝手な想像に基づく演出家の中村先生への同情までも(^^)。

「あのさぁ、俺達のような素人が思いつくだけでも、ここをこうしたらと考えられるところが、これだけあるんやで?」

「何か事情があるんと違う? 何か俺達にはわからないような事情があったとしか、考えられないやろ?」

うーーん。そうかもしれないなぁ。宙組さん「Viva Festa!」を担当されてからすぐのお芝居ですものね。私達二人は社会人経験が長いだけに、何か組織としての事情があるのでは?という考えがまず来るのですね。

 

2.ちょろい観客・miyakoguの本日感想

私の感想としては、

芹香斗亜さんの迫力が増していて驚き! ←うちの辛口旦那はんも「この2番手はいい!」と褒めてくれましたよ

仙名彩世さんも、ヒミコになってからの迫力が以前より増していて、いい感じ!

というものです。

実は仙名さんについては、初日始まってすぐの観劇時に、「この方、みりおさんに遠慮されているんじゃないかなぁ?」と拝見しておりました。ミーマイの見事なマリアおば様の印象が強かっただけに、寄り添うことがトップ娘役の務めと、やや抑えた演技をされているのではないかなと。それが本日は、ヒミコになってからの演技に本来お持ちであろう力強さが出てきたように拝見しました。

脚本のセリフも加えられていて、クコヒチコこそタケヒコの「仇」であることが、明確になっています。また「恋」の矢印もね。

私は大変涙もろい、ちょろーーーい観客ですので、幼少期のタケヒコがお師匠様に「戦う術を教えてください」と頼むところで、既に涙うっすら。それだけ、華優希さんの演技がお上手だということでもあります。

次に、タケヒコが仲間ができて「仲間かぁ・・」と微笑むところ。そうか、タケヒコはずっと山中で潜んで生きてきて、同年代の仲間が初めてできたのか?!と思うと、うっすら涙。

また、仲間達が幻想の中でタケヒコを励ます場面でも、もちろん涙。

ヒミコが「もうマナには戻れないのか・・」と悟るところで涙です。我ながら、ちょろいわぁ~。

 

最後に、旦那はんと私の二人で出した結論とは、次のものです。

「これはさあ、盟神探湯(くがたち)が陰の主役なんじゃ・・?

うん。そう思えば納得です。花組の皆さまが一生懸命演じておられるこの演目、ぜひご観劇くださいね。お衣装、素敵ですよ。

 

3.ショー感想

ショーは旦那はんの目からも「普通にいいやん。みんな、ショーの方が生き生きしている。」と見えたようですよ。良かった、良かった。

もちろん、「美穂さん?愛の賛歌、激うまやな」と美穂圭子さんの歌を大絶賛。アカペラで歌い始める「頬と頬よせ」のところ、絶品ですよね。

マギーさんのことも「専科さんやなぁ、やっぱり」と際立つ存在感に感心。

歌にうるさい旦那はんに、和海しょうさんの場面を説明したところ、「あ、あの人ね。彼女は歌えるね」とやはり印象に残ったようですよ。

総じて、花組さんのショーは要所要所で歌える方が多く、専科のお二人も加わって、歌の面で満足したようでした。良かった、良かった。

本日は、専科より華形ひかるさんがご観劇。他にも宙組さんからかな?観劇されていた様子です。

 

4.絶賛のキキちゃん

2番手の芹香斗亜さん(キキちゃん)については、いつも辛口の旦那はんが「いい2番手さんやん」と絶賛。歌えて、低い声も出せて、背がすらっと高く、男役としての顔立ちも品がありとのこと。

私も本日、改めてそう思いました。いえ、正直に言うと、んと存在感と迫力が増されたように感じました。やはり組替えという新しい環境へのチャレンジの気持ちが迫力になって出ておられるのでしょうか?

 

私はにわかファンとはいえ、今ではすっかり宙組ファン。歌上手で伸び伸びとした宙組さんの雰囲気が大好きです。

このようなことを申し上げて恐縮ですが、宙組さんは少し前は、あまり色がはっきりしない組のように思っていました。今は伸びやかできらきらとしていて、元気があって、暖かみがあって。ショーはすかっとした爽快さ、お芝居には何とも言えない暖かみを感じます。まぁ様の個性が組全体を覆っているように思えます。

 

ですので、元星組・現花組というキキちゃんの宙組への組替えは、何とも言えないところが当初ありました。愛月ひかるさんをはじめ、宙組スターさんの活躍を期待していたからです。ただ、キキちゃんの経歴は、まさに朝夏まなとさんと真風さんのハイブリッドのようで、案外、相性がいいのかもしれません。

本日、キキちゃんを拝見していて、まぁ様が退団された後に、真風さん、芹香さん、愛月さんが並び立たれるのを想像すると、その迫力ある並びもいいなぁと。(でも、そこにまぁ様がおられないのは悲しいなぁと、悲しさもさざ波のように押し寄せますが・・)

加えて、愛らしさも大人っぽさもお持ちの星風まどかちゃんが相手役でおられて、あっきーさん、りくちゃん、ずんちゃん、そらさんもおられるのですから、これは相当、迫力ある体制だと期待します。私は、愛ちゃんはバウ公演「SANCTUARY(サンクチュアリ)」を観劇しており、そこで見せられた迫力に強い思いを感じていて応援したく思っています。

後は、果たして想像したとおりになるかな? ですね。

今後、私達にはわからない事情が背景にあるような組替えが、まだあるかもしれませんし。不確定な要素であれこれ考えたところで、こればっかりはお待ちするしかないですしね!(^^)

 

さあて!

次の観劇はいよいよ、来週土曜日の月組さん「All for One」 です。ずっと情報はチェックしてますよ~~。

珠ちゃんファンの皆さま、長らくお待たせ! 机ばんばん で書きまくるわ!!

大劇場と博多座 二人のアムネリスム様が退団・・。

皆さま、こんばんは。お元気ですか?大雨の地域の皆さまにはお見舞い申し上げます。

さて、本日、宝塚ファンの皆さまは各地で待機されていたと思うのですよ、宝塚歌劇団様の発表を・・。

最初に出ていたのは宙組退団者のお知らせでした。クリックするのがためらわれましたが、えいっと押してみると・・。

 

そうかぁ・・・。まぁ様は美女4名をはべらせて退団されるんですね・・。らしいわ・・。

瀬音リサさんは、「メランコリック・ジゴロ」のホテルのフロントのお姉さま(経営者だったのかな?)がとてもかっこよかったのを覚えています。「パーシャル・タイム・トラベル」のタロット占いのお姉さまもね。説得力がある演技をされる方。

彩花まりさん、涼華まやさん、伶美うららさんは3人とも95期生さんなのですね・・。同期で相談されたのかなぁ・・。

しかもこのうち、伶美うららさんは大劇場で、彩花まりさんは博多座で、それぞれ「王家に捧ぐ歌」のアムネリス様をされた方。いずれも観劇いたしました。

これは、アムネリス様の呪いなのかしら・・・(涙)。

 

残念ながら、お歌には確かに難がありました。ただ、私はうららちゃんの演技と迫力ある台詞が好きでした。

裏切られて父を殺されても、剣を取って立ち上がり「私がファラオになります!」と決意表明してみせた見事な力強さ。働き女子としては、「いけいけ!!」と応援したくなりました。

「ヴァンパイア・サクセション」の派遣の死神が生き返って最後に放つ「あんた、良かったじゃないか」の傑作ぶり。あのけばけば色彩に負けない美貌には驚きました。(台詞が間違ってたらごめんね)

生では観ていないのですが、スカステで観た「翼ある人々」のクララの「あなたはあなたの道を行くのよ!」の魂の叫び。

彼女が放った決め台詞を、観ている側も真似て言ってみたくなる。強く印象に残る娘役さんでした。退団される皆様の大劇場最後の演技を、切なく楽しみにお待ち申し上げます。

 

最後に、奏音雅さんはひっそりと本日付で退団されてしまったのですね。目を惹くさわやかな容姿をされていて、「VIVA! FESTA!」の「牛追いだー!」の場面で生き生きと歌っておられたお姿をよく覚えています。次の人生に進む曲がり角を曲がっていかれたのかな・・。

心配されていた男役さん上級生さんの退団がなくてほっとした方は多いと思います。もちろん私もその一員。まぁ様のコンサート、ずんちゃんのバウ、真風さんの巴里祭を拝見しましたが、今の宙組さんには「その先へ」向かおうとする勢いを感じます。

今の宙組メンバーで拝見できる最後の大劇場公演「神々の土地/クラシカル ビジュー」を切なくお待ちしたいと思います。まぁ様は千秋楽まで「その先へ」進み続ける演技をされるはず。老兵、あ、アラフィフ兵のmiyakoguも付いてまいります!

京都からお届け 夏越祓(なごしのはらえ)の茅の輪です(^^)

皆さま、こんにちは。お元気でしたか?

先週月曜日に真風さん主演の宙組「巴里祭2017」を拝見してから、どどーーと夜中に記事をとりつかれたようにアップし、お仕事ももろもろ、昨日は娘学校のお掃除お手伝いと忙しい日々で、少しばかり熱中症気味のmiyakoguです。皆さまもお気をつけて。

少し体温が高いのは、更年期のホットフラッシュの入り口かもしれません。低体温の人間としては嬉しいような気もしますが、対策も必要ですね、対策ね。うん。わかった。

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ということで、柚希礼音さん主演の星組「REON!!」のDVDを観ています。←どういう対策か、不明ですよ、miyakoguさん?いや、発散するのがいいみたいやし・・。

今、ちょうど、まかちゃんが「I wanna be a popstar.」と歌って会場を回っておられます。本当に成長されましたなあ・・(涙)。うれしす!そして、今後が楽しみです。

 

さて、金曜日は再び京都へ。お仕事です(^^)。

本来は旧暦の6月末のようですが、6月の晦日(末日ですね)に行われる「夏越の祓」という祭事をご存知の方もおられると思います。年末は「年越大祓」というのかな?年に2回の大祓のうちの一つです。

これは、半年分のケガレを落として、その後の健康と厄除けを祈願するもののよう。私の実家周辺ではなかったのですが、京都では多くの神社でされている様子。大阪でも地元の神社でされているため、人型の紙(人形代)が回ってきて、希望する人はお納めくださいという案内があったりします。

お参りすると、このような「茅の輪」があり、お作法にしたがってくぐり、健康を祈願するとのこと。

こちらは京都四条の近くで金曜日に拝見した茅の輪です。夏の京都の風情をどうぞ。

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ちょうど、この時に、月組さんのとびっきり楽しそうな大劇場演目発表のお知らせをゾフィーさんから頂戴したため、この写真をお送りしたところ、写真経由で月組さん公演の成功を祈願してくださいましたよ(^^)。ありがとうね。

「カンパニー」のサラリーマン珠ちゃんと、「超クールでエレガントなヘビースモーカー」の珠ちゃん。これは1公演で2粒おいしい公演の予感ですね。楽しみにお待ちいたします。

 

また、こちらは「さくら木」さんというのれんがかかっていました。お店というより、工房かもしれません。四条と五条の間のある通りですが、他にも仏師の方や雛人形師さんの工房兼お店があり、そういう界隈かな?宝塚ファンとしては、宙組の桜木みなとさんを思い出します。

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こちらは長屋を改造してお店にされている物件ですね。楽しそう。二階の布は三色旗の配色かな?巴里祭やね、うんうん。

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というわけで、京都を歩いていても、宝塚から離れられずですが(苦笑)、京都の風情をどうぞ!

 

さて、来週末はいよいようちの辛口旦那はんを連れて、花組さん「邪馬台国の風」を観劇してまいります。通路から3つめのお席なのですが、Sante!!できるかな?(^^)

「邪馬台国の風」には、なかなか厳しい新聞評も出たようですね。

先日、娘と私が「邪馬台国の風」の中の1)唐突ポイントと、2)でも楽しめたポイントをわあわあと語り合っていたところ、いたく興味を示す旦那はん。←というか、以後、「うちのくま」でいきますわね、熊のような人なので。

そんなに話題になるネタがあるなら、それは観てみたい。チケット取りなさいよぉー。」と空いている土日を示して詰め寄ってくるほどの関心の持ちようです。

ほぅぅぅ。皆さま、そういう関心もあるようです(^^)。

私もね、「奇跡だ」のシーンはぜひもう一回観たい。友情シーンは唐突感満載、無駄死というご指摘もありますが、あそこはね、初見時にはらはらした数少ないドラマチック・シーンですから、ご覧になる方はどうぞお楽しみに。何はともあれ、私は花組の皆さんの健闘を応援したく思います。

漏れ聞こえてくるように、歌劇団さんは「○○%の入り」と数字は毎公演、把握されておられるご様子。内部での評価は自ずと判定されると思います。逆に、いくらファンが素敵な演目だと思っていても、客席入りの数字が低い場合、そういう評価になることもあるでしょう。自分の好みと外部評価や入りの実績は異なることも得てしてあります。残念ながらね。


うちのくま、「俺はヅカファンじゃねえ!」と言うのですが、先日は「Hot Eyes!!」のテーマソングを口笛で吹きながら掃除していました。i Tuensで宝塚の楽曲のダウンロードもばんばんしてるし、車の中で熱唱しているし、お茶会にも参加しているし、出待ちもしたことあるし、博多座も中日劇場も遠征もしているしで、いい加減、認めたらいいのにね!(^^)

では、暑くなってまいりましたが、皆さまもどうぞお元気で。一週間、がんばりましょうね!暑さ対策には気をつけてね。

宙組・宝塚巴里祭2017 感想2 涙編・真風さんの熊本への思い、歌唱に泣く(涙)

では、「宝塚巴里祭2017」におけるアンコールの真風さんへの感想・涙編をお送りします。

以下、盛大にネタバレしていますので、これからの方はお読みにならないでくださいね。一番の感動ところなので・・。

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1.アンコールの楽曲

アンコールで登場された真風さん。

ひょうひょうとユーモラスに、皆さんから「もしも」アンコールをもらった時のためにと話し始められたのですが・・。

ふと、真顔になられたのです。そして、話されました。熊本の震災のお話を・・。ご自身の自宅も被災されたこと、その時に、ファンからのお手紙や激励の言葉がいろいろな力を自分に与えてくれたということを。

 

彼女がアンコールに選ばれたのは、山下達郎さんの「希望という名の光」でした。

東日本大震災の後、この歌が震災復興の支えになっていったという話された真風さん。自身が「励まされた」とははっきりはおっしゃらなかったのですが、おそらく熊本震災後に彼女の、そして熊本の人々とも、共にあった歌だろうと思います。

 

実は私が唯一、ずっとCDを買い続けてきた方が山下達郎さんです。青春時代からずっと繰り返し聞いてきた楽曲の数々。その山下達郎さんの歌をジェンヌさんが歌う?

さりげなく、しかし深く、その言葉の意味を歌われることが求められる達郎さんの歌を?音楽で思索しているかのような達郎さんの歌は、そんな簡単に歌えるものではないと、私は思うのです。

それを、私が宝塚歌劇団にはまるきっかけとなった真風さんが今から歌われる?

正直、戸惑いました。よほど歌が上手く、かつ言葉の意味をこちらに伝えてくる技量のある方でないと、達郎さんの歌は歌ってほしくないからです。

 

しかし・・。

驚きました。真風さんはきちんと歌われた上に、「真風さん自身の歌」としてものにされたのです。歌詞の一つ一つの意味を、心から歌に込めて。

それは聴く側の魂を揺さぶる歌でした。正直、予想外のことで本当に驚きました。そして支えるコーラスも素晴らしかった!

真風さんが歌われた中で、なぜか一番すっと入ってきたのが次のフレーズです。

「眠れない夜のために

 子守唄があるように」

(出典:山下達郎作詞「希望という名の光」より)

真風さんにも眠れない夜があったのだ・・、そう、私には伝わりました。ストレートに。まっすぐに、魂の一番奥に直接働きかけるように。

 

2.真風さんの”生の心”

星組公演「ロミオとジュリエット」の「死」のダンスにより、私に宝塚歌劇団という新しい扉を開いてくれた真風涼帆さん。

このようなことを申し上げて大変恐縮ですが、彼女の圧倒的なビジュアル力に射抜かれつつ、タカラジェンヌとして抜群でも、舞台人としてはさてどうだろうか?という小さな疑問を持っていたのは事実です。

それが今回の宝塚巴里祭2017で、「ああ、この人は一つ、越えられたのだ」と確信いたしました。おばちゃんかてな、白軍服にきゃーーー!ってなってるだけちゃうで!

「歌劇」誌上の星組「ロミオとジュリエット」の座談会の記事を読んだときのことを覚えています。役替わりのティボルトの真風さんについて、紅さんは確か、「(真風さんのティボルトは)ヴェールをかぶっているようで」と話しておられたと思います。紅さんは、さすが鋭いなと思ったのをよく覚えています。

ビジュアルの作りこみは抜群に上手く、髪型はいつも素敵で、役もよくとらえられていてお芝居心も感じる真風さん。特にコメディの間はさりげなく上手い。

ただ、彼女は”生の心”を、”生の感情”を舞台でさらけ出すことは、そこまでされていなかったように思います。そこが、演劇の中で計算して感情をコントロールしながらも、瞬間最大風速的にふっきって見せることができる早霧せいなさんや朝夏まなとさんとの大きな違いではないかと拝見していました。

ものすごいビジュアル力によって、宝塚のトップとして順当な道は行かれるだろう、しかし、こちらの魂をゆさぶるような演技をされるだろうか?と思っていたのです。(ただし、演技ではなくショースターとして十分に見せ場をつくるタイプのトップさんも当然おられると思います)

しかしながら、真風さんは熊本の震災という偶然の運命により、自身の中で揺れ動く感情に向きあい(向き合わざるを得なかったともいえます)、この楽曲にあるような眠れない夜を越え、再び、光を見つけ出すことによって、一つ何かを越えられたのではないかと、僭越ながら思います。その変化は先の全国ツアーで感じ始められるものでした。

舞台設定が日本であるなしに関わらず、これからの真風さんは自分の物語として「真風さんにしか出せない哀愁」の演技を、おそらくできるはずだと本日の歌唱を聞いて私は期待します。

 

3.言葉の力

スタジオジブリの映画に多くの楽曲を作詞家として提供されている詩人・覚和歌子さんのことをご存知の方は多いと思います。私は「いのちの名前」という歌の歌詞が特に好きです。

インタビュー記事「魂をふるわす言葉を紡ぐ」において、覚さんは以下のように語っておられます。

「例えば、「かなしみ」という語を発するとき、どれだけそれを人の深い部分に届かせる経験を持っているのか。その言葉に対する感受性をどれだけ持っているのか。その言葉の含みをどれくらい想像できるか。それらは言葉を発したとき、聴き手に全部わかってしまうものです。」

(出典:覚和歌子「#098 魂をふるわす言葉を紡ぐ」MAMMO TV 5934号より引用)

 

これは詩の朗読について語られた文脈ですが、舞台も全く同じだと私は思います。

私はこの記事を引用して珠城りょうさんの声の魅力について書くつもりでした。珠ちゃんは、感受性豊かな子ども時代を生きられたのか、なぜか声を”直感的に使える”方だと拝見しています。(珠ちゃんファンの皆さま、また書くからごめんやで)

ただ、本日の真風さんの「希望という名の光」を聴いて、私はこのインタビュー内容をこの記事の中で引用したくなりました。予想外の喜びと驚きを持って・・。

これからの真風さんの「哀愁」に、どうぞ皆さま、ご期待ください。

 

ふぅ。書けたわ!これで寝られるわ。白軍服の真風さんの夢をみてくるわね!というか、絶対に見るで!!

というかさぁ・・。これだけ熱く語っておいて、なんやねんけどな・・。28,500円と2時間半を費やしてmiyakoguが発見した最大の事実を、ここでばらします。

「真風さんの髪の流れに恋している」

大阪のおばちゃん@アラフィフからの宝塚巴里祭レポ、現場からは以上です。

 

感想1 心の声編はこちらです。よろしければどうぞ!

mothercoenote.hatenablog.com