代取マザー、時々おとめ

宝塚の観劇感想メインのブログ。たまたま代取(代表取締役)になったワーキングマザーの日々と哲学。

宙組・神々の土地 感想3 凛城きらさんの見事な演技、澄輝さやとさんの儚い恋

深夜になりましたが、miyakogu、後もう一記事、がんばる!宝塚大劇場「神々の土地~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル・ビジュー」のお芝居感想その3です。少しずつネタバレしていますので、お嫌な方はお読みにならないでください。

 

9.見事だった凛城きらさんの皇后アレクサンドラ

凛城きらさんが女役をされているのですが、実にお見事でした。美人で、女性の声です。

ドイツから嫁いできて、ロシアの民に嫌われ、皇太后マリアとは不仲。皇太子アレクセイ(花菱りずさん)は血友病を患っていますが、その原因が母親であるアレクサンドラにあるかのように扱われたのですね。皇后でありながら、宮殿での彼女の孤独。それ故、妹として設定されているセルゲイ大公妃イリナは、姉のことを守ってほしいとドミトリーに望みます。

神経質そうで不安定な表情。皇帝・ニコライ2世に愛されているのに。ロシアに追い詰められたアレクサンドラが、なぜ、そこまでラスプーチンに頼りきりになったかを、終盤、彼女は娘である皇女オリガに対して吐露します。

ロシアに追い詰められ、ロシアを憎んだアレクサンドラ。

ロシアに来て、ドミトリーと出会い、ロシアを好きになれたイリナ。

姉妹の違いに心が痛みました。

それにしても、なぜ、男役上級生のりんきらさんはこの複雑なお役をこれほど女性らしく、不安そうに神経質そうに演じることができるのでしょうか?驚きました。

崩れ落ちそうな王朝を必死でとどめようとする孤独な皇后を演じることができる、その経験はりんきらさんの、どの引き出しに入っていたのでしょうか?将来的にも長く舞台で活躍される方になられるのではないかと思います。素晴らしかった。

 

10.ロイヤル澄輝さやとさんの儚い恋

澄輝さやとさんの短髪がね、もう、なんというか軍服に似合いすぎて。どこの国の近衛隊からいらっしゃってるんでしょうか? 美しい!! そのうち、どこかの王国からスカウト来るんじゃないですかね、広報用モデルで。

そのあっきーさん演じるコンスタンチン・スモレンスキーが恋をするのが、ジプシー酒場の歌手・ラッダ(瀬音リサさん)です。一生懸命花を届けるあっきーさん。

しかし、「必要なのは花ではなく、日々の生活のお金なんだ!」と弟のゾバール(桜木みなとさん)に唾棄され、ぺちんと殴られます。

が、あっきーさんは決して殴り返すことはなく、自分がいかに相手にとって失礼だったかもしれないと初めて知って、愕然とし謝るのです。なんという育ちの良さ!!

彼はラッダと真剣に結婚するつもりなのですね。なんという純情!!また、それが似合うのよ、あっきーさんには。

ラッダにはさらに年少の弟がいるのですが、そのミーチャを優希しおんさんが演じておられ、「あの人、誰だろう?」と注目させるいい味を出されています。

桜木ゾバールは革命活動家でもあり、仲間とともにあるテロ事件を起こします。その情報はラッダを尾行していたことからもたらされ、あっきーさんの恋は儚くも散ります。ここは中学生娘が泣いた場面!

実は、いつも号泣している私ですのに、今作品は少し涙ぐんだものの、「ただただ美しい!」とひたすら見つめていました。一方、普段は泣かない娘が私よりも泣いていました。何だろう、若い方の方がぐっとくるのかしら?

おばちゃんら、革命も恋も歴史の大きなうねりの中の点に過ぎないとある種、達観しかかってるところがあるせいかしら?(少しばかり長く生きるとね)

娘世代にとってはその一つ一つが、ドラマなのかもしれません。

 

11.注目した宙組の皆さま

・パンフレットのまぁ様と真風さん

パンフレットの雪に横たわるまぁ様のショット、ぜひ見てね!美しすぎて笑うから。それと、縦じまスーツを着た真風さんが、娘役トップ・ポジションで写ってはりますので、ぜひご注目を。

 

・農夫イワンの風馬翔さん

セリフがうまい!彼は皇帝や貴族の施政に不満を持っていますが、最後、ドミトリーを助けようとある申し出をします。ドミトリーは受けないものの、ドミトリーとの間に暖かな交流があったことがわかる演技でした。声がいいですね。

 

・セルゲイ大公邸家令ポポーヴィッチの星吹彩翔さん

セルゲイ大公妃と大公邸をずっと守ってきたのだなと思わせる演技です。最後までイリナと運命を共にしたのではないかと想像させるような雰囲気がありました。

 

「神々の土地」は主要役の皆さまの演技が素晴らしく、宙組・静かなる熱演劇場でした。

ただ、一つ残念な点がありました。まぁ様コンサート、真風さん巴里祭、ずんちゃんバウ公演で活躍をされていて新たに注目をしていたメンバーのセリフまでは、なかなか行き渡らなかったことです。大劇場のまぁ様退団公演ですから、どうしてもそうなるのもわかります。

その中で、留依蒔世さんの秘密工作員、酒場で大勢で踊っていても目立つ和希そらさん、秋音光さんには目をひきつけられました。今後、さらに多くの方々の活躍を期待します。

いやはや、とりあえず今日はここまで!!!ショーはね、やや平板かな?と思ったのですが黒燕尾からは素晴らしい展開。まぁまか場面のリフトはアクロバティクで、大丈夫かなと心配する方が先に立ちます。

ふぅぅぅ。おばちゃん、書ききったから、寝るわね!

宙組・神々の土地 感想2 大階段を降りる美しき近衛騎兵、熱演と怪演の宙組メンバー!

皆さま、こんばんは。宝塚大劇場「神々の土地~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル・ビジュー」のお芝居感想その2を引き続きレポしますね!引き続き、一番肝心なことはぼやかしますが、少しずつネタバレしています。

 

(感想1からの続きです)

5.赤い絨毯を敷いた大階段の見事な演出

めっちゃたぎった!!!朝夏ドミトリーが就任した近衛騎兵隊の階段降りがあまりに美しくて。

感想1に書きましたとおり、うららちゃんイリナと共に住んでいたセルゲイ大公邸を離れ、朝夏ドミトリーは身内である皇帝・ニコライ二世の宮殿に身を寄せています。ドミトリーは近衛騎兵隊の隊長(で合ってますか?)になり、若き将校達を率いています。

そのお披露目らしき就任式かな?の場面。大階段に赤い絨毯が敷かれ、上からイケメンの長身宙組メンバーが降りてくるのですよ、奥様!!

その上、そのまま、銀橋に進み、ずらりと並ぶのですよ、奥様!!ファンファーレのような行進曲が使われていたと思います。

見事見事、美しい!ぜひこの場面をご覧下さいね!!すっとした軍服の朝夏まなとさんの美しい立ち姿。ロイヤル・澄輝さやとさんの短髪軍服姿があまりに美しい!!

宝塚にしかない「美しいものを見ることには価値がある」場面です。

 

6.朝夏まなとさんと伶美うららさんの静かな熱演

朝夏まなとさんと伶美うららさんは、静かな情熱を込めた熱演をされています。

二人は雪原で踊り、離れ、舞踏会で再会し、再び離れ、再会します。二人の場面で流れるピアノの美しい音色。静かでありながら、激しい情熱が二人の間にはあるのです。

再会の場面、朝夏ドミトリーが静かに登場された時、ぞくぞくっとたぎりました!!

朝夏ドミトリーの静かながらも激しい情熱が、一直線に、ひたむきにうららさんイリナに届くのが見えるかのよう。その情熱が溢れ出て頂点に達した場面でのキスシーン。ぎりぎりの中で二人が再会する美しくも息を呑む場面です。

 

このお芝居は、静かなのです。背景に流れるピアノの美しい静かな音色。

しかし、二人の間の情熱はひたむきに激しいのです。泣けるほどに。運命の一夜が明けた翌朝、雪原を背景にしたお二人の場面の美しさ。皆さまもどうぞご観劇ください。

 

7.星風まどかさんの皇女オリガ

驚くほど良かった!星風まどかさんのオリガが。

ニコライ二世一家はロシアの民から離れたところに隠遁しているような印象さえあります。そういうものから遠ざけられて育ったのか、まどかちゃんオリガはダンスも踊れません。彼女は皇女として国を守りたい、ロマノフ王朝を守りたい、家族を守りたいという気持ちが誰よりも強いのではないかと思います。

宮殿にやってきた年上で賢いお兄さんの朝夏ドミトリーに恋をするまどかちゃんオリガ。ドミトリーに連れられて、弟と一緒に外の世界に出てみます。

ジプシー酒場(実は革命運動家のたまり場でもあります)での近衛騎兵メンバーとのやりとり、このお芝居でのほっこりとした笑える場面です。オリガと応答する蒼羽りくさん、瑠風輝さんがくすっとさせてくださいますよ。イケメンだけど。あ、澄輝さんはね、オリガに怒られないから(くすくす)。

彼女はドミトリーに会いたい一心でおばあ様である皇太后マリアの華やかな舞踏会に思い切って来ます。普段の軍服スカート的な質素な服ではなく、可愛らしい年齢にふさわしいドレスを着て。なんというか、泣けました。彼女の切ない一生懸命な可愛らしい思いに。

でも、はからずもその宮殿でおばあ様達の謀を聞いてしまうオリガ。そのことは最後、物語の鍵を握ってしまいます。

ラスプーチンを暗殺したドミトリーを「彼を許して」と皇妃に頼む必死のオリガ。でも、彼女は皇女としての道、ニコライ二世一家の娘としての立場を離れることはできないのです。泣けました。

 

8.愛月ひかるさんの怪演ラスプーチン

愛月ひかるさんのラスプーチン。夢でうなされそう!怖いわ、不気味やわで。加えて、ラスプーチンについているロフチナ夫人の花音舞さん、ゴロヴィナ嬢の瀬戸花まりさんの二人が怖いねんて。あのね、ラスプーチンが出てくると、もれなくヴィンディッシュ嬢が二人ついてくると想像してください。怖いでしょうが?!

愛月さんラスプーチンの演技には、権力や金目当てではなく、セリフにもありますがシベリアの農民達、虐げられた民の恨みが彼を通して爆発しているかのような複雑さ、凄みがありました。

暗殺直前、ラスプーチンは腰をかがめて皇妃アレクサンドラの裾を捧げ持ち、後ろに付き従って銀橋を渡ります。その異様さ、異形の不気味さ。

実際にもラスプーチンはなかなか暗殺できなかったようですが、この舞台でも、朝夏ドミトリーと赤い絨毯を敷いた大階段で死闘を繰り広げます。まぁ様ピンチ!!とはらはらしますので、ぜひご覧ください。いや、ほんと、ピンチでしたわ。ものすごいわ、ラスプーチン。そして、二人の従者。

ただ、考えてみると、彼らが異様で異形であればあるほど、「美しいものを見ることには価値がある」場面が際立つのです。

暗殺があっても、革命があっても、何があっても、ロシアの大地は美しく春を迎え、白樺が芽吹く。そして、美しい人は美しく信念のとおりに生きるのです。

皆さまもぜひ愛月さんの迫真の怪演をご覧下さい。夢に出そうだけど・・。

 

さぁて、お次の感想3はね、皇后アレクサンドラを驚くほど見事に熱演されている凛城きらさんと、美しくも儚い恋を夢見た澄輝さやとさんについて書くわね!!(続く)

宙組・神々の土地 感想1 静かなる熱演、美しき人への恋 ※まぁまか萌えを含む

皆さま、こんばんは。本日は宝塚大劇場にて初日開けて2回の「神々の土地~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル・ビジュー」を観劇してきましたので、まずはお芝居感想をレポしますね!

ネタバレの肝心なところはぼかします。しかし、この物語の世界に初見ですっと入り込むには、舞台設定をおおまかにつかんでいただくことが必要だろうと思いますので、そのあたりをまず書いてから、感想を書きますね。少しネタバレしていますので、お嫌な方はお読みにならないでください。

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1.舞台設定と人物相関

※よくお分かりの方はとばしてください。

本日は中学生娘、ヅカ仲間と一緒に観劇いたしました。昨夜と大劇場に向かうまでの間、人物相関図をよくよく読み込んで名前を覚えるmiyakogu&娘。

皆さまはロシア文学をはじめ、米英以外の海外文学を読んだ時、何度も最初の登場人物の名前を確認したことがありませんか?名前が覚えられないのですね、海外もので特に耳慣れない名前は。

公式サイトの人物相関図はこちらのサイトの「人物相関図」をクリックしてください。

公演解説 | 宙組公演 『神々の土地』『クラシカル ビジュー』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

・ニコライ二世と皇后アレクサンドラ、オリガ、皇太后マリア

ロシアの皇帝(ツァーリ)であるニコライ二世(松風輝さん)は、ドイツ出身のアレクサンドラ(凜城きらさん)に一目ぼれし、母親である皇太后マリア(寿つかささん)の反対を押し切って結婚。皇女オリガ(星風まどかさん)を筆頭に3人の子どもがいます。ニコライ二世は穏やかな口調、宮廷を「我が家」と呼び、幸せそうなのですが、アレクサンドラは神経質そうで不安定な表情。彼女はロシア国民から不人気です。

皇太后マリアとニコライ一家は不仲であり、皇太后マリアが住むガッチナ宮殿(エルミタージュ宮殿とも言っていたような気がするのですが)とは違う宮殿に住んでいます。それが、「ツァールスコエ・セロー」(夏の住まいとして人気があった場所)。ニコライ一家は皇太后マリアの宮殿には寄り付きません。

皇太后マリアのもとには、ニコライ二世の妹(美風舞良)、軍の将軍、警察部長官、ロマノフ家を上回る程の資産を有する大貴族・ユスポフ家のジナイーダ・ユスポフ(純矢ちとせさん、真風さん演じるフェリックスの母)が集まっていて、彼らはラスプーチン(愛月ひかるさん)と、ラスプーチンに操られているように見えるニコライ二世一家、中でもアレクサンドラのことをよく思っていないのです。

 

・ドミトリーとイリナ

イリナ(伶美うららさん、ドイツ語名ではイレーネ)は年の離れたセルゲイ大公のもとにドイツから嫁いできましたが、直後にセルゲイ大公は皇帝をテロから身を挺して守って死亡しています。

イリナはアレクサンドラの妹という設定(オリガには叔母)。美貌の未亡人であり社交界の名花。しかし、彼女は凜とした皇族の一員らしい誇りや国を思う気持ちが姉以上にあるようで、男達をあしらい、再婚はしていません。

朝夏まなとさんが演じるドミトリー(朝夏まなとさん)は、ニコライ二世の従兄弟。彼の姓は「ロマノフ」であり皇族の一員という立場です。両親が亡き後(という設定)、モスクワ郊外にあるセルゲイ大公邸で育ちます。美しい年齢が近いであろう未亡人のイリナとの暮らし。そこには相当若き頃から恋があったであろうと、推測できます。

朝夏ドミトリーの恐ろしく長い脚に美しい軍服姿。あ、これも舞台設定ですか?! ←落ち着いて、miyakoguさん。

ドミトリーはしかし、近衛騎兵として首都・ペトログラードにあるニコライ二世の宮殿に移ります。彼は皇族のメンバーですので、宮殿内に住むことになり、イリナとドミトリーは離れてしまいます。

 

・フェリックス・ユスポフ

真風涼帆さんが演じるフェリックスは、反ニコライ二世側の一員であり、ニコライ二世の妹(皇太后マリアの娘)の子どもである公女アリーナ(彩花まりさん)と婚約しています。彼は大貴族の一員であり、資産を持った人間として文化を担うことが自分達の役割だと考えています。軍服ではなく常にスーツ。

恐ろしく長い脚に美しいスーツ姿。あ、これも舞台設定ですか?! ←再び、落ち着いて、miyakoguさん。

おおむね、これくらいご理解いただければ、後は物語に入っていけるかと思います。特にオリガにとっておばあ様にあたる皇太后マリアとニコライ二世の妃、アレクサンドラとの不仲、彼らが別々の宮殿に住んでいることは押さえておいていただきたいところです。初見で迷子になると、危うく眠くなる方もおられると思います。静かな舞台に情熱が流れている。そういうタイプのお芝居です。

 

2.美しき未亡人・イリナへのドミトリーの恋

あのね・・。これはもうしょうがないわ!!

イリナの伶美うららさんが、もうとんでもなく美しいのです。特にあの白い背中・・!少し緑の入った水色のドレスからのぞく白い背中、そこにはきらきらとアクセサリーが輝きます。オペラでがん見です。

水色で縁に白色の毛皮のついたケープをまとい、雪の中を送別のパーティを抜け出したドミトリーを探しに来るうららさん。雪原を背景に佇む美貌の人。

あかんわ、こりゃ!!そんなもん、ハンサムで有能な朝夏さんドミトリーが生涯の恋をしてしまうのも、しょうがないわ!

一方、軍服を身にまとい、髪を少したらしてすっと立つ朝夏ドミトリー。彼は両親を亡くした後、身を寄せたセルゲイ大公邸でイリナに吸い寄せられるように愛したであろうことが容易に想像できます。二人はおそらく、ほんの少しイリナが年上くらいであろうと想われる年齢のよう。何にでも優れたドミトリーと美貌の未亡人。

そんなもん、恋が生まれるに決まってやるんか!!

二人は雪原を背景に、踊るのです。

ケープ、コートを脱ぎ捨て、踊るお二人。なんて美しい・・。雪をいたずらっ子のようにかけあう二人。なんて素敵。二人の間に流れるお互いへの信頼、想いが見えるような美しい場面でした。

真風さんフェリックスのママ(ママ呼びですよ!)であるジナイーダ(純矢ちとせさん)は何くれとなくイリナに注目し、気にかけています。ジナイーダは繰り返し、「美しいものを見ることには価値がある」と言います。それは、イリナのことなのですね。

うん。わかる!!というか、それこそ、宝塚ファンの真の思いではないのかと私などは思うわけです。

 

3.舞踏会で踊る二人を見るオリガ

イリナは、ロマノフ王朝の一員として国のためになすべきことをという彼女の信念に従い、前線で従軍看護婦として働くことになります。しかし、ジナイーダの小粋な嘘により、皇太后マリアの宮殿で開かれる華やかな舞踏会に、彼女は呼び戻され、華やかに美しく着飾らされ、舞踏会に現れます。

その舞踏会には、ドミトリーに初々しい恋をした皇女オリガ(星風まどかさん)が、今まで寄り付かなかったおばあ様の宮殿に、思い切ってやってきています。驚く皇太后マリアですが、オリガは踊ったことのないダンスをドミトリーとともに踊ります。

ここはねぇ、オリガの初々しい恋に泣けるんですってば。オリガのまどかさんはとても良かった!

稽古場映像でも出ていましたが、オリガがよろめき、イリナにぶつかることで、ドミトリーとイリナは再会・・。驚きつつ、お互いの思いを隠しきれない二人は踊ります。華やさ抜群のエレガントな美男美女。オリガはその二人を見ているのですね・・。

 

4.真風フェリックス→ドミトリーの静かな萌え

フェリックス→ドミトリーのあからさまな同性への思いは描かれていません。

しかーーーし!!妄想の余地はあちこちにある!!! ←すぐに見つける

舞踏会で踊る二人を見た真風フェリックスはいらだちを隠せない・・。フェリックスは劇冒頭で、かつてイリナに思いを寄せていたことがわかるセリフがあるのですが、舞踏会で踊る二人を見たとき、ママのジナイーダに「嫉妬した?」と聞かれて、「どっちに?」と返します。

きゃーーーー!!!(≧∇≦)

隣に座る中学生娘が肘でぐいぐい押してきます(=無言の萌え)。

 

その前にも、「舞踏会で会おう」とドミトリーに耳打ちする場面、フェリックスはドミトリーの手をさりげなく握るのです・・・。

きゃーーーー!!!(≧∇≦)

隣に座る中学生娘を肘でぐいぐい押すmiyakoguです。

 

また、皇女オリガと朝夏ドミトリーが婚約しそうになるとき、真風フェリックスはイリナに「(ドミトリーが)オリガと結婚してもいいのか?」と詰め寄ります。いや、その勢い、あんたもでしょうが?!おばちゃんに、はっきり聞かせて!!

物語の終盤、真風フェリックスが車で朝夏ドミトリーを迎えに来た際には、ドミトリーを連れて一緒に亡命しようとします。「ママが手はずを整えている」と。

プロポーズですかっての!!!

亡命を断られた真風フェリックスは、イリナとともにいるドミトリーの満ち足りた様子をみて、「車で待つ!!」と言い捨てて去っていきます。←真風さん、単なるお邪魔虫ですよ・・・。

 

あれ?ちょっと待って。あくまで、美しい感想を書こうとしていたのに、途中から何だか違う方向にいってますよ??でも、いい!!このまま書きますわ!(感想2に続く)

宙組・神々の土地/クラシカル・ビジュー 稽古場風景への絶句、中学生娘による助言

皆さま、こんばんは。お盆休みの方も、そうでない方もお疲れ様です。私は本日は出勤、明日・明後日がんばって、土曜日に宙組トップスター 朝夏まなとさんの退団公演2日目を観にいきますよ・・(T-T)。

いや、ほんとにね。

つい先日まで、宝塚大劇場では月組さんによるさっそうと爽快な胸キュン王道ラブコメに癒されていたというのに、早くも金曜日にはまぁ様退団公演の初日

泣くやろ!!(T-T)

こちらは木槿の花。後ろの桜の木の葉が早くも、少し黄色になっているのをおわかりいただけるでしょうか?ほんの少し秋の気配が漂う晩夏、まぁ様の退団公演が始まってしまうのですね(涙)。

※芙蓉?と思いましたが木槿の花かなと思います。詳しい方がおられたら、またお教えくださいね(^^)

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しかし・・、感傷にひたってばかりもいられません!

タカラヅカ・スカイテージのニュースにおける稽古場風景の映像に、我々が好きそうな”まぁまか”が映っているらしいという情報を宙組ファンの方のtweetや、ヅカ仲間のSちゃんLINE経由のMさん情報でキャッチしたmiyakogu。

お昼に出た時、11:57に自宅にいる娘に指令を出したのです。お昼のスカステニュースを録画してー!とね。

そうしましたらね、直後に娘からも警告。「濃厚な絡みがありまつ・・」。

ほぅぅぅぅっ。

 

帰宅してTVの前に座り込み、見ました!!

黒のコートかな?劇中、走りこんで猟をしているらしいまぁ様

「僕はいつか忘れよう、この日々とあの恋を」と歌うまぁ様

花びらのようにスカートを広げた娘役さんを侍らすクラシカルな雰囲気のまぁ様

そして・・。

ガムランでしょうか?東南アジアの亜熱帯の狂おしく神秘的な夜を思わせる音楽の中、背後から真風さんの肩に手を置き、その手を胸に滑らせ体に添わせるまぁ様・・!

 

「あの人達は、何やってんの?!(・o・) 」

恒例、叫ぶmiyakogu。

娘から、すかさず冷静な助言。

  ↓

「考えたら負けやで」

考えたら負け、負け、負け・・。まぁまかにっ?!劇団に?!

 

そして、稽古場風景の映像が終わり、再び叫ぶmiyakogu。

リフトは?!リフトは映ってな、い、の?」

 

わっかりました。←腕組みで考え込むmiyakogu

だてにアラフィフまで生きてきたわけじゃなし。受けて立とうじゃないの、この勝負。

ざっぷーーーん!! 

 ↑ いつもの、荒波に漕ぎ出す船のへさきに立つmiyakoguってことでご理解ください。

 

しかし、ちょっと待てよ。←考え込むmiyakogu。学習したらしい。

毎回、勝負を挑んで、劇場でだいたい返り討ちやん?←だーかーらー、劇場で誰と何と、戦ってんのってば、miyakoguさん?

ここは中学生娘の助言に従って、当日まで「まぁ様がまかちゃんに、ぐふふ、えへへ、あ、じゅる」とか考えないようにしたいと思います。

考えたら負け。感じろ。そういうことのようですね、受けて立つわ!!(≧∇≦) ←ループしてますよ、miyakoguさん?

初日開けて2日め、劇場にて”まぁまか”衝撃波を受けて立つ所存にござります。

負ける予感しかございませんが、何とか記憶を保持すべく、アラフィフ兵卒、がんばりますわ!灰になってなかったら、皆さまにネタバレ回避で感想をお届けします(≧∇≦) 涙と共にね・・。

月組・All for One 感想5 珠城りょうさんが大きく見えたmy楽、中学生娘の感想もね(^^)

皆さま、こんばんは。西日本は暑い日が続きますね。本日8/11 11時公演の観劇がmy楽となりました。先日観劇した中学生娘の感想も合わせてお送りします。

実は今週、打ち合わせのため午後の外出が多く、危うく軽い熱中症になりかけたmiyakogu@アラフィフ(-.-)。

夜、頭を冷やしながら、これは何か“お薬”が必要では?と考えていたところ、思いがけずチケットが回ってきたら・・、そりゃあ、行くでしょう?!今でしょ?!帰省は半日ずらしてもらいましたよ✨

劇中、銃士隊が戦士の休息だと歌う「酒、歌、女」「酒、歌、ジェンヌさーーん」やん、全部、大劇場にあるやん!と、浮かれていただいた白ワインです(笑)。おばちゃんもな、「お仕事戦士女子(一応な!)」やねん。休息せんとな!

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1.ノリノリの月組さんと客席

もうね~、客席が待ってますね、盛り上がるシーンが来るのを!多分、反応から察するに初見の方も多いのです。でも、何というか、期待に満ちて待っておられるのですね(^^)

「ニューシネマパラダイス」という映画をご存知の方も多いと思います。映画に酔いしれた観客のように、夢中になって舞台を見つめ会場が沸く。そういう幸せな空気がありました✨

壁どーーんの場面、ある事態に慌てた珠ちゃんのかくかくした動き、愛希れいかさんの男役と娘役を行き来するような動き、美弥るりかさんの色気たっぷりのきざり、月城かなとさんの壁へのこだわり、バレエの振付師の佳城葵さんのとぼけた感じ。極めつけが沙央くらまさんのへこたれないモンパンシェ公爵夫人。

こまちゃんが出てこられると、何かやってくれそう!という期待が高まります。

アトスのとしさんは何をされてても格好いいし、ポルトスのありちゃんの回し蹴りは鮮やかだし、銃士隊にも護衛隊にもイケメンぞろぞろなんだもの!

マザランの姪っ子ちゃん達もかわいいし、剣戟一座の皆も、兵士も素敵な方が一杯。ロケットセンターの輝生かなでさんのきらきらにもぜひご注目を。月組、乗ってます‼

楽しいわー。小池先生、夏休みにファミリーが楽しめる演目として、ばっちりでございます!特に男性陣、男の子受けしているようにお見受けしました(^^)。

スピード感あふれる西洋チャンバラ劇でありながら、女性に受けるベタな王道の胸キュン❗専科の一樹さんと上級生の皆さまのお芝居により、ぐっと深みもある舞台です。

月組さん、盛り上がっています。オケも気のせいか、ノリノリの印象。

東宝でお待ちの皆さま、どうぞお楽しみに!

鋭い動きと対照的に、止ったときや静かな場面でのお顔や声の表情のわかりやすさや見事さ。一つ一つの演技、手や身体の動きに少しずつ観る度に新たな工夫が加えられているように思いました。めりはりがよりくっきり、はっきりと。観客がぎっしり入り沸くということが、舞台の上の皆さまにも素敵な影響をもたらしているように拝見。とても”幸福な舞台”です。

 

2.大きく見えた珠城りょうさん

実は本日、一番驚いたのは、フィナーレの珠城りょうさんがとても大きく見えたことでした。

まん中に座ってすくっと立ち、腕の筋肉を誇示するような振り付け。娘役さんの間を軽やかに愛を振りまくように触れて行く振り付け。こまちゃんがうっとりと珠ちゃんを見つめてくださる場面。

珠城りょうさんはこれまで以上に大きく、凛々しく見えたのです。少し痩せられたようなのに、です。

これは本来年上の男役でありながらも珠ちゃんを立ててくださっているこまさんを筆頭に、珠ちゃんを見つめる娘役さんのお力も大きいと思います。

同時に、周りの方々からうっとりとした目線を引き出しつつある珠ちゃん自身のお力も増しているように思いました。

トップ就任後の大劇場二作め。それは動員やご自身のあり方を含めて、きびしい面もあるかもしれないと、秘かな懸念を勝手にしておりました。

しかしながら、観るたびにぐんぐんと成長を遂げていかれる若きトップスター。さすがにその成長速度は素晴らしいものがあります。オーラがまばゆいばかりに輝きを増していっているように拝見。本当に良かった(涙)。じぃやも安心でござりますだーー。←勝手にじいやポジのmiyakoguです。

作品に恵まれるという言い方があります。

私はそれは、半分は運があり、半分はその人が引き寄せるだけの力があるかの勝負ではないかと考えています。その人にこういう作品を宛ててみたいと思わせるだけの潜在的な内面の力があるか否か。珠城りょうさんという若きトップスターにはその力がある。私はそう思います。

 

3.中学生娘の観劇感想

先日、一緒に観劇した中学生娘。初見でした。

壁どーーんは、お稽古場映像で観ていたので、「来るぞ、来るぞ」という感じで、肘でぐいぐい合図してきますが、予想を超えた「どーーーん」で大笑い。

二度目の珠タニアンとルイーズのキス場面でも肘をぐいぐい。←声無き萌えの合図だとご理解ください。後で聞きますと、「学園もので言うなら、珠ちゃんだけは”おくて”キャラだと信じてたのに、まさかの」とその「手の早さ」にびっくりだったようです。

ま、「手が早い」というより、「まっしぐら」なのですが(^^)。

月城かなとさんが目を大きく見開いた際の「白目」の迫力を見られて大満足。2回目の観劇で目線が合ったらしく(その線上にいたらしく)、うっきうっきです。

また、宇月颯さんのイケメンぶり、朗々たる歌声、回転の鋭いダンスにもノックアウトされていました。娘はかつて未涼亜希さんのファンだったのですが、少し面影が似ておられるように感じられる黒髪長髪が素敵なとしさんですものね!

「めっちゃおもしろかった、めっちゃ楽しい、めっちゃおもしろかった」と繰り返しておりました。

珠ちゃんのキスシーン連発については、「珠ちゃんはさぁ、キスの後、1.2秒後の顔がなんかエロいねん。伏せ目でうっとりと思い返して味わっているかのような表情が!」といっぱしの物言いです。

すみません、うちの中学生が生意気なことを・・(^^) ただ、あの伏せ目は確かにいけないですよね。

ばん!!りょうさん、何があったの、おばちゃんにも教えて!! と言いたくなります。←落ち着いて、miyakoguさん。

思春期まっただ中の娘も、多くの珠ちゃんファンもどっきどっきさせる珠城りょうさんの魅力あるキス後の伏せ目です。うふふ。

 

さて、お盆が終わると来週土曜日には、宝塚大劇場では宙組トップスター・朝夏まなとさんの退団公演が始まってしまいます・・。そのことが信じられないような、明るい雰囲気の大劇場でした。

来週以降は、タオル持参で号泣いたします・・。そこもまた宝塚の切なさです。

月組・All for One 珠城りょうさんお茶会感想 伸び伸びとした若さのきらめき

皆さま、こんばんは。今夜は宝塚歌劇団・月組「All for One」珠城りょうさんのお茶会があり、参加してまいりました。

確か、昨日の予報では最高気温の予想は34度だった大阪。でも、本日午後に最高気温は37度に。これは、おそらく、日本中から駆けつけてこられた珠城りょうさんファンの皆さまの熱気と鼻息(?)のためか思われますよ。心当たりの方、おられますでしょう?!そこのKさん?!

 

こちらは珠ちゃんのお席の装飾。白い百合と青い薔薇でしょうか、レイピアも飾られ、美しく気品ある配色です。綺麗ですね。

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(以下、珠城りょうさんがお話された具体的内容は避けて記載しています)

 

珠城りょうさんは2回公演の後ながら、つやつやとして、お元気そうで、今作品を演じるのがとても楽しそうで、伸び伸びときらめいておられましたよ!

緊張感が伝わってきたトップ就任前のお茶会とは、もう違うのです。

伸び伸びとリラックスして、自分も楽しもう、そして、来ているファンにも楽しんでもらおうというお気持ちが、これまで以上にストレートに伝わってきました。

さすがに真夏の公演で激しい立ち回りがある作品ですから、お顔もしゅっとなっておられます。握手の時は、くっきりとした二重のくりくりっとした黒目勝ちの瞳が優しげで、手はやっぱり大きく、腰は高く小顔で脚が長い珠ちゃんでした。

お茶会やスカステでの声は、舞台上の少し乾いた男性的な声と異なり、柔らかな女性みが増すのも、素顔の珠ちゃんの優しい品を感じます。

 

月城かなとさんや輝月ゆうまさんのことをお話しされる時の楽しそうな様子、霧矢大夢さんのことをお話しされる嬉しそうな様子、小池先生とのお稽古のエピソードもとっても楽しそう!

 

あ、そうなのかと思ったのは、クイズに答えていく際の珠ちゃんです。

感性で何となく選ぶというより、一つ一つに珠ちゃんなりの理由があるのをぱぱぱっと答えておられて、納得。

舞台の役もそういうふうに考えて深めていっておられるのか・・。

思考と躍動する身体を結びつける力が、珠ちゃんの強さであり、納得の舞台姿につながっているのですね。おばちゃん、納得したわ!(〃∇〃)

 

つーかね。

つやつやして、美人さんで、脚が長くて、にこにこなりょうちゃんを見られたら、もうそれでええわ!!

後ね、クイズの答えをテーブルで考える時、珠ちゃんはお一人じゃないですか?テーブルでの回答はお若い方にお任せし、にこにこと珠ちゃんを眺めていた”じぃや”ポジのmiyakogu。うつむいて、あれこれ考えておられる横顔が綺麗でした。

 

帰り道、「あ、満月かな?でも、少し細いかな?」というお月様が空に。調べてみると満月ではなく13番目のお月様でした。

満月まで後2日の月。輝きをさらに増そうとするその月は、今の珠城りょうさんのようです。その月が満ちるとき、珠城りょうさんは私達にどのような円熟の姿を見せてくださるでしょうか?

時が満つるのを待つ喜びが、改めて感じられる、そんなお茶会でした。

 

つーかさぁ・・。 ←ほぼ同じことを繰り返すmiyakogu。

りょうちゃんはさぁ、綺麗で可愛いくって脚長いやん?そういう人をただにこにこと観ている喜びっていうの?

宝塚のお茶会って、そういう場だという理解で良いですよね(〃∇〃)。細胞レベルで若返りそう。明朝、少しばかり、私のお肌もつやっとしていることを期待したいと思います。

真風さんとまどかちゃんお披露目公演は WEST SIDE STORY(〃∇〃)

皆さま、こんにちは。
さーて、本日、遂に真風涼帆さんと星風まどかさんの次期宙組トップコンビのお披露目公演演目が発表されましたね!

WEST SIDE STORY(〃∇〃)、キターーー!
涙出そう(T-T)

公式サイトはこちら
https://kageki.hankyu.co.jp/sp/news/20170803_004.html

真風さんの陰影のある色気、まどかちゃんの愛らしさと芯の強さ、長身イケメンの宙組さんのダンス。
期待しかない‼

しかも、「ウエスト・サイド・ストーリー」のそもそもの物語の大元はロミオとジュリエット。真風さんには縁の深い物語です。

なんか、涙出そう(T-T)
私は、初日開けてすぐの土曜日、必ずや観劇し、帰りの新幹線の中で感想を書いて書いて書きまくる所存にござりますだーー(〃∇〃)
歌劇団さん、ありがとう‼
愛月ひかるさんのDC東上主演「不滅の棘」の発表も本当に良かった。おめでとうございます。

https://kageki.hankyu.co.jp/sp/news/20170803_005.html

なんか、泣きそう・・。
こういうものなのですね(T-T)。
ありがとう、世界よ!

月組・All for One 感想4 守られる喜び、それは恋の始まり

皆さま、こんにちは。本日は日曜に宝塚大劇場にて観劇してまいりました月組「All for One」の感想をお届けします。

チケットを隠し持っていた「●列目いわゆる一つのどセンター席」で観劇したため、珠ちゃんのレイピアの剣先が襲ってくるわ、フィナーレではずんずん皆さんがこちらに向かって近づいてくるわ、銀橋で歌われる美貌の月城かなとさんの迫力にびびるやらで、まぁ、大変な観劇となりました。

珠ちゃんはずんずん近づいてこられるし、銀橋でマントの背中を間近で見てしまうし、みやるりさんには見つめられるし、れいこちゃんにはフィナーレ決めポーズで目合うし、ありちゃんにはばしっと目線をいただくしで、よくぞ無事に帰ったものですよ、いやほんまに・・。よろよろ・・。

本日は少しだけネタバレを進めつつも、肝心なことはできるだけ避けて書いてみます。一番書きたいのは「守られることの喜び」です。

 

1.珠城りょうさんダルタニアンが解き放つルイーズの中の乙女

王道の胸きゅんラブストーリーとして、仕上がっています!

コメディ要素満載なのですが、よりくっきりと珠タニアンとルイーズの恋が浮かび上がってきています。これは「彼に会いたい」と劇場一杯に歌声を響かせる愛希れいかさんの絶唱のお力も大きいと私は思います。

笑って楽しく観劇しているのに、ところどころ、なぜか泣きそうになるのです(涙)。

「もしも私が女の子ならば」と歌うちゃぴちゃん、ルイーズとして下町の酒場で珠タニアンに出会うちゃぴちゃん。

対立する銃士隊(珠ちゃんと三銃士側、青のデニム生地)と護衛隊(月城かなとさん隊長、服装が黒っぽくやや高級そう、多分、顔面接あり)が酒場で繰り広げる大騒動のさなか。珠ちゃんの背中にぶつかったルイーズは、珠タニアンと踊り、守られ、手をひかれて逃げるのです。

ルイーズが全く知らなかった下町の世界。粗野でありながらも、楽しそうな酒場。そこでダンスの手を取ってくれ、大騒動のさなかに自分を守ってくれた広い背中の強い人。

そんなもん・・・。

惚れてまうやろーーーー!!

 

ルイーズは再び彼を訪ねて、銃士隊の隠れ家になっている下町の酒場にやってきます。「会いたい」一心で。本当は来てはいけない身分なのに・・。あなた、遠征に来るファンですかっての?! ←落ち着いて、miyakoguさん。

「会いたい」一心で無茶な行動に出るルイーズ。彼女の中の乙女は、ある事情により長年封印されています。その乙女を解き放ったのが珠タニアンの広い背中だったのですね。また、珠ちゃんの背中がそれにふさわしい広さなのよ!!

 

皆さまは、男子にすっと前に立たれて自分を守ってもらったことがありませんか?男の子みたいだった私にも、わずかながらあります(苦笑)。

高校の文化祭の準備のとき、少し不良というか、おませなグループの子達と仲良くなり、こっそり喫茶店に行ったときのこと。先生に見つかって、「あれ?なぜ君まで?」という表情の先生に対して、リーダー格の男子がすっと私の前に立ち、「僕達が無理に誘ったんです」と守ってくれたことがあります。

その時、「ああ、男子に守ってもらうというのは、こんなにも胸きゅん・・?!」と驚きました。←miyakoguさん、それまでそういう経験がないって、どういう人生?そこも問題っすよ、気づいてます?

(あ、こほん、「心の疑問」はがん無視してと・・)

ルイーズのきゅんきゅんが、だからこそ、私にはよくわかるのです。

そんなもん・・。

惚れるに決まってるやろーーーー!!

やろー、やろー・・・(with エコー)

 

何より、飛びつきたくなる背中と包み込むような優しさの持ち主である珠城りょうさんだからこそ、このラブストーリーは見事に成立しているのですね。

いや、面白かったよーー、珠タニアンがブルボン王家をゆるがす秘密に気づいてしまうシーンのお二人の表情!間近でみるとよりあわわわと、くっきりと。

ロボット歩きの珠ちゃんの顔、気絶する珠ちゃんの大胆な男らしい倒れ方、お見事でした(ぷぷぷ)。

 

2.女性を守るナイト

実はこの作品には、複数の守り守られの関係があるのです。

こまちゃん演じるモンパンシェ公爵夫人を牢城から助け出すアラミスの美弥るりかさん。「女性の虐待を見過ごすわけにはいきません」とさらりと。ナイト!

そりゃぁ、後でモンパンシェ公爵夫人に追われるって!

それにしても、沙央くらまさんのモンパンシェ公爵夫人はお見事でした。見せ場である「私が女を教えてあげる」のシーンの見事なスターっぷり。脚を出されて歌う、踊る。かっこよく色っぽい!彼女の再登場シーンは、劇場から思わず拍手が起こったほどです。

王宮の大騒動のさなか、宇月颯さん演じるアトスは、憧花ゆりのさんが威厳を持って演じておられる摂政・アンヌ様を守ります。王族への忠誠心の現れですが、しかし、ほのかに恋の始まりのような空気感がお礼を言うアンヌ様にはありました。

一方、それまでアンヌ様とルイ14世、ひいてはブルボン王朝をずっと守ってきたのはマザラン枢機卿でした。その一族は権勢を誇り、いつしか権勢そのものが目的になっていたようにみえました。王宮の大騒動の中、マザランはイタリアに帰国し生き延びることを第一に考えます。彼はいざというとき、アンヌ様を「守ってくれなかった」のです。
その事実が、大騒動の終わったときに、アンヌ様が述べたマザランへの感謝と決別へとつながっていきます。

3度目の観劇で初めて気づいたのですが、王宮の大騒動のさなか、今回、重要な役を演じておられる風間柚乃さんのジョルジュは、へっぴり腰ながらも、海乃美月さん演じるスペイン王女マリア・テレサを守ります。ジョルジュは剣戟一座で、ありちゃん演じるポルトス先生から、剣術を学んでいったのかな?彼は何とかマリア・テレサを守り、その二人の間にも恋あるいは信頼が始まっていくかのようでした。

 

最初の方で、ルイ14世が銃士隊の解散をとどめようとする場面、ルイはこういいます。「銃士隊がいなければ、王宮を守るのは頼りない衛兵と護衛隊だけになります」と。
その場面の前後、舞台の左端と右端にいる4人の下級生さんの衛兵は実際に、居眠りしたり、びくっと起きたり、まあ頼りないこと!細かなお芝居にぷぷぷぷとなりました。ぜひご覧ください(マリア・テレサの肖像画が届く場面です)。

ルイ14世のブルボン王朝の危うさを象徴的に示すかのよう。ブルボン王朝にも、守ってくれる存在が必要なのです。

幼くして王となったルイ14世を守るのは母のアンヌ様であり、夏月都さんが愛情たっぷりに演じておられる乳母です。剣の稽古でも汗を拭いてあげる優しい乳母さんでした(^^)。

 

3.守り守られる喜び

珠ちゃん演じるダルタニアンと、月城かなとさん演じるベルナルトの間では、「自分こそがルイを守る、自分こそが守るだけの強さがあるのだ」という争いがあります。

(ネタバレ言及は避けますが、ルイーズちゃんのこともです)

守る側には我こそがという自負と、大切に思う人を守る喜びがある。

守られる側には広い背中に飛びつきたくなるような陶酔がある。


それは、とてもシンプルなラブストーリーの根源です。

わかりやすく明快で、笑えるコメディ要素満載の中で、物語の根底を貫くラブストーリーの真髄がこの作品にはあります。

王道の少女漫画のような、きゅんと来る切なさ。さすが、心の中に乙女が住む小池修一郎先生。皆さまもどうぞご観劇をお楽しみください。

ダルタニアンと三銃士、誰の背中にとびつきたいか、それは観る側の自由な妄想に委ねられていますよ!(^^) 

あ、じゅる(〃∇〃) ←miyakoguさん、落ち着いて・・。

 

さて現在、関西国際空港にて娘の帰国待ち中。娘を守る喜びは確かにあります。そして、ええと、これで我々のお気楽な日々が終了・・、という一抹の寂しさもちょっぴりあることは、娘には内緒にしておきましょう(^^)。飛行機は無事に到着したようです!

ハグロトンボを激写(^^)、京都もね!

皆さま、お元気ですか。暑い日が続きますねー。
さて、本日は京都でのお仕事から実家に移動して来ました。亡き父のお墓参りと母のご機嫌伺いです。

暑い京都の街中から、涼しい田園地帯に。爽やかです。

さて、ハグロトンボをご存知の方もおられると思います。比較的水が綺麗で緩やかな流れのところにいるようです。
黒の羽をひらひらひらとさせて、優雅に飛ぶトンボ。雄は体が青緑に光ってみえます。
「孔雀を知っているだろう?」というミュージカル「スカーレット・ピンパネール」の歌にある通り、雄は綺麗に見せるものなのかな?(^^)

ハグロトンボの雄です、静かに近づいて激写!
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4匹並んで激写!
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めっちゃ田んぼ!
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こういうレストランもあります。ただーし、合流した旦那はんがお店の庭を横切るタヌキを目撃!恐るべしです(^^)結構な観光地なのですが(*_*)
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実家に戻る前、今日の午前中は仕事で京都におりました。
その場所の一つがこちらです。学問の神様、北野天満宮さん、受験生さんは、はい、拝んでね(^^)
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何に驚いたって、菅原道真公が左遷され京を去る時に歌に詠まれた梅、その梅の実が境内に結界を張って干されていたこと。ご利益ありそうな梅干しです(^^)。一粒、下されーー(^_^)
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北野天満宮さんの近くには、お茶屋さんが今も残る上七軒のまちがあります。歌舞練場には、この時期、なんとビヤガーデンが。
その案内看板の中、すれ違った舞妓さん。涼やかな後ろ姿でした。素敵な京都の風景です。
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さーて、明日は宝塚大劇場にて、月組「All for one」の観劇です。たまたま前方席ですので、気合いを入れ、にっこにっこで客席からアピールしてみる所存なり(〃∇〃)。

まあでも、あわわ!だの、きゃぁ(//∇//)だので、あっさり戦いに負けそうな予感しかいたしません!
↑ いや、観劇なんで、miyakoguさん?

いざ、参らん‼

宙組本表紙のまぁ様と真風さん

そうか、宙組本の表紙が発表になっていたのですね・・。(正式には「ザ・タカラヅカ VII 宙組特集」)
気品あふれるまぁ様と、斜めからの視線が少し挑発的ながら粋な真風さん。

 

くっくっくっくっくっくっくっくっ(≧∀≦)

↑ 喜びで笑いが止らないらしい。

こういう時、萌え喜びをわかちあえる中学生娘が、ただ今海外で、ちょっとつまんないです・・。朝、めっちゃ楽だけど(^^)。

 

で、やっぱり、あれ?!

富豪海運一族の御曹司・まぁ様と、漁師出身だけれどお屋敷に呼ばれて、いい服着せたらやっぱり似合った真風さん、という理解で(妄想で)、いいですか?!

あ、それとも、ロシア貴族の現代の末裔、今日はサロンでティーパーティなんだ、僕達。ちょっとラフなパーティでね、って感じですか?!

 

 ※上記、海運一族と漁師さん妄想の背景は以前のこちらの記事ですな・・。(あほ)

mothercoenote.hatenablog.com

ああー、ロシア貴族の方の妄想パターンもあった!我ながら呆れる・・。

mothercoenote.hatenablog.com

 

本当に、こんなにも絵になる1、2のおられる宙組さん。素敵すぎ(≧∀≦)。

「神々の土地」、切なくも楽しみにお待ちしています。

あ、もうすこーーし、艶っぽくからんでいただいてもよろしかったのですが(本音)、清く正しく美しく、少しアダルティで品良くのまぁまかのお二人、楽しみです。

 

TCAさんのサイトはこちらです。

http://shop.tca-pictures.net/tcaonlineshop/goods/index.html;jsessionid=761FFE03AF748071AC9EAA82A1AE0B51.tcaonlineshop-e?cid=99999&ggcd=655299